アーカイブ: 2009年1月27日

2009/01/27 08:08

ビル・グロウスのインフレ指標は失業率と設備稼働率、当たり前

~ インフレの前には株の上昇があって、儲けだすと当たり前のことを忘れる、そうならないように。 ~

これだけアメリカがお金を刷り続ければ必ずインフレになる。目先デフレになってもちっともおかしくない経済状況だけれど、いずれ膨れあがった金はインフレを招く。

この考えは皆さん同じでしょうな。いずれ、ってのがポイントで、いつかは誰にも分からない。でもみんないつなのか知りたい。

インフレに合わせてゴールド買ったりしたいし、それなりの株を持ったりしたいし、もしくは完全撤退だって考えている人だって多いんじゃないですか?

ビル・グロウスのインフレについての考え。ビル・グロウスは債券ファンドマネージャーで、言うことはいつも的を射ている。(どうでもいいけど、「的を得る」っていうのはいわゆる「正しい国語」的には間違いですよ。)彼の言うことをよーく聞いておいて損はないのは経験上間違いなし。

インフレはやがて来る。その指標となるものというか、注意してみておくべき事を上げるとすれば2つ。

失業率と設備稼働率。

ということで、失業率と設備稼働率という言葉だけ出てきただけで、それがどうなればどうって話は無かった。

まあ普通に考えて、失業率が下がり始め、設備稼働率が上がり始めれば、いよいよインフレが来ることに備え始めて損はない、ってことじゃないですか?

至極当たり前。

その当たり前を忘れがちになるし、実際すっかり忘れる。

だってさ、失業率が下がり始めて設備稼働率が上がり始めれば、それ景気は底を打ったって一斉に飛びついて株は上げるじゃない。そうなれば株の儲けに浮かれてしまってインフレなんて忘れるってのが人間の性。

敢えてここの記して忘れないようにしたいですな。

著名投資家の考えと行動
インフレ ビル・グロウス 債券 失業率 設備稼働率



2009/01/27 07:07

サンシティ、シンガポールの投資会社IPCから240億円を確保

~ 「売れ残り新築マンション安値で買い叩いて転売ビジネス」の案件ごとに資金を出してくれる。 ~

サンシティがシンガポールから資金を引っ張ってくる予定。

出資上限を240 億円とする匿名組合契約締結に関するお知らせ

サンシティの子会社とシンガポールの投資会社IPC Corporationと匿名組合契約を結び、IPCがサンシティの子会社に240億円を出資すると。全部が全部厳しい不動産マーケットにあって、珍しく景気の良い話じゃないですか。

面白いのはここ。

当初は、当社に対する普通株または転換社債による出資を検討いたしましたが、当社が必要とする資金に対して、当社株式の時価総額があまりにも過少であったこと、授権枠を拡大し株式を発行した場合、極めて深刻な希薄化が発生することから、別途、子会社としてサンシティリセールを設立し、サンシティリセールにおいて本出資を受け入れることとしました。子会社が発行する株式等に対する出資とならなかった理由といたしましては、IPC の希望によるものであります。

つまり、新株を発行して直接出資してもらうことで増資したかったけれど、それだと希薄化が酷すぎるからできなかった。サンシティの資本金は75億円なので、240億円も増資したらそりゃあびしょびしょに希薄化しますな。

だから新しく子会社サンシティリセールを作って、案件ごとに金を出してもらうような形にした。まあ理屈はあっているが、現実はそうじゃないでしょうな。

誰が一体サンシティに240億円も出資したいですか?希薄化とかそういう問題じゃない。この不動産マーケットで倒産しても全然おかしくない新興不動産企業にそんな大金を出すはずない。

そりゃあ子会社のサンシティリセールにだって出資はしたくないですよ。「IPC の希望によるものであります。」って当たり前。

IPCから金を引っ張ってきて何をするかと言えば、売れ残り新築マンションの買い取り販売事業。 これは確かによく分かる。

今マンションは売れず大量の完成在庫がある。マンデベ各社は資金繰りがどうにも苦しいのでとにかく現金化したい。損が出ようがなんだろうが、誰かに買って欲しいわけですよ。そうでもしないと資金ショートで倒産しちゃうからね。

そういうマンションを安値で買い叩いて売る。誰でも思いつく儲け話じゃないですか?

でもそれほど流行らないのは、資金調達できないから。そりゃそうですよ、今の不動産マーケットでどこの銀行がそんな事業に金出してくれますか。銀行じゃなくても出してくれない。

資金さえあれば「売れ残り新築マンション安値で買い叩いて転売ビジネス」をしたいと皆さん思っているはず。そこでシンガポールの投資会社の出番なわけですな。

案件の採算性が疑わしい、または資産査定の結果が好ましくないと判断した場合は、送金を拒否できる条項が付加されております。

サンシティはなんでもかんでもIPCから資金調達できるわけではない。IPCは嫌なら拒否できる。IPCにそんな優れた選択眼があるんでしょうかね。

ちなみに、IPCはシンガポールに上場しているらしい。これだと思いますけど、サンシティに負けず劣らず酷い株価推移ですな。

不動産・マンデベ・流動化
サンシティ マンション マンデベ 不動産 流動化

2009/01/27 07:07

物語コーポレーション、上方修正だが中間だけ、通期でも期待できる

~ 月次の好調さから予想できた上方修正、通期は控え目に見ているだろうから期待できそう。 ~

物語コーポレーションが上方修正を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

月次売上高の好調さを考えれば上方修正はあって当然ですな。しかしながら、増額されたのは中間期だけ。通期は修正無し。

その理由。

今後更に景気の減速傾向がより鮮明になることが予測され、店舗売上高、フランチャイズ契約及び出店の推移につきましては予断を許さない状況と判断して前回予想通りと致します。

その通りなのだが、気になる部分です。12月までは十分に順調なのは分かっている。しかし、1月から実は相当厳しくなっているなんていう現実があって、こういう事を言ったりしているのですか?

いや、そうじゃないと思うね。

世間一般を眺めて、これからもっともっと厳しくなるぞっていう考えで、上方修正しませんって事なんじゃないですか?

強気に出て下方修正するよりは弱気に出て上方修正した方がいい。

結局は月次数字を眺めながらの判断になりますな。当然、他の外食企業の月次も気にしながら。個人的には通期も上方修正なのではないかと。

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