アーカイブ: 2009年2月 7日

2009/02/07 15:03

アイエーグループ、3Q決算を見て通期業績達成を信じる人が増えそう

~ 通期未達懸念で叩き売られた株は今や利回り10%超でPER3.8倍の低評価、見直されるか。 ~

アイエーグループの第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

大きく増収増益なのは連結子した子会社の業績がプラスされているから。メインのカー用品販売(オートバックス)は既存店ベースで当然の減収。カー用品以外にブライダル事業、建設不動産事業、レンタル・ゲーム事業と手広くて節操が無いわけだけど、どれも黒字なので文句はありますますまい。

中間業績発表時点での通期業績予想と、今回の3Qでの通期予想と数字は変わりなし。でもね2Q時点では通期達成は無理だなって思っていた人が多いと思うんです。3Q決算を見て、通期達成できるじゃん、ってこの株が気になる人も多いんじゃないですか?

そういう2Q時点での考えもあって、株価はPER3.8倍まで売られている側面は間違いなくあるでしょう。今のマーケットではPERなんて屁の突っ張りにもなりませんけど、そうは言っても3.8倍は低すぎかと。

そして配当利回りが4.8%、優待利回りが10%。優待を使わなければヤフオクで売る。額面の60%がせいぜいではあるものの、それでも優待利回りは6%。総合利回りはどうやっても10%を超える水準。

ま、そうはいうものの、カー用品販売というビジネスはつまらないのは間違いなく、そういう点では何も魅力がありませんな。

専門小売銘柄
アイエーグループ オートバックス カー用品 ブライダル 株主優待 配当 高利回り



2009/02/07 15:03

GMOペイメントゲートウェイ、業績数字とビジネス成長、両方OK

~ 業績数字だけではなくビジネスファンダメンタルも文句無し、割安成長株の代表選手。 ~

GMOペイメントゲートウェイの第1四半期決算。

平成21年9月期 第1四半期決算短信

売上高+15%、営業利益+42%、経常利益+39%、純利益+34%。今この出だしは文句無しの数字です。中間計画は、売上+14%、経利+20%、純利+13%。通期計画は売上+15%、経利+19%、純利+13%、EPS+16%。

上方修正があっても全然不思議はありませんな。

今年のクレジットカード取り扱い高については、クレディセゾンの社長の言葉の通り、多少の不安感があるものの、GMOPGのオンライン課金分野の成長は相変わらず。

200902076.gif仮にクレディセゾンの社長が言う通りの状況になったとしても、そのマイナス幅は僅かだろうから、稼働店舗数の増加で十分カバーできると思うんですね。クレジットカード取扱高の減少で店舗当たりの売上高が落ちたとしても、そこはネット企業の強さ、利益率が圧迫されるわけでもない。

継続課金分野では2月から兵庫県尼崎市の水道料金でクレジットカード払いの採用が決定。順調に公共分野で継続課金サービス先を増やしているのはいいですな。この分野は不景気は一切関係なくどこまでも安定的にサービスフィーが取れるわけ。

BSの負債にある預かり金は当然会社の金ではない。オンライン課金サービスの提供先で消費者が買物をしたときの金を一時的に預かっているもの。つまり、これが増えているって事はオンライン課金サービスが増えているってことですな。

この預かり金があるために株主資本比率は見かけ42%と低くなっている。実際には90%以上の株主資本比率。キャッシュフローはジャブジャブでまさにチャリンチャリンと空から金が降ってくる状態と言えましょう。

200902077.gif株価はずいぶん戻した。それでも全然高くはないし、配当利回りも2%もある。2%という数字自体は小さいけど、こういう小型成長株で2%という数字は意外に高い。しかしながら、配当を云々言って買う株ではありませんな。

とりあえず週明けは好決算を好感してそれなりに高く始まるんじゃないですか?

ビジネスサービス
GMOペイメントゲートウェイ クレジットカード ストック型収益 決済サービス

2009/02/07 15:03

三光マーケティング、居酒屋に魅力がないが10%以上の利回りは魅力

~ 現金配当と株主優待で10%超の利回りを取りつつ、30%上がれば売り、利回り10%以下で買い。 ~

三光マーケティングフーズの中間決算。

平成21年6月期 第2四半期決算短信(非連結)

居酒屋はどこも厳しい。三光マーケティングフーズの中間業績も前期比でマイナス。通期は増収増益を計画していますけど、下方修正は覚悟しておいて損はありますまい。

いずれにしても、この景気で居酒屋という外食セクターに投資する理由は見つかりませんな。

唯一魅力的なのは利回りの高さですねえ。配当が1600円で配当利回りは2.7%、株主優待が6000円で優待利回りは10%。合計利回りは12%と超高利回り。優待を使わない人はヤフオクで額面の70%で売ることができるので、その場合でも優待利回りは7%、合計利回りは10%近い。

この利回りをとり続けていればいずれ株価は上がるときが来ますよ。30%も上がれば売ってしまえばいいじゃないですか。そしてまた利回り10%まで下がってくれば買い戻す。

大きく儲からないでも負けはしない投資だと思いますね。

外食・レストラン・居酒屋
三光マーケティングフーズ 外食 居酒屋 株主優待 高利回り

2009/02/07 15:03

伊藤園、原材料価格下落と販管費削減を待ちながら高配当を取る

~ 1月月次数字は悪くない、優先株の配当利回り5.5%、来期の業績回復を待つのは苦にならない。 ~

伊藤園の1月月次数字。

平成21年4月期1月度販売状況(単独・速報値)のお知らせ

1月の売上高は+7%、累計では+2.3%。今4月期の業績計画は売上高+3.4%なので足りてはいませんが、単月7%というのは久しぶりに高い数字ではあります。

200902075.gif売上高はプラス、原材料であるコモディティー価格の下落で原価率改善、販促費や広告費の見直しで販管費率の改善。そういう利益回復につながる要素は十分にある。残念ながら値上げは無くなってしまいましたけど、来期には利益は回復すると思うんです。

優先株で5.5%の高配当を取りながら待っていればいいんじゃないですか?

食品・飲料・日用品
コモディティー 伊藤園 優先株 配当 飲料 高利回り

2009/02/07 14:02

コカ・コーラウエストを長期的に持つならCoca-Cola(KO)が断然良い

~ 日本は人口減、飲料総需要減、世界は人口増、飲料需要増、ならば世界のCoca-Colaが良い。 ~

コカ・コーラウエストの決算。

平成20年12月期 決算短信

今期は利益が回復する計画。回復するでしょうな。

200902073.gif配当の43円は安泰で配当利回りは2.4%あって、株主優待もあるし、需要が無くなることは無いし、株価は底の底だから長期ほったらかしでもいいから買いたい、って人もいるんじゃないですか?

もしそういう理由で買うならやっぱり本家のThe Coca-Cola Company (KO)(コカ・コーラ)の方が断然良い。っていうか、コカ・コーラウエストなんて買っている場合じゃないでしょうね。

200902074.gifKOの配当は$1.52で利回りは3.5%、過去20年間でここまでKOの利回りがここまで高くなったことはなく、14倍を切ったPERは過去10年のPERレンジを大きく下に突き抜けているわけです。

KO by The Value Line Investment Survey

日本の人口は増えない。飲料総需要も伸びない。世界人口は増える。コーラがない地域はまだまだ世界には膨大にありますよ。

食品・飲料・日用品
KO The Coca-Cola Company コカ・コーラ コカ・コーラウエスト 配当 飲料

2009/02/07 14:02

立飛企業、土地持ちの隠れ資産株、信用買残の急増は何かある?

~ 2008年1月から増加を続ける信用買残、月間出来高や不動株数より多く、総株数の11%は異様。 ~

立飛企業の第3四半期決算。

平成21年3月期 第3四半期決算短信

業績数字はどうでもいい。

まれに見る資産持ちの会社だって事は知っての通り。立川にしこたま土地を持っていて、しかもそれはずーっと昔に買ったものなので簿価は低い。そこへビルや倉庫を建てて貸しているだけで、利益率は超高い。この不景気でも絶対に潰れませんな。

200902072.gifこういう立飛企業について既知の事実もどうでもいい。非常に気になるのはこのチャートですな。何かおかしくないですか?

チャートの下にある赤線は信用買残で、直近157万株もある。立飛企業の月間の出来高が10万株ぐらいなわけで、157万株の大きさが分かりましょう。発行済株式数は1400万株で、信用買残はその11%、浮動株は四季報データでは8%で信用買残数より少ない。

信用買残数は異様に多い。

2008年1月に増え始め、2008年9月から激増。もう昔からのことなので気が付いている人は沢山いるだろうけど、自分は今日チャートを見ていて気が付いた。

大量保有報告書によると、エフィッシモキャピタルがずっと買い増ししていて直前の報告書では13%以上所有している。エフィッシモキャピタルは村上ファンドOBの会社と四季報にはある。

信用買残とエモフィッシュの関係なんてあるのかないのか、全然分からん。

それにしても何かおかしな買残増加ではないだろうか?

マーケットの噂
PBR 不動産 村上ファンド 立飛企業

2009/02/07 14:02

アルペンに限らずスポーツ・アウトドア用品小売りは健闘している

~ 不景気を考えれば苦しい業界、健康志向の高まりはそれを補って有り余るのだろうか? ~

アルペンの中間決算。

平成21年6月期 第2四半期決算短信

好調な決算です。

スポーツ・アウトドア用品の小売り各社の業績が良いのは今までも時々言ってきた通り。なぜかよく分からないが、世の中そういう流れがあるのでしょう。

それとも何か人気が上がり調子のスポーツがあって、それだけが健闘しているのだろうか?ゴルフ?決算短信の中でもゴルフについては特に言及があるしね。それに、ゴルフ5の店舗数は179店で全体360店舗の半分ですから。売上的には40%ぐらい。

この辺の部門別にどこが伸びているかはいずれ出る四半期報告書で分かる。

これは前期決算短信の中の記述。

スポーツ・レジャー用品業界においては、平成20年4月から義務づけられた特定健診制度(メタボリック健診)等の追い風もあり、健康志向は一層の高まりを見せており、健康増進を目的としたランニング、ウォーキング、トレッキング市場が拡大するとともに、中高年層を中心にゴルフ需要の拡大が見られました。また、選別消費志向が強まる中において、機能性(吸汗速乾等)を有する衣料の市場が順調に拡大しました。

200902071.gif昨年10月頃からの景気悪化の酷さを考えて、関連企業の中で見てきていたミネルヴァ・ホールディングス(ナチュラム)は外した。

だけど、アルペンの業績を見るにつけて、スポーツ・アウトドア用品はまだいけるのかも知れないと感じませんか?

アルペン月次情報

1月の数字は悪くない。12月の数字も確かに落ち込んではいるものの、それほど酷い数字ではないですな。会社計画の通期数字を前提にすると、下半期は売上+0.8%の計画になる。1月は99.9%なので足りてはいない。

専門小売銘柄
アウトドア用品 アルペン スポーツ用品 ミネルヴァ・ホールディングス

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