アーカイブ: 2009年2月20日
バルチックドライ指数が中国株指標になり、相場底打ちになるのか
~ BDIの底打ち感、中国の底打ちのニュースや統計がちらほら、どう考えるかで株が決まる。 ~
Baltic Dry Index(バルチックドライ指数)は下げ止まったように見える。3ヶ月ほど底ねりで、底値からは2倍になった。
BDIは数ある景気指数の中の一つに過ぎないわけだけど、景気を占うには十分だと思うんです。
通常BDIに連動するのは船株。特にスポット契約でバルク船を動かしている企業ですな。商船三井とか考える人は多いかも知れませんけど、ズバリ銘柄ではない。BDIズバリ銘柄は日本市場にはないのでアメリカを見ることになりましょう。
ズバリはDryShips, Inc. (DRYS)。同様にEagle Bulk Shipping, Inc. (EGLE)、Excel Maritime Carriers, Ltd. (EXM)、Genco Shipping & Trading Ltd. (GNK)。
しかし、こういう銘柄のチャートを見ると、全然BDIに連れて上がっていない。
ずっとBDIとDRYSは同じように動いてきていた。上昇率に差こそあれ、動きは基本同じ。それが今年に入ったぐらいからそうではなくなった。BDIが上昇を取ろうとしてDRYSなんかを買った人は地団駄踏んでるでしょう。
なぜBDIが上がっているのにDRYSが上がらないのか?不思議じゃないですか?
これまでBDIは世界景気指数だった。世界景気は悪い。でもBDIは上がっている。
単純に考えて、今のBDIは世界景気を表わしていない。世界景気を表わすBDIだった頃は、BDIが上がればDRYSも上がった。BDIが世界景気指数でなくなった今、BDIが上がってもDRYSは上がらない。
そんな風に考えることもできるんじゃないですか?
じゃあBDIは何なのか?
そういう事になったとすれば、中国株では何を買えばいいのか。景気とマーケットの底をどう考えるかによる。
景気の底打ちが見えてマーケットが強気になるという考えと、景気の底は見えないので今のマーケットは単なるリバウンドでしかない、という考えに分かれる。
もし前者の考えであれば、資源・素材関連株を買うべきだと思うんです。
中国景気が底打ちし、ブルマーケットを前提としているのに小売り株とか食品株、医薬品株とか、そう言うものを買うのは理屈に合わない。
もしそういう株を買うというのであれば、後者の考えであるべきですな。
中国株指数、BDIに限らず、他にも中国が底打ちしそうだというニュースや統計数字がちらほら出てきている。
どう判断するか。そこが難しいし、投資家の腕の見せ所でもある。
個人的にはまだ積極的には買っては行けない。どうしても中国株の中ではディフェンシブ、内需系に比重を置くことになりましょう。そういう株を持ちながら、タイミングを見ながら底打ち方面へ少しずつ意識を変えていこうかと思う。
そう考える中で、やっぱりダメだとなるかも知れないし、行けるから切り替えよう、ってシフトチェンジするときが来るかも知れない。ま、今のところはどっちつかずの難しいところですね。
ゲームプラン・投資戦略
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おあみ建設、ニチモのせいで倒産、負債総額396億の会社更正手続
~ マンデベ向けの建築債権が回収できず、銀行支援も得られない、その次のとばっちりはどこ? ~
あおみ建設が倒産。負債総額396億円で会社更正手続を開始。
先般、取引先のマンションデベロッパーが民事再生手続開始の申立てを行ったことにより、建築工事債権等約33億円が取立不能の見込みとなったため、当社の資金繰りに大きな狂いが生じる事態となりました。
これは先日倒産したニチモ向けの債権ですな。
とんだとばっちりではあるものの、いずれにしても業績と財務は悪くて、倒産も致し方ないと言えましょう。
とばっちりつながりで言えば、(2008年3月期末時点なので古い数字ではあるけど)あおみ建設に対して14億円の工事未入金がある若築建設なんかも連鎖倒産とかあり得る。
筆頭株主は青木あすなろ建設で、こちらもとばっちりは当然。株主はとばっちりじゃなくて責任ですか。
とりあえずこの辺りの会社は株価にしても倒産価格なわけであって、いつそれが現実になってもおかしくはないですな。
建設関係、不動産関係ではまだまだ倒産が続きます。
