アーカイブ: 2009年1月

2009/01/19 12:12

フージャース、借金の担保になっていた社長の持ち株が担保処分に

~ 担保に入っている株は発行済の26%、売り圧力は強烈で株価は下落間違いなし、倒産大丈夫? ~

フージャースの社長の持ち株が減少。

当社筆頭株主の株券大量保有状況の変更に関するお知らせ

単に社長が持ち株を少し売って現金化することは悪くない。社長もお金欲しいからね。そんなのは個人の勝手で、社長が株売ったとか文句を言う筋合いはないと思う。文句言う人多いけどね。

しかしですよ、今回の持ち株減少はいただけませんな。最近流行の、持ち株を担保に借金して株価が下がって担保処分、ってやつです。これは不動産会社の社長に最近非常に多いですよね。

昨年倒産したアーバンコーポレイションの房園社長がそうだったし、パシフィックの高塚社長プロパストも森社長クリードの宗吉社長と枚挙にいとまがない。同じケースは他にも沢山ありそうです。

社長がそういう事をして、担保処分になった会社が倒産する事が多いのは間違いない。

アーバン、クリードは既に倒産した。プロパストは倒産してもおかしくない。パシフィックは中国からの資金を引っ張ってきて何とか生き延びそう。

さて、フージャースは?

フージャースと言えば、数年前までの不動産マーケットが好調だった時期には、マンデベとしては優良会社という認識があった。廣岡哲也社長が一所懸命説明会で演説し、マンデベでは唯一月次数字を公表し(今はやめてしまったけどね)IRを充実させていた。廣岡社長の様子はものすごく誠実でしたな。

それでもこうなんですからね、嫌になりますよ。

社長の持ち株(ティ・エイチ・ワンを含む。ティ・エイチ・ワンは社長の資産管理会社。)は担保処分後で131,232株。発行済株式数326,115株の40,24%。担保に入っているのは84,496株。発行済株の25.9%ですな。デカイですよ。

担保を取っているのは三菱東京UFJ、りそな、新生。今のところ担保処分をしたのは新生だけ。

200901192.gif株価は全然上がらないわけだから、担保価値も全然上がらない。業績的には株価が上がる要素が無い。担保価値が上がる要素もない。

あるのは売り圧力だけ。

こんな状況になっているのを知った投資家は売る。ものすごい売り圧力でしょうな。株価は下落する。そうなれば担保価値はますます下がって、担保処分が進む。売り圧力はさらに加わる。

悪循環はもうどうにも止まりませんよ。

とりあえず連続ストップ安は間違いないんじゃないですか?投げようにも投げられないでしょうな。ヘタすれば倒産の2文字も見えてきましょう。

不動産・マンデベ・流動化
フージャース マンション マンデベ 不動産 倒産

2009/01/19 11:11

エス・イー・エス倒産、半導体と太陽電池で期待感だけは大きかった

~ 過去10年の激しい業績変動を見ればとてもじゃないけど投資する気にはならない。 ~

エス・イー・エスが民事再生手続きを開始。今年3番目の上場企業倒産です。負債総額は142億円。

当社民事再生手続き開始の申立てに関するお知らせ

200901191.gif過去10年の業績を見ればいかに安定しない企業か分かるというもの。黒字と赤字を繰り返し、全体としては赤字が多く、赤字になるとデカイ。

半導体洗浄装置のトップメーカー、最近流行の太陽電池製造装置にも業容拡大、と、何か漠然とした爆発期待感の強い企業かもしれない。だけど、こんな激しい業績変動は好きじゃないし、投資する気にはなりませんな。

半導体製造装置ですぐに思いつくのは東京エレクトロン。こちらの業績も酷い。もっと酷くなるっていう考えを持っておくのが普通の姿勢じゃないですか?

倒産・上場廃止
エス・イー・エス 倒産 半導体 太陽電池 東京エレクトロン

2009/01/17 23:11

TrueImageとHDL-GS500でバックアップ、ハードディスクは消耗品

~ ネットワーク接続の外付けハードディスクにバックアップを取る環境を構築すれば便利で安心。 ~

思い腰をようやく持ち上げて、自分のPCのバックアップをしっかり取るようにしました。

これまでいろんなところでハードディスクが逝ってしまってデータを失うと言う話を聞いてきたわけです。幸いにもそういう悲劇が自分に起こったことはない。

しかし、今自分が使っているPCのハードが飛んで、データを失うなんて事になれば一体どうすればいいのか、皆目見当が付かない。途方に暮れるでしょうな。ぼーぜんとするでしょうな。いや、本当に。

それぐらいにPCのデータをなくすことは自分にとって悲劇なんです。

にも関わらず、まともなバックアップを取っていないのはあまりにもリスク管理が甘いと言えましょう。株のリスク管理ばかりしている場合じゃない。

まあ、バックアップは取るには取っていたのだが、PCのハードディスクにバックアップをしているので、ハードがご臨終になれば全く意味がない。バカげてる。。。

そこで、バックアップソフトと外付けハードディスクをいよいよ購入した。遅すぎですがね。

バックアップソフトはAcronis True Image 11 Home、外付けハードディスクはI-O DATA 1000BASE/T対応 ネットワークハードディスク 500GB HDL-GS500

いくつかネットショップを見て回るが、結局いつもAmazonで買う。送料とかポイントとか考えれば、だいたいアマゾンがお得なんですよねえ。

TrueImageはバックアップソフトの定番なのであまり難しいことを考えずに選択。バックアップには完全、差分、増分と基本的に3種類あるけど、それぞれ一長一短。好みに合わせて選べば良いわけだが、決まっていないのであればこの3つができるソフトを選んだ方がいいんじゃないですかね。

それから、バックアップのスケジューリング。定期的に自動バックアップしてくれる機能ですね。これは必須かと。

もう一つ絶対必要なのは、ネットワークに接続されたハードディスクにバックアップを取れること。なぜなら買ったハードディスクがネットワーク接続だから。

そもそもPCにダイレクトにUSBなどを使って外付けハードディスクをつけるのは好きじゃない。ノートPCなのでそこに線がつながっているのは邪魔。それに、2台PCがあるので、共有するには常に2台を起動しておかなければならない。これは面倒。

その点NASであれば全て丸く収まる。

今回買ったのはIOデータのGS500。設定は超簡単。つないでポンです。静かなのがナイスです。

500Gというのは今時小さいと思うかも知れないけれど、自分的にはこれで十分。画像や動画などの保存はあまり無いので500Gあれば十分なのです。

これでバックアップ体制は整った。万が一、ノートPCのハードが逝ってしまったとしても、面倒ではあるもののデータを復活できる。データだけではなくて、アプリや環境全てを一発で取り戻せる。

なんと心強いんでしょうね。今の不景気ダメダメ相場で、売り叩かれた高配当利回りなディフェンシブ銘柄で下げても何とかなるし下げても知れている株みたいな心強さですか。

でも、冗談でもなんでもなくて、PCのデータはバックアップすべきですよ。ハードディスクは消耗品。いつ壊れてもおかしくないのですからね。転ばぬ先の杖。2万円ぐらいの出費は惜しまずに。

よもやま話(投資以外の話題)
PC ハードディスク バックアップ 外付けハードディスク

2009/01/17 23:11

株券電子化で配当を証券口座や銀行口座で受取ることができる

~ 証券口座、銀行口座、従来通り郵送、の3つから配当金の受取り方法を選べるようになった。 ~

株券電子化がされました。普通にネット証券を使って株を売買している分には今までと何も変わりませんな。

で、忘れちゃいけないのは、配当金の受取り方を変更できるようになったことじゃないですか?

今までは配当金(というか受取証ね、正確になんというか忘れたけど)が郵送で送られてきて、それにハンコを押して、郵便局に持っていくという事が必要でした。郵便局ならまだいい方で、ヘタすると都市銀行いくつかが指定されていて、近所にその銀行が無くてとても難儀することもありましたな。

銀行のものでも郵便局に持っていけば換金はしてくれるものの、即現金ではもらえないのが面倒です。

これからはそういう前時代的な労働は無くなります。

配当金を証券会社に振り込むか、指定の銀行口座に振り込むか、今まで通り郵送で受取るか、選べるようになった。

これはひじょーに便利ですな。あの面倒くさい配当金換金作業から解放されるかと思うと心は軽い。

でもね、こんなのは当たり前であって、今までそうではなかったのがバカげている。まあ、ここは素直に喜んで新しいシステムを使うことにしましょうよ。

トラブルがあって振り込まれないなんてやめてね。

ちょっとニュース
株券電子化 配当

2009/01/17 23:11

アセット・インベスターズ、第三者割当完了で古川傘下へ

~ 中国と日本でマーチャント・バンクとしての大成を目指して再出発、裏中国銘柄で監視継続。 ~

アセット・インベスターズの第三者割当が完了。

第三者割当増資の払込完了に関するお知らせ

予定通りアセット・マネジャーズ・ホールディングスの創業者・会長の古川さんが出資。TOTAL NETWORK HOLDINGS LIMITEDは何だか分からんが、古川さんがらみだと推察。

結局、アセットマネジャーズがボロボロになって、古川さんの世界10指に入る投資銀行計画は頓挫したわけですよ。いちごアセットが筆頭株主になって、名実とも古川さんの手を離れてしまった。

それじゃあつまらないので今度はアセットインベスターズを船にして再出航ってことなのでしょうな。

アセットマネジャーズからは手切れ金と言うことで5億円の債務免除を受けた。

債務免除等の金融支援に関するお知らせ

アセット・マネジャーズ・ホールディングスとしてはここ何年かずっと言ってきたわけだけど、何とかアセット・インベスターズを切り離して東証一部へ上場したいという気持ちがあった。切り離しとは当然売却だったわけだけど、いろいろ言っているうちにこんな金融危機・不景気になってしまい、売るに売れなくなったのはご存じの通り。

こんな形での切り離しは無念でしょうな。何も得がないのだからね。

アセットマネジャーズは不動産ファンド事業に経営資源を集中させていくのだが、アセットインベスターズは相変わらずマーチャント・バンクを目指すみたい。

新経営戦略の策定に関するお知らせ

特には日本と中国をなんちゃらで、古川色が非常に色濃く出ていますな。中国人のアドバイザーも沢山迎え入れて、これまでアセットマネジャーズでやってきたことをそのまま引き継ぐ感じです。

さて、古川さんの野望は大成するのでしょうか?

わかりませんな。しかしながら、中国が発展していくという大前提は間違っていないはず。そこにでっかいビジネスチャンスがあるもの確実なわけで、今はたまたま世界景気・金融がこんな風になってしまって、苦しい側面が沢山出てきた。

だからって今やめてしまえばそれっきり。だから頑張る。そういう古川さんの姿勢は嫌いじゃないです。中国の人脈もすごいものがあるようなので、うまく行けば大成功するわけですよ。

中国というとインフラ整備、低コスト製造業、個人消費の増大、みたいな感じで、その関連企業が「中国の経済発展で恩恵を受ける銘柄」みたいに呼ばれる。それは間違ってはいない。そういう中国関連銘柄に対して、裏中国銘柄ってことでアセット・インベスターズの位置づけがあってもいいですね。

あくまで裏ですけどね。

不動産・マンデベ・流動化
アセット・インベスターズ ファンド 不動産 中国 流動化

2009/01/17 22:10

物語コーポレーション、12月の月次好調、上期は計画以上で着地

~ 中間計画を上回った売上、利益も上回るのであれば株価インパクトになると期待できる。 ~

物語コーポレーションの12月月次数字。

平成21 年6月期 12 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

既存店は焼肉部門と専門店部門以外で前年同月比プラスを継続。既存店全体が分からないのはいつものことだけど、売上構成比が大きいのは中華部門とお好み焼き部門なわけで、全体としても既存店はプラスでしょうな。

全店売上は124.7%と絶好調。

200901174.gif12月で上期が終わった。上期全体としては全店売上は123%。既存店は焼肉以外100%越え。会社計画の中間業績は売上115.2%なので大きく上回ったことになる。分かり切っていたことではあるので今さら材料にもならんだろうけどね。

中間計画は減益なので、ここがどう出るかがポイントですな。売上123%で減益はあまりいただけない。勝手な予測としては、前期比プラスで着地するんじゃないかと。

そうなるともっと株価は高くなってもいいんじゃないですか?

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 焼肉 物語コーポレーション

2009/01/17 22:10

キング、株主優待を新設、総合利回り10%なら買ってもいい

~ 売上は10年間下げ続けながらBPSは増加させ続けるという荒技を披露、財務は優良。 ~

キングが株主優待を新設。

株主優待制度の新設に関するお知らせ

100株所有で1000円の図書カードをもらえる。株価は200円なので、優待利回りは5%。配当が8円なので配当利回りは4%。優待と配当を合わせて総合利回りは9%。

今期は30%以上の減益を計画してはいるものの、自己資本比率は81%と高い。BPS780円、現金修正BPS260円。PBR0.26倍、現金修正PBR0.77倍。グラハム先生も真っ青の現金価値割れまで売られている。

過去10年間にわたって売上は下げ基調を続けているのが痛い。10年前に290億あった売上は今期190億に減少。ジワジワの減少が10年で100億(34%)にも及ぶ。来期から回復するなんて誰が考えられましょう。

200901173.gifしかしながら、過去10年間にわたってBPSは上昇。10年前に540円だったBPSは今期780円。10年間で44%の増加ですな。売上の減少率より大きな増加率。立派。

つまり、売上をどんどん減らしながらも利益を増やしてきたって言うことですよ。変な会社ですが、立派です。だから配当も減ることは無かった。

残念ながら、今期は大きく減益でBPSも多少減るだろうし、減配は既に決まっている。それでも財務は優良すぎるぐらい優良ですな。

総合利回り10%なら買ってもいいですよ。

株主優待
PBR キング 株主優待 配当 高利回り

2009/01/17 22:10

エルモ社、業績は超強いが不景気相場でテーマもなく株価は厳しい

~ 割安さに突然投資家が気づいて、マーケットの状況が良ければ暴騰する事もありましょう。 ~

エルモ社の第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

中間決算の時に書画カメラのトップメーカーで業績がグングン伸びているのを見つけた。それっきりほったらかしだったわけだけれど、第3四半期の業績の数字も驚きの強さですな。

売上は+57%、営業利益+29%、経常利益+12%、純利益+18%。通期は利益は約+30%を計画と超強気。

主な需要先は教育現場らしいのだが、そんなに売れる物なのだろうか?日本でもアメリカでも売れ行きが良いのがセグメント情報から分かる。

相場全体がいけいけどんどんの時はこういう株はバカみたいな高値が付くことがある。今みたいな相場では何とも難しいですな。投資家からすれば、書画カメラって、この不景気になんの事やらって事ですよ。

200901172.gif業績が良くてもそこのテーマが全然ない。割安でも小型企業で目が向けられない。出来高が少なくて、万が一の時に売れない。

相場低迷時にはそういう流れの考え方で株価は上がらないことは多い。

結局、密かに持っていれば突然上がったときに儲かる程度ですな、残念ながら。それにしても業績好調で安い。

電気機器・精密機器
エルモ社 書画カメラ

2009/01/17 22:10

パーク24、12月月次は11月に続いて底打ちを期待させる

~ 稼働率が底打ちに近いのか、株価は近いと主張しているように見えるが果たしてどうなるか。 ~

パーク24の12月月次数字。

2009年10月期 速報数値

ST稼働率は40.6%。相変わらず低いまま。

売上は105.9%、売上原価は109.2%。先月が売上+5.1%、売上原価が+8.1%。稼働率が上がらなければ原価率は下がらないですな。

しかしながら、前期は通期を通して平均的に売上+5~7%で売上原価は+10~12%だった。それを考えると底を打って改善へ向かい始めたと考えていいのかもしれない。

株価はそう考えているように見える。

200901171.gifなぜなら、11月の月次発表があってから株価はぐっと上がっているんです。月次と同時に決算発表だったので、そちらの数字を好感しているのもありましょう。

いずれにせよ、徐々に月次数字が良くなってきていること、株価が上がっていること、気になりませんか?この辺りをどう考えて投資するかが儲けの分かれ目になるんじゃないですか?

あんたはどうするのかって?少しずつポジションを取っていってもいいと思いますね。

ちなみに、パーク24の月次数字は過去のものが無くなってしまうので保存しておく。

2008年10月期と2007年10月期の月次数字

消費者サービス
パーク24 駐車場

2009/01/17 22:10

ダヴィンチの新株予約権、転換価額が再度の下方修正

~ 当初16万だった転換価額は3回の下方修正を経て5000円以下に、下限まであと少し。 ~

ダヴィンチ・ホールディングスの第一回新株予約権の行使価額変更。

第1回新株予約権の行使価額の修正に関するお知らせ

新しい行使価額は4987円。

転換価額の推移

・当初 17万円
2008年12月12日 6196円
2008年12月18日 5638円
・2009年1月16日 4987円

転換価額の下限は4027円。

不動産・マンデベ・流動化
ダヴィンチ・ホールディングス ファンド 不動産 新株予約権 流動化

2009/01/17 22:10

アセット・マネジャーズの第3四半期、特に何もなし

~ 投資銀行はやめて不動産ファンド事業に経営資源を集中、資産処分、借金返済は続く。 ~

アセット・マネジャーズ・ホールディングスの第3四半期決算。

平成21年2月期 第3四半期財務・業績の概況

目新しい事項はありませんな。業績は悪い。資産を処分して借金を返して、不動産ファンド事業にフォーカスを絞っていく最中。

それだけですね。

不動産・マンデベ・流動化
アセット・マネジャーズ・ホールディングス ファンド 不動産 流動化

2009/01/17 00:12

プロパスト、半期報告書の提出遅延、そういう会社がどうなるか

~ 売上規模は1000億以上で大きいが、倒産する不動産屋に売上規模は関係なし。 ~

プロパストが半期報告書を提出できない。

2009年5月期第2四半期報告書の提出遅延に関するお知らせ

報告書を提出できない企業lがどういう運命を辿ることが多いのか、ご存じの通りです。上場廃止や倒産の確率は極めて高いわけですね。

プロパストに関しては取締役の大量辞任とか社長持ち株の担保などの前科などもあり、倒産どんぶりはてんこ盛り状態。盛りきれなくなるのも時間の問題かも知れませんな。

株価が3000円で、時価総額がまだ10億以上あるのは不思議です。いずれにせよ要注意ですよ。

不動産・マンデベ・流動化
ファンド プロパスト マンション マンデベ 不動産 流動化

2009/01/16 23:11

王将、餃子を売って17ヶ月連続の既存店100%超、バリューな中華

~ 値段と質を考えたコストパフォーマンスが高い中華は飽きない、安いで外食ディフェンシブ。 ~

王将フードサービスの12月月次。

平成20年12月  月次売上高等について

全店売上高は108.7%、既存店売上高は105.7%。既存店は17ヶ月連続の100%超。

チープな中華料理はチープなカレーと並んで、景気に関わらず食べ続けられると思うわけです。食べやすい、飽きない、安い。

王将の餃子は確かに旨いが、その他の料理も旨い。旨いというのは、一皿1000円ぐらいする中華料理と同じように旨いというわけではなくて、あの値段であの味であれば旨い、という事ですな。つまり、コストパフォーマンスが極めて高い。だから満足度が高い。

先日、近所で旨いと評判の中華料理屋に行った。確かに旨かったわけだが、値段もそれ相応。焼飯が850円、八宝菜が1350円、豚のなんちゃら炒めが1500円という感じ。この値段は店のロケーションから考えれば相当強気な設定ですよ。

客の入りもすごくて、大繁盛と言えましょう。

で、最後に思うのは、旨かったけど全体としてはまあこんなもの、ってことなんですよ。つまり、値段相応に旨いってこと。

そこにバリューはない。

金持ちはバリューを気にしない。旨いものが食べられればそれでいい。庶民はバリューを大切にする。値段と質の兼ね合い。

そうなると、やっぱり王将はバリューが高い。

ああいう店の雰囲気なので、全客層が入りやすい、食べやすいとは言えますまい。しかしながら、そういう入ってこれない客層を除いても十分成り立つだけの層が存在している。

バリューの王将。ディフェンシブな外食ってことでいいんじゃないですか?

残念ながら株価にバリューはあまりないけどね。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 中華料理 壱番屋 外食 王将

2009/01/16 23:11

大黒天物産、この景気で食品スーパーとしては驚きの業績成長

~ 既存店売上は11月に+7.5%まで上昇、同様に株価もグングン上昇、上がらないのは配当だけ。 ~

大黒天物産の中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上+14%、経常利益+88%、純利益+91%。まあこの数字はいいとして、通期数字を上方修正。今時珍しいですな。

平成21年5月期 通期業績予想の修正について

従来予想に比べて、売上で+6%、利益で+15%という内容で、ディスカウントストアとしては非常に大きな修正ですな。EPSは121円。

呼称はディスカウントなのですけど、実際には食品スーパー。イメージとしては業務スーパーのような安い食品を沢山売っているのではないかと思うのだけど、いかが?「驚きの安さ!食品ディスカウントストアー」とウェブサイトには書かれているし。

よく車で通る道沿いにラ・ムーの店舗があるにもかかわらず、実は一度もいったことがない。一度行って見てこなければ。

業績が堅調なのは既存店売上が驚くほど好調なのが大きな理由でしょうな。2008年の5月からプラスに転じた既存店売上。その後プラスの勢いを増し続けて、11月には+7.5%まで上昇。食品スーパーでこれだけの既存店プラス数字を出しているところはあまりないんじゃないですか?

200901161.gif株価は当然堅調。堅調と言うより、相当強いと言えましょう。

PER13.6倍、PBR2.3倍、配当利回り0.7%、経常利益率4.5%。割安さは全然なし。業績成長を考えれば仕方ない。それにしても、利回り0.7%は低い。配当性向は10%ぐらいで来ているが、財務は食品スーパーにしては優良なので増配してくれても罰は当たらないですよ。

この決算発表翌日は株価がガクンと下げましたけど、全体相場がめちゃめちゃ悪かった事もあるのではないですか?

不景気の中の業績成長ディフェンシブ銘柄で魅力は十分。しかしながら、ここから買っていくのはためらわれますね。往々にしてそういう風に「ここからは買えない」で見送った株がさらに値を飛ばすことは良くあるけど、さて。

専門小売銘柄
ディフェンシブ 大黒天物産 食品スーパー

2009/01/16 23:11

中央コーポレーション、ゼクスに負けず劣らず酷い決算、倒産注意

~ 株価32円は倒産がいつ起きてもおかしくない状態、ゼクスの援助は期待できない。 ~

中央コーポレーションの中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

ゼクスの関連会社ですけど、ゼクスに負けず劣らず酷い決算。

減損計上額は18億で、比率にすれば前期末棚卸資産の5%。この5%はたったのという言葉がピッタリだと思いませんか?もっと値引きしないと売れないんじゃないですか?

棚卸資産は前期末の366億から310億円へ減少。しかしながら営業キャッシュフローは相変わらずの赤字。

当然通期計画は引き下げられたわけで、黒字予想は大赤字に転落。

業績予想および配当予想の修正、並びに役員報酬の減額等に関するお知らせ

配当は8円から0円へ。8円だと配当利回り25%であり得ないので、誰も信じていたはずも無し。相変わらず高配当な不動産企業の業績は、利回りが正常な数字になるまで悪化しますな。

株価はすでに32円。十分倒産を織り込んだ価格と言えましょう。危なくなったらゼクスが助けてくれるなんて、絶対ないですな。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス マンション 不動産 中央コーポレーション 流動化

2009/01/16 23:11

ビジョンメガネ、12月月次は悲惨、倒産とファイナンスどちらか必要

~ 売上を激減させ続けるのはここまで来る立派と褒めてあげたい、倒産は覚悟しておく ~

ビジョンメガネの12月月次数字。

平成21 年3 月期 12 月度売上実績のお知らせ

いやはや、言葉を失いますなあ。

全店売上は-40%、既存店売上は-31%。

前期の12月の店舗数は257で、今期12月が192だから、店舗数は確かにそれなりに減ってはいる。しかし率にすれば25%なわけで、全店売上-40%の数字は酷すぎる。既存店にしたって、ダメな店を勢いよく閉めているわけで、それでもなお-31%。

既に債務超過です。基本、倒産は覚悟しておくべきでしょうな。

別の大手眼鏡チェーンが買収するなんて事はまずあり得ない。あるのは、どこかの怪しい資金が怪しい方法で入ってくることだけ。新株予約権とか第三者割当とか、なんちゃらほにゃららとか、そういうのですな。

倒産やそういうぐちゃぐちゃファイナンスの前に上場廃止になっても不思議はありませんよ。

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 眼鏡

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