アーカイブ: 2009年2月 8日
駐車場の稼働率は戻らない、景気が回復するまで淡い期待はなし
~ パーク24の西川社長の言葉で稼働率の低さを確認、駐車場ビジネスはまだまだ厳しい状況。 ~
パーク24の月次と株価の動きを見るにつけて、駐車場の稼働率は下げ止まったのかも知れない、と一瞬考えた。
パーク24の西川社長によると、稼働率は全然戻っていない。パーク24の社長がそういうのだから間違いないでしょう。
景気が良くならなければ稼働率も上がらないのは当然なワケで、あまり変な期待はしない方が無難ですな。
2009/02/08 日本経済新聞 朝刊
パーク24社長西川光一氏―駐車場も電気自動車対応に
▽…「不動産市況の低迷で恩恵を受ける面もある」と駐車場最大手、パーク24の西川光一社長は話す。着工が延期されたマンション建設予定地などの有効利用策として時間貸し駐車場が見直されているからだ。売上原価の大半を地代が占めるビジネスだけに土地保有者との賃料交渉で優位に立てるのは大きい。
▽…もっとも企業活動やレジャー消費の停滞による交通量の減少は痛手で「ガソリン価格が落ち着いても稼働率は戻っていない」。消費者のクルマ離れが言われる中で期待をつなぐのは電気自動車などの新技術。普及が進めば「八千五百カ所の駐車場すべてに充電装置を備えることも検討する」と意欲を見せている。
30%損失で償還される2年前のランド債、SBI証券はランドMMFを用意
~ ランド債を買った人、SBI証券、両者にメリットがあるランド建MMFの取り扱い開始。 ~
SBI証券が南アフリカランド建MMFを始める。
2009年2月以降に償還を迎える南アフリカ・ランド建債券をお持ちのお客様へ
このMMFの利回りは今のところ8.128%。MMFなので利回りはどんどん変るものの、高配当であることは間違いない。
ランドに投資するのであれば何もMMFではなくてFXで十分じゃん、って思う人も多いでしょうな。それはその通り。MMFで外貨を持つなんてナンセンスなわけで、どう転んでもFXに決まってます。
今回のSBI証券のランドMMFは、ランドに投資したい人に用意したものじゃない。これは2007年2月に売った南アフリカランド建利付債の償還に合わせたものですよ。
チャートをご覧の通り、2007年2月からランド暴落している。
もともとランド債の償還は日本円での受取りとなっていた。だからもし今回のランドMMFがなければ償還と同時に損が実現することになる。ざっと46%の為替差損で、16%ぐらいの配当を受取っているので、単純に差引で30%ぐらいの損が出る計算になりますな。
細かい計算は別として、いずれにせよそれなりに大きな損ですよ。
ここでランドMMFがあればランドのままで8%の運用を続けられる。損した人も心休まるんじゃないですか?そしてSBI証券からは顧客資金の流出が無くていいんじゃないですか?
償還金を円で受取って出金する人はおりますまい。ほぼ100%の人がランドで受取ってそのままMMFに預けるはず。
ランド債買った人にもSBI証券にも優しいシステム。
って言っても損は損で、ランド債買った人は残念でしたね。
クリエートメディック、医療器具のディフェンシブで高配当は安心
~ 過去10年の業績でディフェンシブさがよく分かる、4%以上の配当を出す医療銘柄は魅力的。 ~
クリエートメディックの決算。
医療器具はディフェンシブ。医療器具であれば何でもかんでも需要があってディフェンシブだとは限らない。クリエートメディックの過去10年の業績数字を見れば、クリエートメディックがどうなのか分かると言えましょう。
メイン製品のシリコン製カテーテルがどういうものか大まかに理解するだけで十分だと思う。どのこうのあまり考える必要はないと思うし、考えても仕方ない。
こういう株が配当利回りで4.3%あるなら、不景気相場でのディフェンシブ銘柄としては魅力十分なはず。屁の突っ張りでPERを考えれば10倍以下。
安心を買うのであればクリエートメディックですね。
サンマルク、通期計画達成に淡い期待を寄せる相場ではない
~ 外食NO1の企業ではあるもののマーケットが厳しい状況を考え慎重に考えたい。 ~
サンマルクホールディングスの第3四半期決算。
増収減益。減益幅は中間期より拡大。しかしながら通期業績予想は変更無しの増収増益。さてどうでしょうな。12%の増収はいいとして、2%の増益は苦しいかも知れない。
サンマルクは外食企業NO1と言ってもいいぐらい優良ではあるので、4Qのコストコントロールやら何やらで最後はうまいこと帳尻を合わせてくれそうな期待は持てる。
今の景気状況や相場付きを考えれば、そういう淡い期待に賭けるべきじゃないと思うんです。そういう淡い期待が実を結ぶのは景気が良くてイケイケ相場で、多少のマイナス要素なんか完全無視される時だけと考えて間違いはないでしょう。
ところでサンマルクは月次を発表していませんけど、聞けば教えてくれる。少なくとも以前は教えてくれた。今もそうなのだろうか?アナリストのレポートなんかでサンマルクの月次はどうのこうのと書かれていることが時々ある。聞けば教えてくれるからですな。
なぜ資料として公表しないのかと言えば、月次数字は必ずしも業績を正確に表さないので、という事らしい。以前そう言っていた。
ま、確かのそれはそうなんでしょうな。
株価的には十分こなれていると思う。そろりと買いでいいんじゃないでしょうか?
ぐるなび、3Qは順調、不景気でも外食企業はぐるなびを使い続ける
~ 飲食店がぐるなびをやめるのは覚悟がいるし、やめるにしても最後になるのが大手の強さ。 ~
ぐるなびの第3四半期決算。
順調。売上高+28%、経常利益+31%、純利益+36%。3Q単独では売上+28%、経利+29%、純利+16%。通期計画は変更無しの売上+25%、経利+38%、純利+40%、EPS+39%。
加盟店は順調に増加、販促正会員数の増加もOK。
一番気になるのは不景気で外食は避けられるので、それがぐるなびに影響するかどうかと言う点ですね。
以前の考えをそのまま踏襲したい。つまり、外食企業各社厳しいからこそぐるなびを使わざるを得ないとうい状況ですな。
業績が苦しいからと言って集客努力・経費を切りつめようものなら、それこそ負のスパイラル的に来店客が減ってしまうのでは無かろうか。
一度ぐるなびを使い、ぐるなびクーポンを発行したとしよう。あれって結構使うような気がするけど、幹事さん使いませんか?最低でもぐるなびクーポンが使われている分はぐるなびの集客力の証明。
ぐるなびをやめると言うことは、そのクーポンで来ていたお客さんが来なくなるという事に他ならない。それは飲食店にとってどれだけ恐怖でしょうかねえ?イヤーな汗が出る感じじゃないですか?
全部の飲食店がクーポンを出しているわけではないので、そういう目に見える集客効果がない場合でも、広告宣伝費をカットするのはマイナーな部分からであることは間違いないでしょう。
ぐるなび以外でも宣伝広告しているのであれば、まずはそちらのぐるなびより規模が小さく集客効果が小さいだろうところからお払い箱になる。大手になればなるほど最後まで残るので、ぐるなびは一番最後にカットされるのではないですか?
株価は堅調ではありますな。しかし全然安くはない。
