アーカイブ: 2009年1月

2009/01/16 23:11

ゼクス、不動産の売上は激減、シニアハウス会社になった、倒産注意

~ 減損の額次第では債務超過転落する可能性あり、倒産に近い不動産企業の一つ。 ~

ゼクスの中間決算発表。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上高の構成比率から言えば不動産会社ではなくて介護付優良老人ホーム会社になった。不動産部門の売上が38億、優良老人ホームの売上が68億。しかしながら、老人ホーム(という言葉はあまり好きではないのでシニアハウスと呼ぶ。言葉の響きだけの問題で何も本質は変らないのだが)ビジネスの営業損失は14億と話になりませんな。

通期では65億円の最終赤字を計画。あと14億赤字が増えれば債務超過転落ですな。中間期まででいったいいくらの減損を計上したのか分からないけれど、勢い14億ぐらいの今は見込んでいない追加減損があってもおかしくはないでしょう。

中間末時点での棚卸資産合計は95億。前期末の170億からはずいぶん減らしましたね。立派、と言いたいところですが、それでもなお営業キャッシュフローは赤字ですよ。どうすんですかね、一体。

とりあえず倒産の危険性は十分あるってことで、注意しておいて損はないと言えましょう。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス ファンド 不動産 流動化

2009/01/15 08:08

トーセイ、今期は黒字確保で不動産企業としては立派な計画

~ 50%減益予想でも立派に見えるのは不動産企業の業績が超悪いから。減損には注意。 ~

トーセイの決算発表。

平成20年11月期 決算短信

パッと見て、なかなかいいじゃんと思った人、多くないですか?50%の減益予想でもそう思ってしまうのだから、いかに不動産企業の業績が悪いか分かるというものでしょう。

今期予想は、売上-16%、営業利益-45%、経常利益-53%、純利益-46%、EPSは5000円の-46%。

これでいいじゃん、と感じるのは赤字では無いからですな。立派に30億円の経常利益を予定しているんです。

前期は140億の営業キャッシュフローと10億の投資キャッシュフローで120億円の借金返済。期末の借入金は476億円で、自己資本比率は28%へ増加(前々期末22%)。

棚卸資産は640億円から536億へ圧縮。

減損は59億。前々期末の棚卸資産の9.5%。この減損の規模ですけれど、トーセイの考えとしては十分減損したのでもう大丈夫ですよと言いたいらしい。

当社の棚卸資産は、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用により一定の流動性を回復しておりますが、売買市場における競争力を更に高めるためにバリューアップやリーシングを施し物件の収益力を高め、魅力ある投資商品として販売を進めてまいります。

「一定の流動性を回復」とは、十分減損したのでそれを原価とすれば利益を出して売ることができるまで棚卸資産の流動性は回復した、って事でいいですよね?それって信じていいですか?

純利益が19億円の計画なので、仮に棚卸資産の3.5%の減損をするだけで吹っ飛びます。減損しないでね。

とりあえずは、意外といいじゃんトーセイ、で株価は上がるんじゃないですか?少し上げれば後はこれまで通り厳しい展開に逆戻りだと思うけど。

不動産・マンデベ・流動化
トーセイ ファンド 不動産 流動化

2009/01/15 07:07

プロパスト、減損計上で下方修正、もう少し減損すれば債務超過

~ 取締役の大量辞任、担保に入った社長の持ち株が処分、そんな会社の資産が優良ですか? ~

プロパストの下方修正。

棚卸資産評価損の計上並びに2009年5月期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

これまた強烈な減額ですが、不動産屋のこういう激しい下方修正には不感症になってしまいましたな。ああやっぱりね、そうだよね、というあきらめに近い感覚とでも言いましょうか。

一番大きいのは棚卸資産の減損で170億円。第1四半期末時点での棚卸資産が1485億円なので、割合としては11%にあたります。この11%が多いのか少ないのか、よく分からん。他の不動産屋も軒並み減損を計上しているので、それを調べればだいたいの見当はつくんじゃないですか?面倒なのでやらない。

でも、感覚からいって11%は多くはないって感じですか。前期、前々期に100で仕入れたものを89にするわけで、不動産マーケットの様子からすればもっと下がってもいいようにも思う。どういう物件を持っているかにもよるので一概には言えないけど。

しかしながら、プロパストの所有不動産が優良だとは到底思えないのは仕方ない。皆さんそう思うでしょう。取締役の大量辞任とか社長持ち株の担保とか、そういうエグイのを見せつけられて、優良不動産を持っていると考えるのには無理があるってものです。

あと50億ほど減損を増やせば債務超過転落ですな。覚悟しておいて損は無いと言えましょう。

当然ですが減配。減配というか無配。これまで1500円配を計画していましたけど、そんなの払えるわけもない。1500円出ると思っていた人はいませんな。だってそれじゃあ配当利回り27%なんですから。あり得ない。

ということで、ここでもまた「高配当不動産銘柄は高配当じゃなくなるまで業績が下がっるの法則」が証明されました。

不動産・マンデベ・流動化
プロパスト マンション マンデベ 不動産 流動化

2009/01/15 07:07

オーシャンシステム、株主優待新設で配当を合わせた総合利回は10%

~ ディフェンシブな食品スーパーで10%の利回りは今の不景気相場には強い味方です。 ~

オーシャンシステムが株主優待を新設。

株主優待制度の新設に関するお知らせ

100株所有で3000円分の買い物券か5キロの魚沼産コシヒカリ。1000株所有で1万円分の買い物券か10キロの魚沼産コシヒカリ。

米をどう評価する?がポイントではある。米にこだわりが無くて10㎏で3000円の米を食べている人には、魚沼産のコシヒカリも3000円の価値しかない。米好きで1万円の魚沼産コシヒカリを日々食べていれば1万円の価値って事ですな。

個人的には米はそれなりに旨いものを食べているので、5キロで2500円が標準的ですな。そうなれば、魚沼産コシヒカリ5キロも2500円の価値であり、優待利回りは5%となる。

配当が22円で配当利回りは4.4%。

配当と株主優待を合わせた総合利回りは9.4%。いいじゃないですか、これは。

会社規模は小さいけれど、食品スーパーはこの景気ではディフェンシブ銘柄で良い。業績は悪くない。

今日現在は売買単位が1000株。2月1日から100株へ変更になる。1000株だと投資金額が50万になるし、株主優待が100株から10倍になるわけではないので利回りがぐっと下がる。100株に変更になったところで株主優待組はかなり参入してくるんじゃないですか?

総合利回10%だったら買いますね。

株主優待
オーシャンシステム ディフェンシブ 株主優待 配当 食品スーパー 高利回り

2009/01/15 07:07

ミネルヴァの12月月次、不景気のさなか驚きの数字、利益は?

~ 年末の大規模セールで売上が強かったのか、それともお客がどんどん集まってきているのか。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの12月月次。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年12 月1 日~12 月31 日)

なんとまあ、強いじゃないですか。売上は150%、出荷件数は160%、会員数は126%。今期の月次数字では2月と同じぐらいの最高数字ですよ。

2008年末から急速に悪化し始めた景気を考えると、ナチュラムのアウトドア・スポーツ用品ネット販売というビジネスも相当影響を受けると考えた。で、個別ウォッチ銘柄から外した

気になるのは、売上増が大きなセールによる一過性かもしれないくて利益が出ていないかもしれないということ。これはよーく考えたいですな。

しかしそれにしても、ですよ。この月次数字はなんですかね。株価は上がるだろうし、業績発表が楽しみでもある。

個人的には景気の流れを考えて避けておく。もし持ってれば持続するけどね。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ用品 ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス

2009/01/15 07:07

アトリウム、急激な業績悪化にも関わらず棚卸資産と借金は増加

~ この不動産マーケット状況で資産増加は珍しい、下方修正で配当は当然0円。 ~

アトリウムの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

大幅な減収減益には驚きはありませんな。

どこの不動産屋も棚卸資産の圧縮と借入金の返済に忙しいわけだけど、アトリウムにはそういう気があまりないのでしょうか。中間期から棚卸資産、借入金共に増加。今時めずらしいですな。

それでいてそれなりに業績が良ければいい。そんなわけもない。

業績予想および期末配当予想の修正に関するお知らせ

従来の計画から売上と営業利益は半減、経常利益と純利益に至っては80%以上の減額。そんな状態なのに資産をどんどん膨らませていいんですか?クレディセゾンの後ろ盾があるからいいんですか?

30円計画だった配当は0円に減配。10%を越えていた利回りは当然バカげていたということで、相変わらず「高配当不動産銘柄減配はいずれ減配して利回は激下げの株価に見合ったものになるの法則」は通用してますよ。

不動産・マンデベ・流動化
アトリウム クレディセゾン ファンド 不動産 流動化

2009/01/15 07:07

コシダカ、カーブス買収で借入金増加、大幅増収なぜか減益

~ カーブスの連結で売上、経常利益は大きく増加だがなぜか純利益は減少、説明すべき。 ~

コシダカの第1四半期決算。

平成21年8月期 第1四半期決算短信

カーブスを買収したのでBSは膨らんでますな。借入金が大きく増加。

自己資本比率が20%を割り込んできましたので、株価が上がればファイナンスがあってもおかしくない。嫌だけどしょうがないです。

1Qが赤字なのは毎度のこと。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間、が儲け時。

カーブスの連結化で業績予想を修正。

連結決算開始に伴う平成21 年8月期連結業績予想及び通期個別業績予想の修正に関するお知らせ

もともとの通期計画からは売上+14%、営業利益+40%、経常利益+29%、純利益-16%。買収発表時に考えたとおりで、売上と営業利益のインパクトは結構大きいですな。しかしながら、純利益はなぜか-16%の修正。

はっきりとは理由が書かれていないのが不親切ですよ。多分、減損や除却損をそれなりに見込んでいるんじゃないですか?

とりあえず株価はマイナスで反応すると思うけれど、低すぎる評価と高い配当利回り、業績成長は変らないので今まで通りで行きましょう。

消費者サービス
カラオケ カーブス コシダカ

2009/01/15 07:07

トラステックホールディングス(軽貨急配)、虚偽記載で上場廃止

~ ずいぶんあっさりしたプレスリリースですが、上場廃止ってもっと重大なことではないですか? ~

トラステックホールディングスが上場廃止に。トラステックは軽貨急配。

http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20090113/5gicam/140120090113060478.pdf

なんともあっさりした内容ですな。

上場廃止理由

株券上場廃止基準第2条第1項第11 号a(上場会社が有価証券報告書等に「虚偽記載」を行い、かつ、その影響が重大であると大阪証券取引所が認めた場合)に該当のため

監査法人は霞が関。

倒産・上場廃止
トラステックホールディングス 上場廃止 虚偽記載 軽貨急配

2009/01/12 22:10

オオゼキ、ディフェンシブな食品スーパーとは思えない利益成長

~ 優良企業の株が儲かる株ではない、優良企業の株が儲かる株になる時が重要です。 ~

オオゼキの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況(非連結)

200901127.gif食品スーパーとは思えない業績成長ですねえ。売上+2.5%、営業利益+7.3%、経常利益+7.9%、純利益+8.5%。通期予想は3Qまでの数字よりぐっと弱くなっているけれど、上方修正があるんじゃないですか?

今期は2円増配の予定。このご時世に増配は立派ですな。

客数(前年同期比1.3%増)、販売点数(同1.2%増)、一品単価(同1.1%増)、客単価(同1.2%増)の向上により、売上高は497億49百万円(同2.5%増)と当初計画の6億45百万円増収を確保いたしました。

残念ながら近所にオオゼキの店舗は無いので行ったことがない。何がどうなっているのか実際に買物に行ってみたいと思いませんか?そんな風に思う食品スーパーってなかなか無いです。

8%の経常利益を出す食品スーパー。日本で最高に優良な食品スーパーですな。

もちろん、忘れちゃいけないのは、良い企業が必ずしも株で儲かる企業ではないこと。超長期は別として、優良企業を探すのと株で儲かる企業を探すのは違いますよ。

一番良いのは、優良企業の株が儲かる株になった時。当たり前。

この前ちょっとした不適切な経利処理が発覚して売られたときは、まさにそういう時だったんじゃないですか?

専門小売銘柄
オオゼキ ディフェンシブ 食品スーパー

2009/01/12 22:10

ユニクロの第1四半期決算、これから相当厳しくなるという暗示が沢山

~ 1Qまでの数字だけを見たのでは間違える、これから急減速していくと言っているのではないのか。 ~

ファーストリテイリングの第1四半期決算。

平成21年8月期 第1四半期決算短信

200901126.gif絶好調ですな。売上は+18%、営業利益は驚きの+46%、経常利益はびっくりの+31%、純利益は+44%。前期の1Qが特別に弱くて減益だったということもない。

当然、中間予想と通期予想は上方修正されていますね。中間の計画は売上+10%、経利+12%、EPS+22%。通期計画は売上+7%、経利+11%、EPS+15%。

これらの数字だけ見ると文句無しの強さですな。

気になるのは皆さん同じだと思うけど、上半期、下半期で考えた場合、下半期は従来予想から下方修正になっているってことじゃないですか?

具体的な数字では、元々の下半期計画と業績修正後の下半期計画を比較すると、売上は2.5%、経常利益は5.4%の減額になる。

つまり、これだけ絶好調なユニクロでさえ、下半期(3月~8月)の景気は当初見込んでいたより相当厳しくて、業績ももともとの計画ほど伸びないと考えているわけです。

ついでに言えば12月~2月の2Qの売上伸び率の計画値は3%。1Qが18%も伸びているのにこの弱い数字。もっと言えば、12月月次の数字は全店売上+14%、既存店+10%なのに、12月~2月の伸びが3%なわけ。

さらに、今期2Qの経常利益は前期比でマイナスの計画。(まあ、為替差損があるのが痛いが、為替差損や差益は本来収益性に関係なし。)

1月と2月はドスンと減速すると言っている。

投資家の感じ方としては、ユニクロがダメで他のアパレル小売りが良いことがあろうか、いや無かろう、だと思うんです。

そうでなければ、ファーストリテイリングはものすごーく控え目な予想を出しているわけですよ。控え目すぎておかしいぐらい控え目。

そうであれば投資家の感じ方としては、12月月次も好調なのに中間・通期はあまりに控え目でしょ、上方修正するな、ですよねえ。

さて、株価はどう動きますか。ダメだと感じ方なら下落、控え目という感じ方なら上昇。個人的には、下落に一票。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファッション ファーストリテイリング ユニクロ

2009/01/12 21:09

取引所が時価総額による上場廃止基準を緩める、やめて欲しい

~ 上場廃止基準に引っかかっている企業は株式相場のせいではなく、企業自身のせい。 ~

株価下落で時価総額が減少し、上場廃止基準に抵触する企業が続出している。 そこで、取引所はとりあえず時価総額基準を緩めて、上場廃止にならないよ

うにするという。言い分としては、今の株価は金融危機によってバカみたいに売り叩かれていてまともな株価ではないからって事ですな。

本当ですかね?東証1部、2部の時価総額基準は10億、マザーズは5億。

先週末時点でその基準を下回っている企業の一覧は以下の通り。これ見てどう思いますか?個人的には上場廃止になって当然の企業ばかりだと思いますな。

東証1部、2部

  • 1872 アゼル
  • 4779 ソフトブレーン
  • 8910 サンシティ
  • 8913 ゼクス
  • 1726 ビーアールホールディ
  • 1844 大盛工業
  • 2006 東福製粉
  • 3207 中央コーポレーション
  • 3238 セントラル総合開発
  • 3306 日本製麻
  • 3409 北日本紡績
  • 3583 オーベクス
  • 5905 日本製罐
  • 5964 東洋刃物
  • 6894 パルステック工業
  • 7736 ユニオンホールディン
  • 7934 メルクス
  • 8858 ダイア建設

マザーズ

  • 2345 システム・テクノロジ
  • 2352 エイジア
  • 2363 モック
  • 2405 FUJIKOH
  • 2409 ネクストジャパンホー
  • 2451 メディアクリエイト
  • 3245 ディア・ライフ
  • 3311 アップガレージ
  • 3330 アガスタ
  • 3716 アーティストハウスホ
  • 3731 京王ズホールディング
  • 3742 デュオシステムズ
  • 3753 フライトシステムコン
  • 3767 ネクステック
  • 3825 リミックスポイント
  • 3856 リアルコム
  • 4794 デザインエクスチェン
  • 6656 インスペック
  • 6726 オー・エイチ・ティー
  • 7853 YAMATO

2009/01/12, 日本経済新聞 朝刊

東証・大証、上場廃止基準を緩和、時価総額下限、4割引き下げ、株価急落企業増加で。

 東京証券取引所と大阪証券取引所は、時価総額が一定額を下回った企業を上場廃止や一部から二部に指定替えにする基準を緩和する方針を固めた。世界的な金融危機を受けて株価が急落し、基準に抵触する企業が急増しているためだ。東証一、二部の上場銘柄は現在、月末または月中平均の時価総額が十億円を下回った場合、その後九カ月の猶予期間内に水準が回復しなければ上場廃止となる。この基準を四割引き下げ、六億円とする方向で最終調整する。

(中略)

 たとえば東証一部の上場銘柄の場合、今は月末または月中平均の時価総額が二十億円を下回り、その後九カ月の猶予期間内に回復しなければ二部に指定替えとなる。さらに一、二部とも、時価総額が十億円を下回り、猶予期間内に回復しなければ上場廃止となる。東証マザーズは五億円が上場廃止の基準。東証と大証は基準の時価総額を一律で四割引き下げる方向で検討しており、月内に正式に決めて発表する。

 昨年秋以降、金融危機で株価が急落し基準に触れる企業が続出。東証は昨年十月に「異常事態が起きている」と判断し、十一月と十二月にルールの適用を一時的に凍結した。今年一月になっても状況は改善せず、基準を適用すると東証だけで三十社以上が上場廃止の猶予期間に入る可能性が出てきた。金融危機は続いており、先行き不透明感も強いため、基準を緩めることにした。基準を四割下げれば最近の株価水準でみた場合、抵触する企業は十社強に減る。

 大阪証券取引所など各取引所も独自の時価総額ルールを定めており、基準緩和で足並みをそろえる。ただ「基準引き下げは企業の経営改革の意欲をそぐことになりかねないため、一時措置とすべきだ」(取引所関係者)との声もある。上場廃止基準にはこのほか、株主数や流通株式数・比率、債務超過の状態が続くことなどがあるが、今回は変更しない見通しだ。

倒産・上場廃止
上場廃止 時価総額 東京証券取引所

2009/01/12 15:03

個別銘柄ウォッチ(2009/1/12)

~ 相対的な業績の強さで買われてきた内需小売り系、これからは業績の見極めが大切。 ~

200901121.gif

ウォッチ銘柄のニュース・材料

タビオが12月月次を発表。既存店はマイナスへ。
日本プロセスは中間決算発表。現金価値以下で推移。
マクドナルドの12月月次数字。相変わらずの順調さ。
ハニーズの12月月次。ボロボロ。
ユニクロが12月月次を発表。強烈に強い。
ユナイテッドアローズの12月数字。弱い。

コメント

200901122.gifトリドールの上昇が止まらない。ここからはもう上がるから買う買うから上がるの領域で、上手に乗れる人は持ち続けてさらに儲けることができましょう。そうじゃなければ確定でいいんじゃないですか?いずれ下げきて再び買い場が来ますな、確実に。

残念ながらサンマルクを外す。外食の優良企業で3%配当は魅力的であるものの、割安かつ成長力のある企業という店ではどうしても見劣りする。この不景気もそれなりの業績で乗り切っていくとは思うが、それだけでは不十分だし、今はそんな事に賭ける場合じゃない。

200901123.gifユニ・チャーム ペットケアがようやく下げた。先週はこれまで堅調だった内需・小売り銘柄が下げて、外需・資源関連がずいぶん戻したわけだが、その中でユニチャームペットも売られた。それでもまだ割安さは無いのが苦しい。そろりそろりと買っていきたいですな。

タビオの月次は強くない。それに、それ以外のアパレル関連小売りの月次も12月からは急落の様相ですな。厳しいか。注意が必要じゃないですか?

200901124.gifハニーズやユナイテッドアローズ、ライトオンなどのアパレル小売りは12月から急激に月次数字が悪化している。1月の数字を確認してみるべきだけど、とりあえずは売っておくべきかと。相対的に業績の悪化度合いが低かった内需小売り系企業も、ここからは相当二極化で業績・株価が分かれていきますな。

ニトリはずいぶん売られた。様子をうかがいつつ買うチャンスを狙う。

日本プロセスは業績数字こそ悪かったけれど、計画通りの数字で、今ここでびっくりするのはバカな話ですな。相変わらず現金価値以下の評価と脂の乗った配当利回りでいいんですよ。

200901125.gif丸誠が利回4%割れまで買われた。再び6%近くまで株価下落してきたところでそろりそろりとポジションを取ればいいわけですな。

神戸物産の株価は急騰に近い形で上がりました。まだまだディフェンシブ銘柄で割安ではあるものの、ユニバースやベルク、マックスバリュ東海の魅力が高い。買っていくならそちらですよ。

ベルクをディフェンシブ銘柄として新規採用。食品スーパーではユニバースと並んで安いんじゃないですか?

同様にマックスバリュ東海をディフェンシブに採用。株主優待を入れれば利回は6%と高い。

トレーディング銘柄のアークは削除。サッシの偽装でストップ安のトクヤマを新規採用。

ゲームプラン・投資戦略
サンマルク タビオ トリドール ベルク マックスバリュ東海 ユニ・チャーム ペットケア 日本プロセス

2009/01/11 12:12

日本インテグランド、2.7倍の価格で公開買付け、上場廃止へ

~ 旧機動建設が公開買付けで上場廃止を計画、今日までどれだけの人が騙されてきたことか。 ~

日本インテグランドホールディングスが上場廃止になりそう。

エヌアイエイチ・インベストメント株式会社による当社株券等に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ

日本インテグランドなんて言うと分かりづらいが、機動建設と言えば分かりやすいですな。こういう会社が株式市場から消えてくれるのは嬉しいことです。

とりあえず買付価格は76円なので、株価28円に対しては2.7倍。持ってる人はおめでとう。って言いたいけど、こんなボロ株をしこたま持っている個人投資家はいませんねえ。儲けの絶対額は知れている。

それより、昨日まででどれほどの人がどれほどの損をしてきたことか。

とにかく、消えるべき企業はどんどん株式市場から消えてくださいよ。その方がチェックする企業が減って楽だしね。

倒産・上場廃止
上場廃止 公開買付け 日本インテグランドホールディングス

2009/01/11 11:11

西松建設、20億の裏金で本格捜査へ、上場廃止になって下さい

~ 会社ぐるみで裏金を作っていたわけであって、上場廃止になって当然ですよ。 ~

西松建設の裏金問題がいよいよ本格捜査へ突入。これって、十分上場廃止に値するんじゃないですか?っていうか、上場廃止になって欲しいですな。

朝日新聞 2009年1月10日3時7分

西松建設、裏金20億円 東京地検が本格捜査へ

 準大手ゼネコン「西松建設」(東京)が過去5年間に国内外で総額20億円を超える裏金を捻出(ねんしゅつ)していたことが関係者の話でわかった。海外の銀行口座にプールしていた裏金のうち約1億円を不正に日本に持ち込んだ疑いが持たれている同社は、国内でも全国の支店を使って裏金作りをしていたという。

 東京地検特捜部は、海外からの約1億円について、同社の元役員級を含む元幹部らが関与した疑いが強まったとして外国為替及び外国貿易法(外為法)違反容疑で本格的な捜査に乗り出す方針を固め、裏金の全容解明を目指す模様だ。

 西松建設総務部はこれまでの取材に「捜査中なのでコメントを控える」としている。

 関係者によると、裏金20億円超のうち国内分が10億円以上、海外分が約10億円という。国内分は、全国の支店が下請け業者から工事費を還流させたり、架空経費を計上したりする手口を使っていたとされ、15年以上前から続いていたという。

 海外分は、東南アジアで請け負った工事費を実際より高く見せかけて経理処理するなどの手法で捻出。香港の銀行に開いたペーパー会社名義の口座や貸金庫に集めていたとされる。これを管理し、約1億円を国内に不正に持ち込んだとされる元海外事業部副事業部長の高原和彦被告(63)=業務上横領罪で起訴=はこれまでの特捜部の調べに対し、「裏金作りは本社の指示だった」と供述したという。

 関係者によると、西松建設が海外で裏金作りを始めたのは、同社も関与したゼネコン汚職事件が摘発された93年以降で、裏金が発覚しないようにする狙いがあったという。

 一方、同社の取引業者らによると、国内外で作られた裏金は国内の工事受注に伴う地元対策費などに充てられたほか、一部は東南アジアでの工事を受注するための活動費に充てられた疑いがある。

 特捜部は昨年11月、西松建設本社や社長宅のほか、同社OBが代表を務めていた政治団体の関係先など数十カ所を外為法違反容疑で捜索。関係者の聴取を進めている。

粉飾決算・犯罪行為
建設 裏金 西松建設

2009/01/11 11:11

クリード、今年2番目の倒産、不動産ファンドの冬はまだ続く

~ これまで倒産した、またこれから倒産する不動産屋には共通点が多い、前兆もよくある。 ~

クリードが会社更正手続きを開始。今年2番目の上場企業倒産。不動産屋では2009年の第一号。負債総額は650億円。

会社更正手続開始の申立てに関するお知らせ

クリードの社長は宗吉敏彦。2008年の10月までは持ち株数が約21000株で、所有割合は12%を越えていた。

社長はその持ち株を担保に金を借りていて、株価下落で担保が処分されたのが2008年10月。

シティバンク銀行株式会社に対し担保として差し入れた保有株券が、2008年10月10日に1株、2008年10月14日に190株減少しております(減少後の担保提供株数は350株)。

株式会社新生銀行に対し担保として差し入れた保有株券が、2008年10月10日に7株、2008年10月14日に2,861株減少しております(減少後の担保提供株数は0株)。

Deutsche Bank AGに対し担保として差し入れた保有株券が、2008年10月14日に1,786株減少しております(減少後の担保提供株数は4,214株)。

持ち株比率は8%に下落したわけですよ。10月に入ってからの株価の猛烈な下落はこの担保処分のせいですな。

そういう形で、社長が持ち株を担保に金を借り、担保処分で株価が下がる例は他にもある。アーバンコーポレイション、プロパストパシフィックホールディングスなど。他にもあるだろけれど、把握しきれませんな。

社長が持ち株を担保に金を借りている不動産屋。そういう会社は倒産する危険性が高いと言えましょう。

今となればクリードオフィス投資法人の売却も倒産準備の一環だったんだなあと分かります。さらに、クリード・オフィスREITの借入金利が異常に高いのも、やっぱり信用なくて倒産可能性が高い証拠なんだなあと今さらながらかみしめる。

っていうか、倒産前に資産を処分するなんて、資産を逃がしたと考えられても仕方ないですな。上層部は倒産がヒタヒタ近づいていることなんて分かるはずで、え!倒産なの!?なんて状況であるはずはない。エゲツない。11月13日に1人11月28日にもう1人、取締役が辞任していますけど、倒産企業の前兆としては非常によくある現象です。

クリードの筆頭株主はいちごアセット。いちごアセットは不動産企業ではアセットマネジャーズとアセットインベスターズにも投資している。全滅ですな。

2008年12月4日の時点ではタワー投資顧問が13%以上もクリード株を持っている。果たして売り抜けたのだろうか?売ってないだろうねえ。悲惨だねえ。

倒産・上場廃止
いちごアセット クリード ファンド 不動産 倒産 流動化

2009/01/11 11:11

東新住建、2009年最初の倒産、やっぱり不動産会社でした

~ 負債総額490億で民事再生手続き、2009年も不動産企業の倒産はまだまだ続く。 ~

東新住建が倒産。新年早々の上場企業の倒産一発目はやっぱり不動産企業でしたな。負債総額490億円。

民事再生手続開始申立てに関するお知らせ

分譲戸建事業においては、愛知県において業界1 位のシェアを占めるに至っておりました。

そんな地方の有力企業も今の不動産マーケットの荒波には勝てませんでした。銀行の支援を得られず資金繰りに窮し倒産。

確かに財務諸表を確認すれば納得の危うさなわけですが、不動参会者では珍しくもない危うさ。そんな中からこの会社だけ倒産するのを見極めることはできますまい。

まだまだ不動産屋の倒産は続きますな。短期トレーディングで割り切って投機するのが最善。どうしても投資したければ、自己資本が厚く保守的で社長や監査法人、主幹事、株主が臭くない会社。そうじゃなければ大手総合不動産ですな。

それぐらいしか手の打ちようがありません。

倒産・上場廃止
不動産 倒産 戸建て 東新住建

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