アーカイブ: 2008年12月10日

2008/12/10 23:11

マルマエの月次受注、太陽電池で儲けたければ原油を忘れない

~ 太陽電池はコストで原油に近づかなければ相場にならない、儲からない。 ~

マルマエの月次受注残高。

平成20 年11 月度 月次受注残高についてのお知らせ

液晶関連や半導体関連が悪いのは今さら言うまでもない。太陽電池関連が伸びないのは意外だと思う人も多いかもしれないですな。

太陽電池分野につきましては、他分野に比べると比較的順調に推移しておりますが、太陽電池パネルメーカーの資金調達の問題で設備投資が縮小される可能性があります。

そういう問題もありましょう。しかしですね、シリコンウエハー製造会社にしても太陽電池セルメーカーにしても、ここに来て業績は頭打ちで利益は下がってきていますよ。目標としていたワット数に相当する数値も引き下げられている。単純に太陽電池の伸びはかなり鈍化しているわけです。

クリーンエネルギー、無尽蔵エネルギー、エネルギー安全保障、そういう清く正しい目的が太陽電池にはあります。それらは良いことだしそういう方向に進んでいかざるを得ないですよ。スピードはともかくとして。

でもね、背に腹は代えられないと言うか、経済合理性がないとどうしても伸びない。

太陽電池が伸びるには、原油が高くないとダメなんです。原油が安ければエネルギー全部安いわけで、太陽電池のコストは全然太刀打ちできない。清く正しい目標だけで太陽電池を導入するわけにはいかんのです。

太陽電池が売れるとか売れないとか、メーカーが儲かる儲からないとか、そういう業績上の数字は大切です。最終的に株価は業績についていくわけだからね。しかし、太陽電池関連企業に関して言えば、業績よりも原油価格に株価は影響されている。

投資家が見ているのは、原油価格が高くなれば太陽電池がコスト的に十分使える、だから伸びるって言うところだからですな。

実際には、原油価格がどうあれ太陽電池は伸びていくでしょうね。中長期的にはそういう方向にあるのは間違いない。でも株が上がるか、株で儲かるか、そういう事が大切なわけで、そうなるとどうしても原油価格を見ていかざるを得ない。クリーンだとか温暖化だとか、そういうのは残念ながら投資では後回しですね。

新エネルギー・環境
マルマエ 半導体 原油 太陽光発電 太陽電池 液晶



2008/12/10 23:11

ネクストジャパン、債務超過の計画で何の説明もない、倒産する?

~ 会社計画通りの業績になれば債務超過、そうなると倒産の可能性、その前に上場廃止か。 ~

ネクストジャパンホールディングスの第1四半期決算。

平成21年7月期 第1四半期決算短信

すさまじいですな。純資産は2億。今期の純損失計画は7億。BS上で最大の資産項目は破産更正債権等。とりあえず会社計画のままの業績ならば素直に債務超過になるわけですよ。そんなことは一言も書いてないけど、数字を見ればそうなりますな。説明が必要じゃないんですかね?

業績はどう頑張っても改善しないから債務超過を逃れるには訳の分からないファイナンスをする事になるんじゃないですか。

時価総額が3.7億円で上場基準を満たしていない。このままいけば来年3月には上場はしになるはずですな。上場廃止が先か、倒産が先か、まあどっちでもいいですけど。それでも株価はまだ750円ですか。不思議ですなあ。10円とか20円でもおかしくないと思うんですけどね。1円でもいいしね。

クサイ会社・エグイ企業
ネクストジャパンホールディングス 上場廃止 倒産 債務超過

2008/12/10 22:10

アイディーユーの新監査法人は清和

~ 清和監査法人を使ってる企業のリストを眺めてみれば、アイディユーもだめか。 ~

アイディーユーの新しい監査法人が決定。

一時会計監査人の選定に関するお知らせ

清和が新任として選ばれましたな。なんともまあ。清和監査法人がお世話する企業の一覧を見てどう思うかってことですが、臭いますな。うーん、臭います。

不動産・マンデベ・流動化
アイディーユー ファンド 不動産 流動化 清和 監査法人

2008/12/10 22:10

サイゼリヤ、為替デリバティブの損失額を確定、大赤字

~ 損失額が確定することでこの件は終わりになる、不透明を投資家は一番嫌うから。 ~

サイゼリヤがデリバティブ契約を解除。

デリバティブ契約解約に関するお知らせ

先日のプレスリリースでは140億円を見積もっていた通貨デリバティブの損失ですけど、最終的には153億円の損失となりました。153億はデカイ。サイゼリヤの今期売上計画は870億、経常利益が80億、純利益が42億。153億円の損失の大きさが分かりましょう。

この損失の経営責任ってことで代表取締役とかが減俸になりましたな。なんか、日本は何かあるとすぐ減俸とか半年間給料30%カットとか、そういう風に金でけじめをつける。個人的には嫌いですね。

いずれにせよ、損失額が確定したのはいいんじゃないですか?投資家は不透明なのを一番嫌うからね。これでこの問題は片づいたわけで、後は本業がどれほど好調かに投資家の目は移るわけです。デリバティブ損失は一時的な特損でいいと思う。

今回の為替デリバティブについてはこちらの「デリバティブへの理解 その3」で分かりやすく説明されている。なるほどね。っていうか、こういう説明をサイゼリヤがするべきじゃないですかねえ。

株価はデリバティブ損失発表後冴えない。冴えるわけもないですけど。

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ デリバティブ 外食

2008/12/10 22:10

ミネルヴァ(ナチュラム)の11月月次数字は順調

~ ずっと月次数字は好調を持続しているけど株はなぜか無反応で割安放置。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの月次数字。ナチュラムがしっくりくる。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年11 月1 日~11 月30 日)

順調ですね。売上高は前年同月比で120.9%、会員数は125.7%。上半期は売上134%、会員数127%で折り返し、下半期はここまで売上120%ぐらいで推移。悪くないじゃんねえ。株は安い。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス 有望

2008/12/10 22:10

クリード、傘下のクリードオフィスREITをいちごアセットに売却

~ クリードの信用が低いために苦しんできたクリードREITがいちごで楽になりそう。 ~

クリードがクリード・オフィス投資法人を売却。

資産運用会社における株主異動に関するお知らせ

正確にはクリードオフィス投資法人ではなくて、その資産運用会社であるクリード・リート・アドバイザーズになるけど、まあ意味合いはクリードREITを売ったと言うことですな。買ったのはいちごアセット。いちごは既にクリードREITの20%以上を所有する筆頭株主。アセットホールディングスとか他のREITとかにもずいぶん力を入れている。大丈夫なんだろうか。

いちごが新しくスポンサーになることでクリードREITはファイナンス面でのメリットを期待している。

ファイナンスの環境が大変厳しい中、今後新スポンサーとの間では、ファイナンス面における直接的・間接的なスポンサーサポート契約を近日中に締結する予定です。

本投資法人において、今後1 年以内に返済期限の到来する借入金は、来年3 月末の株式会社新生銀行の借入金105 億円(第5 期末(2008 年10 月末)時点の総資産の7.38%)のみであり、現在本資産運用会社では、当該資金のリファイナンスを経営の再優先課題として各金融機関との協議を続けております。今後は新スポンサーと協働の上、あらゆる可能性を模索しながら、リファイナンスに全力で取り組んでまいる所存です。

確かに、クリードの業績がボロボロで信用もなく、クリード傘下と言うことだけでファイナンス面で難しさが出ているわけだから、いちご傘下で信用増を狙うのは真っ当です。いちごにどれだけ信用があるかは分かりませんけど、流動化企業よりは全然良いって事でしょうかね。

この発表翌日の株価の動き。クリードもクリードオフィス投資法人もストップ高ですな。クリードREITはまさに信用増で資金面での不安が後退したとが大きいんじゃないですか?っていうか、今日は不動産関連にストップ高が連発なので、たまたま地合が良かっただけですね。

不動産・マンデベ・流動化
REIT いちごアセット クリード クリード・オフィス投資法人 ファンド 不動産 流動化

2008/12/10 21:09

アルデプロ、倒産するのも生きるのも銀行次第

~ 1Q決算は減損で大赤字、借金の返済を待ってもらい何とかやっている状態。 ~

アルデプロが早くも第1四半期で巨大な特損を計上。

特別利益および特別損失の計上に関するお知らせ

早くも、と言っても減損は必要なときにするもので早いも遅いもないですな。減損60億円で第1四半期の純損失は95億円と大きい。

平成21年7月期 第1四半期決算短信

当社グループの主力である不動産再活事業におきましては、物件の早期売却を最優先課題として取り組んでまいりました。しかしながら、不動産市況は当第1四半期連結会計期間に入ってからも低調であり、相次ぐ不動産会社の経営破たんなど一層深刻さを増している状況であります。

当社といたしましては、在庫圧縮、有利子負債の削減に努めたものの、不動産物件の売却が思うように進まず

正直な現状分析と言えましょう。赤字になりながらも在庫を減らす努力はしっかりしていて営業キャッシュフローは当然黒字、貸付金を回収して投資キャッシュフローも黒字、それらの黒字で借金を返済。妥当な線ですな。しかしながら相変わらずの財務体質で、自己資本比率は19%まで低下。

継続企業の前提に関する注記にあるとおり、借金返済を待ってもらっている状況ですな。返したくても返す金がない。

所有不動産の販売が思うように進まないため、金融機関からの借入金の一部の返済について、金融機関との合意により返済期日を延期しております。

つまりですよ、銀行がもう待てません、と言えば資金繰りがつかず倒産するって事ですよ。訳の分からないファイナンスをするという裏技は当然残っていますけどね。

さてどうなりますことやら。

不動産・マンデベ・流動化
アルデプロ ファンド 不動産 流動化

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