アーカイブ: 2009年1月16日

2009/01/16 23:11

王将、餃子を売って17ヶ月連続の既存店100%超、バリューな中華

~ 値段と質を考えたコストパフォーマンスが高い中華は飽きない、安いで外食ディフェンシブ。 ~

王将フードサービスの12月月次。

平成20年12月  月次売上高等について

全店売上高は108.7%、既存店売上高は105.7%。既存店は17ヶ月連続の100%超。

チープな中華料理はチープなカレーと並んで、景気に関わらず食べ続けられると思うわけです。食べやすい、飽きない、安い。

王将の餃子は確かに旨いが、その他の料理も旨い。旨いというのは、一皿1000円ぐらいする中華料理と同じように旨いというわけではなくて、あの値段であの味であれば旨い、という事ですな。つまり、コストパフォーマンスが極めて高い。だから満足度が高い。

先日、近所で旨いと評判の中華料理屋に行った。確かに旨かったわけだが、値段もそれ相応。焼飯が850円、八宝菜が1350円、豚のなんちゃら炒めが1500円という感じ。この値段は店のロケーションから考えれば相当強気な設定ですよ。

客の入りもすごくて、大繁盛と言えましょう。

で、最後に思うのは、旨かったけど全体としてはまあこんなもの、ってことなんですよ。つまり、値段相応に旨いってこと。

そこにバリューはない。

金持ちはバリューを気にしない。旨いものが食べられればそれでいい。庶民はバリューを大切にする。値段と質の兼ね合い。

そうなると、やっぱり王将はバリューが高い。

ああいう店の雰囲気なので、全客層が入りやすい、食べやすいとは言えますまい。しかしながら、そういう入ってこれない客層を除いても十分成り立つだけの層が存在している。

バリューの王将。ディフェンシブな外食ってことでいいんじゃないですか?

残念ながら株価にバリューはあまりないけどね。

外食・レストラン・居酒屋
レストラン 中華料理 壱番屋 外食 王将



2009/01/16 23:11

大黒天物産、この景気で食品スーパーとしては驚きの業績成長

~ 既存店売上は11月に+7.5%まで上昇、同様に株価もグングン上昇、上がらないのは配当だけ。 ~

大黒天物産の中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上+14%、経常利益+88%、純利益+91%。まあこの数字はいいとして、通期数字を上方修正。今時珍しいですな。

平成21年5月期 通期業績予想の修正について

従来予想に比べて、売上で+6%、利益で+15%という内容で、ディスカウントストアとしては非常に大きな修正ですな。EPSは121円。

呼称はディスカウントなのですけど、実際には食品スーパー。イメージとしては業務スーパーのような安い食品を沢山売っているのではないかと思うのだけど、いかが?「驚きの安さ!食品ディスカウントストアー」とウェブサイトには書かれているし。

よく車で通る道沿いにラ・ムーの店舗があるにもかかわらず、実は一度もいったことがない。一度行って見てこなければ。

業績が堅調なのは既存店売上が驚くほど好調なのが大きな理由でしょうな。2008年の5月からプラスに転じた既存店売上。その後プラスの勢いを増し続けて、11月には+7.5%まで上昇。食品スーパーでこれだけの既存店プラス数字を出しているところはあまりないんじゃないですか?

200901161.gif株価は当然堅調。堅調と言うより、相当強いと言えましょう。

PER13.6倍、PBR2.3倍、配当利回り0.7%、経常利益率4.5%。割安さは全然なし。業績成長を考えれば仕方ない。それにしても、利回り0.7%は低い。配当性向は10%ぐらいで来ているが、財務は食品スーパーにしては優良なので増配してくれても罰は当たらないですよ。

この決算発表翌日は株価がガクンと下げましたけど、全体相場がめちゃめちゃ悪かった事もあるのではないですか?

不景気の中の業績成長ディフェンシブ銘柄で魅力は十分。しかしながら、ここから買っていくのはためらわれますね。往々にしてそういう風に「ここからは買えない」で見送った株がさらに値を飛ばすことは良くあるけど、さて。

専門小売銘柄
ディフェンシブ 大黒天物産 食品スーパー

2009/01/16 23:11

中央コーポレーション、ゼクスに負けず劣らず酷い決算、倒産注意

~ 株価32円は倒産がいつ起きてもおかしくない状態、ゼクスの援助は期待できない。 ~

中央コーポレーションの中間決算。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

ゼクスの関連会社ですけど、ゼクスに負けず劣らず酷い決算。

減損計上額は18億で、比率にすれば前期末棚卸資産の5%。この5%はたったのという言葉がピッタリだと思いませんか?もっと値引きしないと売れないんじゃないですか?

棚卸資産は前期末の366億から310億円へ減少。しかしながら営業キャッシュフローは相変わらずの赤字。

当然通期計画は引き下げられたわけで、黒字予想は大赤字に転落。

業績予想および配当予想の修正、並びに役員報酬の減額等に関するお知らせ

配当は8円から0円へ。8円だと配当利回り25%であり得ないので、誰も信じていたはずも無し。相変わらず高配当な不動産企業の業績は、利回りが正常な数字になるまで悪化しますな。

株価はすでに32円。十分倒産を織り込んだ価格と言えましょう。危なくなったらゼクスが助けてくれるなんて、絶対ないですな。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス マンション 不動産 中央コーポレーション 流動化

2009/01/16 23:11

ビジョンメガネ、12月月次は悲惨、倒産とファイナンスどちらか必要

~ 売上を激減させ続けるのはここまで来る立派と褒めてあげたい、倒産は覚悟しておく ~

ビジョンメガネの12月月次数字。

平成21 年3 月期 12 月度売上実績のお知らせ

いやはや、言葉を失いますなあ。

全店売上は-40%、既存店売上は-31%。

前期の12月の店舗数は257で、今期12月が192だから、店舗数は確かにそれなりに減ってはいる。しかし率にすれば25%なわけで、全店売上-40%の数字は酷すぎる。既存店にしたって、ダメな店を勢いよく閉めているわけで、それでもなお-31%。

既に債務超過です。基本、倒産は覚悟しておくべきでしょうな。

別の大手眼鏡チェーンが買収するなんて事はまずあり得ない。あるのは、どこかの怪しい資金が怪しい方法で入ってくることだけ。新株予約権とか第三者割当とか、なんちゃらほにゃららとか、そういうのですな。

倒産やそういうぐちゃぐちゃファイナンスの前に上場廃止になっても不思議はありませんよ。

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 眼鏡

2009/01/16 23:11

ゼクス、不動産の売上は激減、シニアハウス会社になった、倒産注意

~ 減損の額次第では債務超過転落する可能性あり、倒産に近い不動産企業の一つ。 ~

ゼクスの中間決算発表。

平成21年5月期 第2四半期決算短信

売上高の構成比率から言えば不動産会社ではなくて介護付優良老人ホーム会社になった。不動産部門の売上が38億、優良老人ホームの売上が68億。しかしながら、老人ホーム(という言葉はあまり好きではないのでシニアハウスと呼ぶ。言葉の響きだけの問題で何も本質は変らないのだが)ビジネスの営業損失は14億と話になりませんな。

通期では65億円の最終赤字を計画。あと14億赤字が増えれば債務超過転落ですな。中間期まででいったいいくらの減損を計上したのか分からないけれど、勢い14億ぐらいの今は見込んでいない追加減損があってもおかしくはないでしょう。

中間末時点での棚卸資産合計は95億。前期末の170億からはずいぶん減らしましたね。立派、と言いたいところですが、それでもなお営業キャッシュフローは赤字ですよ。どうすんですかね、一体。

とりあえず倒産の危険性は十分あるってことで、注意しておいて損はないと言えましょう。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス ファンド 不動産 流動化

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