アーカイブ: 2009年3月 3日
ワークマン、月次数字はつるべ落とし、商品は景気敏感な仕事向け
~ 12月まで踏ん張ってきたが、1月から急落、これからまだ悪くなるが株価は折り込み済み。 ~
ワークマンの2月月次。
全店売上高が88.6%、既存店売上高が85.7%と強烈なスローダウン。12月までは100%をほぼ維持してきて、1月2月とつるべ落としの状況。
ワークマンの商品は景気敏感な仕事をしている人向けなので当然と言えば当然。第3四半期決算の時に考えた通りと言えましょう。
まだまだ数字は悪くなりますよ。
株価はそんなことはとっくに折り込み済み。相変わらず利益は今の計画から半分ぐらいにはなってもおかしくない株価ですな。
ダヴィンチの新株予約権、転換価額の下方修正でほぼ下限価格に
~ 17万だった転換価格は4027円へ、下限まであと1円、2500円の株価も下限(倒産)に近そう。 ~
ダヴィンチ・ホールディングスの新株予約権の続き。
今のところ行使はゼロ。
行使価額はまた下方修正。新しい行使価額は4028円。転換価額の下限は4027円なのであと1円。
転換価額の推移
・当初 17万円
・2008年12月12日 6196円
・2008年12月18日 5638円
・2009年1月16日 4987円
・2009年3月2日 4028円
それにしてもね、17万が4027円ですよ。一体どれだけの希薄化が起きるのか、前に書いた事を見直す気にもなりませんな。
株価は2500円なので、次の修正では下限になるんじゃないですか?1円ぐらいどうでもいいけど。それにしても2500円というのは倒産価格と言っても言い過ぎじゃないですな。
ポイント、2月月次数字は好調、ユニクロと並びアパレルの勝ち組
~ この不景気で増収増益は立派、アパレルで好調な企業は少なく、今期も増収増益なら株価は上。 ~
ポイントの2月月次。
全店が121.8%、既存店が101.2%。既存店の100%越えは久しぶり。
アパレル関連小売りは昨年の10月辺りから各社急降下している。今年になっても回復している会社は少ない。そんな中でポイントの数字は相当強いですな。
トップにユニクロ、2番にポイント。今までもそうでしたけど、状況は変わっていない。
同時に上方修正も発表。
前期比でマイナス成長だった今期予想を増額したとかではない。元々増収増益のものをさらに増額。立派じゃないですか、この不景気で。
今期も増収増益が期待されるのだろうから、数少ないアパレル小売りの勝ち組として株は買われるんじゃないですか?結局というかやっぱりというか、ユニクロとポイントですな。
アサックス、株主優待を休止、不動産担保融資は厳しく株価もつらい
~ ビジネスモデルが今の経済状況にマッチしない、資金提供してくれる人なんていない。 ~
アサックスが株主優待を休止。
廃止じゃなくて休止というのが何ともねえ。
アサックスの優待は6000円のクオカード。クオカードはギフトカードなんかと同じで、ほぼ現金に等しい。使う人にとっては現金と全く変わらない。こういう優待の人気は当然高い。
この6000円にしても、ついこの前までは1万円だった。優待改悪が11月、同時に少しだけ下方修正と減配。そして2月に出た第3四半期決算はそれほど悪いものではなかった。これは以前書いた通り。
にも関わらず優待休止。
普通に考えてアサックスの業績は相当悪いに違いない。そもそもにして、不動産を担保に金を貸すというビジネスが今の経済環境にどれほどマッチしていないか、簡単に想像がつく。
不動産が急激に値下がりをしてるわけで、価値が下がるものを担保に取るのは良くない。100歩譲って、担保価値を相当低く見積もっていて、返済が滞ったときに担保不動産を売れば十分にカバーできるとしましょうよ。つまり担保価値はOK。
例えそうだとしても、貸すべき資金を一体どこから引っ張ってきているんですか?
銀行やノンバンク、プライベートエクイティー、個人投資家、なんでもいいですけど、どこからか貸付金になる金が入ってこないことには金は貸せない。今のご時世、不動産担保融資の会社に喜んで資金提供する人はいませんな。
株価が55000円なので、優待利回りは11%と超高利回り。減配されたとはいえ配当額は3150円。配当利回りは5.7%。合計利回りは16.6%。
そういう株が株主優待を出さないとなればどうなるか。火を見るより明らかですな。
優待・配当目当ての個人投資家は投げ売りですよ。まあ、当分はストップ安が続くんじゃないですか?
