アーカイブ: 2008年11月

2008/11/29 19:07

アールエイジの業績数字は良いけど、本当に良いのか?

~ 不動産会社の多くは値下がりで特損を出している、アールエイジは出さない理由があるのか。 ~

アールエイジの下方修正。

平成20年10月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ

下方修正幅は小さい。下方修正後でも前期比で増収増益と不動産屋としては驚きの好業績ですな。規模が小さいので何とか押し込みできるのかもしませんが、そうではないと考える。

どこの不動産屋も売上こそ前期比でプラス、利益が大きくマイナスというものが多い。単に利益率が下がっているという理由もありましょう。ですけど、マイナス要因として大きいのは、減損なんですね。減損は売上原価に計上されることもあれば、特損に計上されることもある。

この減損がくせ者で、これを計上しなければアールエイジのような業績推移になる可能性だってあるわけですよ。アールエイジはそういう減損は一切計上していない。アールエイジは減損しなくていいような優れた仕入をしてきたと言うことですか?

その可能性がないとは言いません。社長の目利き気がゴルクレの社長みたいに優れているのかも知れませんし、仕入はどれもうまいこと安く済んでいるのかもしれませんからね。でも気になるのは監査法人が三優であること。

減損は監査法人に指導されることも多いはずです。お宅のこの土地、100億で仕入れたけど時価は80億ぐらいでしょ、20億は減損しないと監査OKになりませんよ、って感じでね。そういう意見を付けるのは当然厳しいというか真っ当な監査法人。三優はどうですか?三優が監査している企業の一覧を見て判断してください。

不動産・マンデベ・流動化
アールエイジ マンション 三優 不動産 監査法人



2008/11/29 19:07

アセットインベスターズ、増資が失敗すれば倒産するかも?

~ 資金調達ができずプットオプションガ行使されれば運転資金はショートする。 ~

アセット・インベスターズがいよいよ危ない状況じゃないでしょうか。

資本政策の検討状況に関するお知らせ

200811292.jpg アセットインベスターズが資金調達を計画していたのは既に発表されている。その計画がどうやらダメそうですので注意してくださいね、というのが今回のプレスリリース。プットオプションが行使されればアウトっぽい。アセットホールディングスは助ける余裕なんて無いですから。

マーケットは既に倒産を織り込んでいる値を付けていると言えましょう。

不動産・マンデベ・流動化
アセット・インベスターズ アセット・ホールディングス

2008/11/29 18:06

モリモト、2008年31社目の倒産、不動産屋は苦しい

~ 上場してから9ヶ月での倒産は酷い、主幹事野村と経営者は責任を取れ。 ~

モリモトが民事再生手続開始の申立を発表。今年31社目の上場企業の倒産。負債総額は1615億円と結構デカイ。

民事再生手続開始の申立てについて

最近流行の(?)不動産会社の倒産。流行りなんて言ったら不謹慎だと怒られるけど、まさに2008年のヒット番付横綱を取れると思いますね。

200811291.jpg エゲツないのは上場したのが今年の2月で、上場してからわずか9ヶ月で倒産という事実。これは主幹事証券の大和も含めて大いに非難されるべきでしょう。アメリカなら会社と主幹事、経営者が訴えられるのは確実ですよ。

倒産の理由はごちゃごちゃと説明があるにしても、ビ・ライフ投資法人に物件売却ができなくなったことでしょうな。一応、有価証券報告書にもリスクとしては記載されている。

何らかの理由により同投資法人にて資金調達ができず物件の取得ができない場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 傘下のREITに物件を売却できないとにっちもさっちも行かないのはモリモトに限ったことではなくて、新興不動産ファンド企業はどこも同じですな。

倒産・上場廃止
REIT ビ・ライフ投資法人 ファンド モリモト 不動産 流動化

2008/11/29 18:06

四半期・半期・有価証券報告書の提出遅延は要注意

~ 有報の提出ができない企業には倒産や上場廃止につながる重大欠陥があるかも。 ~

最近、四半期・半期・有価証券報告書(まとめて有報)の提出が遅延する会社がとても多い。有報の提出が遅れるというのは何かと問題があるわけで、君子危うきに近寄らず、投機トレード以外で買うのは避けるべきですな。

有報提出がどういう結果になるか、このリストを見ればよく分かる。過去1年間に有報の提出が遅れた企業。上に来るほど最近、下に行くほど昔の発表。いやはや、倒産やら何やらで上場廃止になった企業がほとんどじゃないですか。壮観ですな。これでもまだ買いますか?

クサイ会社・エグイ企業
上場廃止 倒産 有価証券報告書

2008/11/29 18:06

パレモ、月次数字は厳しいけれど、高利回りには注目

~ 配当利回り6.6%、優待利回り3.3%、総合利回り10%の高利回りは十分。 ~

パレモの月次数字。

月次売上高前年比情報に関するお知らせ

全店が96.1%、既存店が88.1%。苦しいですな。

パレモで気になるのは高利回りな事。業績は悪いながらも20円配を計画。減配の可能性を指摘されそうですが、過去の配当状況を考えれば減配がない方に軍配があがりますよね。何か巨大な特損でも計上して最終大赤字にでもなれば別でしょうが、今はそう言う雰囲気でもない。配当利回りは6.6%。配当は2月期末つの一括払い。

優待は1000円分の図書カード。優待利回りが3.3%。

配当と優待の合計利回りが10%。悪くないですな。10%の利回りを取りつつ30%ほど上がったら売る。

ところで、高利回りと言うが、優待は持ち株数に比例して増えないので、絶対配当額が小さいという意見があるかもしれませんね。確かにパレモだけを100株買ったってたかだか3万円で、10%の利回りはたったの3000円。3万円の株が30%あがっても利益はたったの9千円。それはそう。

けどね、10%利回りの株をたくさん買うわけですよ。これまでにいくつも紹介してきていますが、紹介していないものも沢山あります。そういうのを買いそろえれば200万とか300万とか、それぐらいは行きますよ。それで10%の利回りを取りながら30%の値上がり益を確定していくだけでもいいんじゃないですか。特に今みたいな相場ではね。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル パレモ ファッション 株主優待 配当 高利回り

2008/11/29 18:06

パナソニック、勝ち組家電メーカーの絶頂下方修正

~ 世界的な不景気はとりあえずいらないものの需要と株価を押さえ込む。 ~

200811281.jpg パナソニックの下方修正。

連結通期業績予想の修正に関するお知らせ

いやはや、強烈な下方修正ですな。株価が暴落しているところを見ると、予想外の下方修正だったのでしょう。そりゃあねえ、勝ち組トップの家電がこれですからびっくしりますよね。業績推移のグラフは朝日新聞より拝借。

理解すべきなのは、とにかく景気は悪いと言うこと。世界的に不況だと言うこと。これからもっともっと悪くなるって事。テレビは売れないしDVDプレーヤーも売れないし、冷蔵庫も、エアコンも売れません。

そういう事を十分頭にたたき込んで銘柄選択するべきでしょうな。

ハイテク・IT・テクノロジー
パナソニック 家電

2008/11/29 18:06

クスリのアオキ、気になる調剤部門は順調

~ ドラッグストアの売り上げは最低2000億なので、クスリのアオキは検討外。 ~

クスリのアオキ、11月の月次数字。

平成20 年11 月度 月次営業速報に関するお知らせ

ドラッグストア事業にはあまり興味がない。クスリのアオキの売上は500億。ドラッグストアとして投資するには売上2000億を目安にしてますから。

気になるのは調剤薬局事業ですな。もちろん調剤薬局銘柄としてクスリのアオキを考えることはないけれど、調剤薬局業界の業績を確認する意味で使える。全店、既存店ともに好調。これだけ確認できればOKですな。

調剤薬局銘柄としてはアインファーマシーズと日本調剤ですよ。

医薬品・医療品・調剤薬局
クスリのアオキ ドラッグストア 調剤薬局

2008/11/28 01:01

パシフィックの高塚社長の担保株が処分されている

~ 傘下のREITがパシフィックについてコメント出すのは良いのだけれど。。。 ~

パシフィックホールディングスから何やらプレスリリースが出されていますな。

株式会社中柏ジャパンによるパシフィックホールディングス株式会社への資本参加等についての投資契約書の締結に関するお知らせ

結局のところ、476.5億円の増資をしますよってことですね。引受先は中柏ジャパン。詳細は書かれていないけど、中国の大手上場不動産会社系。以前持ち上がった大和証券の出資はおじゃんになりました。しれっと書かれていますよ。

これでとりあえずの資金繰りは安心ですな。ホントに?この前のアーバンコーポレイションの例を思い出さずにはいられません。300億だか確保したといったのに、実際には全然お金は手元になく、倒産してしまった。そんなウルトラCはないですよね、パシフィックさん。

で、この増資を受けて、パシフィック系のREIT2社、日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人がコメントを発表。

資産運用会社の親会社における資本政策に関する発表に関してのお知らせ

要は、パシフィックホールディングスの信用回復が期待できるし、REITへの影響はないし、万事OKですよということ。

それはいい。パシフィック系のREITなんだから、パシフィックの資本政策や株主構成についてコメントし、投資家に対していろんな情報提供するのは親切だし責務というものでしょう。

だけどさ、今回のパシフィックの資本政策についてコメントを出すのであれば、パシフィック社長の高塚さんの持ち株が、担保処分で売られている件についてもコメントすべきじゃないですか?それって投資家にしてみればものすごーく重要な情報ですよ、マジで。

高塚社長とその家族、関係会社(以降、高塚社長とする)は4月20日の時点で37.42%を保有する筆頭株主。10月21日には34.09%に減少。たったの3%とか言えませんよ。株数にすれば23000株で、日々の出来高からすれば結構な株数。さらに11月21日には高塚社長の持ち株比率は30.42%まで減少。

それでなんだけど、この減少の理由。高塚社長がパシフィックの株を担保に銀行から金を借りていて、その担保が処分されたというもの。パシフィックの株価が暴落して担保価値が下がり、強制的に売られたって事ですな。

これは重要な事実じゃないですか?株主に知らせるべき重要な情報ではないですか?中柏ジャパンの出資についてコメントするんであれば、高塚社長の持ち株が担保処分で売られたことにも言及するのが筋ってものですよ。

社長の持ち株が社長の借入金の担保になっていて、株価暴落で担保強制処分という流れはアーバンコーポレイションでも起きた。アーバンはその後BNPパリバから資金を工面したと言って倒産した。パシフィックも今のところ全く同じ状況ですな。

株価の動きも全く同じですな。下げに下げた株は資金提供で暴騰。その後アーバンは倒産。パシフィックは。。。。

不動産・マンデベ・流動化
REIT パシフィックホールディングス 日本コマーシャル投資法人 日本レジデンシャル投資法人

2008/11/28 01:01

SUMCO、半導体も太陽電池もウエハー需要は当分厳しい

~ 景気悪化で半導体はだめ、原油の暴落で太陽電池もダメ。 ~

SUMCOの第3四半期決算。

平成21年1月期 第3四半期財務・業績の概要

景気が悪ければ半導体を使う製品が売れないのは当たり前。シリコンウエハー出荷も減りますな。需要が弱ければ数量減に加えて単価減と泣きっ面に蜂状態になるわけで、利益は売上以上に激減する。これまで好調だとそれに合わせて設備投資も積極的にしてくるから、減価償却負担が大きくなりさらに利益は圧迫される。

もうどうにも逆回転が止まりませんな。

唯一の望みは太陽電池向けシリコンウエハー。

けどね、太陽電池についても厳しいのが現実。日本の太陽電池関連だと何かと良いニュースばかりが聞こえてくる。シャープが積極投資するとか、どっかの会社が参入するとか、政府が補助金を出すとか。世界に目を向けてみるとそんな状況じゃない。

中国の太陽電池プレーヤーの株は暴落。基本的にはアメリカ市場に上場しているADR銘柄で、LDK、YGE、STPを筆頭に沢山ありますな。こういうのとかドイツの会社が太陽電池では世界的なプレーヤーであって、日本のメーカーは井の中の蛙。世界的なプレーヤーを見れば、太陽電池も相当厳しいことがわかるってものです。

クリーンエネルギーだのなんだのともてはやされるが、それらは理想に過ぎない。株式市場では儲かるかどうか、ただそれだけなんです。基本的に、太陽電池は石油と比べてどうなのかってところで株価が決まる。ここまで石油が暴落した今、太陽電池発電なんて割高でどうにもなりますまい。

そういう部分で太陽電池向けのシリコンウエハーも厳しいわけですよ。10年という長期スパンは別として、目先まだまだ底じゃないですな。

新エネルギー・環境
SUMCO シリコンウエハー 半導体 太陽電池

2008/11/28 01:01

アムスライフサイエンスの優待改悪理由はもっともではある

~ 株主優待が株価の変動を大きくするのでは企業も嫌でしょう。 ~

アムスライフサイエンスの株主優待内容変更。

株主優待制度変更についてのお知らせ

変更理由が面白い。

また、株主優待を含めた実質配当利回りを高めることに努めて参りましたが(10 株以上20 株保有の株主様の実質配当利回り7.8%)、権利落ち日に想定以上の株価下落要因となっており、安定的株式保有に支障をきたしておりました。

これは仰るとおりですな。高優待利回り銘柄は権利落ちで暴落し、権利日に向かって上昇していくのは間違いないですから。それに加えて配当利回りが高い場合は、さらにその傾向が顕著になりますな。

これでは株主を増やして株価を安定的に伸ばしていきたいという希望は叶えられない。

200811273.jpg 一方、超ボロ株が高利回りの優待を提供している場合、優待はまさに株価の下支えになる。そういう会社が優待負担に耐えきれずに優待を改悪すると株価はまさに奈落の底。最後には上場廃止となるケースが結構ある。

例えばタスコシステムみたいにね。

アムスはボロ株でも何でもないので大丈夫ですよ。

株主優待
アムスライフサイエンス タスコシステム 株主優待

2008/11/28 01:01

トリドールの公募値決め、東証一部へ鞍替え上場

~ 3%ディスカウントで売出価格が決まり、東証1部への変更も決まった。 ~

トリドールの新株売出価格が決まった。

発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ

1株260,445円。基準日26日の株価に対して3%のディスカウント。株価は強烈に強いので3%と最低のディスカウント率で決まりましたね。

同時に東証一部に指定替え。12月10日付け。

東京証券取引所 市場第一部指定に関するお知らせ

下げれば買いでいいんじゃないですか。

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 外食 有望

2008/11/27 23:11

オリエンタル白石の倒産でインサイダー取引がある

~ 空売り筋を調べればインサイダーは分かるのだからしっかり調べて。 ~

オリエンタル白石が会社更正手続きを開始。今年30社目の上場企業の倒産。負債総額は605億円。

会社更生手続開始申立てに関するお知らせ

200811274.jpg 大株主は太平洋セメント、新日鐵だけど、さすがに支援は無かったという事ですな。資金繰りに行き詰まっての最期でした。

倒産はいいんだけど、何がダメだって、インサイダー取引があったことですな。

倒産の発表があったのは11月26日の場が引けてから。株価が暴落したのは発表前の26日寄付から。寄付にガクッと下がって10時過ぎにはもう一段の暴落。出来高は異常な程に膨らんでますな。チャートは上が日中足、下が日足。暴落と出来高を見てくださいな。

200811275.jpg貸借状況も確認。売残の推移は、20日32200株、21日40600株、25日34900株、とここまでは普通。これが26日には231000株と急増。インサイダーで売り建てた人がいるってことですよ。

本日27日は当然ストップ安売り気配。インサイダーでしこたま空売りした人は今日買い戻す必要もなく、しばらく持ってボロ儲けですな。こんなのは、誰が売っているか調べれば分かるんだから、即調査してしょっ引けばいいじゃないですか。頼みますよ、本当に。

倒産・上場廃止
インサイダー オリエンタル白石 倒産

2008/11/27 01:01

サイゼリヤ、為替のデリバティブで巨大な損失

~ 純利益の4倍の損失を計上する予定なのにプレスリリースは不親切過ぎる。 ~

これは巨大な損失ですな。サイゼリヤがデリバティブで大損。

デリバティブ評価損発生見込みに関するお知らせ

これだけデカイ損失を出した割には不親切なプレスリリースじゃないですか。もっと普通の人が分かるように説明するべきじゃないですかね。事実だけ伝えればいいってもんじゃない。

200811271.jpg つい最近までオーストラリアドルは非常に強かった。基本的にオーストラリアは資源国家なので、資源価格が暴騰していたつい最近までオーストラリアドルは買い上げられたわけです。2001年の1AU$58円ぐらいから2007年の1AU$105円ぐらいまで、ほぼ2倍になった。

サイゼリヤとしてはこのオーストラリアドル高が続くと考えた。さらに強くならなくても最低でも高値安定するんじゃないかと。そうなるとオーストラリアから輸入する食材価格は高いままで、低価格メニューが受けて回復している業績が伸びなくなりますよね。

そこでBNPパリバと取り引きして、仮にオーストラリアドル高が進んでも大丈夫なような契約を結んだわけですな。でも、そんな美味しい事だけな話は無いわけで、その契約ではオーストラリアドルが78円以下(もう一つの約束では69.9円以下)になればサイゼリヤは損する値段でオーストラリアドルを買わないといけないってことになっている。

今のオーストラリアドルレートは62.5円ほど。つまり、サイゼリヤは損するレートでオーストラリアドルを買わなければならない。その損失額が今のところ140億円見込まれている。けど、この損失額は為替レート次第なので、今後良い方にも悪い方にも変動するわけですな。純利益が35億レベルの会社なので、140億の損失は巨大と言えましょう。

200811272.jpgせっかく順調に値を上げてきた株価も暴落。今のところ3日連続ストップ安。どこまでS安を続けられますかね。ちなみに、10月23日のへこみはピザにメラミンの混入が見つかったとき。この時の出来高が450万株なので、もし買うならそれ以上の出来高が付いてからじゃないですか。

業績は堅調なだけに何とも残念な今回のデリバティブ損失ですな。

外食・レストラン・居酒屋
サイゼリヤ デリバティブ 外食 為替

2008/11/26 19:07

縦に長いWebページをキャプチャするソフト

~ 超シンプルに縦長WebページがキャプチャできるFirefoxのアドオン。 ~

200811262.png 縦に長いWebページの画面をキャプチャしたいことがないですか?画面に収まっていないWebページを一番下まで全部スクリーンショットに取りたいって事です。右の画像みたいに、縦に長くて普通のキャプチャでは全画面が取りきれないものを取りたい。そう思って何か良いフリーソフトはないかと探してみた。

ベクターやら窓の杜やら探してみたけど、どーもいまいちしっくりこない。しっくり来ないというか、ばっちり希望するものが見つからない。

あれこれしていたら、Firefoxのアドオンでそれらしきものを発見。Screengrab! 0.95というアドオン。早速インストールしてみた。

まさにこれですよ!探していたのは。操作も超シンプル。100%ストライクですな。ありますね、探せば。

いつも何かソフトとか探していて思うのだけど、自分と同じものを欲しい人・同じ事をしたい人は世の中にはいっぱいいて、それにふさわしいソフトはほとんどの場合存在している。ほんと、便利な世のかなですな。

しかしこのソフトは便利ですな。

よもやま話(投資以外の話題)
Firefox PC アドオン ソフト

2008/11/26 19:07

オオゼキの不適切な経利処理は予想通り軽かった

~ 単に上司に帳簿の不整合を報告できず、それを隠すための帳簿合わせ。 ~

不適切な経利処理が見つかって決算発表が延期されていたオオゼキ。優良スーパーでまさか粉飾とかの大問題はないだろうと思っていたけど、思っていたとおり大丈夫でしたね。

当社における不適切な経理処理に関する調査結果のご報告

詳細はプレスリリースを読んでもらうとして、結果的には予想通りたいした問題ではなかった。いろいろ書かれているが、つまりはこれに尽きると思う。

前経理部長が、強い自己防衛意識から業務を一人で抱え込んで業務内容が不透明になっていたこと、さらに、前経理部長が、強いカリスマ性のあった故会長(佐藤達雄)を恐れるあまり、本不整合について十分な検証や報告を行わず、自己保身を主な目的として、故会長が認識する前に本不整合を解消すべく、不適切な処理を行っていたことが認められる。

勘定が合わないことを報告できない。ミスを報告できない。恐くて報告できない。怒られるし、ボーナスにも響くし、昇進にも響くし。プレッシャーがあってどうにもならない。

よくありますよね、こういう企業風土。個人的には大嫌いですが、こういう会社はある程度まではグングン伸びる。猛烈社長・上司がいて、軍隊式にガンガン攻めていく感じですな。そういう企業文化がオオゼキではどこまで強いのかは分かりようがないですが、そういう素地があるのは間違いない。

200811261.jpg 株価は予想通りの動き。不適切な経利処理が見つかり暴落。オオゼキだから大丈夫に違いないと反騰。買いが一巡すると全体マーケットの弱さも手伝って不透明感からもう一度売られる。詳細の発表で安心感を持って急騰。もうしばらくは上じゃないですか。

同時に発表された中間決算は予想通りの順調決算。

平成21年2月期 中間決算短信(非連結)

専門小売銘柄
オオゼキ スーパーマーケット

2008/11/26 17:05

日本レジデンシャル、新規物件の取得ができず分配金激減

~ 担保がいらない借入金に担保を付けて金策は大丈夫ですって、説得力はゼロ。 ~

日本レジデンシャル投資法人のプレスリリース。パシフィック系のREITです。

担保提供の申し入れに関するお知らせ

借入金について担保提供すると。で、通常、REITは借入の際に担保を提供したりしないわけで、なぜ今回担保提供が必要なの?と誰でも疑問に思うはずですな。当然そこら辺を説明してあるわけだが、言っていることが良く理解できない。

本投資法人のポートフォリオ全体の稼働率は好調に推移しており、保有物件の収益性は安定しているものの、本投資法人を取り巻く外部環境の激変、特に世界的な信用収縮が日本の資本市場に波及しており、中でも不動産投資信託証券市場に生じている混乱状態を鑑み、本投資法人及び当該貸付人との間で締結している諸契約に関連して担保設定を行う義務は生じていないものの、本投資法人は当面の間、財務運営基盤の維持・強化を最優先課題に掲げている中で、当該貸付人に対し担保提供を行うことが、継続して資金調達を安定的に行える体制の構築に資するものと判断し、本投資法人は当該貸付人に対し上記申入れを行うとともに、担保提供にかかる協議を開始いたしました。

これって一文ですよ。丸が最後に一つあるだけ。これだけの長い文章を一文にすれば分かりにくくて当然。百歩譲って、そんなことは気にしないこととしましょう。

内部環境はどうかというと、

  • 稼働率は好調
  • 収益性は安定

いいじゃないですか。

外部環境はどうかというと、

  • 世界的な信用収縮
  • REIT市場は混乱

だめじゃないですか。

そういう内部環境と外部環境があって、借入金については、

  • 担保設定の義務はない
  • 財務の強化を最優先

そりゃそうですな。

で、これらの結果として、

当該貸付人に対し担保提供を行うことが、継続して資金調達を安定的に行える体制の構築に資するものと判断し

これがよく分からん。

結局、担保入れないと金を貸してくれないような状況が近い、って事ですか?それともこちらのプレスリリースが暗示するように、担保を入れても資金調達できなくなったんですか?

資産の取得中止《パシフィックロイヤルコートみなとみらい アーバンタワー》及び平成20年11月期(第10期)の運用状況の予想の修正に関するお知らせ

パシフィック系から取得予定だった物件をキャンセルします、その為に損が出て業績は悪化して分配金は大幅カットします、という内容ですな。

取得をキャンセルする理由は、

  • 有利子負債比率を上げたくない
  • 新投資口発行による資金調達ができなくて金がない
  • 金融機関が金を貸してくれない

キャンセルすることによって違約金の支払をしなければならず、その額は23億円。もともと30億円の利益を見込んでいたわけだから、この違約金で利益はほとんど吹っ飛ぶ。そこまでしても取得をやめるって、そりゃ金がないから買えないってこと以外に何がありましょう。

分配金は12000円計画だったものが2700円へ78%の減額。そもそもREIT価格が48000円なわけで、従来計画の12000円のの分配金では利回りが50%になってしまう。あり得ないですな。2700円の分配金でも利回りは11%を越える。来期はもう一段の分配金カットが期待できましょう。

不動産・マンデベ・流動化
REIT パシフィック ファンド 不動産 分配金 日本レジデンシャル投資法人

2008/11/24 11:11

トリドールの公募増資、業績堅調の証、株価は強い

~ 株価の強さからも株主も納得の新株発行、業績も将来性もOK。 ~

トリドールが新株発行増資。いやー、この相場で新株発行とは立派ですなあ。

新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ

新株発行数は4000株、社長の売出が2000株、オーバーアロットメントが900株。増加数は4000株で発行済株式数の6.5%。調達資金9.6億円は全額出店費用に充当。プレスリリースには40店舗ぐらいの出店計画がずらっと並んでいる。

自己資本比率は37%とまだ余裕はあるが、株価が堅調なこのタイミングでの公募増資。業績は絶好調だし、ビジネスの将来性と成長性は高いんじゃないですか。

200811241.jpg チャートで見る通り株価は堅調。堅調の中でお強い時の増資発表で文句無しですな。さすがに公募増資発表翌日の17日は大きく下げた。でもストップ安でもないし出来高も膨らんではいない。株主も納得の公募増資と言えましょう。どこかのREITみたに株価暴落、REITのくせに純資産価値以下という値段で増資するのとはわけが違いますねえ。

この株価の強さでトリドールの人気が再確認されたんじゃないですか。人気だけではなくて業績期待の強さもね。

ついでにマザーズから東証一部または二部へ鞍替え。できれば一部でお願いします。

東京証券取引所における上場市場の変更に関するお知らせ

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 新株発行

2008/11/24 10:10

オフィス賃料は下落、地価も下落、不動産統計は全部マイナス

~ 不動産会社の業績を見れば既に分かり切ったことだけど、統計として出ると嫌です。 ~

オフィス賃料は前年同月比でマイナスに転落。全国平均のマイナスなので、首都圏は堅調なのかと期待するかもしれないが、首都圏もマイナス。千代田区では前年比3.7%の下落。これは、2006年に26%、2007年に8%あがってのマイナス転落だから、いよいよ苦しくなってきたのが分かると言えましょう。

2008/11/20, 日本経済新聞 朝刊

オフィス賃料、4年ぶり下落―丸の内・大手町3.7%

 全国の新築オフィスビルで賃料が下落している。日本不動産研究所が十九日まとめた全国賃料統計によると、九月末のオフィス賃料は、全国平均で前年同期比二・五%下落した。下落は四年ぶり。下落幅が最大だったのは、新築ビルが大量に供給されている仙台市(青葉通り付近)の七・七%。次いで東京都千代田区(丸の内・大手町地区)が三・七%下落した。

 丸の内・大手町地区の賃料は二〇〇六年に二五・八%、〇七年も八・三%上がっていたが、四年ぶりに下落に転じた。一部で高額な成約が伝えられるものの、立地などの条件が最上位クラス以外のビルでは、空室増で賃料は下がっている。入居後、数カ月間の賃料を無料にする「フリーレント」を条件に成約する事例が増えているのも指数を下押しした。

 前年は六・三%上昇していた大阪圏は〇・六%下落。前年二・四%上がった名古屋圏は、横ばいだった。

賃料の下落に歩調を合わせるかのように地価も上昇地点はゼロになった。すでに不動産会社の惨状を見てきているので、地価がここ数年と同じに上がっているはずもなく、下落しているのははっきりしていたが、上昇地点がゼロというのも極端ですな。

統計としての賃料下落、地価下落。なんだか嫌なものですな。

2008/11/22, 日本経済新聞 朝刊

地価、上昇地点ゼロ、国交省、10月調査、銀座や大阪・西梅田も下落。

 国土交通省が二十一日発表した十月一日時点の全国主要百五十地点の地価動向で、三カ月前に比べて地価が上昇した地点がなくなった。前回調査(七月一日時点)では地価の上昇地点は一三%あったが、その後の米国発の金融危機や国内景気の低迷などで不動産市況が一気に悪化した。東京の銀座や大手町、大阪の西梅田など人気の高い地域の地価も下落に転じた。

(中略)

 全国の百五十地点中、地価が下落したのは百二十八地点で全体の八五%を占め、前回調査の三八%より大幅に増えた。国交省は地価下落の主な理由について、国内景気の低迷や国内外の金融環境悪化、不動産市場の冷え込みなどを挙げている。その上でこれらの要因が改善しない限り、地価上昇は望みにくいとの認識を示した。

 地価が下落した百二十八地点のうち最も多いのが「下落率三%以下」の八十一地点で全体の五四%を占めた。東京では大手町や銀座、渋谷、大阪の西梅田などが該当する。東京・六本木などは下落率が「三%超から六%以下」だった。下落率が六%を超える地域も千葉県浦安市や名古屋市中区丸の内など五地点あった。

 地価が「横ばい」だった地点は前回は四九%あったが、今回は一四・七%に減った。

不動産マーケット
オフィス 不動産 地価 賃料

2008/11/24 10:10

1400億円の中国オンラインゲーム市場

~ 中国のオンラインゲーム市場に投資するのであれば質の高い企業が多いADR。 ~

中国のオンラインゲーム市場の規模は1400億という統計。まだ1400億と見るか、既に1400億と見るか。2003年から2008年で市場規模は8倍以上に拡大。拡大スピードは早いですな。もし中国のオンラインゲームに投資したいのであれば、日本企業では取れるものがないので、香港株かアメリカADRになりますな。ADRの方が質は全然高いと思うね。

2008/11/24, 日本経済新聞 朝刊

オンラインゲーム市場1400億円

 【上海支局】中国の新聞出版部局の幹部は、中国のオンラインゲーム市場の売上高が既に百億元(約千四百億円)を超えていることを明らかにした。新華社系の「新華網」が伝えた。二〇〇三年時点では十三億二千万元だったが、〇七年には八倍の百五億七千万元に増えたという。〇三年に二五%だった国内制作ゲームの比率は〇七年には六五%に上昇した。

統計・資料・調査
ADR アメリカ株 オンライゲーム 中国 香港株

2008/11/24 10:10

不動産の時価会計導入で含み資産の多い低PBRが来るか

~ 簿価の低い不動産をしこたま持っている企業をググって目星をつけておいて損はない。 ~

企業の持つ賃貸不動産を時価評価するように会計基準を変更するという。まあその方が含み資産がはっきりしますな。そうなるとPBRが今まで以上に気にされることになるんじゃないですか。

何十年も前にタダ同然で手に入れた土地を簿価でBSに載せ、そこの適当な建物を建てて賃貸に出している歴史の古い企業は結構あります。立飛企業とか。そういう企業は不動産賃貸が本業ではないんだけど、それがあるから会社が成り立っているというような、微妙な立ち位置にあることも多いですな。

含み資産多大の低PBR銘柄が人気化する相場があるかもしれません。自分で財務諸表を見て探すのは骨なので、ちょこちょことググってみて目星をつけておけばいいんじゃないですか。

2008/11/21, 日本経済新聞 朝刊

賃貸不動産、時価開示を決定、会計基準委、09年度末から。

 企業会計基準委員会(ASBJ)は二十日、企業が持つ賃貸不動産などの時価開示を義務付ける会計基準を最終決定した。現在は不動産取得時の価格を基に貸借対照表に計上している。時価を注記として開示することで不動産の含み損益などが投資家に見えやすくなる。

 二〇一〇年三月期末から適用する。開示対象は賃貸物件として収益を上げている不動産や、将来の使用が見込まれていない遊休不動産など。販売目的や自社ビルなどの不動産は含まれない。企業は不動産の時価のほかに、所在地や用途といった概要、含み損益などを財務諸表の注記事項として開示する。

 不動産業界では保有物件の開示が一段と進む。投資家側から見ると「ばらつきがあった時価評価の基準が一本化されるので投資判断がしやすくなる」(クレディ・スイス証券の大谷洋司アナリスト)。不動産以外の事業会社も開示を義務付けられ、非効率な不動産を抱える企業には投資家から有効活用を迫る声が高まる可能性がある。

ちょっとニュース
PBR 不動産 含み資産 時価会計 立飛企業 賃貸

2008/11/24 10:10

パーク24の10月月次、稼働率はさらに低下、利益は減る

~ 駐車場ビジネスの収益性は稼働率に直結、稼働率の底打ちが株価の底打ち。 ~

パーク24の10月月次数字。

2008年10月期 速報数値

今までと傾向は全然変わっていませんな。変わる要素も見あたりませんが。

売上高は前年比では順調に増加。売上原価は売上以上に増える。結果、売上総利益はそれなりに減少。駐車場数は順調に増加。しかし売上の増加率は駐車場の増加率より全然低い。

200811234.jpg ってことは稼働率が低いって事。実際、稼働率は下がり続けている。ついに30%台に突入。

稼働率が下がれば利益率はグングン下がる。何度も繰り返して同じ事を言うようだけど、駐車場ビジネスは稼働率が全てと言えましょう。稼働率が回復基調になるまで買えませんな。回復する理由も見つかりませんね。

消費者サービス
パーク24 駐車場

2008/11/24 09:09

アイディーユー、規模を小さくして増資だが資金繰りは苦しいまま

~ 株価下落で中止になった第三者割当、たったの1億円になって復活。 ~

アイディーユーの第三者割当の続報。

国際航業ホールディングス株式会社グループとの業務資本提携に関する変更についてのお知らせ

変更の理由はこう書かれている。

世界的な金融情勢の混乱と共に急速に変わる事業環境等を総合的に検討した結果、空間情報ソリューションを軸とした当面の業務資本提携に相応しい資金拠出とすることが、得策であるとの結論に至ったとの申し出がありました。

分かりやすい日本語にしてみる。10月15日に金を出すと決めたけど、それからお宅の株が暴落して半値になった。それじゃあとてももとの条件で金は出すことできないでしょ。そう言うのを世界的な金融情勢の混乱と共になんちゃらかんちゃらと呼ぶ。前に決めた大金は出せないので少しだけ出すことにしますよ。

結果、15億円を計画していた出資は1億円になるわけですな。アイディーユーの資金繰りは非常に苦しいままですよ。

不動産・マンデベ・流動化
アイディーユー オークション 不動産

2008/11/24 09:09

イオンの10月の月次数字、食品が苦しいのは値下げのせいか

~ 不景気になれば少なくとも食品の集客は高まりそうだが、数字には表れていない。 ~

イオンの10月月次。

イオンリテール(株) 10月度営業概況

うーん、売れていない。食品以外の衣料や住居余暇がマイナスなのは納得がいくとしても、食品がもっと強くても良いような気がしませんか。基本、イオン系スーパーは品揃えが豊富だしPBのトップバリューもお得感が非常に強い。財布の紐がかたくなればなるほどお客は増えそうな気がする。

衣料、食品、住居余暇商品あわせて1,000品目の価格を、店頭価格から10%~30%値下げする「がんばろう日本!とことん価格」を、10月18日より開始しました。

こういう販促活動もあって売上はいまいち伸びていないと言うことか。円高還元セールとかもやってるしね。

トップバリューの比率が高くなれば利益率は向上する。結果はこの通り。

荒利益率は、引き続き衣食住の各商品部門で昨年より改善し、全体でも昨年を上回りました。販管費は、既存比97.5%となりました。

200811233.jpg ところでイオンさん、粗利益の漢字間違ってませんか?辞書的には荒利益でもOKみたいだけど、一般的には粗利益じゃないですか?まあどーでもいいんだけど。

株価は全然下げ止まらない。このままズルズルと500円割れするんでしょうかね。そんなことがあれば買いますね。もちろん、その時にダイエーみたいな状況になってなければですけど。

食品・飲料・日用品
GMS PB イオン スーパーマーケット 食料品

2008/11/24 09:09

マツモトキヨシ、ドラッグストア最大手でも拡大余地は十分ある

~ 群雄割拠するドラッグストア業界で、業績好不調の売り上げ規模目安は2000億円。 ~

マツモトキヨシホールディングスの中間決算。

平成21年度3月期 第2四半期決算短信

ドラッグストア最大手だけあって業績は安定していますな。大手なら業績は安定、というのは間違った理屈だろうけど、ドラッグストアの業績に関しては規模がものを言っている。実際、規模の小さいドラッグストアの業績は下がっていることが多く、規模が大きければ順調に業績拡大という傾向がありますな。規模の目安は売上2000億。

200811232.jpg 最大手のマツモトキヨシでも出店は日本全国ではないんです。1都1道2府35県で合計39。まだ出店していない県は沢山あるって事です。売上高4000億円でもういっぱいいっぱいかなあと思うことがあればそれは間違いですな。拡大余地は十分あるんじゃないですか。ちなみに、ドラッグストアの市場規模は5兆円弱。

日本調剤と業務提携することで調剤薬局の市場も取っていくことができますな。

株価的にはまあこんなものでしょうかねえ。最大手のプレミアムがもっとあってもいいと思うけど、今のマーケットでは仕方ありますます。チャートは下値を切り上げていきそうな雰囲気ではある。

専門小売銘柄
ドラッグストア マツモトキヨシ 日本調剤 調剤薬局

2008/11/24 08:08

ディックスクロキ、2008年29社目の倒産

~ 不動産会社の民事再生手続きは終わるところを知らない。監査は三優。 ~

ディックスクロキが倒産しました。負債総額181億円。

当社民事再生手続き開始の申立てに関するお知らせ

これで今年の上場企業の破綻は29社目。今までの戦後最多が29社なので過去最高に並びましたな。

倒産の理由は他の不動産屋と同じ。不動産市況が悪化して思うように不動産が売れない。金融危機も手伝って金融機関の貸出し姿勢はますます厳格になる。資金繰りは悪化する。ついに息絶える。

会長は黒木透。代表取締役社長は板倉雅明。監査は三優監査法人。三優がお手伝いしている企業の一覧は是非ご覧下さいな。大株主は会長の黒木透が筆頭株主。

倒産・上場廃止
ディックスクロキ マンション 三優 不動産 流動化 監査法人

2008/11/24 08:08

ダイドードリンコ、減額修正だがポイントは来期の値上げ

~ 原材料高で今期が悪いのは業界全部で同じ、来期の値上げで業績は伸びる。 ~

ダイドードリンコの下方修正。

平成21 年1月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ

売上は月次の数字でほぼ分かっていたことだが、利益の減額が大きいですな。前期比で利益は半減と、あまり飲料会社らしくない決算数字ではある。伊藤園やコカ・コーラなどを見てもダイドーと同じような減益具合で、結局、セクター内同業は全滅って事ですね。減益は何もダイドーだけに限った話しではない。

最終的に、今期の利益水準は10年前の利益より低い。

そういう流れで修正幅が大きいけど、驚きはなかったんじゃないですか。株価は確かに下げているには下げている。全体相場も同様に下げているので、下方修正による下げと言うよりは全体的な下げと考えた方がしっくりきませんか。

今期の数字はこれで終わった。で、考えるべくは来期の数字ですよ。まず一番重要なのは値上げ。そう、来期は値上げがあるんですよ。忘れちゃいけませんねえ。それから今期の低利益の原因である原料費・資材費の動き。これらは確実に下がりまな。コモディティは安いんですから。もちろんですが、コモディティの値段は人によっては上って人もいますが、個人的には断然下に賭けますね。

200811231.jpg 来期、ダイドードリンコの利益は回復する。ダイドーに限らず、飲料メーカーは回復する。値上げと原料価格の下落があるからね。

一番業績インパクトが強いのがダイドーではないですか。ダイドーは缶コーヒーがほとんどであって、値上げはほぼ100%の製品で起きるからって予想です。そこら辺を株価は織り込んでいって欲しいと願う今日この頃ですな。

食品・飲料・日用品
コーヒー ダイドードリンコ 有望 飲料

2008/11/24 08:08

清和監査法人の顧客企業一覧

~ なにかと香ばしい企業ばかりですな。 ~

清和監査法人にお世話になっている企業の一覧。香ばしいですなあ。

  • 2323 fonfun
  • 3731 京王ズHLD
  • 4357 ラ・パルレ
  • 4744 メッツ
  • 4779 ソフトブレーン
  • 4835 インデックスH
  • 6453 シルバー精工
  • 6743 大同信号
  • 7273 イクヨ
  • 7602 カーチス
  • 8699 澤田HLD
  • 9051 センコン物流

クサイ会社・エグイ企業
清和 監査法人

2008/11/24 08:08

フィンテック、監査法人を清和に変更、玉井社長大丈夫?

~ 前期の大赤字から回復はするものの引き続き業績は極めて厳しい。 ~

フィンテックはでっかく損失を計上したわけだけど、その結果の決算がこれ。

平成20年9月期 決算短信

前期は終わったことなので忘れるとしても、今期はこれから。結局今期の予想としても売上は66%のマイナス成長を計画し、利益はなんとか出るらしい。

前期100億近い貸倒引当や損失はフィンテックとしては納得できないみたいですな。多分、監査法人とは意見が食い違って、あれやこれやともめたんじゃないですか。その結果が監査法人の変更。

会計監査人の選任に関するお知らせ

あらた監査法人を辞めて、新任は清和監査法人。清和を使っている企業の一覧をご覧下さい。フィンテックとしては自分の主張を認めてくれる監査法人が欲しかったわけですなあ。

なんかねえ、玉井社長の言うことは力強かったし、誠実さもあったし、ブログなんかでも頑張っていたし、残念ですね。悪魔に心を売るというか、そういう書き方すると名誉毀損になっちゃうのかな。

不動産・マンデベ・流動化
フィンテックグローバル 不動産 流動化 清和 監査法人

2008/11/24 07:07

タスコシステム、遅すぎる上場廃止、ようやく市場から退場

~ 社長の経歴、関係する会社、監査法人、どこをどう切っても臭ってきますな。 ~

タスコシステムが上場廃止になる。

上場廃止等の決定に関するお知らせ

遅すぎる上場廃止ですな。もう何年も前に退場処分を食らっているべき会社ですよ。こんなプレスリリース一枚で上場廃止にしてねえ。

会社の金は全部使ってしまった。貸付金だの預け金だの、ぜーんぶ消えた。消えたって言うけど、どこへ消えるかねえ。どこへ使ったかって?聞くだけ野暮ですよ。

監査法人はKDA。KDAが監査している企業の一覧

社長は山本健一郎。経歴がすごいですな。ジェイブリッジ監査役、小杉産業監査役、多摩川電子(多摩川ホールディングスの子会社)取締役、キムラヤセレクト社長、機動建設工業取締役。

タスコと手を組んでいろいろやってる企業は沢山ある。篠崎屋、日本インテグランドホールディングス(旧機動建設工業)、TRNコーポレーション(店舗流通ネット)。

臭くて息が詰まりそうですな。

倒産・上場廃止
KDA タスコシステム 上場廃止 監査法人

2008/11/24 06:06

日清食品、小麦価格暴落の恩恵を受けるのはこれから

~ 利益圧迫要因の小麦価格がさがれば販促を再開しラーメン価格は下がり売上が戻る。 ~

日清食品ホールディングスの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

インスタントラーメン屋さんにとって大切なポイントは多くない。原材料価格と値上げの2点じゃないですか。簡単にいってしまえば、原料価格=値段なわけで、結局、ラーメン一杯いくらなの?という価格にたどり着く。

その事を如実に表しているグラフは決算説明資料にありますな。

2009 年3 月期 (平成21 年3 月期)第2 四半期(上期)決算報告 説明会資料

200811211.jpg 2008年1月に値上げしたわけだが、その月の売上はガクンと落ちている。量販店では驚きの-40%。量販店とその他が具体的になんなのか分からないけど、コンビニ以外と言うことでひとまとめにしても問題はないでしょう。つまり、スーパーマーケットとかディスカウントショップ、ドラッグストアなんかですな。

そういう店は低価格が武器なわけであって、一円でも安い物を求める客ばかり。そんなところで値上げしたら、とりあえず値上げになったから買わないでおこう、って事になりますね。

ここで値上げというが、値引き販売・特売がなくなったのは値上げに等しいことを忘れちゃいけない。チラシ見て特売ばかりで買っていた人は、特売がなければ買わないんですよ。店頭で特売されているのを見て買っていた人は、山積み特売されているのを目にしないと買わないんですよ。

一方、コンビニは値上げでも売上は全然落ちていない。そりゃね、コンビニは値段じゃない。値段にうるさい人はもともとコンビニなんて行かない。コンビニエンス、つまり便利さ、を求めてる。ラーメンが食べたいと思えば10円20円高くなっていても食べますよねえ。

200811212.jpg 値上げの原因は、ご存じ、原料である小麦価格の暴騰。あとパーム油も。営業利益の増減要因を見ると原料価格上昇による利益源がデカイ。その減益要因を販促費を削減することで無理矢理増益にした。販促費の減少は結局値引き原資の減少ってことで、特売がなくなり、実質値上げってことですな。販促費=テレビなんかの広告宣伝費ではないですよ、念のため。

200811213.jpg これからだが、小麦価格は下がった。思いっきり下がった。パーム油もおもいっきり下がった。原料価格下落は利益に直結する。その分販促費が増やせる。特売が増える。値下げ。客が戻る。売上上がる。利益出る。と単純に考えれば、これまでの逆回転が起きますな。

小麦価格は下がっているけど、日清にその恩恵が届くのはまだ先。来年の4月からで、本格的には来年10月から。日本の小麦価格は政府が決めていて、どうしても小麦マーケットの動きに遅れる。

でもね、重要なのは実際に原料価格が下がったか、利益が出ているか、じゃない。これからどうなるかが大切。株価は先を織り込んでいくからね。ま、そう言う点では日清の株価には既に原料価格の下落、利益率の改善はある程度織り込まれていると言えましょう。

その辺りをどう考えるかが投資の分かれ目ですかな。3000円を割ることがあれば買ってみたい。

食品・飲料・日用品
パーム油 ラーメン 小麦 日清食品ホールディングス 有望

2008/11/24 06:06

ジョイントコーポレーション、大赤字でも倒産はない

~ オリックスの支援をうけて赤字も安心、株価は全く安心ではないが。 ~

ジョイント・コーポレーションの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

大赤字ですな。この会社の過去最高の経常利益は230億円。今期の経常赤字が330億円。 過去最高の純利益が130億円。今期の純損失が410億円。だからどうってことじゃないけどねえ。

オリックスが支援に乗り出したのはちょっと失敗ではないのだろうかと思うが、それは多分素人考えって事でしょうな。オリックスにはきっと何か見えているんじゃないですか。それにしたって、ジョイントじゃなくていいのにね。

いずれにせよ、ジョイントにとっては強力な後ろ盾ができたわけで、倒産はほぼなくなったと言えましょう。

かつて5000円した株は現在130円。株って難しい。

#追記:その後はご存じの通り、ジョイント・コーポレーション倒産しました。無念。。。

不動産・マンデベ・流動化
オリックス ジョイント・コーポレーション ファンド 不動産 流動化

2008/11/22 23:11

J-オイルミルズ、値上げサイクルが終わったので厳しい

~ 値上げが終わりこれからは値下げ圧力が強まるので株価も値下げ圧力が加わる。 ~

J-オイルミルズの上方修正と中間決算。

平成21 年3 月期 業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ

予想通りの上方修正で意外性は全然ない。製品価格の値上げがすんなりと進んで売上以上に利益が増えた。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

さて、ここからだが、原料である大豆と菜種の価格は暴落している。J-オイルミルズにとってはそれらの原料が一番重要なわけで、当然原料価格の下落は利益率の向上につながる。

じゃあ儲かるかって言えばそうはうまく行かないんじゃないか。既に原料価格の下落が製品価格の下落につながることを見越して、買い控えも出てきている模様。けど、食用油の買い控えは基本できませんね。レストランでは終わったら新しいのを買わなければならないし、家庭も同じですな。

しかし既に値下げの圧力はあちこちから受けている模様。原料価格が安くなったんだから値下げしろってね。実際には、今J-オイルミルズが使っている原料は高値の時に仕入れたものであって、価格の下落した原料を使うのはこれからですな。そんなわけで、そうそう値下げなんてできるはずも無し。

いずれにせよ、もう値上げは無い。

200811203.jpg それを考えれば、いかに足下の業績が良くても、もうここからは買っていけないんじゃないか。仮に来期も増益になるにしても変化率は小さくなるし、値上げで儲かるという最重要な要素がなくなるわけですよ。

ここから戻しても高値は取れないと思うね。

食品・飲料・日用品
J-オイルミルズ 大豆 菜種 食品 食用油

2008/11/22 23:11

サザビーリーグ、優良企業のプレミアムがようやくそげ落ちた

~ 今期は減益だけど優良企業の業績は回復する前提で株価を考えていきたい。 ~

サザビーリーグの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

大幅な減益という結果です。売上は増えても利益が出ない。通期ではずいぶん挽回する計画だけど、多分下方修正でしょうな。

サザビーリーグの優秀さは過去の業績から分かる。こういう企業を優秀と言わずしてどんな企業を優秀と呼びましょう。そういう優秀な企業の株が売られている。上場来安値を更新ですよ。もともと高評価で高株価な株なので、そのプレミアムがはげたのは間違いないですな。でも、そのプレミアム分を越えてずいぶん売られていやしませんか。

200811202.jpg 確かに今期の数字は悪い。がしかし、復活するのと復活しないのでどちらかを選ぶとすれば、迷わず復活すると思えますな。近い将来に。

今2009年3月期はもう終わる。終わらないけど、数字としては2010年3月期を見ていく時期だと思いますね。どこまで利益が戻るか。気にしておいて損はないですよ。

専門小売銘柄
サザビーリーグ

2008/11/22 15:03

楽天がイーバンクを買収、ますます楽天に囲い込まれる

~ 普通の個人が全部楽天にかこいこまれる:カード、銀行、証券、買物、保険、などなど。 ~

楽天がイーバンクを買ったわけだが、なかなかやるなあと思う。イーバンクは赤字ではあるものの、ネット銀行の個人顧客数ではナンバーワンだし、赤字にしても大部分は阿呆な投資のせい。地道に手数料と確実な融資にフォーカスしていけば儲かるんじゃないですか。

これまで楽天には一応銀行部門があった。東京都民銀行楽天支店ですな。しかしこれは情けない。東京都民銀行の一支店にただ単に楽天と名前を付け、多少違った商品とサービスを楽天会員向けに提供していたに過ぎない。

良かったのは会員向けの定期預金で、プラチナ会員だと6ヶ月物の定期預金金利が驚きの1.2%。最高1000万までという上限はあるにせよ、これは思い切った金利ですな。ゴールド会員でも1%、レギュラー会員は確か0.8%。

プラチナ会員になるには楽天ポイントを既定以上獲得すればいい。楽天市場での買物回数の決まりもあるんだけど、簡単に言えば、楽天で良く買物する人は知らずにプラチナ会員になれる。ちなみに、自分はプラチナ会員。買物と言えば楽天市場かアマゾンですから。ヤフーは使わない。

多分イーバンクでも楽天会員のランクに応じて有利な金利なんかが設定されるのではないですか。そうなるとイーバンクの顧客数は多いので、ありゃりゃ楽天で買物してプラチナ会員になって高金利を得ようかなって思う人が増えそうな感じはする。

そもそも楽天市場で最安値の商品を探し、楽天カードを使って決済し、楽天ポイントを獲得し、その他楽天のサービスを利用し、高金利定期を使えば、多くの物が安値で手に入ると思うんですよね。

つまり知らず知らずのうちに楽天に囲い込まれている。

ま、これが楽天の目指すところであって戦術なわけですが。

とりあえずイーバンクの楽天向けサービスが気になりますな。

消費者サービス
イーバンク クレジットカード ポイント 定期預金 楽天 銀行

2008/11/22 14:02

株主優待がある企業数が2002年以来初めて減少

~ 優待を廃止したのは不動産会社が多い、いずれ優待は縮小する方向でしょう。 ~

個人投資家に人気の株主優待だけど、実施している企業は最近減っている。日経の記事によると、2008年9月末で1091社が実施。ご存じの通り、隠れ優待があるので実際には1091社より少しだけ多いでしょうね。

2008年3月末に比べて19社の減少らしいですな。2002年に調査を始めていら初めての減少と。

2002年からはどの株も上がった。2002年から2006年辺りまでで損した個人投資家はいないんじゃないですか?そういうイケイケドンドンの状況だったので、企業は続々と株主優待を導入しましたね。株は上がる、優待はもらえるで、個人投資家は嬉しかったし、企業としては株価安定に個人投資家層を厚くするという理由もありました。

でもね、実際には優待導入で個人投資家層を厚くするなんて幻想ですよ。たまたま相場が強かったので株主優待を導入すれば確かに個人投資家が増えたかもしれない。だからといって、そういう会社の株が今はどうですか?同じように叩き売られてるじゃないですか。

優待利回りが10%を越えていたり、配当とあわせれば20%を越えるような企業も出てきているわけで、株価安定にはほど遠い。

優待を廃止した19社には不動産関連企業が多いみたいですな。そりゃそうですよ、これだけ業績ボロボロで無配に転落したら優待に回すお金なんてあるわけない。

時間がかかるだろうけれど、いずれ株主優待導入企業は少なくなるのではないでしょうかね。

2008/11/20, 日本経済新聞 朝刊

株主優待制度の採用企業が減少、日興IR調べ9月末。

 株主優待制度を採用している上場企業が今年九月末で千九十一社と三月末に比べ十九社の純減となったことが日興アイ・アールの調べで分かった。純減は二〇〇二年からの同調査で初めて。  業績悪化で制度を撤廃したり、上場廃止で取りやめたりするケースが目立つ。不動産関連企業で優待制度を廃止する動きが目立つという。

株主優待
株主優待

2008/11/22 14:02

タビオ、アパレル関連小売が強い相場で全然動いていない

~ 足下ファッションの定着は不明だけど、月次は好調で株は安い。 ~

タビオの商品回収。

商品の自主回収に関するお詫びとお知らせ

縫い針が混入していたって言うけど、そんな事あるんですね。誰かがいたずらで店頭品に差し込んだとかじゃなくて、製造段階で混入したって事ですよね、このプレスリリース見ると。そうじゃなければ商品回収なんてしないだろうし。

株価は無反応。

そんな事よりタビオの株は安いんじゃないですか。月次数字を確認すればここまで会社の予想以上に商品は売れていますよ。もともと今期の業績予想は減益だったものが、蓋を開けてみれば調子が良くて増益まで修正されてきた。タビオの考える以上に足下ファッションが浸透したって事ですかな。

足下ファッションは一過性ではなくて本当に定番化したのか?

こればっかりは難しい。来年になれば誰もタイツ、とは言わないんだな、レギンスを見せるようなファッションはしなくなるかもしれない。流行は難しい。靴下・足下ファッションというカテゴリが縮まなければ、その中で新たなスタイルを出していけるはず。足下ファッションはどうなりますかな。

200811201.jpg 少なくとも何とか微増益を確保できれば今の株価は安いんじゃないですか。PER5.9倍、配当利回り3.3%。株主優待もある。株価は横這いを続けている。今の相場で強いのは小売の一角で、特にアパレル関連には強い銘柄が多い。そういう流れの中ではタビオがいつ強くなってもおかしくない。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル タビオ 有望 靴下

2008/11/22 09:09

首都圏のマンション動向、人口動態

~ 今年の首都圏マンション供給は激減するが、人口・世帯は増加し潜在需要はある。 ~

日本綜合地所の中間決算資料より抜粋。

200811191.jpg 首都圏マンション市場の動向。8万戸以上の大量供給が1999年から2005年まで続いた。6万戸以上でれば1994年から2007年までの13年間。それが今年2008年は49000戸まで落ち込む見込み。2009年に回復するかどうか、しないんじゃないですか。そんな気配は全くありませんねえ。在庫は12000戸を超えて、1991年以来最高の数字を記録するのではなかろうか。

200811192.jpg マンション供給は絞り込まれているが、首都圏への人口流入は増える一方。10万人以上の人口が増えているわけで、仮に平均世帯人員を2人としても5万戸の住宅需要が生まれているわけですよ。決して小さい数字ではありませんな。中部はトヨタに引っ張られて微増を続けてきたけれど、今年、来年は厳しいことは間違いない。派遣社員、期間従業員、関連企業とすそ野は莫大に広いのだから。近畿は相変わらずダメ。大阪頑張れよ。

200811193.jpg 多分上の図グラフとは首都圏の定義が違うんでしょうな。東京+3県では2007年の人口増加数は235000人。1世帯3人で7万戸の需要。首都圏で1世帯3人は保守的な見方じゃないですか。一番多いのは独身者の転入だと思うので、1世帯2人と見積もれば新規需要戸数は10万戸を超える。

200811194.jpg 1人世帯と2人世帯が全体の60%。この割合は2000年に比べて増加している。これが首都圏の世帯構成でしょうな。1人世帯や2人世帯ではマンションを購入する確率も高いわけで、人口流入が続く限りマンション需要は減らないと言えましょう。

マンション需要というのは必ずしも新築マンションではないのがポイントかと。中古でもいいわけですよ。日本人の中古住宅嫌いは激しいものがあるけど、そういう風潮も徐々に変わっていくんじゃないですか。車がお洒落やステータスシンボルから単なる移動手段に少しずつ変わっていくのと同じ感じですかねえ。

そもそも中古マンションのストックは膨大で、それらを何とか有効活用していく必要がありましょう。土地は有限だしね。

不動産マーケット
マンション 不動産 首都圏

2008/11/22 09:09

ゼンショー、業績数字はイマイチだけど、利回りで買い

~ 人気の株主優待で優待利回りは高く、それだけで負けない投資ができる。 ~

ゼンショーの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

減益の理由は原価率の悪化が大きい。昨年の原価率31.3%から今期の原価率34.1%へほぼ3%も悪化している。販管費は横這い。食材価格の高騰はずいぶん落ち着いてきているし、来期はさらに落ち着くのではないかと推察。原価率自体の改善は進むのではなかろうか。

既存店売上が96.7%。ファミレスカテゴリーでは94.4%と特に厳しい。サンデーサンが売れないみたいですな。サンデーサンはココスへ変換中。しかし、ココスとかサンデーサンとか、値段が高くないですか?絶対金額としては高いと言ってもしれているけど、出される料理とのバランスですな、問題は。とても高く感じますよ。

牛丼は積極出店を継続。吉野家を抜いて牛丼店舗数日本一を達成しましたな。おめでとさん。すき家はメニューが豊富だし、ファミリー対応型の店舗も多くて家族連れも多い。吉野家はこの2店で遅れをとっていますな。

ゼンショーの配当は12円で配当利回り2.6%。優待は食事券6000円分で優待利回り13%。総合利回りは驚きの15.6%。ゼンショー系列を利用する人であればこんな株を買わない理由はありませんな。サラリーマンは昼食に行くだろうし、一人暮らしの学生だってよく使うんじゃないですか。

ファストフードは食べないぜって人も結構いるけど、そう言う人はヤフオクへ。人気優待だけに高く売れる。最低でも額面の80%は確実。ヤフオク売却時の総合利回りでも13.5%はある。

15%の利回りを取りながら30%ぐらい上がって売るだけでいいんですよ。黙って買っておくべきですな。

外食・レストラン・居酒屋
ゼンショー ファミレス 優待 外食 有望 牛丼 高利回り

2008/11/22 09:09

ユナイテッドアローズ、中間業績数字は悪いけど株価は底かな

~ 今期の数字は悪いが、株価は回復した時を意識しているのでは。小売全般に強いしね。 ~

ユナイテッドアローズの中間業績。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

増収減益。計画通り。通期では減益幅は縮小する計画。さて、この計画はどうですかな。ちょっと強気っぽいけどね。

株価は無反応。こういう場合、株価は強いと考えるのが妥当でしょうな。下落相場はちょっとのニュースでずんずん下げる。良いニュースでも下げる。下げて下げて、やがて悪いニュースや良くない数字でも下げなくなる。こうなってくると底の可能性が高い。

ユナイテッドアローズはそういう状況なんじゃないですか。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ユナイテッドアローズ 有望

2008/11/22 08:08

物語コーポレーション、10月の月次数字

~ 既存店は前年同月比で100%を越え、全店でも順調。株はまだ安い。 ~

物語コーポレーションの10月月次。

平成21 年6月期 10 月度 月次売上高前期比(速報値)及び店舗数のお知らせ

順調。前期比で既存店は100%越え、全店では127%。この調子であれば中間業績は上方着地しますな。

株はまだ安い。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語コーポレーション

2008/11/22 08:08

ミネルヴァ・ホールディングス、10月月次も好調

~ ナチュラムに限らすアウトドア用品、スポーツ用品の小売はどこも業績が良い。 ~

ミネルヴァ・ホールディングスの10月月次。ナチュラムと呼んだ方がしっくりくる。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年10 月1 日~10 月31 日)

結局、セキュリティー問題は売上に影響しなかった。お詫びの値引きやシステム導入、セキュリティ対策には金がかかったはずなので、利益率には影響が出そうではある。中間時点では影響は見られないけど。

成長スピードが多少スローダウンしたとはいえ、売上成長率は前期比20%。不景気のさなか悪い数字じゃないですよ。むしろかなり優秀と褒めてあげたいですな。

小売の中で強いのは、アウトドアやスポーツ用品の店。どこも業績は底堅い。

専門小売銘柄
アウトドア スポーツ ナチュラム ミネルヴァ・ホールディングス

2008/11/22 08:08

朝日インテック、ストリップ劇場的な上方修正の内容

~ 上方修正の幅が大きいが、それでも業績は前期並。アボットの影響は大きい。 ~

朝日インテックの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

先日のストリップ劇場的なプレスリリースでほのめかした通り、でっかく上方修正してきましたな。しかしながら、前期比で考えるとそれほどの大きなアップサイドはない。アボットラボラトリーズとの契約でもともとあるべきだった売上を無いものとして従来の業績予想を出していた。ところが、その契約はしっかりと守られることになって、前期並の業績は当然確保できると言うことですね。

恐いのは、アボットラボラトリーズとの契約が無くなればこれだけのインパクトがあるって事じゃないですか。前期の数字としては、アボットへの売上割合は13%。確かに大きいことには大きいが、今回の利益上方修正幅はアボットだけを理由とするなら多きすぎる感がありますな。他にも何かあるに違いない。

株価は前回のプレスリリー以降ほぼ4倍になった。儲かった人は多くいないが、それにしても凄まじい。

医薬品・医療品・調剤薬局
医療品 朝日インテック

2008/11/22 07:07

フィンテックグローバル、自分で批判までした事で巨大な損失

~ ダヴィンチを批判しても、結局は同じことで特損を出して赤字転落。 ~

フィンテックグローバルの下方修正。

貸倒引当金及び営業投資有価証券評価損の計上並びに平成20年9月期通期の業績予想の修正に関するお知らせ

損失の内容が痛い。

  • ・大阪市内の不動産開発プロジェクト。15億貸し付けて10億返ってこない。
  • ・東京都内に所有する不動産。値下がりで36億円の減損。(正確ではないけど、そう言う意味)
  • ・愛知県の不動産プロジェクト。10億貸して10億返ってこない。
  • ・21億出資した不動産プロジェクト、21億まるまる損した。
  • ・その他あり

結果、従来27億円を計画していた経常利益は91億円の赤字に転落。

それでも配当は出す予定。

配当予想の修正に関するお知らせ

この配当額だと配当利回りは8%ですけど、高すぎではないですか。そんな余裕かましている場合じゃないですよ。

玉井社長、以前の決算説明会か何かでは暗にダヴィンチを筆頭とする不動産流動化企業をボロクソに批判していましたよねえ。不動産転がしで儲けて、みたいな感じで。そういう企業をうちを一緒にしないでくれ、みたいな。

で、これだけの多額を不動産で損しているわけですか?

そりゃあこれだけの損が出ることを薄々感じていれば、儲かっているFXオンラインを売って金を工面するしか無いですな。

まあ、一生懸命やってもあまりのマーケットの急変にどうにもならなかった、というのが真相じゃないかとは思うが、それはどこの会社にも同じように当てはまる理由。なんだか難しい金融ナンチャラを持ち出して最もらしく語るのであれば、金融のプロとして何とかして欲しかったですねえ。難しいか。そんなことができた金融屋さんは世界に一つもないんだから。

不動産・マンデベ・流動化
ファンド フィンテックグローバル 不動産 流動化

2008/11/22 07:07

ビジョンメガネ、売上減は凄まじく債務超過の可能性が大きい

~ 資本増強がないといよいよ危ない感じがする、決算もしめられないし。 ~

ビジョンメガネの10月月次。

平成21年3月期 10月度売上実績のお知らせ

前期比で売上は全店が-17.4%、既存店が-4.6%。

既存店のマイナス幅は前期2007年4月からでは一番良い数字。-4.6%が一番良い数字というのもなんだかねえ。不採算店の閉店がもう少しで一息つきそうだということであって、客足が増えたと言うことではないと思いますが。

その証拠に、全店売り上げは相変わらずのマイナス幅を記録。それにしてもこれだけの勢いで売上が減り続けるのは気持ちいいですな。

今期ここまで、出店は2、退店は51。総店舗数は202。期初から店舗数は20%以上減った。前年同月比は23%の減少。売上激減も仕方ないか。

特別損失と下方修正も合わせて発表。

特別損失の発生及び第2四半期業績予想の修正に関するお知らせ

特損は4.5億円。通期業績の下方修正は今のところないが、下方修正は確実。もともとの計画でも通期の方が損失が大きいのだから、最終損失は最低でも7億は越えると考えるのが自然ですな。そうなると、債務超過に陥る。前回のエントリーでも書いたとおり、なにがしかの資本増強が無いといよいよ危ない感じがしますねえ。

そういうこともあって中間決算がしめられないわけですな。

平成21年3月期第2四半期報告書提出遅延に関するお知らせ

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 債務超過 眼鏡

2008/11/18 14:02

ワタミの中間決算、外食も介護も利益が出ている

~ 外食事業、介護事業、両方の利益率アップ、売上も順調に増加。 ~

ワタミはついこの前上方修正を発表したが、その時に、順調なのは外食ではなくて介護の方かと勘ぐったわけです。今回の中間決算では見事に勘ぐりがはずれましたな。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

新規出店を控えて、既存店の業績回復に力を入れたのがよかったのだろう。不景気に高コストの新規出店するより、利益率の改善に直結する既存店売上増加の方が選択肢としては正しかったわけですな。既存店売上は前年比99.4%と健闘している。

外食事業の営業利益率は5.2%と前期の4.2%からかなり改善している。外食事業もしっかり利益が出ていますな。

介護施設の入居率は89.4%と高水準。売上は前期比で+46%、営業利益率は15.5%と前期の13.5%から大きく改善。

結局、外食も介護も、どちらも順調に来ているってことですな。

200811187.jpg 株価は10月10日の底から堅調に推移し、11月4日の上方修正で勢いを増し、ついには底値から50%アップの水準まで買われています。買われすぎの感があるが、順調な外食企業、それも大手企業、は貴重な存在なので資金が集まるのもうなずけますな。さすがにここからは買えないけどねえ。

食品・飲料・日用品
ワタミ 介護 外食 居酒屋

2008/11/18 14:02

GMOペイメントゲートウェイ、ストック型で利益の質は高い

~ 稼働点の増加はそのまま利益の増加、継続収入は一度取ってしまえば安泰。 ~

GMOペイメントゲートウェイの決算発表。

平成20年9月期 決算短信

200811184.jpg 14%増収で17%増益。前々期の成長率からはスローダウンしたものの順調と言えましょう。今期の計画は、15%の増収で19%の経常増益。これもまた悪くないですな。

四半期ごとの業績推移もきれいな右肩上がり。

決算説明資料には情報が詰まっている。

GMOPGを使うような中小のネット販売業者は、決済を提供する会社が沢山ある中からどうしてGMOPGを選ぶのか、考えてみたことがありますかねえ。決済サービス会社は沢山あって、どこも似たようなサービス内容だし、費用だってそう違うわけでもない。

結局、慣れている、勧められている、デフォルトである、そういう事で選ばれてるのではないかと思うね。

GMOPGはもちろんGMOインターネットグループなわけだが、GMOにはレンタルサーバーの子会社が山ほどある。ドメイン取得サービスもあればブログサービスもある。結局、そういうサービスを使ったときに、さて決済サービスはどうしようかとなる。その時、同じグループ会社ですよ、連携が楽ですよ、基本的にデフォルトみたいなものですよ、という感じでGMOPGが出てくるわけ。

そういう流れで、決済サービスだけを提供している会社よりは、ぜんぶひっくるめて提供している会社の方が選ばれやすいはずじゃないですか。特に、知識の低い小さなネットショップではね。大手は知識のある専門の人がいますから。

稼働店舗数の推移。

6,837店(2004年)→16,530(05)→21,245(06)→13,136(07)→19,237(08)

200811183.jpg 2007年にガクンと減っているのは大口顧客だった楽天が自社での決済サービスに切り替えたため。この時はさすがに一時的なダメージが大きかったが、今となれば逆に顧客ベースがものすごく分散される結果となり、業績の安定性が増した。

ストック型のフィービジネスなので、稼働店が増えれば増えるだけ収益は伸び、業績は安定する。安心感のあるビジネスモデルですな。

200811185.jpg 特に公共料金の支払いなどの継続的に発生する支払の処理手数料が順調に増えている。これは強い。お役所自治体は一度決めてしまえばなかなか変更なんかしない。不況は100%関係ない。

お役所以外でも保険や通信、CATV、NHK受信料、新聞・雑誌など、景気に左右されず継続的にカード支払がされるものは沢山ある。こういう支払の処理件数もグングン伸びている。

200811182.jpg 不景気で消費は停滞するのは明らかだけど、ネットショッピングは順調に伸びるんじゃないか。最近、楽天の三木谷社長は、ネットショッピングは不況に強いと宣言しましたな。アメリカでもそう言う風に言われ今まではその通りでした。しかし今回の不景気ではさすがにアメリカのアマゾンに代表されるネット通販企業も苦しいでいますけどねえ。とにかくネットで買物する方向に世の中はある。

200811181.jpg カード支払の比率も増える。不景気で買物全体は減るだろうけど、カードでの支払は増えるはず。とにかくカード支払う方向に世の中はある。

自己資本比率が44%と、フィービジネスのネット企業としては低い。これはカード会社から顧客へ流れるお金を一時的に預かっているためですな。実質的な自己資本比率は89%と極めて高い。

営業キャッシュフローは税引前純利益より多くて利益の質は高い。キャッシュフローはじゃぶじゃぶで金はドンドン貯まる。配当性向は35%だが、もっと上げてくれないか。

200811186.jpg 株価は見事な右肩下がりでようやくバリュエーションもこなれてきた。PERなんて今の相場では無視されるが、それでもPERは13倍。ストック型収益の企業が20%で成長しているのであれば安いですな。配当利回り2.7%も悪くない。ネット企業なのでさすがにPBRは高めだが。

相場が戻るときは他の銘柄より早く強く戻るんじゃないですか。

ビジネスサービス
GMO GMPペイメントゲートウェイ クレジットカード 有望 決済サービス

2008/11/18 13:01

船井財産コンサルタンツ、計画通りにはいかなそう

~ プロジェクト規模が具体的に書かれている、うまく行けばBSはスリムになる。 ~

船井財産コンサルタンツの第3四半期決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概要

前期比では大きく減収減益。通期の予想は増収増益で変更無し。この変更無しの理由が興味深い。

当第3四半期の実績をもとに通期業績予想を検討しましたが、現時点におきましては修正に適さないと判断いたしました。その理由としては、第4四半期で計画しております不動産プロジェクト3件約65億円が進行しておりますこと

何が興味深いって、3件で65億円。4Qの売上のほとんどがこの65億円なわけです。で、BSの販売用不動産が90億円。3件で65億円のプロジェクトが計画通りに終われば、販売用不動産の実に72%が処分されることになりますな。

4Qの仕入をするのかどうか分からないけど、仕入を全然しないと考えてもおかしくはない。不動産取引は慎重に、仕入は少なく、計画を見直し、在庫物件の早期売却、というような言葉ばかりが並んでいる中で、4Qに仕入を積極化するのは考えづらいでしょ。

そうなると、期末のBSは相当スッキリする可能性がありますな。

まあ、だからといってどうってことじゃないんだけどねえ。

不動産・マンデベ・流動化
ファンド 不動産 船井財産コンサルタンツ

2008/11/18 13:01

春日電機、決算発表遅延、監査はビーエー東京

~ ビーエー東京に監査してもらっている春日電機の決算発表が遅れている。 ~

どーでもいいけど、春日電機の中間決算発表遅延。

平成21 年3 月期第2四半期決算発表の延期に関するお知らせ

製品売上について一部不明確な部分が発覚したため

循環取引とかですか?なんでもいいけどね。監査法人はビーエー東京。ビーエー東京が監査している企業の一覧はぜひ眺めておいてくださいな。

上場廃止になるかなあ。

クサイ会社・エグイ企業
ビーエー東京 春日電機 監査法人

2008/11/18 13:01

アメリカ、ミシガン大学消費者信頼感指数

~ 数値は低空飛行を続ける。 ~

アメリカ、ミシガン大学消費者信頼感指数。11月の数値。

11月 57.9

統計・資料・調査
アメリカ ミシガン大学消費者信頼感指数

2008/11/18 12:12

10月のミシガン大学消費者信頼感指数、シカゴ購買部協会景気指数

~ 10月の数字は弱い。 ~

アメリカ、ミシガン大学消費者信頼感指数。10月の数値。

10月 57.6

アメリカ、シカゴ購買部協会景気指数。10月の数値。

10月 37.8

統計・資料・調査
アメリカ シカゴ購買部協会景気指数 ミシガン大学消費者信頼感指数

2008/11/18 12:12

明和地所、下方修正だがマーケットの分析は当たっている

~ 株と同じで投げ売り状態の不動産、まともな値付けがされていないのでしょう。 ~

明和不動産の下方修正と中間決算。

業績予想の修正に関するお知らせ

従来予想を40%引き下げ。妥当な線ですな。修正の理由が実に分かりやすく今の不動産マーケットをまとめているので紹介したい。

不動産市場では、長く続いた年間8万戸の首都圏マンション分譲市場は4万戸程度への縮小が予想されておりますように、エンドユーザーの住宅購入は慎重な姿勢が続いております。また数年来不動産の購入者として市場を牽引してきた不動産ファンドにおきましては新規物件の取得余力が剥落したばかりでなく、金融機関による不動産融資総量の減少を受け、リファイナンス(既存借入金のロールオーバー)が困難な状況に直面しております。このように貸手・買手不在というべき逆風を受け、住宅・オフィス・商業施設等いずれにおいても流動性が低下すると同時に不動産の根源的価値への信頼動揺が浮き彫りとなりました。

下方修正の原因は、ファンド向けの一棟売り案件がつまずいたため。買い手の資金調達の問題やら、解約があったりで、全然計画に届かなかった様子。マンション販売や賃貸は経過苦戦での着地という。マンションは本当に計画通りなんだろうか。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

決算短信も減額修正のリリースと同様に、不動産マーケットの現況をまとめている。せっかくなので引用。

国内不動産市場におきましては、ノンリコース・ローンをはじめ不動産担保金融の機能不全が顕在化しており、建設不動産のみならず、REIT・不動産ファンドなど、幅広い事業形態において継続困難な状況が相次いで見られます。いわば買い手不在の中に換金売り案件が並ぶ結果、需給バランスと不動産の本来有する流動性が低下し、不動産価格の特定が客観的に難しい環境が続いております。

投げ売り状態で馬鹿げた値が付いている株が沢山あるけど、不動産も同じ状況なんですな。確かに不動産がプチバブル的に高くはなったのだろうが、今の投げ売り状態、流動性の低下、資金調達の困難さ、そういうものは行きすぎの感がありましょう。だから、「不動産価格の特定が客観的に難しい環境」になってしまう。これは嘘じゃないと思うね。

明和地所はマンションを積極的に値下げしていない模様。短信の説明によれば、周辺で大幅な値下げで売られても明和地所は当初計画通りの値付けで売っている。結果、販売期間は伸びる。利益率は下がる。

棚卸資産の減り具合、借金の返済具合、悪くないですな。

不動産・マンデベ・流動化
ファンド マンション 不動産 明和地所 流動化

2008/11/18 11:11

ケネディクス、第3四半期の数字は悪くても強気な言葉

~ 12月の見直しは良くて現状維持、多分下方修正ではないですかね。 ~

ケネディクスの第3四半期決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

言葉尻は強気ですな。

上半期には、ケネディクス不動産投資法人へのオフィスビル売却により同投資法人の成長を支援した他、住宅投資特化型の私募ファンド(年金10号ファンド)の組成に成功いたしました。下半期にはいりましても、8月にドイツ投資家の資金により、資産規模約280億円からなる郊外型商業施設を中心に商業施設に特化した私募ファンドの組成を実現し、さらに9月にはシンガポールの上場ヘルスケアリートへ有料老人ホームポートフォリオの一部78億円を売却する等、不動産投資市場が低迷する中で着実にファンド組成等を進めてまいりました。当社グループが受託するアセットマネジメント受託残高も、このような活動を通じて順調に増加し、平成20年9月末現在約8,440億円となっております。

今期の業績予想については不動産マーケットの状況を考えて、12月に改めて見直しを公表するということで、この辺りは多少慎重さが見て取れます。

不動産・マンデベ・流動化
ケネディクス ファンド 不動産 流動化

2008/11/18 10:10

インスパイアー(旧フォーバルクリエーティブ)、エグイ特損

~ 貸付金を特損で落す、それって計画的に落せばお金は企業から好きなところへ流れる。 ~

エグイ。インスパイアー(旧フォーバルクリエーティブ)の特別損失。

特別損失の発生に関するお知らせ

前期末の時点ではBS上に貸付金はない。第1四半期のBSでいきなり4.2億の短期貸付金が出てくる。いきなりなのは、まあ、当たり前ですね。貸付はある日突然行うわけだし。しかしその金額。1Qの売上が3.8億円で、短期貸付が4.2億ですよ。あり得ない。

そして第2四半期のBSでは短期買付け金が11億に激増。2Qの売上高は7.7億円。同時に8億を特損処理。えげつないですなあ。

貸したいところに貸して、最後は特損でちゃら。貸した先は結局自分と関係があって、自分の利益になる。会社のお金が特損で自分のもの。クサイ会社によくあるお金の流れですな。

もちろん、インスパイアーがそういう事をしているって言ってるわけじゃないですよ。そんな事しているかどうかなんて分かりようがない。ただ言いたいのは、売上以上の貸付金が突如現れて、特損処理したという事実。

インスパイアーの監査法人はKDA。KDAが監査している企業の一覧。クサイですなあ。

社長は西村幸浩。ジェイブリッジ、小杉産業を経験している。

クサイ会社・エグイ企業
KDA インスパイアー ジェイブリッジ フォーバルクリエーティブ 小杉産業 監査法人

2008/11/18 09:09

伊藤園、下方修正は残念だが株価は10年来の安値

~ 過去ずっと高かったバリュエーションがようやく安くなってきた。 ~

伊藤園の下方修正。

平成21年4月期 第2四半期累計期間業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

飲料会社らしくない絶頂と言える減額修正ですな。通期の数字は今回修正してはいないが、中間決算時に減額されるのは100%確実でしょう。仮に中間期と同じ減益具合とすれば、前期比で50%の減益になる可能性があります。そうなると、過去10年で最低の利益に落ち込むことも考えられましょう。

200811173.jpg 実際、株価はそう暗示している。つい先日、10年来の安値を更新したばかりですな。それにしてもここまで売られる必要があるのだろうか。確かに利益が10年前の数字になったとしても、売上は過去最高を更新中なわけですよ。

利益が出ていないのは、原材料高や販促費の増加が大きい。そういうのはいずれ改善される、もし伊藤園がどうしようもないボロ会社でなければ。伊藤園がボロ会社だというのはおかしいでしょ。

確かに伊藤園のバリュエーションはずっと高かった。高すぎた感がないでもない。そういうプレミアムがはげ落ちたとも考えられますな。

気になるのは配当ですな。財務に余裕はあるのだから、配当は維持して欲しい。それこそ一流企業の証と言えましょう。

全部ひっくるめて、中間決算で暴落するようなことがあれば買ってみたいですな。

食品・飲料・日用品
伊藤園 食品 飲料

2008/11/18 09:09

マネースクウェア、10月の売買は急増、口座数が増えていない

~ 他社と同じでボラが高まった10月の売買件数は急増するも、口座開設数が伸びていない。 ~

マネースクウェア・ジャパンの10月月次を確認。

平成20年10月度 月次概況(速報)に関するお知らせ

マネーパートナーズの10月とほぼ同じ。営業収益は急増している。ボラティリティが高まった10月は皆さん積極的に売買したわけですな。その結果は損したとので預かり資産残高は急減。分かることはただ一つ。売買すればするほど損するってこと。

違う点が一つ。M2Jは口座数が伸びていない。これは少し不思議ですな。マーケティングの失敗で新規顧客を集められなかったと言うことでしょうかね。アフィリエイトを思い切って絞り込んでしまったとか。FX業者の客集めはアフィリエイトにかかっていると言っても過言ではないですからねえ。

FX・為替
FX マネースクウェア・ジャパン

2008/11/18 09:09

アイディーユー、トーマツから監査意見をもらえない

~ 簡単なのは監査法人をクサイところへ変えることだが、それをしたら最後です。 ~

アイディーユーの決算書に監査意見が付かない。

平成20 年8月期計算書類に対する監査意見不表明について

監査法人トーマツがズバリと指摘している。

会社は営業損失8,026 百万円、当期純損失22,887 百万円を計上した。また、金融機関の不動産事業に対する融資はいっそう厳しくなっており、会社の資金調達は厳しい状況にある。

監査法人に指摘されるまでもないことは間違いない。もっと言えば、監査法人に指摘されるところまで行ってしまったらおしまいと言うことですな。

アイディーユーとしては何とか監査意見を付けたいので監査法人をクサイところに変えるかもしれませんな。そんなコトすればますます臭ってしまいますが。

倒産がひたひたと忍び寄っていますな。

不動産・マンデベ・流動化
アイディーユー 不動産

2008/11/18 07:07

アメリカFOMC政策金利、1%へ50ベーシスポイント引き下げ

~ 各国は勢いよく金利を下げ、激震マーケットに立ち向かっている。 ~

200811071.jpg 今さらながらの話だけど、アメリカの金利が1%へ引き下げられた。

FOMC政策金利 1.5%→1%

50ベーシスポイントの引き下げは市場予想通り。各国の金利はまだまだ下がる。(右図は朝日新聞より拝借。)図にはないけど、中国もどんどん引き下げるサイクルにある。

統計・資料・調査
FOMC アメリカ 金利

2008/11/18 07:07

アセット・インベスターズ、継続疑義の注記が付く

~ 時価総額以上の第三者割当を計画、実行されればアセットグループをはずれそう。 ~

アセット・インベスターズに継続疑義の注記が付きました。

継続企業の前提に関する事項の注記に関するお知らせ

直接の理由は、新株予約券につけられたプットオプションが行使されると資金シュートする可能性がある、ってことですな。そうならないように第三者割当で資金調達を模索中。こんなにボロボロの企業を引き受けてくれるのは一体誰でしょうねえ。

アセットマネジャーズにそんな余裕は無いように思うがさてどうでしょうな。伊藤忠も第二位株主で出資していますが、ここで大きく引く受けて筆頭株主になったりする?それは無さそうですけど。

現在のアセットインベスターズの時価総額はたったの7.4億円。今回計画している増資の規模が10億~20億円。引き受けるところは筆頭株主になること間違い無しでしょう。これでかねてからアセットマネジャーズが計画してきた、アセットインベスターズの売却(子会社でなくする)が完了しますな。

いまさら仕方ないけどね。そもそも、アセットマネジャーズが一部上場するにあたって、事業内容が被る子会社を持っていることが障害になっていたわけで、一部昇格なんてできっこない今となっては、アセットインベスターズの処遇はどうでもよい。連結業績の赤字が減っていいけどね。

中間決算も同時に発表されている。

> 平成21年3月期 第2四半期決算短信

それにしても、売上高以上の損失を計上するとは凄まじい。

不動産・マンデベ・流動化
アセット・インベスターズ アセット・マネジャーズ 伊藤忠 継続疑義

2008/11/18 07:07

7~9月期のGDP成長率はマイナス0.4%

~ 2四半期連続でマイナス成長のGDP、株価は先を行くことを忘れずに。 ~

7~9月期のGDP成長率が年率でマイナス0.4%になった。これでマイナスは2四半期連続。2四半期連続でのマイナス成長はITバブルの崩壊した01年以来になる。7年続いた景気拡大も終わりましたな。

数字としてはようやく終わったわけだが、株式マーケット的にはずっと前に終わっていた。マーケットは先を織り込む。忘れちゃいけない。もう一度成長軌道に戻る時、数字より先にマーケットが動き出すって事ですな。

朝日新聞 2008年11月17日10時22分

200811172.jpg 7~9月期のGDP年率0.4%減 2期連続マイナス

 内閣府が17日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報によると、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)は前期比0.1%減(年率換算で0.4%減)と、2四半期連続のマイナスだった。実質GDPが連続で減少するのは、ITバブル崩壊に伴う前回の景気後退局面だった01年に3期連続でマイナスとなって以来、約7年ぶりだ。

(中略)

 日本の実質GDPのマイナス幅は4~6月期の0.9%(年率3.7%)より縮小したとはいえ、戦後最長の景気拡大をリードした設備投資と輸出はともに早期回復の見通しが立たず、牽引(けんいん)役不在の状況が当面続きそうだ。

 7~9月期の実質GDPの内訳では、設備投資が1.7%減。GDP成長率を0.3%分押し下げ、マイナス成長の最大の要因となった。減少は3期連続で、マイナス幅も前期の1.4%から拡大。輸出の失速を受け、企業が設備投資を絞る動きが広がったためだ。

 その輸出は0.7%増と2期ぶりにプラスに転じた。ただ、13期ぶりのマイナスとなった前期に大きく落ち込んだ反動による増加もあったとみられる。石油製品や金属の輸入が増えたため、輸出から輸入を差し引いた外需は、成長率を0.2%分押し下げた。

 GDPの5割超を占める個人消費は0.3%増。2期ぶりのプラスとなったが、北京五輪商戦や「猛暑効果」による薄型テレビ、エアコンなどの売り上げ増加という一時的なプラス要因が大きかった、と内閣府は分析している。

 物価変動を反映し、景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0.5%減(年率2.1%減)と、2期連続のマイナスだった。

 総合的な物価の動きを表すGDPデフレーターは前年同期より1.6%下落した。消費者物価の上昇率は7~9月期にピークを迎えたとみられるが、原油・原材料の輸入価格上昇はGDPデフレーターを押し下げる要因になるため、下落幅は4~6月期と同じだった。(庄司将晃)

統計・資料・調査
GDP

2008/11/18 07:07

ワオ・コーポレーション、高配当利回り・高優待利回り

~ 総合利回りは20%以上、優待を使わない場合でも12%を越える高利回り。 ~

ワオ・コーポレーションの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

通期計画は前期比で売上4%増、経常利益37%増と強気だが、中間期の数字を見ると今後下方守勢があっても驚きませんな。業績面での数字はどうでもいいのだが、最近多い総合利回り10%クラブに入っている。

株価は260円。配当額が15円で利回りは5.8%と魅力的な数字ですな。優待が4000円あるので利回りは15%を越えている。総合利回りは実に21%と超高利回り。もし子供がワオの塾へ通っているのであれば迷い無く買っておくべきでしょう。

ワオの優待が使えない場合はいつも通りヤフオクへ。1800円ぐらいで売れるので、利回りは7%まで低下するがそれでも高利回りですな。配当と合わせた総合利回りは12.7%と文句無し。

高利回りを取りながら30%も上がれば利益確定。そういう単純明快簡単な投資で負けませんね。

消費者サービス
ワオ・コーポレーション 優待 配当 高利回り

2008/11/18 07:07

日住サービス、フィービジネスが赤字になるほど不動産は売れない

~ 値上がりしていない中興物件の売買も急激に細っているのが現状。 ~

日住サービスの第3四半期決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

赤字です。通期でも赤字の予想。こういう企業でも赤字になってしまうほど不動産マーケットは冷え込んでいるわけですな。

200811171.jpg 日住サービスは不動産売買や工事もしてはいるものの、基本のサービスは不動産仲介で、いわゆるフィービジネスってやつです。それが赤字になってしまうのだから。右のグラフの通り、中間期までの数字だけど仲介の取扱件数と売買仲介料はがっくりと減っている。

新築マンションが売れないのは、値上がりがあったからと考えれば分かりやすい。中古マンションは中古一戸建ては、よほどの地域でない限りほとんど値上がりしていないはず。ってことはですよ、住宅が売れないのは値上がりのせいばかりじゃないということ。消費者は消費していないわけですな。そりゃあ日々の食費を切りつめる中で住宅なんて買えませんね。

不動産マーケットの冬は長く厳しい。

不動産・マンデベ・流動化
マンション 一戸建て 不動産 仲介 日住サービス

2008/11/18 07:07

アーバンライフ、森トラストの支援でかろうじて生き延びる

~ 通期大赤字だけど森トラストの後ろ盾があるから倒産はしない。 ~

アーバンライフの第3四半期決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

通期で大幅赤字の予想。今期末の自己資本比率は10%を割り込みそうな気配ですな。こうなってくると倒産が恐いですが、そこは森トラストの子会社、倒産はないでしょう。

コミットメントライン 極度額増額に関するお知らせ

こういう感じで森トラストからの支援は続くでしょうね。

しかし、棚卸資産は減るどころか増えているし、マンションは全然売れませんな。当然営業キャッシュフローは赤字のまま。ビジネス戦略で積極的に土地取得しているのではなくて、売れなくてどうにもならない方でしょうな。

株価はボロボロ。

不動産・マンデベ・流動化
アーバンライフ マンション 不動産 森ビル

2008/11/18 07:07

アルテサロン、総合利回りは10%を越えている

~ 優待を使う場合の利回りは20%近く、ヤフオク売却でもリターンは10%を越える。 ~

アルテサロンホールディングスの中間決算。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

決算数字はどうでもいいです。気になるのは利回りの高さですな。配当利回りが4.3%とそれなりに高い。優待利回り14%と非常に高い。総合利回りは19%近い。

アルテのアッシュを使う人であれば文句無しに持っておいて損はない株と言えましょう。とは言うものの、美容院はこだわりの多い分野なので、優待があるからといって今までの美容院をやめてアッシュへ行く人は少ないような気はしますねえ。

そう言う場合は例の如くヤフオクで売ればいい。それでも総合利回りは10%を越えますからねえ。

自己資本比率が24%と低いので減配や無配転落を心配するかもしれませんが、そう言うことはないんじゃないかと推察。営業キャッシュフローは豊富だし、これまで赤字転落もない。フランチャイズ化を進めるような方向で、そうなればキャッシュフローは余裕がでるだろうし。

10%の利回りを取りながら、30%上がれば売却する。負けない投資ができますな。

消費者サービス
アルテサロン 優待 美容院 高利回り

2008/11/18 07:07

2008年10月、為替の高ボラティリティでFX売買は急増

~ 為替の動きが急で取引は急増、口座開設も増加、しかし預かり資産残高は増えない。 ~

マネーパートナーズの月次概況。10月の数字。

平成20年10月次 月次概況(速報)のお知らせ

すでに3つのエントリー(歴史に残る10月の暴落で口座を開設する個人投資家歴史的暴落の2008年10月に大きく買い越す個人投資家10月のマーケット激震で売買を積極化する個人投資家)で10月の個人投資家の動きについて書いてみました。今回のマネーパートナーズの月次も同じ内容。

まず10月の口座開設数は5000を越えていて5000以上は昨年からでは過去最高の伸び。証券口座と同じで10月に口座開設する人が激増したって事ですな。

取引高についても9月と10月は今までにない数字まで激増していますねえ。取引高の増加は営業収益の増加に直結するわけで、9月10月はマネーパートナーズはずいぶん儲かりましたな。

9月10月の為替相場のボラティリティは凄まじいものがありましたが、その結果がこういう数字なんですね。

一つ気をつけるべき数字は預かり証拠金ですな。増えるどころか急減している。取引は急増しても、預かり証拠金は急減している。

つまり、売買すればするほど損している人が大多数、ってこと。儲かるのはFX業者だけ。よーく考えましょう。

FX・為替
FX マネーパートナーズ

2008/11/17 23:11

建築基準法改正の影響はもうなくなった

~ 建築基準法にしても何にしても、改正や廃止はいつも抵抗勢力がある。 ~

200811161.jpg 新設住宅着工戸数、建築着工統計(建築物の着工床面積)の推移グラフ。この資料はタケエイの中間決算説明資料より拝借。もともとの出所は図にもあるように国土交通省。建築基準法改正があったのは昨年の6月で、グラフががっくりと下がっているところですな。

このグラフから考えると、建築基準法改正の影響は無くなったと言えましょう。2年前の水準まで回復していないのは、単に不動産マーケットが弱いからであって、建築基準法が理由とは思えません。もしどこか建築基準法の改正を未だに業績悪化の理由にしている不動産屋があれば、それはこじつけの言い訳と考えてよいですな。

建築基準法の改正は確かにヒドイものだった。改正の内容というより、準備不足での改正のせいでグラフの通り住宅着工は激減した。その時の論調はずいぶん偏ったものばかりで、住宅着工は将来にわたってずっと激減したまま推移するようなものでしたな。

いつの世も、何かを改正すると批判が出る。抵抗がある。文句を言われる。改正に合わせる方は面倒だからね。どんなに改正内容がアホらしいものでも、改正されれば仕方ない、それに合わせて何とかするしかないんですよ。そして実際、なんとかしてしまうのが人間なんですよ。

政治でも経済でも同じ。そんなことしたら酷いことになる、っていつも文句を言う。実際酷いことになる。でも、そのうち1年もすれば丸く収まって元通り。なんとかしちゃうんですね。そういうものです。

不動産マーケット
タケエイ 不動産 住宅 建築基準法

2008/11/17 23:11

セントラルスポーツ、配当+優待の総合利回りは10%超

~ 配当利回り2.1%、優待利回り8%で合計利回りが10%を越える。 ~

セントラルスポーツの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

新店のおかけで売上は増加しているものの、利益は伴わないですな。スポーツジムという固定費が高いビジネスだけに、既存店の会員減少は利益を激減させてしまう。逆に会員が増えれば利益は急激に伸びやすいということでもある。

マクロ的には、高齢化が進むし、健康志向は高まるし、悪くはないんじゃないか。景気が悪いと5000円を超えるような月会員費はカットを検討される対象になるのが痛いですな。そういう傾向がどこのスポーツジム企業でも見られます。

業績よりも気になるのは利回りの高さでしょうね。配当利回りこそ2.1%と高くはないものの、優待内容がそれなりに充実していて、使う人であれば優待利回りは余裕で10%を越えるでしょう。使わない人はヤフオクで売る。それでも8%ぐらいの利回りにはなるんです。

配当と優待を合わせた綜合利回りは10%を越えるわけであって、気長にのんびりもば損しない。30%も利が乗ることがあれば売ってしまえばOKですな。そうじゃなくても10%。負けない投資ですね。

消費者サービス
ジム スポーツ セントラルスポーツ 優待 高利回り

2008/11/17 23:11

丸誠、現金修正PBRが1倍割れ、利回りは5.5%超

~ ある意味ストック型の銘柄が現金修正PBRで1倍割れ、利回り5.5%は安い ~

丸誠の中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ビルメンテナンスは不況になってもなくなりませんな。ビルの空室率が2%から5%になっても7%になっても、同じようにビルの管理・メンテは必要なわけで、不況・好況に関わらず同じだけ仕事がある。結果、不況でも好況でも業績はそれほど変わらない。

業績を伸ばすには管理する不動産物件を増やすしかない。一度増えたら減りづらい。ビルメンテの会社ってそんなに頻繁に変えるものじゃないし。ストック型と言えますな。

そういうビルメンテの会社だから丸誠の業績は微動だにしていない。

ま、そういう銘柄では成長性を買うなんてことはできないし、PERで割安とか言われてもあまり意味がないですな。

株価は330円。BPSが830円。現金修正BPSが360円。PBRは0.4倍、現金修正PBRは0.92倍。配当利回りは5.5%。借金ゼロで自己資本比率は70%。

ここから下げても心配いらないですな。

ビジネスサービス
PBR ビル メンテナンス 丸誠 有望 高利回り

2008/11/15 15:03

物語コーポの決算説明資料には面白い情報が沢山

~ お好み焼きと中華に集中して出店を計画、その2つのマーケットが良い理由は。 ~

物語コーポレーションの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

1Qの出店は直営3、FC5、総店舗数131(直営64、FC67)。出店の内訳は、焼肉2、中華2、お好み焼き4。前期の説明資料にはお好み焼きと中華に集中して出店とあるが、なぜか焼肉も出店している。

中間期は前期比で増収減益の計画。1Q時点での進捗率は売上50%、経常利益74%、純利益80%。中間期は計画を上回って着地する可能性が高いんじゃないですか。そうなればいずれ上方修正がでますな。

200811148.jpg 前期末の決算説明資料を確認しておく。

売上の50%は焼肉。中華が次で、お好み焼きが続く。店舗数でも同じ。勢いとしてはお好み焼きが一番ある。店舗数は2→13→28と倍々以上に増加中。売上高でも倍増の勢い。中華、具体的にはラーメン、もそれなりに勢いがある。焼肉は横這いを維持。

200811149.jpg 基本的にはお好み焼きと中華を集中的に出店して15%の増収を目指す。上に書いたとおり、1Qの出店はお好み焼きを中心として、後は中華と焼肉。集中はしていませんな。ま、お好み焼きと中華以外は一切出店しないと言うわけでは当然ないでしょう。

財務バランス改善とあるが、これは難しいですな。自己資本比率は20%と決して高くない。出店には金がかかるのでできれば増資でも繰り出したいところですが、今の株式相場でそんなことができるわけも無し。営業キャッシュフローの範囲内での出店では成長スピードがどうしても遅くなりますね。FCでの出店を加速していくことになるんじゃないでしょうか。

2008111410.jpg ふーん、焼肉の市場規模は5900億円、ラーメンの市場規模は4000億円、お好み焼きの市場規模は1900億円ねえ。で、それぞれでシェア順位6位、5位、2位を3年後には獲得していたいと。それでも市場シェアはそれぞれ、1.5%、2.8%、5.7%と小さい。ま、これらは個人営業の店の数が膨大にあるし、なかなか寡占化は進みにくいですな。

市場規模と市場シェアで、3年後の計画売上が分かりますねえ。焼肉で88.5億、ラーメンで112億、お好み焼きで108.3億。合計308.8億。3年後にこれだけの売上を取るつもりでいる。今2009年6月期の計画売上高が116億なので、2011年6月期は売上規模が2.7倍になるという事ですな。

そうなると単純計算では、2010年の売上伸び率が65%、2011年の伸び率も65%になる。しかしですよ、今2009年の伸び率はたったの15%を計画していますな。2010年から突然成長が加速するんですか?

2008111411.jpg 確かにお好み焼き屋は個人経営の小さな店が多く、寡占化は全然進んでいたいと思う。ファミリーで気軽に行くことができる郊外方の店舗も少ない。チャンスはあるでしょうな。面白いのは、各社の1店舗あたりの売上。

物語コーポが一番高い。その他は英語のイニシャルを使ってはいるものの、分かりやすいですな。C房は千房(ちぼう)、T橋風月は鶴橋風月、Bぢゅうはぼでぢゅう。その他は知らないけど。

2008111412.jpg ラーメン業界の資料も面白いですな。各社の1店舗あたりの売上高では、物語コーポがダントツじゃないですか。にわかに信じがたいが。日高屋や幸楽苑等の上場大手ラーメン屋を抑えてブッちぎり。日高屋や幸楽苑のラーメンは安さが売りだからだろうか。物語コーポのラーメンは650円ぐらいからで普通のラーメン屋の値段設定と同じ。

画像右下には各社の既存店売上の推移をグラフにしている。ここでは物語コーポだけが既存店が好調ですよと主張している。勢いの差を強調したいんですな。

会社が計画するとおりにお好み焼きマーケットとラーメンマーケットを取っていくことができれば業績は伸びそうな雰囲気ですな。当然、出店費用をどう工面するかという財務戦略が気になる。FCを基本として出店していくなら財務面では楽になりますが。

2008111413.jpg 株価は上場来ずっと横這い、多少は上向きと言えなくもない。PERは5.6倍と安いけど、会社の規模が小さくて上場企業としての歴史も浅い、財務もいっぱいいっぱい、今の相場は厳しい、等々考えれば妥当ですかね。成長力が一応はあるので、個人的には安いと思うけどね。

とりあえずは業績の進捗状況を確認しながらぼちぼち様子見ながら投資してみてもいいかもしれませんな。

外食・レストラン・居酒屋
お好み焼き ラーメン 外食 有望 焼肉 物語りコーポレーション

2008/11/15 15:03

ダヴィンチが苦しいのであればどこのファンドが楽であろうか

~ マネジメントフィーの大きさを豪語してきたダヴィンチ、不動産売買は全然できない。 ~

ダヴィンチ・ホールディングスの下方修正と第3四半期決算。

通期業績予想の修正に関するお知らせ

巨大な下方修正で通期は赤字予想に転落。不動産は売ることもできないし買うこともできないと、はっきり書かれていますなあ。こういうはっきりしたところはダヴィンチらしい。

ファンドにおいて約231,900 百万円の収益不動産売却を当事業年度において計画していましたが、この計画を達成できないことが確実となり、予定していた不動産売却収入が見込めないこととなりました。さらに不動産の新規取得も計画を大幅に下回ることが明らかになり、予定していた賃料収入などが見込めないこととなりました。

不動産に加えてダヴィンチは不動産関連企業への投資も行ってきたわけですが、そちらも減損を計上。さすがにこれだけ株価が下がれば減損にもなりますな。

昨今の大幅な株価の下落により、有価証券の評価損を8,903 百万円見込んでおります。

それにしても赤字はちょっと酷いんじゃないですか。もともとダヴィンチの言い分としては、仮に不動産売買のインセンティブ・フィーとか成功報酬の部分がなかったとしても、マネジメント・フィーで毎期10億は安定収入があり十分やっていける、って感じじゃなかったですか?

それが今回の下方修正では営業利益段階で赤字ですよねえ。短信には「業容拡大のための増員等により」という言葉がありますから、人件費がずいぶん増えたんでしょうな。うまく行っていないのに増員しないでよね。少数精鋭を基本としているわけだし。

こうなると、さすがのダヴィンチもファンドへの出資金が集まっていないと推察。名前は忘れたけど、巨大なファンドが進行中でしたな。きっと規模は大幅に縮小されるか、募集完了がずっと先になるのではなかろうか。

物件売却ができないという状況では、償還期限を迎えるファンドの物件についても困った状況になりましょう。

ダヴィンチが苦しければ、苦しくない不動産ファンド屋さんは無いと思いますな。

いやはや、不動産流動化は本当の本当に苦しい。

不動産・マンデベ・流動化
ダヴィンチ・ホールディングス ファンド 不動産 流動化

2008/11/15 15:03

きちり、成長率は高いが小規模でボラティリティは高い

~ 成長を加速するためには資金が必要だが、今は銀行借入しかできない。 ~

きちりの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

出店した分だけ順調に増収。利益も増えてはいる。規模が小さいので誤差が大きいのが玉に瑕。通期では30%の増収で利益はほぼ横這いを計画。

いかんせん規模が小さい外食企業なので、業績のブレも大きい。成功している業態をじゃんじゃん出店して増収増益のスピードを速めていくのが王道だが、それには軍資金が必要となりますな。今のマーケットでは増資はできないし、銀行借入に頼るしかない。

自己資本比率は37%と、外食企業としては普通だけど、成長企業がガンガン借入をして出店して行くにはあまり余裕のある数字とは言えますまい。

200811147.jpg いかに資金を得て出店していくのかがポイントではなかろうか。株価はまあこんなものかおと思うが、成長加速がはっきりすれば一気に飛び跳ねそうではある。底値からの戻りは早いですな、今のところ。

外食・レストラン・居酒屋
きちり 外食 居酒屋

2008/11/15 14:02

ぐるなび、業績の伸びは順調、これからの戦略はいまいち

~ 業績は順調に拡大していてしばらくは続きそう、株価は強烈に強い。 ~

ぐるなびの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績は順調に成長していますな。

9月には「ぐるなび」トップページの表示幅を740ピクセルから950ピクセルへ拡大し、全体的に見やすく情報を探しやすいようリニューアルいたしました。

あまり関係ないけど、昔のPCモニターは小さい物が多かったから、ウェブサイトの横幅はだいたい750ピクセルで作られていた。今は大画面で横長、解像度が高いから、950ピクセルでも困ることはない。1024×78以下の人は新しいパソコン買えってことですね。

決算短信にはとりわけ見るところもないので決算資料を確認。

2009年3月期 第2四半期決算説明資料

200811141.jpg どーでもいいけど、短信と説明資料をわける会社が多いが、わけずにまとめてくれたほうがよくないですか。わける意味がわからん。

加盟店総数は前年同月比で12.8%増、加盟店単価は10.4%増。結果、売上が28.5%増。伸び率は鈍ってきているものの、相変わらずの順調さ。加盟店が増えるのは勢いさえあれば簡単だが、単価をずっと継続して伸ばすのは難しく、ぐるなびはうまいことやっている。

200811142.jpg 外食産業は下落から横這いという状況で、その外食産業を相手にするぐるなびは順調に伸びている。ぐるなびのシェアが10%というけど、シェアの意味がよく分かりませんな。50万店のうち約5万店(正確には46247店)がぐるなびを使っている、という意味だろうかね。それはシェアとはいわんけどね。横這いの外食産業相手でも、まだまだ伸びしろがあるという事が分かればそれでよいか。

200811143.jpg ぐるなびのページビューの伸びも急角度ですな。グルメといってもどちらかと言えば低単価方向のグルメを探すときにはぐるなびが使われることが多いと思う。宴会とかコンパとか、大人数ではなおさらのような期がする。前回のぐるなびに関するエントリーを参照。これだけのページビューで集客されれば、競争が熾烈な外食産業はぐるなびを使わざるを得ない状況でしょうな。

200811144.jpg 50万店ある外食店舗のうち、ゆくゆくは10万店舗を取り込みたいと。世の中にある飲食店の5店に1店がぐるなびに載っているなんて状況は想像できませんな。ちょっと強気すぎやしませんか。自分の家の周りにある飲食店を5店思い浮かべて、そのうち1店がぐるなびに載るってことですよ。近所の個人経営の店ですから、ぐるなびに載るような店ばっかりじゃないですよねえ。

200811145.jpg コンセプトはよく分かる。飲食店をぐるなびで取り込んだら、どんどん関連分野に手を広げ、人材支援や旅行、海外展開までしていこうという意気込み。これはどこのネット企業も100%同じ。実際、どこも本業が頭打ちになる前に新分野に出ていく。で、うまく行くことはない。ぐるなびもうまく行くとは思えない。

これから出ていく分野には既に先行者が大手があり、そういうところを潰していくのは不可能に近い。ぐるなびトラベルが旅行関連で大きくなれますか?腐るほどそんなことしている会社は既にあるのに。人材支援事業で成功できますか?ものすごい数の企業が既にやってますよ。

200811146.jpg とりあえず、足下の業績は順調。しばらくは成長していきそうですな。株価は全然安くない。安くないと言うことは株価が堅調と言うことですな。まさにこの相場では強烈に強いと言ってもいいすぎではない株価推移じゃありませんか。

ハイテク・IT・テクノロジー
ぐるなび インターネット 外食 広告 有望

2008/11/15 14:02

日本綜合地所、2年先の業績計画を出すとは勇気がある

~ 遅すぎる感のある方向転換、土地の仕込みは十分であとはいかに高く売るか。 ~

日本綜合地所の中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

マンションは売れても利益は出ない。とにかくマンデベは利益が出ない。土地の仕入値が高くて、マンションの建築費が高くて、それでいて個人の所得は低くて、とてもじゃないけどマンデベが儲かるような値段でマンションは売れていない。

自己資本比率15%まで積極的に土地の仕入を続け、ここへきてようやく方針転換。

中期経営計画の修正および資金調達に関するお知らせ

すでのほとんどの不動産屋が資産の圧縮、負債の削減に取り組んできている。日本綜合地所はいまさらながら、という感がありますな。マンション用地については今後3年毎年1000億円分をすでに仕込んであるわけで、量的には問題なし。しかしねえ、この仕込んだ土地の値段が問題なわけですよ。高く買っているんだったら意味無し。

土地の量は十分あっても質が悪い、そういう心配は十分にありますな。

2011年までの業績計画が出ているわけだが、前回の計画と比較すれば情けないにも程がある。来年、再来年の業績数字を今出すマンデベは少ないが、各社出さないのは、こういう風にあまりにヒドイ数字になってしまうので出せないのだと思うね。その点、綜合地所は思い切りましたな。

当然ですが減配の発表が出ている。

業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ

60円予定だった配当は結局0円に着地。仮に60円だとすれば、株価170円で配当利回りが35%。あり得ない数字ですな。まさかこんな数字を期待して投資する人もおりますまい。

高配当利回りの不動産会社の業績は、あり得る不動産利回りになるまで下落する、という法則はここでも当てはまりました。

不動産・マンデベ・流動化
マンション 不動産 日本綜合地所

2008/11/15 14:02

三光マーケティング、綜合利回りは10%を越えている

~ 増収増益の業績とそこそこの配当利回りとかなり高い優待利回り。 ~

三光マーケティングフーズの第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信(非連結)

厳しい外食産業の中にあって増収増益を確保しているのは立派ですな。通期計画でも順調に増収増益を達成するつもり。

とりたたる程の成長力はないし、株価評価もまあこんなもんで激安までは行きますまい。何が気になるって、やっぱり利回りじゃないですか。

配当利回りこそ2.6%なものの、優待利回りは10%と非常に高い。安い居酒屋は行かないって人も多いが、そうい人はいつもの通りヤフオクへ。70%ぐらいでは売れるので、配当と合わせればほぼ10%の高利回りになる。

10%で持ちつつ、30%も上がれば売ってしまうという単純な戦略でも儲かりますな。

外食・レストラン・居酒屋
三光マーケティングフーズ 優待 外食 居酒屋 高利回り

2008/11/15 14:02

10月の首都圏マンション発売は15年ぶりの低水準

~ これまでの大量供給から半減しているのに契約率は70%以下。マンションが売れない。 ~

首都圏の10月マンション販売は15年ぶりの低水準になった。予測では2008年のマンション発売戸数は45000戸を割り込むようで、これまでずっと8万戸以上の大量供給をしってきたマンション市場の急減ぶりがよくわかりますな。

それだけ発売戸数が絞り込まれているにもかかわらず、契約率は70%を割っている。

いまさら改めて言うことではないけどね、マンション市場は厳しいですな。マンデベ株の復活も当分は見込めませんな。

2008/11/14, 日本経済新聞 朝刊

首都圏、10月、マンション発売26%減―今年、15年ぶり低水準。

 不動産経済研究所(東京・新宿)がまとめた十月のマンション市場動向によると、首都圏の発売戸数は前年同月比二六・〇%減の四千二百四十戸で十四カ月連続で前年実績を割り込んだ。近畿圏も同一八・三%減の二千百六十四戸。マンション価格の上昇が続いたため、消費者の購買意欲が減退。二〇〇八年の首都圏の発売戸数は九三年以来十五年ぶりに四万五千戸の大台を割り込む公算が高くなった。

 首都圏の発売戸数が減少したのは、「大型の住宅減税が施行されるまで様子見をするデベロッパーが多かった」(企画調査部)ことが主な理由とみられ、各社が発売戸数を抑制したようだ。売れ行きも依然として鈍く、発売に占める契約戸数の比率である契約率は首都圏が六二・五%、近畿圏も六二・〇%と、いずれも好不調の目安である七〇%を割り込んだ。

不動産マーケット
マンション マンデベ 不動産

2008/11/13 21:09

グローバル住建、ここだけが順調だと思えないが

~ 会社の主張するとおりなら激安だが、まさかそんなにうまい話はないと思う。 ~

グローバル住建の第1四半期決算。

平成21年6月期 第1四半期決算短信

誰もが思うでしょ、通期予想は強気すぎやしないかと。前期比で増収増益ですよ。前期の業績が前々期比で大きく落ち込んだからその反動でというわけでもなく、普通に増収増益を計画している。そりゃ誰も信じられませんな。

株価も信じていない。PERは実に1倍を割っている。配当利回りは10%近い。

なぜグローバル住建が強気なのか。

このような状況の下、当社グループは前連結会計年度において物件売却を順調に進めることができ、また用地取得も厳選して行ってきたことから、同業他社がたな卸資産圧縮に注力せざるを得ない状況にあるなか、前述の市場に割安な価格で放出された分譲マンションの完成在庫を買取再販するリセール事業の積極的な展開が可能となっており、その仕入は順調に進捗しております。

(中略)

但し、昨年に用地取得を厳選して行ってきたことから当連結会計年度前半に引渡しを行う案件は少なく、リセール事業を積極的に推進しておりますが、引渡し時期は年度後半になることから当連結会計年度の業績は下半期に集中する計画となっております。

言っていることは理論的には間違ってはいない。問題は、言っていることが本当なのか、言っていることの通りこれから進んでいくのか、って事ですな。

要約すれば、不動産マーケット全体はダメ、でもうちは大丈夫。「うちは大丈夫」の確固たる理由は分からないし想像も付かない。

でも減損しているわけでしょ。

子会社における特別損失(たな卸資産評価損)の計上に関するお知らせ

本当に安く仕入れているのなら、棚卸資産を減損する事なんてないんじゃないの?

会社の言うことが本当なら激安。嘘ならこんなもん。どうなりますかな。

不動産・マンデベ・流動化
グローバル住建 ファンド マンション 不動産 流動化

2008/11/13 21:09

朝日ネット、安心のストック型ビジネスが5%以上の配当

~ プロバイダーは一度使い始めれば滅多に変えない、ストック型の典型。 ~

朝日ネットの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

ISPというビジネスはストック型。そんなことは分かりきっていますな。会員は毎月毎月決まったお金を払ってくれる。景気に関係なく払ってくれる。ISPの乗り換えも引越しでもしない限り余り考えないし。

当然業績はぶれない。

朝日ネットの場合は自己資本比率は86%。PBRが0.98倍、現金修正PBRが1.43倍。配当利回りが5.2%。

なんだかねえ、これだけキャッシュをたっぷり持った超ストック型の企業がここまで売られますかね。

消費者サービス
ISP PBR ストック型 朝日ネット 配当 高利回り

2008/11/13 20:08

ビーエスピー、業績はともかく、資産価値で激安

~ 現金修正PBRが1倍を割り、配当利回りが8%を越えるまで売られるってねえ。 ~

ビーエスピーの中間決算。

平成21 年3月期 第2四半期決算短信

業績数字は見ての通り。今期は減収減益予想。そういう数字はどうでもよくて、資産価値から考えると激安ですな。

200811131.jpg 株価は840円、BPSが1500円、現金修正BPSが861円。ってことはですよ、PBRが0.56倍、現金修正PBRが0.98。現金修正PBRが1倍を切るのはちょっとねえ。。。配当利回りは8.5%、残念ながら株主優待は無し。

四季報で確認できる2001年移行赤字はなくて、キャッシュフローはプラス、借金は無し、配当は毎期きちっと払われている。

なんなんですかね、こういう売られ方って。

ハイテク・IT・テクノロジー
PBR ビーエスピー 配当 高利回り

2008/11/13 20:08

日本調剤、業績悪化の本当に理由を言わない

~ 薬価や調剤報酬の引き下げではなく、後発薬品製造業の赤字拡大が問題。 ~

日本調剤の中間決算説明資料を確認。

平成21年3月期第2四半期決算説明資料

何か言っていることに違和感を覚えずにはいられませんな。

基本的には他の調剤薬局がどこもそうであるように、調剤薬局は売上増で利益が微増なんです。これは薬価の改定とか調剤報酬の改定とか、そういうもうずっと言われ続けてきているマイナスを織り込んでそうなっているわけですよ。そういう前提条件はどこの調剤薬局も一緒。強いて言えば、規模の大きい日本調剤こそ影響をなんとかできるはず。

にも関わらず、業績が悪いのは薬価・調剤報酬の改定と言わんばかりなんですな。

H20年4月より新処方せん様式の使用が始まったが、期待されたほどジェネリック  医薬品(GE)市場は拡大せず

と改定あるのが3ページ。そして13ページでは

処方せん様式変更によるジェネリック医薬品(GE)使用の大幅増加 当社来局への患者さまに浸透・定着

と書いている。ジェネリック薬品の使用は大幅増えたけど、日本調剤はもっともっとでっかく伸びることを期待していた、ってこと?理屈はおかしくないけど、実際はおかしいですな。

業績悪化の理由はジェネリック薬品製造事業。そんなことは一言も書いてないのがまたヒドイ。中間決算短信でセグメント別の業績を確認すれば分かりますね。

もともと日本調剤はジェネリック薬品製造事業を今期黒字化させる計画だった。それが全然黒字にならない。むしろ赤字は拡大していますな。ここで目算が狂って下方修正に至ったわけなのだが、業績未達の理由はあくまで薬価や調剤報酬の改定のせいだと言い張る。むちゃくちゃですな。

そもそもジェネリック薬品製造事業はやめるべきじゃないですか。

ジェネリック薬の製造は装置産業で資本を大きく投下したものが勝つ。新薬開発と違って研究開発費はないので規模の経済が働きますから。既にジェネリック薬を製造している企業はあるので、そんなところと競争したってダメですって。自分で作って自分で売る?規模の経済が働かないでしょ。

ジェネリック薬品製造事業はスッパリやめて、調剤薬局に集中した方がいいんじゃないの?

医薬品・医療品・調剤薬局
ジェネリック薬品 後発薬 日本調剤 薬価 調剤報酬 調剤薬局

2008/11/13 20:08

マクドナルド、月次数字は好調。不況に強い。

~ 外食企業の勝ち組、マクドナルド。不況ならマクドに食事をダウングレードするか。 ~

日本マクドナルドの月次数字。

月次IRニュース

ハンバーガーは不況に強いですな。外食各社は苦しいけど、ハンバーガーは勝ち組というか、特に気にかけて支出を減らされる食品じゃないってことですね。ハンバーガーとは言うが、モスなんかは全然ダメで、結局マクドナルドってことだけど。

不況で言えば、逆にマクドが安いからマクドにしておこうか、って懐具合が寂しくなればよりマクドに行こうと思うこともありましょう。実際安いし、油っぽいからお腹もふくれやすい。満足感が高いというか何というか。

第3四半期決算も発表されている。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

外食・レストラン・居酒屋
ハンバーガー マクドナルド 不況 外食

2008/11/13 20:08

ベネフィット・ワン、強いストック型、利回り5%が目安

~ 福利厚生の代行はストック型収益としては魅力的、あとは配当利回りを待つ。 ~

ベネフィット・ワンの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

売上の伸び以上に利益は伸びていますな。通期の計画でもその傾向は変わらず。ずいぶんビジネスは順調のようだが、実際そうなんでしょうね。

企業は福利厚生を自分のところでやったのでは手間暇と金がかかってしかたないし、その割に充実した内容をそろえられない。ベネフィットワンにはスケールメリットがあるので、任せた方が低コストで内容充実すること間違い無しですなあ。

説明会資料を見れば総会員数が順調に伸びているのが分かります。

第2四半期決算説明会

会員数の増加がベネフィットワンにとっては最重要なわけ。なぜかって、企業からは一人あたりいくらって月会費を取っている。会員がいる限り、毎月毎月お金が入ってくる、まさにストック型ビジネスですな。しかも、かなり強いストック型。

企業は一度福利厚生を決めれば返るのだって面倒。福利厚生を受ける従業員だって、内容がコロコロ変われば分かりにくくて困る。そう言うわけで、一同獲得した企業が簡単にベネフィットワンのサービスを止めるとは思えませんな。

そもそも、ベネフィットワンも自ら言っているように、ベネフィットワンのサービスと同業他社のサービスはそんなに変わらない。新規参入しても同じ内容になる。

同業他社が、当社グループのサービスメニューを模倣することは比較的容易であり、福利厚生メニューのラインナップにおいて差別化することは比較的困難な状況にあります。

それじゃあベネフィットワンをやめて他社に乗り換えるインセンティブは少ない。

そういうことで、強いストック型と言えましょう。

200811122.jpg 一番気になるのは、前期末の決算発表資料にある、業界動向のページ。これで見ると、マーケット規模の既に半分は終わっていることになりますな。ベネフィットワンのシェアは50%なので、このマーケット規模では伸びしろは倍しかないってことになる。

当然ながら、業務範囲を広げて対象となる市場を広げるわけだけど、メインのパイが小さいのは気になる。

200811123.jpg 株価は上場来安値付近をうろちょろしている。高成長でいままでの株価評価は高かった。ようやく安くなってきたかなと言う感がないでもない。強いストック型なので、利回りが万が一にも5%なんかになれば強気になれますな。そうじゃなければ下がるのをじっくり待つのがよろしいんじゃないかと。

ビジネスサービス
ストック型 ベネフィット・ワン 福利厚生 配当利回り

2008/11/13 20:08

アーバンコーポ破綻前の重要情報、パリバが非開示促す、「極めて不適切」。

~ 検討委員会で検討するまでもなく、不適切に決まってるでしょ、そんなの。 ~

2008/11/12, 日本経済新聞 朝刊

 経営破綻したアーバンコーポレイションが重要情報を開示しないまま、仏BNPパリバとの間で資金調達契約を結んでいた問題で、パリバの外部検討委員会(委員長、松尾邦弘元検事総長)は十一日、調査結果を公表した。非開示はパリバがアーバンコーポに働きかけたと認定し、「市場を軽視した極めて不適切な行為」と批判。その上で、未公表情報を知りながらアーバンコーポ株の取引を続けていたのは「インサイダー取引に該当する可能性がある」と指摘した。

(中略)

 委員会の調査によると、パリバは六月、破綻前のアーバンコーポに「三百億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)発行」と「スワップ取引」を組み合わせた資金調達計画を提案した。

 当初、アーバンコーポはスワップ取引も含めて開示しようとしたが、株価下落要因になるとみたパリバが開示しないよう働きかけたという。この結果、三百億円のCBの発行計画だけが公表された。投資家は三百億円の資金調達が実施されたと判断したが、スワップ契約によって実際の調達額は九十一億円にとどまり、アーバンコーポは八月に破綻した。

(中略)

 パリバはスワップ契約が非開示であることを知りながら、アーバンコーポ株の売買を続けた。この点については、「形式的にはインサイダー取引に該当すると判断している」(松尾委員長)とした。ただ、利益を得ようという意図がみられなかったことから「インサイダーとは断定はできない」と語った。パリバはインサイダー取引規制には違反していないとしている。

 検討委員会の調査公表を受け同日、記者会見したパリバの安田代表は重要情報を非開示としたことについて、「深く反省している」と謝罪した。自身を含む経営幹部に対する処分をすみやかに実施するとも述べたが、具体的な処分内容については明言を避けた。

マーケットの歴史
アーバンコーポレイション ファンド 不動産 倒産 流動化 転換社債

2008/11/13 20:08

アーバンコーポ、課徴金150万円、金融庁が命令。

~ 倒産したアーバン、虚偽の記載で課徴金。たったの150万円。 ~

2008/11/08, 日本経済新聞 朝刊

 金融庁は七日、八月に民事再生法の適用を申請した不動産会社アーバンコーポレイションに対し、臨時報告書に虚偽の記載をしたとして、課徴金百五十万円を納付するよう命じた。納付期限は二〇〇九年一月八日。〇八年十月十日に審判手続きを開始し同社が認めたため、審判官が課徴金納付を命じる決定案を提出したことに基づく措置。

マーケットの歴史
アーバンコーポレイション ファンド 不動産 倒産 流動化 課徴金

2008/11/13 19:07

7億円の損害賠償求め提訴 破綻のアーバンコーポ株主

~ アーバンの房園社長や役員が株で損した人達から訴えられる。 ~

朝日新聞 2008年11月7日18時57分

 8月に経営破綻(はたん)し、民事再生法の適用を申請した不動産会社アーバンコーポレイション(広島市)が有価証券報告書に虚偽記載をしたために損害を受けたとして、同社の株主250人が7日、房園博行社長や元役員の土肥孝治元検事総長らに約7億8千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。金融庁は「虚偽記載」について同社に対し、金融商品取引法違反の疑いで計約1200万円の課徴金納付を命じる行政処分の手続き中だ。

 訴状などによると、同社は、今年6月、フランスの金融機関BNPパリバに対する新株予約権付き社債を300億円で発行。短期借入金など債務の返済にあてると発表した。しかし、8月に再生法の適用を申請した時、実際には92億円しか入金がなかったことが判明。弁護団は「こうした事実を知っていれば株式を購入しなかった」と主張している。

マーケットの歴史
BNPパリバ アーバンコーポレイション 不動産 倒産

2008/11/13 19:07

不動産マーケットの崩壊以上にJ-REITの崩壊が激しい

~ J-REITは物件取得ができないし、物件価格は含み損になっているはず。 ~

こうして整理された具体的な数字で示されると、改めて不動産マーケットの崩壊が分かりますな。

今年に入り、REITの物件取得は100件に届いていない。通年でもせいぜい100件ぐらいで終わりますな。グラフで見れば100件がどれだけ少ない数字か分かる。2006年や2007年に大量取得された物件の中には、含み損が出ているものも多いんじゃないか。

200811132.jpg 時価総額でも縮み具合がよく分かりますねえ。2007年5月には6.5兆円の時価総額を誇ったREITが、11月11日の時点ではたったの2.5兆円。いやはや、おそろしい。この逆回転はいつ止まるのだろうか。とまったら反騰は大きいか?

朝日新聞 2008年11月12日3時1分

リート、上半期の物件取得7割減 不動産不況を反映

200811121.jpg  東京証券取引所などに上場する不動産投資信託(Jリート)が、今年度上半期(4~9月)に取得した賃貸マンションやオフィスビルなどの不動産物件が83件と、前年同期の3分の1に激減した。01年に上場を始めて以来、規模を急拡大してきた市場が、世界的な金融危機の影響で資金の流入が止まり、停滞色が強まっている。国土交通省などは市場を再活性化させるため、規則の見直しを始めた。

(中略)

 国交省のまとめによると、Jリートが取得した物件は05~07年度は平均500件前後の高水準で推移していた。昨年までは世界的な金余りを背景に、物件を取得する原資となる資金がJリート市場に流入。それを裏付けるように価格も上昇し、リートの取引価額を示すリート指数は07年5月、約2600とピークをつけ、1年前の1.5倍に達した。時価総額も6.5兆円まで膨らんだ。

 ところが、11日のリート指数は822.93で、時価総額は2.5兆円まで落ち込んだ。サブプライムローン問題が表面化した昨夏以降、海外からの資金流入が細り、国内の金融機関も不動産にかかわる融資先への審査を厳しくしたからだ。運転資金に悩むJリートもある。10月にJリートとして初めて破綻(はたん)した「ニューシティ・レジデンス」も資金繰りで行き詰まった。

 景気の低迷で、不動産物件の取得を断念したり、上場を取りやめたりするJリートも増えている。マンション分譲大手の大京も5日、Jリートへの参入を取りやめた。国交省や金融庁は、Jリートの経営体質の強化に向けて、今秋から見直しに着手した。利益を内部に留保したり、再編をしやすくしたりする規則を設けることを検討している。(座小田英史)

不動産マーケット
REIT オフィス ファンド マンション 不動産 賃貸

2008/11/13 19:07

大口の空売りは申告するという規制は役立つのか

~ 空売りが確実な買い予約なら、空買いは確実な売り予約なのか。 ~

空売り規制がかけられたが、その効果はどうなんだろうねえ。日々の空売り申告は東証で確認できる。

空売りの残高に関する情報

個人投資家と思われる申告もあっても面白い。

で、この空売り規制について日経で記事があったが、これが笑えるので紹介したい。

 市場関係者には「空売り規制はもろ刃の剣」と副作用を懸念する声がある。空売りした株は必ず買い戻さなければならない。相場急落を抑える一方で、買い戻しが入らなければ、反発局面で上昇は鈍る。「空売りは確実な買いの予約なのに……」(ファンドの運用担当者)。規制が長期化すれば、投資家が市場から離散しかねない危うさも秘めている。

空売りが確実な買い予約なのは間違いない。じゃあですよ、信用買いは確実な売り予約だから、そちらを規制しろってことですか?信用買いは現引されて、ずっと持ち続けられる可能性もそりゃありますけど、確実な買い予約とかそういう議論はおかしくないですかね。

まあ、規制と言っても申告するだけだから大勢に影響はないと思われます。

ちょっとニュース
ファンド 機関投資家 空売り 規制

2008/11/13 19:07

株で儲けるために放火するって、どうなってるの

~ ドンキ株を空売りして、店舗に放火して、建玉カバーで一儲け、そんなアホな。 ~

こんなことを考える人もいるんですな。そんなんで本当に儲かると思っているんだろうかね。思ってなくても、もうどうにもせっぱ詰まっていたに違いない。損が膨らんで、どうししても取り戻したかったのかもね。

結局いくら儲かったか知らないが、24~25円の下落ではたいした金額にはなりませんな。ストップ安ぐらいにはならないと。

「相場変動暴行容疑」という罪らしいが、放火で大火事の大惨事になって、最悪の場合死者が出ることだってある。殺人未遂ぐらいしてほしいですな。

清く正しく美しく、相場を張っていきましょ。

東京新聞 2008年11月11日 夕刊

ドンキ放火前に容疑者株空売り 相場変動暴行容疑視野に

 東証一部上場の大手量販店「ドン・キホーテ」の店舗への放火未遂容疑で逮捕された横浜市磯子区東町、会社員関根英雄容疑者(36)が、神奈川県警の調べに対し「放火でドン・キの株価を下げ、利益を得ようと思った」などと供述していることが分かった。

 県警は、関根容疑者が事件前後にドン・キ株を売買していたことから、株価下落を狙い事件を起こしたとみて、金融商品取引法違反(相場変動目的の暴行)容疑での立件を視野に捜査している。証券取引等監視委員会によると、同法の暴行容疑の適用は前例がないという。

 調べでは、関根容疑者は放火未遂事件前に、証券会社を通じてドン・キ株を借りて売却、事件後に値下がりした株を買い戻す「空売り」と呼ばれる手法で差額分の利益を得ていたとみられる。

 ドン・キ株は当時、千八百-二千二百円台で推移していたが、関根容疑者が関与したとみられる横浜市内の二店舗への放火未遂事件翌日、株価はそれぞれ二十四-二十五円下落。事件が影響したかは分からないという。

 県警は、地元新聞社にドン・キへの犯行予告文を送ったとして十月十九日、関根容疑者を威力業務妨害容疑で逮捕した。同二十九日には、横浜市緑区の店舗に七月二日、火を付けようとしたとして放火未遂容疑で再逮捕した。五月二十六日に起きた同市中区の店舗への放火未遂事件への関与も認める供述をしているという

いい加減にしてよ
ドン・キホーテ 犯罪 相場操縦

2008/11/13 18:06

楽天証券のシステム障害、そういうリスクも考えておかないと

~ 障害のないシステムはない、そういう前提でリスク管理する必要があるかと。 ~

11日は楽天証券のシステム障害で午前中は一切ログインできず、午後も1時ぐらいになってようやく使えるようになった。慌てた人も多いはずですな。

個人的には楽天証券の口座は持ってはいるものの、ほとんど売買には使っていない。数銘柄と現金ちょっとが残っているのみ。でもマーケットスピードでリサーチや情報収集しているので、その点ちょっと困りましたが。

この前はジョインベスト証券でもシステム障害があったばかり。

あってはならないけど、100%正常稼働するシステムはない。そういう事もよーく考えて投資するのがリスク管理といえましょう。実際は難しいけどね。

日本経済新聞

楽天証券でシステム障害、午後に復旧

 インターネット証券大手の楽天証券は11日、同社のシステムで障害が発生し、午前から顧客の注文を証券取引所に発注できなくなったことを明らかにした。顧客が同社のシステムに接続できない状態が続いている。株式や先物取引、債券など同社の扱う金融商品で売り買いの注文ができない。夜間のメンテナンス作業で不具合が生じた。午後1時前に復旧したが、原因は調査中。

 電話注文による売り買いも一時停止している。楽天証券はシステム障害の多発を受け、2005年11月と07年6月に金融庁から業務改善命令を受けている。(14:03)

いい加減にしてよ
ジョインベスト ネット証券 楽天証券

2008/11/13 18:06

トヨタの業績がボロボロになるのは見たくない

~ 日本最大企業のトヨタの営業利益が73減、いかに不況が厳しいか分かる。 ~

トヨタの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信〔米国会計基準〕

こりゃひどいですな。日本トップ企業の短信を眺めてあれこれ言う事なんて一つもない。とりあえず、新聞でまとめられた記事を読めば事足りる。

朝日新聞

トヨタ、今期営業益73%減 1兆円予想を下方修正

200811072.jpg  トヨタ自動車が6日発表した09年3月期連結決算の業績予想は、本業のもうけを示す営業利益が7割減となった。通期予想の下方修正は、米国会計基準を導入した99年3月期以来初めて。金融危機や急激な円高が日本のトップ企業にも大きな影響を与え始めた。

 トヨタ単体決算(ダイハツ工業や日野自動車を含まない)では、下半期の営業損益が1125億円の赤字に転落する見通し。決算会見で木下光男副社長は「いまだかつて経験していない厳しい現状だ」と語った。連結ベースの売上高は当初予想から2兆円下回る前期比12.5%減の23兆円、営業利益は1兆円下回る同73.6%減の6千億円に大幅に下方修正した。

 米金融危機を発端にする欧米での販売不振に加え、急激な円高が直撃した。トヨタでは対ドルで1円の円高が進むと、年間400億円のもうけが減るなど、為替変動の影響は大きい。

 通期の北米の販売台数の見通しは、前期比18%減の242万台、欧州は同6%減の121万台、日本も同5%減の208万台とそれぞれ落ちこむ。10年3月期以降の設備投資について相当減額することになるとしており、新設工場の稼働延期や生産体制の縮小など大がかりなものになる可能性もある。

 雇用面では、1~3月の平均で約9千人いた期間従業員を9月末までに約7千人にした。新規採用は中止。木下副社長は「3月末で3千人ぐらいになるのではないか」との見通しを述べた。

 トヨタ以外の大手メーカーの業績も急速に悪化。日産自動車は08年度の世界販売計画を従来計画比13万台減の377万台に下方修正した。約2千人いる国内の派遣従業員を半減させ、欧米では正規従業員を2500人削減する。

 スズキも当初計画に比べ、国内外で24万6千台減産する。国内の減産は7万8千台で、国内の約600人の派遣従業員を削減する方針だ。

 トヨタの営業利益の6千億円は米国会計基準の導入以降、最低の水準だった00年3月期の6985億円を下回る。純利益についても、当初予想を7千億円下回る前期比68%減の5500億円とした。

 同日発表した08年9月中間連結決算は売上高が前年同期比6.3%減の12兆1904億円、営業利益が54.2%減の5820億円。中間決算としては9期ぶりの減収減益だった。純利益も前年同期比47.6%減の4934億円と大きく落ち込んだ。(福田直之、古屋聡一)

車・自動車部品銘柄
トヨタ 自動車

2008/11/11 22:10

セントラルスポーツ、会員減少で減益も利回りは高い

~ 減配されたが高額な優待で総合利回りは10%を超えている。 ~

セントラルスポーツの下方修正と減配。

業績予想の修正に関するお知らせ

スポーツクラブはどこも厳しい。会員の減少とより低価格への会員カテゴリへのダウングレードが同時に起こっていますな。ダウングレードとは、いつでも使えて月6000円の会員から、午後だけ使えて4000円の会員へ変更って事。スポーツクラブはしばらく行くと、自分が行く時間帯が分かり、いつでも会員の必要はないことが分かる。

固定費が巨大なスポーツクラブは、会員の減少、単価の減少は、それらの減少数字より大きくなって利益に響いてくる。ま、これは逆もしかりだが。高固定費ビジネスの性ですな。

この問題は、会員費をちょっと値上げすれば済むことでもある。原油が高い、人件費が高い、いろんな嘘ではない理由はありましょう。そういうタイミングで値上げしちゃえばいいんですよね。

数百円の値上げで退会する人は少ないはず。健康は大切だと強く思う人とか、スポーツが好きな人などなど、それなりに理由があって行ってる人が多いからね。別のスポーツクラブ行くにも、距離的に面倒だったりするし。これって、まさに自分の事じゃないですか。。。

減配はいただけませんな。

平成21年3月期 配当予想の修正に関するお知らせ

利益が出ないのだから仕方ないが、中間12.5円で期末5円というアンバランスは何とかならんかね。

セントラルスポーツは株主優待に魅力がある。いろんな事に使える優待券をくれる。使いたい人は使えばいいが、使わない人もヤフオクで売れる。年間で言えば9000円ぐらいで売れるわけで、これで計算すれば優待利回りは10%を越える。

配当利回りと合わせた総合利回りは13%以上。減配後でもこの数字は魅力的ですな。仮に来期も業績が悪化して再減配になったとしても、優待利回りは相変わらず高いわけですよ。

消費者サービス
セントラルスポーツ 健康 優待 高利回り

2008/11/11 22:10

アサックス、減額、減配、優待改悪、へぼ発表を連発

~ 悪リリースばかりではあるが配当と優待の魅力は十分に高い。 ~

アサックスのプレスリリース。下方修正、減配、優待改悪、中間決算。悪いニュースばっかりじゃないですか、困ったもんだ。

平成21年3月期 業績予想の修正に関するお知らせ

ここまでサブプライムローンもんだから始まった金融危機をそれなりにうまくこなしてきたアサックスもいよいよ下方修正。減額幅は小さいのが救い。前期比でも増収増益を達成するのは褒めてあげたいですな。

サブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響により、資金調達環境が変化したこと、及び地価下落の影響により新規貸付が減少し、当社の想定した営業貸付金残高を下回る公算が高くなりました。

資金調達環境の変化とは、具体的には、借入金利の上昇ですな。新規貸付の減少・営業貸付残高が想定以下とは、営業収益が予想以下って事ですな。ズバリ書いてよねえ。

業績未達になれば当然配当はカットされる運命にある。

剰余金の配当及び配当予想の修正に関するお知らせ

当初3300円の予定だった配当は3150円に減額。減額幅は業績下方修正幅と同じく小さいのがせめてもの救い。しかし3150円でも配当利回りは5%を越える。既に今期の業績は見えたので、配当についても考えるべきは来期になる。基本、横這いから多少減ぐらいで、配当についても同じと予想。そなれば5%は悪くないですね。

配当カットと同様に優待もカットされた。

株主優待制度の変更に関するお知らせ

変更に理由が気に入りませんなあ。

今般、公平な利益還元の観点から検討を重ねた結果、今回の変更に至りました。

ってねえ、そんなことは優待導入時に考えれば分かるんじゃないの。それを承知でついこの前優待を導入したところじゃないですか。そういう尤もそうな理由を付けるが、結局は業績が未達になったので、その分優待も減額って事でしょうが。

で、年間1万円だったクオカードが6千円に大きく減らされた。これまで優待利回りが15%もあったのに、減額後は9%まで低下。それでも9%はデカイが。

配当+優待の総合利回りは14%と超高利回り。来期の業績が最悪でも少し減額、希望として横這いなら、文句なしに買っておきたい利回りじゃないですか。

最後に短信。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

気をつける点は当然ありますな。

そもそも、こんな情勢の中で誰がアサックスに金を貸してくれているのかって事。この情報は本来、有価証券報告書に書かれるべきだが、書かれていない。なんで?

そしてその借入の金利の動向はどうなのかって事。下がってることはあり得ないが、どのぐらい上がり気味なのか。

不動産マーケットがボロボロの今、担保に取っている不動産が不良債券化しないのか。多分、担保価値を相当低く見積もって貸しているのだろう。それでも大丈夫かと不安は残りますな。

どうでもいいが社長はものすごくまじめな人物に見える。少なくとも悪人には見えない。関係ないが。。。

銀行・証券・ローン
アサックス 不動産 優待 配当 高利回り

2008/11/11 21:09

セキュアードキャピタル、フィービジネス中心と言っても実状は

~ 自己投資分の減損、成功報酬の減少で利益は急減。 ~

セキュアード・キャピタル・ジャパンの下方修正と第3四半期決算。

減額修正が全てを語る。

平成20 年12 月期通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ

200811111.jpg セキュアードは基本的に自己資金を使って不動産流動化をするわけではなく、フィービジネスを展開している。その点で不動産屋の中ではディフェンシブよりと言えましょう。運用資産残高が増えさえすれば手数料が増加するわけだから。ダヴィンチと同じ形。

しかし業績は下がりますな。フィービジネス以外のところが大きい証拠ですねえ。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

ファンドへの出資がだいたい5~10%あるので、ファンド組み入れ資産の価値が下がれば出資分については減損がある。資産取得時や売却時のフィーや投資収益に連動するインセンティブ・フィーもある。

そういうところが今回は厳しいって事ですな。

実際、受託資産残高は増加している。前年度末で+10%。結果、アセットマネジメントフィーは前年比で増加と好調。つまり、それ以外で前年ほど利益が出ていない。そりゃそうですわな。

第4号不動産オポチュニティ・ファンドは、出資目標10億ドルに対して調達したのが432万ドル。わずか4.3%。セキュアードはこれを立派なことだと評価している。さて、どうでしょうな、立派かどうか。いずれにせよ、ファンド資金募集の進捗は当初計画より遅れに遅れているわけで、その点はセキュアードも認めている。仕方なし。

良いニュースは全然見つかりませんなあ。

不動産・マンデベ・流動化
セキュアード・キャピタル・ジャパン ファンド 不動産 流動化

2008/11/11 21:09

バリューコマース、株価は現金価値以下まで売られている

~ 現金修正PBR我まで売られるのは赤字と言っても明らかに行き過ぎじゃないですか。 ~

バリューコマースの第3四半期決算。

平成20 年12 月期 第3 四半期財務・業績の概況

アフィリエイトサービスプロバイダーはどこも業績は頭打ち。稼ぎ頭だった消費者金融系やクレジットカード系のお客さんがいなくなったことも大きいですな。

それはいいが、バリューコマースで気になるのは売られすぎじゃないかと言うこと。

BPSは19200円、現金修正BPSは10700円。株価は9500円なので、PBRは0.5倍、現金修正PBRは0.9倍。

赤字ではあるものの、キャッシュフローは豊富で黒字。借金はなく財務は極めて強い。

個人的にはPBRそのものを投資判断に使うことはまずないけど、現金修正PBRはさすがに底値の見極めには使えると思っているわけですね。

ビジネスサービス
PBR アフィリエイト バリューコマース

2008/11/11 13:01

NTT都市開発、オフィスビルの需要と賃料は下がる方向

~ 賃貸などのストック型を中心とする不動産屋の業績は悪くないが、株価は悪い。 ~

NTT都市開発の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

賃貸オフィス市場においては、東京都心5区のオフィスビルでは、平均空室率は4%台に上昇し、平均賃料の上昇傾向が弱まっております。また、地方圏における平均空室率は、上昇あるいは高止まりといった傾向が見られております。

200811096.jpg 右のグラフでも分かるとおり、東京都心5区のオフィスビル空室率は上昇基調にあり、それにあわせてNTT都市開発の所有するビルの空室率も上昇している。さすがに景気悪化が ボディーブローのように効いてきていますな。都心がだめなら地方がダメなのは火を見るより明らか。

それでもNTT都市開発のバリュエーションはかなり高い。NTTの子会社なので絶対潰れないという安心感プレミアムですな。外国人も安心して所有していて、外国人持ち株比率は高め。

そうは言っても高値からの下落は他の不動産屋と全然変わらず厳しいものがありますなあ。

不動産・マンデベ・流動化
NTT都市開発 オフィスビル 不動産 空室率 賃貸

2008/11/11 13:01

プレサンスコーポレーション、中間好調、通期本当なら安い

~ 業績見通しが本当とすれば、配当+優待利回り10%は投資に値する。 ~

プレサンスコーポレーションの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

最近の不動産屋の決算ではなかなか見ることのできない数字が並んでますなあ。前期比で大幅な増収増益、通期でも増収増益を確保する計画。これは前期が大きく減収減益だったから今期はちょっと回復して増収増益になるってこじゃなくて、ずっと増収増益を続けてきて、今期も増収増益。立派ですねえ。

現在の不動産市況において、当社グループの健全な財政状態を活かし、他社が開発した物件のうち、顧客のニーズに合致した立地、価格及び仕様を備えた物件を買取り、販売する事業(買取再販事業)を展開しております。

まさにそう言うことができる財務体質と言えましょう。自己資本比率は55%、営業キャッシュフローはプラスでさらに借金を減らしている。

200811095.jpg なぜプレサンスだけが好調を維持できるのか。ワンルームとシニア向け、投資用がメインだから?そんなところは他にもあるでしょ。社長の不動産マーケット感が良くて、目利きが効いているんですかねえ、ゴールドクレストみたいに。

借入先の銀行は、最大が三井住友銀行で、りそな、東京三菱UFJ、みずほと続く。全然怪しさがない。監査法人とか主幹事とか、そういう部分でもクサイ香りは全くしてこない。

これで配当利回りが5%以上、優待利回りも5%以上、合計利回りが10%以上。潰れることはないから気長にもっておくこともできますな。バリュエーションも極めて安い。業績予想が本当ならね。

不動産・マンデベ・流動化
プレサンスコーポレーション マンション 不動産 高利回り

2008/11/11 13:01

ユナイテッドアローズ、減額ではあるもののいずれは回復

~ 前期比で業績は悪化しているけど、ボロ企業ではないので回復する時が来る。 ~

ユナイテッドアローズの業績予想修正。

平成21 年3月期第2四半期累計期間および通期の業績予想の修正に関するお知らせ

中間期のみの減収増益修正で、通期は減収修正。修正幅は大きくないですな。

前期比で考えればUAの業績は悪い。増収計画ではあるものの、減益幅は15%とそれなりにある。じゃあ株は買ってみる価値がないのかといえば、そうでもないように思うわけですな。

200811094.jpg いずれUAの利益率は改善し、EPSで100円近くまでは伸びてくるんじゃないですか。増収がそのうち利益に結びつくという単純な考え方。基本、こういう考え方をボロ企業に当てはめるのは危険ですが、UAはボロ企業じゃないですからねえ。そうじゃなければ株はもっともっと売られてますよ。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ユナイテッドアローズ 有望

2008/11/11 12:12

ポイントの月次数字、既存店が苦しい

~ 全店は順調で株価も順調、勝ち組のアパレル小売に入る。 ~

ポイントの月次数字を確認。

国内月次売上高前年比に関するお知らせ

既存店売上93.5%、全店売上112.2%。既存店が苦しくなってきた。

200811093.jpg それでも株価は恐いぐらいに堅調ですな。業績数字が悪くないのが何よりの強気材料。ユニクロには全然及ばないものの、ファッション小売企業の中ではユニクロについで勝ち組といえるわけですな。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ポイント

2008/11/11 12:12

ユニクロのファーストリテイリング、既存店はマイナス成長

~ 昨年4月以来の既存店売上マイナスを記録するも、一人勝ちの状態ではある。 ~

ファーストリテイリングの月次数字。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

ユニクロの既存店売上がマイナスになったのは昨年の4月以来のこと。直営店のマイナスは昨年9月以来一度もない。昨年度の月次推移を一応確認。

200811092.jpg この数字でも発表翌日の株価はそれほど下落しないわけですから。ユニクロの業績は相当強いと考えるのが妥当じゃないですか。業績は知っての通り、まさにユニクロ一人勝ちといえる好調さ。とりあえず難しいことは考えずに株価の動きに素直に付いていくだけでいいと思うね。株はボラティリティが高くなってきている。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファーストリテイリング ユニクロ

2008/11/11 12:12

エスグラントコーポレーション、監査法人を明誠に変更

~ 素晴らしくクサイ連中が集まっているエスグラントコーポレーション周り。 ~

エスグラントコーポレーションの監査法人変更。

一時会計監査人の選任に関するお知らせ

アークから明誠に変更するということで、正直どーでもいいですな。クサイ会社はクサイ会社のまま。

名証セントレック上場で主幹事がインヴァスト(旧KOBE証券)、監査が明誠、大株主はユニマット系、自己資本比率は4%。これ以上何を求めましょう。。。

念のため、アークと明誠を使っている企業の一覧。

アーク監査法人

  • 1711 省電舎
  • 3316 東京日産コンピ
  • 5381 日本ミクロコー
  • 6150 タケダ機械
  • 6274 新川
  • 6942 ソフィアHLD
  • 7520 エコス
  • 7748 ホロン
  • 7846 パイロットC
  • 8291 東日カーライフ

明誠監査法人

  • 2130 メンバーズ
  • 2667 イメージ ワン
  • 6993 森電機
  • 7491 OAシステム
  • 7834 マルマン
  • 7954 ジャレコHLD
  • 8073 MAGねっと
  • 8597 SFCG
  • 8900 セイクレスト
  • 9611 Dワンダランド

クサイ会社・エグイ企業
アーク インヴァスト エスグラントコーポレーション セントレック ユニマット 明誠 監査法人

2008/11/11 11:11

10月のマーケット激震で売買を積極化する個人投資家

~ 優良銘柄を黙って長期持つには絶好の機会と感じた個人投資家。 ~

このエントリーこちらのエントリーで10月暴落時の個人投資家の全体像を把握したが、今回はミクロ的にネット証券の数字を確認。松井証券の月次数字。

平成20年10月の月間売買実績・口座数等(速報値)のお知らせ

確かに10月の数字は急激に上向いている。売買代金や注文件数、約定件数は9月比でだいたい+20%。口座数の伸びも大きい。

信用売買高が伸びていないのは納得できますな。10月暴落局面で参入したいのは新しい個人投資家と長期投資を考えながら優良銘柄に投資する個人であって、そのような人達は信用で売買しませんからねえ。

ボラティリティが高いのでデイトレ組も多く参入していそうではあるけが、松井でデイトレしている人は少なそう。カブコムでは信用も増えているので。(下記参照)

ついでに、為替相場のボラティリティも恐ろしく高かったわけだが、松井のFX取引高も急増している。

面白いですなあ。

この状況は何も松井証券に限ったことではなく、ネット証券はどこも同じ。

例えばカブドットコム。

平成20年10月 委託手数料等及び業務計数の開示(速報値)

傾向は松井と全く変わらない。

ちょっとニュース
カブドットコム 個人投資家 松井証券

2008/11/10 00:12

ワタミ、外食で大きく増益は貴重、介護が順調なのか

~ 介護と農業の業績の順調さが上方修正の主な理由か。 ~

ワタミの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

いやはや、見事じゃないですか。売上こそ僅かながら減額されていますが、利益はだいたい50%も計画を上ぶれますね。外食産業、特に居酒屋業態、は苦しいのに、立派なものです。通期こそ今回は修正されていませんが、中間決算発表で上方修正される可能性は高いと言えましょう。

居酒屋とは言うものの、介護や農業もあり、そちらの利益が向上したのかもしれない。外食事業はずっとやってきている本業であって、今さら大きくコストカットできる部分なんてそう多くはないはずですな。そう考えれば、経費コントロールの余地が大きくて、利益を生み出せそうなのは居酒屋以外の事業と考えるのが自然でしょう。

前期の事業別割合。売上比の貢献比率は外食が89%、介護が10%。営業利益の貢献比率は外食が78%、介護が18%。

200811091.jpg 株価は恐ろしいほど強い。10月の急落前の水準まで戻している株は多くないですね。特に外食企業では少ないですな。割安さは全然なさそうだけど、EPSが150円とかまで急増するっていう前提なんでしょうかね。数年間にわたる介護事業の拡大と見込んでいるとか?まさか、今の相場でそんなのないよねえ。

外食・レストラン・居酒屋
ワタミ 介護 外食 居酒屋 農業

2008/11/10 00:12

ダイキサウンド、監査法人を新日本からかがやきへ変更

~ 債務超過一歩手前で踏みとどまるものの、監査法人の顧客を眺めてみると。 ~

ダイキサウンド、先日の決算発表の延期で債務超過転落かと予想したが、そうではなかった模様。

平成20年8月期 決算短信

業績はボロボロだが債務超過にはなっていない。

決算でもめたので現在の監査法人である新日本は首。新しい監査法人はかがやき。

会計監査人の異動に関するお知らせ

ありゃりゃ、クサイですなあ。かがやき監査法人が監査する企業は、クリムゾン、中日本鋳工、フォトニクス、大運。見事に赤字に会社ばかりじゃないですか。類は友を呼ぶ。

クサイ会社・エグイ企業
かがやき ダイキサウンド 監査法人

2008/11/10 00:12

ファンケル、優待改悪+増配+自己株償却、強弱入り交じり

~ 良いニュースと悪いニュースがあるが、全体としては若干マイナスという感じ。 ~

ファンケルのプレスリリース。良いものも悪いものも。まずは良いニュースで、自己株式の償却。

自己株式の消却に関するお知らせ

500万株の自己株を償却する。500万株は発行済株式数の7.1%。決して規模の小さいものじゃありませんな。償却後も390万株の自己株を持っているわけだが、これが増えて発行済株式数の10%を越えてくるようだと、また償却される予定。そういう資本政策になったというニュースも出ている。

利益配分に関する基本方針の変更に関するお知らせ

このリリースの中では、配当政策の変更も書かれていて、配当性向は40%とするとある。それって、今までより低くなる可能性があるって事ですか?前々期の配当性向は60%、前期は41%、今期予定は55%ですからね。

今期は増配です。

剰余金の中間配当(増配)および配当予想の修正に関するお知らせ

前期24円が今期34円なので、思い切った増配といえましょう。財務は強固で余裕があるので当然と言えば当然。配当性向40%っていう数字はいずこへ?まあ、正確には40%以上だからいいのかね。

それから、株主優待の改悪。

株主優待制度の一部変更に関するお知らせ

これは頂けませんな。1万円の優待を3千円に大幅カット。これまでファンケルの優待利回りは高くて8%を越えていた。配当を加味すれば総合利回りは10%以上。3千円では優待利回りが2.5%、配当利回りの2.8%とあわせて総合利回りは5.3%と激減。優待派にとっては魅力激減ですな。

あとは中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績は横這いですが、金は貯まってしかたない。化粧品屋さんはキャッシュフローが贅沢でどんどん金が貯まるビジネスですからねえ。だったら優待改悪なんてせこいこと止めてよねえ。

専門小売銘柄
ファンケル 株主優待 自己株償却

2008/11/10 00:12

歴史的暴落の2008年10月に大きく買い越す個人投資家

~ 外国人の売りを個人が吸収、暴落で長期投資に耐えられる水準まで下落したから。 ~

つい先日のニュースの際も書き込みしましたが、10月に口座開設した個人投資家が多いのに加えて、個人投資家は10月には1兆円に迫る買い越しを見せている。

なかなかやるじゃないですか。10月の歴史的暴落の局面で口座開設する個人投資家が急増し、しかも全体として大きく買い越し。この買い越しは外国人投資家の売り越しを吸収しているわけですな。

普通に考えて安すぎるから優良株を買っておけ、という長期投資戦略なのだろうけれど、まさに個人投資家に許される最大の武器ではないでしょうか。こういう場面でそれを使わないでどうするって感じですな。

しかし下記の記事にもあるように、そういうお金は積極的に上値を追っては行かないので、株価をぐいぐい上げていく力にはならない。最後は景気が良くなって業績数字が伸びて、大きなマネーが動き出さないとねえ。

2008/11/08 日本経済新聞 朝刊

株、個人の買い越し最高―10月、1兆円に迫る(景気がわかる)

 株式市場で「個人投資家」と「年金」が買い手として浮上してきた。歴史的な株安局面を迎え、長期的には割安な水準との判断から、下値を拾う動きが活発になっている。日経平均株価が月間で過去最大の下落率を記録した十月は個人が過去最高となる一兆円近い買い越しとなり、年金も買越額が十年ぶりの高水準となった。下げ局面で買いに動くこうした投資家の存在は、株式相場の動きを左右している。(1面参照)

 「キヤノンの二千円台はさすがに安いと思った」。十月下旬の急落局面で東京都の六十歳代の男性は買いに動いた。一九九〇年代に同社株を千七百円で買って長らく保有、五千円で売った経験がある。現在は業績の悪化が警戒されているが、長い目で見れば収益環境は好転すると考えている。

 主力株が歴史的な安値となり、投資の好機とみる個人が増えている。七日の東京証券取引所の発表によると、十月の個人の買越額は九千九百二十七億円と前月の四・七倍に急増。月間ベースでこれまでの最高だった九〇年三月(八千八百四十一億円)を上回った。  十月は大手ネット証券の口座開設数が九月の二倍になるなど「株式投資の経験がない新しい投資家が入ってきている」(大和総研の土屋貴裕ストラテジスト)。楽天証券では三年以上取引がなかった顧客が売買を再開する例も多い。

 年金の買いも活発だ。統計上は「信託銀行」となり、十月の買越額は一兆一千八百八十七億円に達した。九八年四月以来の高水準。特に公的年金の買いが多いとみられ、市場では「急落局面で買いに動く株価の下支え役」との見方が広がっている。企業の自社株買いも多く、事業会社も二千億円超を買い越した。

 一方、売りの主役は外国人。十月は一兆六百九十六億円売り越した。一―十月累計では一兆九千億円近い売越額で、年間で売り越しになれば八年ぶりだ。ヘッジファンドの換金売りなど世界的な金融不安の影響で日本株を手放す動きが加速した。統計上の「証券会社」の売りにも、先物と組み合わせた外国人の現物売りが多く含まれている。

 ただ個人や年金は上値を積極的に買う投資家ではなく、上昇相場のけん引役になりにくい。東京市場の売買の六割を占めるのは外国人。「外国人が買いに転じないと、株価の本格回復にはつながらない」との声は多い。

ちょっとニュース
個人投資家

2008/11/09 23:11

英政策金利、欧州政策金利、スイス政策金利

~ ヨーロッパ各国の政策金利引き下げ。資金供給を急速に拡大。 ~

英中銀政策金利 3.0%

4.5%から150ベーシスポイント引き下げ。3%まで下がるのは1955年以来の53年ぶり。

欧州中央銀行政策金利 3.25%

3.75%から50ベーシスポイント引き下げ。10月8日に続き2ヶ月連続の引き下げ。

スイス国立銀行政策金利 2.0%

2.5%から50ベーシスポイント引き下げ。予想外の引き下げ。

統計・資料・調査
政策金利、英、欧州、スイス

2008/11/09 23:11

スルガ、原油価格が下がって利益回復するはず、高配当に高優待

~ 原価率の向上が期待できるはず、それまでは配当と優待でじっくり待てる。 ~

スルガの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

200811087.jpg 売上は増えても利益が出ていないですな。原油価格の高騰で原材料価格が利益を圧迫しているのがその原因。ご存じの通り、原油価格は140ドル超えの高値から60ドルまで下落した。いずれこの恩恵はスルガに及ぶと考えるのが自然でしょうね。

ここまで、原材料価格が上がったからといって製品価格にそれを転嫁できなかったわけだが、スルガのビジネス的には仕方ない部分多い。売上の半分以上は100円ショップ向け。100円ショップは100円で売らなきゃいけないんだから、仕入値を上げるわけには行きますまい。100円ショップはもともと超薄利なわけで、仕入値アップなんてあり得ない。

逆にスルガはもともと超高利益なわけで、原材料価格の上昇は自分のところで吸収する力があるのだから、吸収しないわけにはいかない。

スルガの経常利益率の推移。

17%(2003年)→15%(04)→14%(05)→14%(06)→12%(07)→8%(08)→6%(09予想)

この経常利益の減り具合と、原油価格の上昇具合を比較すると、まさに逆相関にあるというか、利益は原料である原油価格に大きく関係があることが分かる。原油が下がった今、スルガの利益率も回復するんじゃないんですか。

100円ショップへの商品は値上げできないので、100円ショップ向けの売上比率は年々減少していますな。実際、短信には儲からない100円ショップ向けの販売や止めたとあります。そういう姿勢は好きですねえ。儲からないけど売上確保で売るってのは嫌いです。

100円ショップ向け売上割合の推移

67%(2001年)→79%(02)→82%(03)→61%(04)→50%(05)→50%(06)→48%(07)→47%(08)→45%(09中間)

100円ショップ向けの売上のうちだいたい50%は100円ショップ最大手の大創産業向け。

それ以外の、ホームセンターとかスーパーとか、雑貨屋とか、いろんなところで売られているプラスチック用品の売上を強化しているってこと。そういう商品は100円である必要はないので、比較的値上げもしやすく、仕入値=スルガの売値も上がりやすいんでしょうな。

200811088.jpg 財務は強烈に強いくて、利益は下がってもキャッシュフローはじゃぶじゃぶで金はたまる一方。配当は維持されると考えていいですね。配当利回りは5%を越え、優待利回りも5%を越えているので合計利回りは10%越えの高配当。優待は誰でもつかえるVISAギフト券。

PERは12倍。PBR0.4。現金同等物修正PBR1.1倍。

化学銘柄
100円ショップ スルガ 優待 原油 有望 高利回り

2008/11/09 23:11

日東電工、いずれ業績は回復する、それだけで十分かも

~ 株価はあまりに悲観的すぎる。20年ぶりの安値になれば黙って買う。 ~

日東電工の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

とにかく、いろんな工業用材料、電子材料、機能材料を作っていて、ニッチ分野で首位品が多数あるということ。液晶は半導体が弱いし、景気はこれからますます悪くなるので業績はガクンと落ち込む事は分かる。

それ以上知らないし、考える必要もないでしょう。

いずれ景気が良くなる。いつかは予想も付かないけど。その時、日東電工の業績が回復することだけは確か何じゃないですか。

200811086.jpg 株価は前回の底値2001年の水準まで売られている。今期は50%減益の予想。株価は来期も50%減ぐらいを織り込んでいるのではなかろうか。それならいずれ1000円を割るのだろうか?そうなれば20年ぶりの安値になる。そこまでは行かなくても目をつぶって買うような水準になるんじゃないか。

ハイテク・IT・テクノロジー
半導体 日東電工 液晶

2008/11/09 23:11

藤和不動産、低い自己資本比率でも三菱地所の力がある

~ 9%の株主資本比率でも問題なく借入ができるのは三菱地所の子会社だから。 ~

藤和不動産の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ついに赤字に転落。通期でも赤字の予定。自己資本比率は9%まで低下。とにかく、マンションのを売っても利益が出ない。売れば売るほど損をする、までは行かないが、それに近いものがありましょう。いかに高値で土地を買っているのか分かるというものです。

三菱地所の子会社なので、まさか倒産はないと思う。いざとなれば三菱地所への第三者割当とか、三菱地所の債務保証付きで銀行借入とか、なんとかするでしょうね。

平成20年9月30日付けで、当社と三菱東京UFJ銀行をはじめとする6金融機関との間で、総額280億円のシンジケートローン契約を締結しました。当融資は、当社の新規マンションプロジェクト資金に利用します。

と短信に説明があるので、借入もなんなくこなせている様子。三菱地所という後ろ盾がなければ難しそうですなあ。

不動産・マンデベ・流動化
三菱地所 不動産 藤和不動産

2008/11/09 23:11

トリドールの資料からうどん市場の可能性を考える

~ うどんは1兆円市場で寡占がなく出店余地が大きい。成長の可能性は大きい。 ~

トリドールの中間決算発表は既に終わっている。説明会資料がでたので確認しておく。

平成21年3月期第2四半期決算説明会資料

200811081.jpg 特に興味を引かれるのはうどん・そば市場は1兆円規模だってところですね。1兆円市場はデカイ。比較としてハンバーガー市場が6000億円、牛丼市場が2200億円。いかにうどん・そば市場が大きいか分かると言えましょう。

あまり考えたことがなかったけれど、確かに街を歩けば、ハンバーガー屋や牛丼屋よりうどん屋・そば屋の数は全然多い。しかも、うどん屋・そば屋は個人経営の食堂がとても多いんですね。

その辺りも資料に載っていて、うどん・そば屋の大手3社の市場シェアが7%しかない。ハンバーガーは大手3社で96%、牛丼は大手3社で91%。既に満杯。うどん・そば市場でシェアを拡大する余地は計り知れないものがありますなあ。

200811082.jpg 店舗数でも同じ事が言える。牛丼は大手3社で全国に2500店舗、ハンバーガーは大手3社で全国に5800店舗。うどんはトップのトリドールが270店舗。出店余地は大きい。トリドールの独自計算では、1700店の出店は可能ということですね。

うどん・そばの強みとしては、年代・性別を問わずよく食べられるという店もありましょう。お年寄りがハンバーガー食べていたり、若い女性が牛丼食べていたりする事は少ない(最近はそうでもないかな)けれど、うどん・そばは年代・性別が関係ない。抵抗もない。そういうこともあって、市場規模が1兆円と巨大なのでしょう。

200811083.jpg トリドールに限って考えれば、トリドールの出店地域で一番大きいのは関西。これは人口規模・市場規模からして、いずれは関東が最大地域になるのは目に見えている。2倍ぐらいはへっちゃらですな。つまり、どんなに最低でも関東圏の店舗数は2倍はいける。もちろん、それだけで終わるはずもない。現在も関西、関東問わず全国でじゃんじゃん出店しているのだから。要は、出店余地は大きいのが分かる。

200811084.jpg 計画、というか出店イメージという言葉を使っているが、では2010年3月期に370店舗(前期比+37%)、2011年に490店舗(+32%)。店舗数にあわせて売上が増えていくことが予想できましょう。店舗増加率と同じぐらいの年30%ぐらいで増収していくイメージでよろしいのではないですか。うどんと天ぷら、にぎりめしぐらいしかメニューがないのでコスト管理も簡単で、利益も同じように伸びていくと予想。楽観的ではあるが、まあいい。

200811085.jpg 株価は決算発表翌日の30日、説明資料発表翌日の4日にはほぼ無反応。2日遅れて6日、7日と急騰。まだ出来高を伴っていないのでもう一段の上昇があって、直近高値の3110円が視野にはいるのではなかろうか。って、チャートはよく分からんです。外食企業では数少ない成長企業ですねえ。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール 外食 有望

2008/11/09 23:11

PLANT、下方修正の常連、今回は汚名返上なるか

~ オオカミ少年が本当のことを言えばインパクトは大きく株価は上昇しそう。 ~

PLANTの決算発表。

平成20年9月期 決算短信(非連結)

前期は終わったことなのでもういいとして、今期予想は大増益のEPS74円。株価は200円でPERは2.7倍。自己資本比率がたったの16%しかなく、財務がヨワヨワなことを考えても、2.7倍は激安ですな。

もし、っていう大前提がありますけどね。そう、もし予想業績が達成されるなら。もしEPSが本当に74円になるならば。

なりますか?ならないでしょうな。

PLANTは下方修正の常連。毎年毎年、期初には大幅な収益回復を計画し、何度も下方修正を繰り返して、結局は僅かな利益で年を終える。その繰り返しなわけです。さすがにオオカミ少年になっていて、今期予想を信じている人は誰もいないでしょう。

過去の大ほら吹きな数字を確認してみる。

2005年度

  • 期初予想 売上67500 経利850 純利445 EPS64
  • 通期結果 売上63800 経利420 純利301 PES44

2006年度

  • 期初予想 売上78000 経利550 純利290 EPS43
  • 通期結果 売上77500 経利80 純利3 PES0.6

2007年度

  • 期初予想 売上85000 経利300 純利160 EPS24
  • 通期結果 売上82500 経利479 純利-1136 PES-168

2008年度

  • 期初予想 売上84600 経利700 純利460 EPS68
  • 通期結果 売上83131 経利470 純利267 PES39

2009年度

  • 期初予想 売上90000 経利1000 純利500 EPS74
  • 通期結果 売上????? 経利???? 純利??? PES??

まさに嘘八百でやってきている。救いは、それでも売上はずっと増加してきていること。それだけは信用して、今期も増収を達成するのでしょうねえ。

じゃあ、やっぱり今期もオオカミ少年と言うことで、株価は低迷を続けるでしょうかね。それが難しいところ。

万が一、会社計画通りに業績が推移したらどうなるか?株はぐぐぐぐっと上がるでしょうな。嘘つきが本当のことを言うのだから、インパクトは大きい。僅かながら大儲けするチャンスがあるって事じゃないですか。

時々チェックしてみる価値はありそうですな。

専門小売銘柄
PLANT

2008/11/08 23:11

フジ住宅、通期の数字は100%達成すると自信満々

~ ここまで強気に言い切るわけだから通期予想は必達ですねえ。 ~

フジ住宅の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績数字は良くないのは言うまでもなし。短信の中で面白い所を抜粋。

株主アンケートの回答者への「スダチ1㎏」プレゼントの継続実施は実質的な株主還元として個人株主に人気を得ました。

酢橘をもらえるのは嬉しいですな。短信に書くほどの人気という事でしょう。

当社の大株主でありましたタワー投資顧問株式会社は、平成20年9月19日付の大量保有報告書の提出により、同社が保有しておりました当社株式を全て売却処分したことが判明いたしました。

敢えてこれを書くと言うことは、会社としてもタワーの保有と売却が株価の重しになっていたという考えなんでしょうな。もう大口の売り圧力はありませんので、その点は安心してね、という意思表示。素直に喜びたい。それにしてもタワー投資顧問、ボロボロになってるのが予想されますな。

そして何より気になる記述がこれ。

公表致しました平成21年3月期通期の業績予想数値は達成できる見通しではあるものの上方への変更は行っておりません。各事業セグメントの受注契約が順調に推移しているため、第2四半期末の受注契約残高のうち当期売上予定分を含めますと、通期売上計画の82.5%が見込まれ、さらには10月以降の中古住宅や小規模建売住宅の受注契約と賃貸及び管理事業セグメントの売上が当期の売上に加わりますので、通期の売上・利益は達成確実な状況となっております。

業績達成には相当の自信があるらしい。

ついでに、同時に発表された決算短信補足資料の文章も引用したい。

当上半期の売上実績に、第2四半期末の受注契約残高のうち17,869百万円の下半期売上 計画分を加えた36,812百万円が既に当期の売上に見込まれており、年間売上計画の82.5%に達しています。これに上半期に3,188百万円を売上げた賃貸・管理と上半期に順調な受注実績を計上した中古住宅・小規模建売一戸建住宅の10月以降来年2月までの受注契約分の売上が加わることで売上目標が達成できる見通しの他、売上総利益率、販管費も計画通りに推移していますので通期目標は達成できる見通しです。

どうやら今期の業績予想数値は100%の確度で達成できる模様。利回りは7%超え。

これで未達とかになったら詐欺って言われても仕方ないですな。

不動産・マンデベ・流動化
フジ住宅 不動産 住宅 建て売り

2008/11/08 23:11

トーカイの中間決算、調剤薬局業界は順調なのを確認

~ 薬価や調剤料の低下でも原価率はOK、調剤薬局は順調といえる。 ~

トーカイの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

見かけ減収だけど、これは前期に譲渡した子会社分の減収。実質的には7%の増収。調剤薬局の新店は3。

薬価改定や調剤料の低下などあるけど、原価率は悪化していない。この傾向はどこの調剤薬局も同じですな。なんだかんだと業績成長を邪魔する要因として説明されるけど、数字としては現れていないですねえ。

とりあえず調剤薬局はオッケーと言うことが分かればそれでいい。トーカイには興味は無いので。

医薬品・医療品・調剤薬局
トーカイ 調剤薬局

2008/11/08 23:11

日本エスリード、財務に余裕があって利回りは10%

~ ローリスク経営の日本エスリード、利回りと取りながらじっと持つか? ~

日本エスリードの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ローリスク経営というか、保守的経営というか、危うさが全然ない経営が自慢のエスリード。自己資本比率は49%と、天下のゴールドクレストよりも高い。もちろん、業績はゴルクレには遠く及びはしませんが。

さすがにマンション不況の現実には勝てず、大幅減収で赤字ですな。通期では黒字を確保する計画ですが、黒字幅も小さい。上場来で最低の利益。

業績悪化にも関わらず、増配の予定ですな。資金繰りに余裕があればこそ。減配しないでね。優待も廃止しないでね。配当+優待の総合利回りで10%近いんだから。

財務に余裕があるので、この不動産マーケットを切り抜けることはできましょう。今こんな状況で不動産屋に期待するのは、それだけで十分じゃないですか。10%近い利回りを取りながら不動産市況の改善を待つにはエスリードですな。

監査法人が太陽ASGであることには注意が必要ですが。

不動産・マンデベ・流動化
マンション 不動産 日本エスリード 株主優待 高利回り

2008/11/08 23:11

王将フードサービス、不況に強い外食企業の代表

~ あの餃子とラーメン、店、客層、値段は不況に影響されない代表選手ではなかろうか。 ~

不況に最も強く、景況でも売上が急増することない、という安定的成長できる外食銘柄は、ずばり王将フードサービスではなかろうか。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

外食各社、どこも苦戦しているのに(マクドナルド除く)、王将だけはいつも通りの増収増益。過去10年の業績推移を見ると、ずっと増収増益ではなく、減収もあれば減益もある。特損で大赤字もある。しかし、どれも誤差の範囲といえはしないだろうか。減益になっても、次は大丈夫だという安心感というか、信頼感というか。

王将のあの店、メニュー、客層を思い出して欲しい。あれが景気に影響受けるビジネスですか?そりゃあね、景気の影響がゼロとは言いませんよ。でも、数ある外食企業の中で、極めて安定的なビジネスだと思うわけですな。

関西圏の店舗数が一番多く、関東圏はまだすくない。出店余地はまだまだある。

外食・レストラン・居酒屋
外食 王将フードサービス

2008/11/08 23:11

グラウンド・ファイナンシャル、ネットネット株という激安

~ 会社規模が小さすぎることが、ネットネット株としての条件は満たしている。 ~

グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリーの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

どうでもいいけど、会社名が長い。

売上はたったの7600万円。近所のスーパーマーケットじゃないんだからねえ。通期でも1億9千万円。とても上場企業とは思えないですな。時価総額は3億8千万。浮動株では1億円程度か。ちょっとお金がある人なら簡単に買い占めできますね。

気になるのは自己資本比率。99.7%と限りなく100%に近い。借入金はゼロ。総資産が11億4千万円で現金同等物がざっと10億円。BPSは71000円で、現金同等物-総負債で考える修正BPSが62000円。PBRが0.32、現金修正PBRが0.37。

なんと、グラハム先生の言うところの、ネットネット株じゃないですか。これは何気にすごい事ですぞ。

配当利回り4.3%。

減損しなければならない資産は持っていない。今期はキャッシュフローマイナスにはなりそうだけど、それほど大きなマイナスでなくて、人件費と家賃などの限られた経費が売上より大きい分だけマイナス。

うーん、何か見落としてますか?そうじゃなければ買いですね。こんな株が存在しいいんだろうか?アメリカなんかだったら即買い占められませんかねえ?

やっぱり何か見落としているのか。。。。

不動産・マンデベ・流動化
グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー ネットネット株 有望

2008/11/08 23:11

9月、消費者物価指数、失業率、有効求人倍率

~ 9月の消費者物価指数は+2.1%と相変わらず高い。 ~

9月の全国消費者物価指数 2.1%、生鮮食料品除くコア 2.3%、食料・エネルギー除くコア 0.2%

9月の失業率 4.0%

9月の有効求人倍率 0.84

統計・資料・調査
失業率 有効求人倍率 消費者物価指数

2008/11/08 23:11

アメリカ、10月20日の週の新規失業保険申請件数

~ 48万件を越える数字は非常に高い。 ~

アメリカ、10月20日の週、新規失業保険申請件数。48万件を越え、失業保険の申請者はうなぎ登り。

結果 481千件、 予想 477千件、 前回(9月) 485千件

統計・資料・調査
アメリカ 新規失業保険申請件数

2008/11/08 23:11

アメリカ雇用統計、10月の新規失業者数と失業率

~ 10月のアメリカ新規失業者数、失業率とも最悪に近い数字。 ~

アメリカの雇用統計。

10月非農業部門雇用者数。新規失業者の数は24万人の減少で失業者の数はウナギ登り。

結果 240千人減、 予想 200千人減、 前回(9月) 284千人減

10月の失業率。6.5%とそうとう高い数字。

結果 6.5%、 予想 6.3%、 前回(9月) 6.1%

統計・資料・調査
アメリカ 失業率 新規失業者数 雇用統計

2008/11/08 23:11

東京エレクトロン、業績は直滑降だが株価は歴史的安さ

~ 景気の善し悪しをもろに受けて、全体マーケットの数倍は株価が動く。 ~

東京エレクトロンの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

200811073.jpg 半導体製造装置の会社。それがどんなモノであれ、DRAMとかフラッシュメモリーとかを作る機械ってことで、景気が悪ければダメなことだけ理解すれば良いですな。あと、液晶パネルの製造装置、携帯関連の製造装置もあるが、景気に左右されるのは同じ。

そういう装置を作っている会社で、日本最大、世界で2位。どんな装置かなんて、深く考える必要はないんです。そして、将来の業績は受注・受注残で決まっているから、それを見れば今後の業績が分かる。

株価は全体マーケットと同じ方向に動く。そして全体マーケットよりもボラティリティが高い。そうなるって事だけ知ればよい。

そういうことで、今の株価を見ると、まさに底の底ではなかろうか。

ハイテク・IT・テクノロジー
半導体 東京エレクトロン 液晶

2008/11/08 22:10

世界経済は急速に成長率を落す方向にある

~ この1ヶ月の激震でIMFは成長見通しを大きく下方修正。 ~

IMFの世界経済予測が引き下げられた。2009年の世界経済の成長率は2.2%を予測。つい1ヶ月前の予想は3%だったわけで、この1ヶ月の間に起こった物事の衝撃が分かりますな。金融危機は実体経済に波及しているわけ。

2008/11/07, 日本経済新聞 朝刊

 IMFが発表した最新の世界経済見通しによると、〇九年の世界全体の実質経済成長率は十月八日時点の前回予測より〇・八ポイントの下方修正となり、二・二%まで落ち込む。地域別のマイナス幅は米国が〇・七%、ユーロ圏が〇・五%。先進国で最も落ち込みが大きい英国は一・三%。日本は〇・二%。中国は八・五%成長を見込むが前回予測を〇・八ポイント下方修正した。

統計・資料・調査
IMF 世界経済 成長率

2008/11/08 22:10

コロワイド、中間数字は厳しいが総合利回りは15%

~ 株主優待の利回りが15%を越え、儲からなくても損しない投資になる。 ~

コロワイドの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

赤字ですな。通期では大きく回復して黒字確保、しかも前期比で増収増益を計画。強気過ぎやしませんか。下方修正されると思われます。

自己資本比率は13%まで低下。さすがにこれ以上数字が下がると良くないのではないですか。そういう事もあってですかねえ、財務キャッシュフローのマイナスは営業キャッシュフローのプラスにほぼ等しい。キャッシュフローの範囲内で出店していって事でしょうかな。

この株の何が魅力的かと言って、株主優待ですな。年間4万円分の飲食券がもらえるわけで、優待利回りは15%を越えている。一応配当もあって、配当利回りは1%なので、合計利回り16%。コロワイド系列のお店は多いので使い勝手も良い。

安い居酒屋は嫌いな人もいるはず。そう言う人はヤフオクで売ればいい。70%ぐらいで売れるので、それで考えても総合利回りは12%ぐらいある。

このまま業績が悪くて、仮に配当がなくなったとしても、利回りは十分にあるわけですな。まさか優待を廃止することは考えづらい。儲かる可能性の高い、ヘタしても損しない、投資といえましょう。

外食・レストラン・居酒屋
コロワイド 居酒屋 株主優待 高利回り

2008/11/08 22:10

日本エス・エイチ・エル、業績は堅調、安定ビジネス、高配当

~ 問題が全然見つからない企業が売られすぎたら買うしかない。 ~

日本エス・エイチ・エルの決算発表。

平成20年9月期 決算短信

業績は堅調。気になるのはそんな事じゃない。配当ですな。前期、前々期、今期と年間配当額は6300円。株価は8万円なので、配当利回りは実に7.8%。連結配当性向は50%を基本としている。

とりえあずはBSを確認する必要がありましょう。自己資本比率は84%。現金同等物が資産の80%。借金はゼロ。過去一度も貸し倒れが発生したことがない。安全度100%。

CFをチェック。営業キャッシュフローは税引前純利益にほぼ等しい。設備投資はないに等しい。財務CFは配当金の支払だけ。健全度100%。

PLを確認。売上原価は15%。経常利益率が50%。純利益率が25%。無駄な特損、特益はない。収益度100%。

なんですか?これ。

ビジネスの安定感を考える。入社時などに行われる、所謂、適性検査を開発している。これを使わなくなるか?ならないでしょうな。大企業は何百人という人を面接し、合否を出し、配属のため振り分ける。一つの目安として適性検査を使わざるを得ない。一人一人をマニュアルで対応するなんてできっこない。

入社時だけじゃなくて、入社後の配置転換なんかでも同じ。

景気によって需要が増えたり減ったりはするだろうけど、いきなり売上が半分になることはないと言えましょう。過去10年の業績推移を見ても分かりますな。

全然問題ないじゃん。

じゃあ、日本SHLはクサイ会社なの?いや、そんな兆候は全然見あたらない。

ってことはですよ、マーケットは間違っていませんかねえ。基本、今の株価は、業績が半分になって、配当も半分になるのを前提にしている。それはないと思うね。

ビジネスサービス
日本エス・エイチ・エル 有望 高利回り

2008/11/08 22:10

DAオフィス投資法人の会計監査人は太陽ASG

~ 太陽ASGが監査をしている企業を眺めていると。。。。 ~

DAオフィス投資法人の監査法人変更。

執行役員選任及び会計監査人選任に関するお知らせ

太陽ASGが新任。まずいんじゃないですか。。。

不動産・マンデベ・流動化
DAオフィス投資法人 太陽ASG 監査法人

2008/11/08 22:10

歴史に残る10月の暴落で口座を開設する個人投資家

~ 冷静に判断して暴落時に口座を開くのは賢い投資家です。 ~

歴史的な暴落を演じた10月の株式相場。個人投資家は大幅に売り越してポジションを軽くするか、凍り付いて動けないのがほとんどかと思いきや、意外と前向きになる人も多いみたいですな。10月のネット証券の口座開設数が急増しているみたいです。

口座開設した人が買っている銘柄が紹介されているけど、どれも今ひとつですな。ちょっと手出しが早いんじゃないですか。もちろん、長期ではいいのでしょうが、やっぱり少しでも安く買うのが大切ですからねえ。

2008/11/07, 日本経済新聞 朝刊

ネット証券、口座開設2倍、大手5社、10月6万に―株安で個人「買い時」。

 大手インターネット証券五社の十月の口座開設数は、九月に比べて二倍の約六万口座となった。二〇〇六年六月(約七万)以来の水準。十月は日経平均株価の月間下落率が二三・八%と過去最大だったが、買い時とみた個人が新たに口座を開き、株取引を始めようとしたようだ。

 五社はSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、カブドットコム証券。ネット証券は対面より手数料が安く、五社の株式売買は個人取引の約七割を占める。

 すでに株を取引している投資家は多くが含み損を抱えているため、株取引の初心者が口座を開くケースが多い。楽天証券が新規に口座を開いた人が買っている銘柄を調べたところ、ソニー、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日産自動車、トヨタ自動車の順で多かった。「普段は銀行や新興市場銘柄が上位だが、長期に保有する目的で国際優良銘柄を買う動きが目立つ」(楽天)という。

 ただ、口座を開いてすぐに取引を始めているわけではない。松井証券では十月に八千八百口座の開設があったが、実際に取引したのはおよそ四分の一の二千三百人。株価が乱高下する状況から様子見する人が多かったようだ。

ちょっとニュース
ネット証券 個人投資家

2008/11/08 22:10

ダイナシティ、ようやくの倒産、監査法人はアヴァンティア

~ 問題だらけだったクサイ企業がいよいよ民事再生法の適用を申請。 ~

ダイナシティが倒産。負債総額520億円。

当社民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

ついに台無しになってしまった。なんてオヤジギャグ言ってる場合じゃございません。

もともと悪い話が絶えない会社でした。社長が(麻薬だったかな?で)逮捕されたり、7億の所得隠しで追徴されたり、元ライブドアの参加だったりと。倒産の急先鋒と言ってもよかったが、いよいよさよならとなりました。クサイ会社には退場してもらうのが一番良いかと存じます。

代表取締役は吉田雅浩。監査法人はアヴァンティア。大株主はインボイスで50%以上所有。親会社ですな。

インボイスは前期末時点ではかなりの金額を貸し付けている。こっそり回収したんですか?発表によれば、貸付金は203億、保証債務が24億、17億だけ評価損を計上すると。残りは回収できるって計画ですか。まじで?

あとは、訳の分からない名前の貸し主が多い。基本、メガバンクが大貸し主でないと危険性がましますな。もちろん、メガバンクだってあっというまに資金引き上げるけどねえ。 参考までに、アヴァンティアが監査する企業。そうそうたる顔ぶれですな。

  • 2467 バルクホールディングス
  • 2497 ngiグループ
  • 3857 ラックホールディングス
  • 7562 安楽亭
  • 8901 ダイナシティ
  • 9448 インボイス

倒産・上場廃止
アヴァンティア インボイス ダイナシティ マンション 不動産 倒産 流動化

2008/11/08 22:10

総和地所、環境関連事業の流動化に力をいれるの?

~ 環境という切り口での産業廃棄物処理より先にすることがないですか。 ~

総和地所が環境関連に力を入れるというプレスリリース。具体的には産業廃棄物処理に関連する事業の流動化のアドバイスを行うと。

ジーダブリューエム株式会社との業務提携に関するお知らせ

なぜ不動産屋がそんなことをするかと言えば、厳しい不動産マーケットを鑑みて

当社としてはこの難局を乗り切り、経営を立て直すためには早急に新規事業の立上げと事業化が必要不可欠であるとの結論に達しております。

というお考えのようです。

いやいや、そうじゃないでしょう。必要不可欠なのは、資産を圧縮して負債を削減し、資金繰りを改善する事じゃないですか?その前に新規事業に力を入れるってねえ。。。

どこまで持つだろうか。

不動産・マンデベ・流動化
流動化 産業廃棄物 総和地所

2008/11/08 21:09

アンリツの資料より、携帯方式のこれからはLTE

~ 世界的に携帯の次世代方式はLTEにあるようで、気にとめておいて損はない。 ~

アンリツの中間決算説明資料より。携帯の今後について。

200811089.jpg なるほどねえ、携帯方式はLTEで統一されるわけですなあ。2010年頃から集約が始まるとあるが、こういうのは予想より伸び伸びになるのが常でしょう。当然、方式が変更になればそれなりの設備投資があるわけで、そういう関連企業には恩恵がある。規模が分からんが、気にしておく必要はありましょう。

2008110810.jpg LTEへの移行は日本だけのことではなく、世界的な流れみたい。関連企業への恩恵も世界規模になるわけで、世界展開していて高シェアの関連企業が狙い目か。チャイナモバイルも乗っているが、中国のキャリアはこれから3Gへ移行するところだと記憶してる。2010年頃にLTEになるとは思えないんだが。

2008110811.jpg LTE計測ソリューション需要の想定は、アンリツに関係のある事を列挙しているので、イマイチ関連企業なんかは分かりようもない。右端にある、ネットワーク、基地局、端末、チップセット、デバイス、そういうキーワードを手がかりにすればいいんじゃない。

2008110812.jpg なぜLTEなのか、ということで、他の方式と伝送速度を比較している。結局、スピードの向上で、携帯電話で家庭PC並のネット環境を実現したいと言うことですな。環境自体を実現するのは投資さえすればできることだけど、ある程度の低価格で提供しないと普及しない。ここが難しいところではないかと。

電気機器・精密機器
LTE アンリツ 携帯電話

2008/11/08 21:09

中部飼料、中間期の数字は悪いが回復は確実

~ トウモロコシ価格が下がり、安定化基金への拠出金もなくなり、利益は回復。 ~

中部飼料の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

営業利益段階で赤字ですな。程度の差こそあれ、他の飼料会社の利益も苦しい。例えば日本農産工

が、いずれ回復せざるを得ない。トウモロコシ価格は下がっているわけだからねえ。飼料価格安定化基金負担金が大きいけど、これはいずれ減少する。利益が回復しないシナリオが思い浮かばない。

飼料を買うなら当然最大手の日本農産工がいいですな。当然だが、利益が回復するからと言って即買いではないですよ。バリュエーションを見ながらってことです。

食品・飲料・日用品
トウモロコシ 中部飼料 飼料

2008/11/08 21:09

ダイハツディーゼル、中間期は絶好調だけど買いではない

~ 海運と造船に影響を受け、それらは結局バルチックドライ指数に連動する。 ~

ダイハツディーゼルの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

いやー、数字はブッちぎりで良いんですがね、株価はボロボロですな。通期は中間期比べて増収増益幅が小さいけど、いずれ上方修正されるんじゃないですか。

株価は当然これから起こりうる厳しい業績を見込んでいるわけですね。が、とりあえず足下の受注状況は悪くない。受注高はほぼ前年並みで、受注残は+30%ぐらいで推移。すぐに業績ががくっと落ち込むことも無さそうではある。

問題は船関連と言うことですな。

ご存じの通り、船は景気が悪くなればダメ。景気はこれからもっともっと悪くなる。船とは具体的には造船と海運。造船と海運の株は基本的にバルチックドライ指数に連動します。バルチックドライ指数の落ち込みは信じがたいぐらいですねえ。チャートは青線がバルチックドライ指数。

ダイハツディーゼルとしては、他の船株が好調でなければ上がりようがないと言えましょう。業績はまだ良いのに上がらない、なんて思っていると、そのうち業績が悪くなって、結局業績並の株価と言うことになる。業績数字だけを追っかけて株を買うと失敗する典型ですな。

市況株
ダイハツディーゼル 海運 造船

2008/11/08 21:09

日清製粉、中間決算の利益は意外と伸びていない

~ 小麦価格は高値からかなり下落した。日清製粉の値上げは続く。 ~

日清製粉グループの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

意外と利益が伸びていない。小麦の値上がりで、小麦製品の価格改定をしてきたから売上は当然伸びている。10月にも10%程度の値上げをしたばかり。通期予想は変更なしで、それほど増収にならない予定。

もう少し上方着地するんじゃないですか。

値上げで需要が減ったと言うけどね、小麦関連食品が減り続けるわけには行きますまい。パンを食べるし、パスタも食べるし、小麦を原料とする食品は膨大。値上げされたからやめますか。やめません。

食品・飲料・日用品
小麦 日清製粉グループ

2008/11/08 20:08

厳罰に処さなければ株式市場はいつまででも賭博場

~ 株主や社会に多大な被害を与えても特に咎められないなんてねえ。 ~

アパマンショップホールディングスが訴えられている件。

株主代表訴訟に関するお知らせ

どういういきさつか知らないけれど、こういう形で進めていくのは良いですね。泣き寝入り文化の日本では、悪ことしても対して咎められることもなく、馬鹿らしくなることが多いから。

インサイダー取引だってそうだし、粉飾決算だってそう。やりたい放題。

最近の例では粉飾決算であっというまに上場廃止になった新興市場期待の星、プロデュース。社長は一体どうなったの?一切姿を見せませんが。一夜にして何百億円という損害を多くの人に与えても、多分それほどお咎めはないんだろうねえ。会社が倒産して終わりですか。やりきれない。

そういう意味で、株主が経営者を訴えたり、会社を訴えたり、当然のことですな。どんどんそういうアクションが起こって、不当な者は厳しく罰せられ、まっとうな会社のみ上場しているようになることを期待します。

いい加減にしてよ
プロデュース 粉飾 訴訟 阿パンショップホールディングス

2008/11/08 20:08

三鬼商事の10月オフィス空室率、9ヶ月連続の悪化

~ 10月の数字は4.3%で、目安の5%が間近。 ~

三鬼商事のオフィスビル市況調査10月。東京都心5区のオフィス空室率は4.3%。9ヶ月連続の上昇を記録。昨年の10月は2.55%。

好不調の目安は5%なので、もう少しで到達する。

不景気はオフィス需要を弱くする。オフィス需要が弱ければ賃料が下がる。賃料が上がる前提の計画は苦しくなる。ファンドもそうだし、REIT、流動化、全部同じ。

統計・資料・調査
オフィス空室率 三鬼商事 不動産

2008/11/07 00:12

「急患断らぬ」貫き25年 千葉・柏の病院の医師確保法

~ やり方次第で大きく変わるのは企業も病院も一緒。病院はまだ努力できる。 ~

投資とは全然関係ない話だが、大切な話なので書いておきたい。医療の問題。そう、妊婦がたらい回しにされて亡くなるとかいう、腹が立って仕方ない現状の話。

こういう現実もあるんですよ。もっともっと努力しないとねえ。

朝日新聞

「急患断らぬ」貫き25年 千葉・柏の病院の医師確保法

 救急患者の受け入れ拒否が社会問題になる中、「どのような急患も受け入れる」ことを開院以来25年間守り続けている病院が千葉県柏市にある。医師の住宅整備や研修・学会への参加支援など、仕事環境の充実を図ることで医師を十分確保できており、若い研修医の人気も高い。

 柏市の名戸ケ谷(などがや)病院は内科、外科など21科247床、中規模の民間総合病院で、2次救急を担う。ここを目指して年間5千台の救急車が走る。柏市内の救急搬送の4割前後を受け入れているほか、近隣の我孫子、松戸、野田市、さらに埼玉県から運び込まれる患者も少なくない。

 産婦人科はないが、妊婦も断らず、とにかく患者として受け入れる。患者は一般医が診断し、出産の場合は産科がある医療機関に転送するなど専門医の対応が必要ならば連携できる病院へ移す。「管制塔」のような役割もする。

 名戸ケ谷病院が患者を断らずに済むのは、医師の手厚い配置があるからだ。常勤医が35人で、法の規定より9人多い。各科1人は必ず病院から車で5分以内に住む。病院が借り上げ住宅を用意しているほか、住宅購入の優遇ローンなどもある。

 2人の当直医だけで対応できない場合は、いつでも医師の呼び出しが可能だ。副院長で外科医の高橋一昭さんの場合、こうした呼び出しの緊急手術は週に1~2回という。

 年間1700件の手術があり、さまざまな症例を学べるとあって、研修医の人気も高い。今年は5人の枠に22人の応募があった。大規模な大学病院で研修医の定員割れが起きているのとは対照的だ。

 常勤医には研修日があり、週2.5日は現場から離れられるほか、10日間の夏休みもまとめ取りできる。国内外への留学や学会出張への援助もある。こうした取り組みで医師の定着が増えた。

高橋副院長は「専門医志向が強まったことや訴訟リスクもあり、患者を診ずに電話口で断る病院が増えている。まず医師が患者を診ること。当たり前の役割を果たせば、日本の医療はちゃんと黒字経営できる」と話す。

 柏市消防局救急課の担当者は「救急車で行き先が決まらないのが、患者も救急隊員も大変つらい。名戸ケ谷は受け入れてくれる、というのは大変心強い」という。

 千葉県医療整備課によると、医療過疎の地域では5~10回交渉して搬送先が見つかるケースも珍しくないが、病院がたくさんある都市部でも搬送に苦労する例はある。2次救急機関は県内に約150カ所あるが、名戸ケ谷病院のように「全件受け入れ」を表明している例は、「聞いたことがない」という。(鶴見知子)

ちょっとニュース
医療 医者 急患

2008/11/06 23:11

投資信託の目論見書は紙の無駄使いでしかない

~ 投信の目論見書を簡潔にして理解できるようにフォーマット変更する予定。 ~

投資信託の目論見書なんて、読んでいる人は少数でしょうな。読んだとしても難解で、しっかりできる人はそう多くはありますまい。はっきり言えば、無用の長物、紙の無駄遣いですな。本当、あの膨大な紙の量は資源の無駄。

だいたいにして、目論見書なんていうネーミングに問題がある。モクロミショと読むことさえままならない。もっと普通に、投資信託説明書でいいじゃないか。貯蓄から投資への流れを作るにはフレンドリーさが必要。

金融庁の遅すぎる行動だけど、一応褒めてあげよう。どこまで踏み込めるかが問題だけどねえ。

朝日新聞 2008年11月5日

読む気になるかな… 投資信託「目論見書」見直しへ

 金融庁は5日、「理解できず、読みづらい」と一般投資家の批判が多い投資信託の「目論見書(もくろみしょ)」の作成ルールを見直す方針を決めた。欧米の事例を参考に記載する内容を絞り込むほか、投資家が各投信を比較しやすいように形式を標準化することを検討する。

 金融審議会の作業部会で見直しに向けて議論を進め、年内にも具体的な方策を決める方針。

 金融機関が投資信託を販売する際は、運用方針やリスク、実績や手数料などを記載した目論見書の交付が義務づけられている。ただ、目論見書は専門用語が並び、契約内容なども一冊に盛り込むために数百ページにのぼるなど、投資家からは「読む気にならず、読んでも理解しづらい」との声が多い。

 一方、米国や欧州連合(EU)の目論見書は、リスクや手数料など記載項目が少なく、分量もA4判2~3ページ程度。日本もこれにならい、簡素化を検討するほか、運用報告書についても同様の改善を目指す。

ちょっとニュース
投資信託 目論見書

2008/11/06 23:11

ゴールドクレスト、さすがの中間発表、あっぱれです

~ 社長の目利きが効いている、不動産マーケットとは逆の動きで余裕しゃくしゃく。 ~

ゴールドクレストの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

驚きの強い数字。増収で大幅増益。通期の予想は相変わらず減収減益で変わらず。しかし、株価はそうは言っていない。連続ストップ高が止まらないですなあ。

やはり最後の砦、ゴールドクレスト。社長の目利きというかビジネス感というかマーケットを捉える力というか、なかなか他の不動産屋は真似できないですな。

2003年か4年ぐらいまでの不動産価格の下落時にしこたま土地を仕入れた。2006年から7年にかけて不動産価格が上がってくると、土地の仕入を急速に絞り込む。この時期、他の不動産屋はまだまだイケイケドンドンでじゃんじゃん仕入をしていた。

現状、ゴールドクレストは3年分ぐらいの土地をかなりの低価格で仕入れて持っているらしい。そこのマンションを建てて売っていくわけだから、そりゃ他社より安くても利益の出る物件が完成しますわな。

有利子負債を削減しつつ財務を強化している今、株主資本比率は驚きの40%越え。マンデベではあり得ない数字じゃないですか。あったとしても、超消極姿勢のマンデベですなあ。ゴルクレは決して消極的じゃない、成長企業と言ってもおかしくない。

来年あたりからまた安く売り叩かれている土地を余裕綽々で仕入れていくのだろうか。またマンションが売れるようになったときにどうなるか。。。火を見るよりはっきりしていると言えましょう。

さすがゴールドクレスト。

不動産・マンデベ・流動化
ゴールドクレスト マンション マンデベ 不動産

2008/11/06 23:11

三井不動産、ストック型の収益でさすがに強い

~ この大手、三井不動産の株価が軟調なんだから新興不動産企業は上がらない。 ~

三井不動産の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

さすがに大手は強いですな。賃貸部門が安定的なのは納得できるが、分譲もマイナス幅が小さい。通期の予想でも分譲のマイナス幅は小さい。完成在庫はさずがに好調期の2~3倍程度に拡大してはいる。

こんなに安定的な大手不動産屋の株が下げているのだから、新興不動産企業の株が上がるはずもありますまい。

不動産・マンデベ・流動化
三井不動産 不動産 分譲 賃貸

2008/11/06 23:11

トリドールの中間決算は好調、株は無反応

~ 小麦が高くても原価率は改善、関東圏に出店余地はまだまだある。 ~

トリドールの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

前年同期比で売上+40%、営業利益+79%、経常利益+86%、純利益2.2倍、EPS2.2倍。まさにブッちぎりの好決算といえましょう。通期予想は、売上+42%、営利+55%、経利+59%、純利+52%、EPS+50%。

丸亀製麺の出店が36で合計144店舗。売上は+90%。その他、いろんな業態の飲食は出店ゼロで、基本的に売上はマイナス成長。セルフ式のうどんに経営資源を集中。儲かるところを攻めるのは良い事ですな。

売上構成では丸亀製麺が68%まで上昇。前期は50%だったのでかなり上昇している。集中をプラスと考えるか、危ないと考えるか。

下半期の丸亀製麺の出店計画は34店舗。その他業態の出店が10。下半期合計が44店舗。通期では合計80店の出店をして合計287店舗の予定。店舗数は+39%。

積極出店は出店費用を増加させている。借入金が増えて株主資本比率は37%まで低下。期末には30%台前半ぐらいまで落ちそう。営業キャッシュフロー以上に出店しているので借入金は増えざるを得ない。まだまだ出店したいのだろうから、借入は減らないだろう。どこまでBSを膨らませられるか。

売上原価は前期の27.5%から25.6%に低下。小麦が高かったのにどうやって原価率を下げているのか。仕入先を複数にして競争させていると四季報にはあるが、さて。これまでの丸亀製麺の仕入先の大手はトーホー。前期末時点で買掛金の66%を占めている。

店舗は近畿地区が一番多い。やはり日本の消費中心は関東圏なわけだから、出店余地はまだまだ大きい。関東圏の店舗が数が少なくとも近畿圏の2倍ぐらいになるまでは行けるはず。合計店舗数では500店ぐらいは見込めるんじゃないか。

株価は意外と反応していない。トリドールの好決算は分かっていたことなのでサプライズもないし、株価も反応しないのだろうね。PER15倍と、今の相場ではそれなりに高いPER。成長率から考えれば安いが、今はそんな指標で考える相場ではないですな。

月次数字の発表がないので足下の業績は分かりづらい。

いずれマーケットがラリーするときにはグングン値を上げるんじゃないですか。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール 小麦 有望

2008/11/06 23:11

朝日インテック、ストリップ劇場的プレスリリース

~ 意味深なプレスリリースで株は急騰、多分大きな上方修正でしょうね。 ~

朝日インテックの意味深なプレスリリース。

業績に影響を与える可能性のある事項の発生について

ストリップ劇場じゃないんだから、こんないじらしい発表はやめて欲しい。はっきりしてからお知らせするのが筋じゃないかと。

ま、朝日インテックはクサイ会社でもないので、実はウソでしたとか、全然トンチンカンな発表をすることは考えにくい。つまり、でっかく上方修正しますよって事ですな。

株価はストップ高をつけて上昇中。どこまで行く気だろうか。期待で株価が買われるとはまさにこのこと。

いずれにせよ、今後どんな発表があるのか首を長くして待ちましょう。

医薬品・医療品・調剤薬局
朝日インテック

2008/11/06 23:11

クオールの中間決算、順調

~ 調剤技術料や薬価の引き下げでも原価率は悪化していない。 ~

クオールの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

前期、調剤薬局を買収したのでその分がそっくりそのまま業績にプラスされている。調剤技術料とか薬価とかの引き下げで原価率悪化、というような話が出てくるが、クオールに関しては原価率は悪化していない。合併でいろいろ経費がかかっても文句は言えないが、販管費率は低下していますな。悪くない。

クオールは他の調剤薬局より財務の余裕があると言えましょう。つまり、M&Aもやりやすい。規模がものを言う調剤薬局業界なので、これは大きなプラスですよねえ。積極的に買収を進めていって欲しいものですな。

医薬品・医療品・調剤薬局
クオール 調剤薬局

2008/11/06 22:10

サンフロンティア不動産がもっともな環境判断をしてはいるが

~ 相場が高いときは強気で、相場が低いときは冷静に判断ではチグハグですね。 ~

サンフロンティア不動産の下方修正。

平成21年3月期 第2四半期累計期間連結業績予想との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

下方修正には驚きもなければ新鮮みもない。当然の修正といえましょう。気になるというか、個人投資家として自分もよく考えないといけない説明があるので紹介しよう。

サンフロンティア曰く、

また一部には、資金調達難を背景とした不動産の換金売りも散見されるようになってきました。このような環境下における早期売却を目的とした価格水準は、不動産個別の特性や収益性、過去の事例等から見ても、混乱期における一時的なものであり、決して持続的なものとは考えられません。いずれ金融市場の混乱が収束した後においては、ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品として、不動産本来の価値に見合った適正水準での取引がなされるものと考えております。

うん、仰ることはその通りじゃないですか。でもね、不動産が儲かって仕方なかった少し前になんて言ってたの?やれマーケットは順調だ、自社の不動産開発力のおかげでああだこうだ、収益還元法では割安だの適正だの、世界のマネーが割安な日本の不動産を買っているの売っているの、そういう言葉ばかりでしたな。

今、不動産マーケットがヒドイ状況で、これは適正ではなくて投げ売り価格だから一時的、と言うのであれば、不動産マーケットが絶好調過ぎるときには、これは適正ではなくてバブル的な価格だから一時的、って言って欲しいですな。

自分の投資行動を振り返っても分かるが、そうは言えないのが人間というものでしょう。株が上がっているときはまだ上がるまだ上がる、業績は伸びる伸びる、来期PERでは割安だまだ買える、そんな言葉ばかり見つかる。

こんな所で反省のきっかけを見つけていても仕方ないが、せっかくなので背筋を伸ばしておくべし。

不動産・マンデベ・流動化
サンフロンティア不動産 不動産

2008/11/06 22:10

小室さんの詐欺容疑で南野建設が登場

~ こんなところで南野建設の名前を見るとはねえ、小室さんも大変だ。 ~

小室さんが詐欺容疑で逮捕されたというニュース。小室さんは音楽会の寵児ということで、ネット企業界の寵児と言われた堀江さんに似ている。堀江さんは絶頂期に逮捕されて、小室さんは落ちぶれてから逮捕されたという違いはあるけどねえ。

で、小室さんだが、ACホールディングスから3億以上借り入れていたらしい。ACと言えば、旧南野建設ですな。

朝日新聞

特捜部によると、当時、小室容疑者側は、借入先の一つの企業グループ持ち株会社で、前身会社が仕手集団の株価操縦の標的とされたこともある「A・Cホールディングス」(東京、旧南野建設)に3億3千万円の借金があり、その返済期日が同8月末に迫っていた。その2日前に入金された3億5千万円を借金の返済にあてたとみられる

クサイ会社・エグイ企業
ACホールディングス 南野建設

2008/11/06 22:10

オプテックス・エフエーの高利回りは魅力的

~ 配当性向50%で利回りが6%、これからも続くなら買い。 ~

オプテックス・エフエーの増配。

平成20 年12 月期の配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

この増配で配当額は4400円。従来は2600円の予定だったのでいきなり70%アップ。70%も配当を増やすのだからさぞ業績が良いのだろうと思うかもしれないが、業績は特別良いわけでもない。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

前期比では微増収減益の計画ですな。

株価は66000円なので配当利回りは6.6%と非常に高い。問題は、この配当が今後も続けられるのか?続けられて、かつ、業績が伸びるのであればまだに魅力的といえましょう。業績が安定的でも魅力的ですなあ。

決算短信によると、配当政策はこんな感じ。

当社は、株主各位に対し安定した利益還元を継続して行うことを重要な経営課題と認識し、今後の事業展開の拡大及び経営基盤の確立のための内部留保の充実を勘案しながら、業績に見合った適切な利益還元を実施していくことを基本方針としております。

それを今回の増配発表では変えた。

株主各位に対し安定した利益還元を継続して行うことを重要な経営課題と認識し、今後の事業展開の拡大及び経営基盤の確立のための内部留保の充実を勘案しながら、業績に見合った適切な利益還元を実施していくことを基本方針とし、配当性向については「50%以上」を目標として段階的に引き上げることを目標としてまいりました

変えたというか、従来から配当性向50%を目指していた、という意味の言葉が出てくる。そんな言葉は短信にも有報にも見あたらないですけどねえ。そんな方針だったんですか?そういうことであれば安心できますな。

BSを見ると、財務は優良。財務都合で減配されてしまうような不安は特にない。

業績の伸びは2003年より安定している。今期こそ減益の予定だが、少なくとも売上は増加している。減益の理由。

損益面では、原材料コストの増加及び開発・営業強化のための人的投資、品質向上・コストダウンのための設備投資といった固定費の増加の影響が大きく

悪い理由ではないのが救いか。当然、会社の説明を鵜呑みにしちゃいけませんよ。

海外売上比率が70%を越える。特に欧州は60%以上。これから欧州の景気は悪くなる。

200811051.jpg オプテックス・エフエーが現在直接に対象とする市場規模は34億円で、これはそのままオプテックス・エフエーの売上。つまりシェア100%。低価格低機能のセンサーの市場を開拓しながらパイを広げ、市場を独占しているという流れか。市場の成長率は12%と高い。これもそのままオプテックス・エフエーの売上伸び率。

300億円のミドルレンジ市場に参入して業績アップを目指すわけだが、既に多くの企業がひしめいている様子。成長率は10%と悪くない。

いろんなものを作るときにセンサーは使われるから、単純に、景気が良くて生産が堅調であれば業績も堅調。あまり難しく考える必要もなし。

配当利回りが6%あれば買って行けますな。

電気機器・精密機器
オプテックス・エフエー 有望 高利回り

2008/11/06 22:10

ラサールジャパン投資法人でアーバンが顔を出す

~ アーバンが開発した物件がこんなところで出てくるのは面白い。 ~

ラサールジャパン投資法人の面白いプレスリリース。

資産運用会社による損失補てんの受け入れに関するお知らせ

過去に資産運用会社の判断で本来本投資法人が負担するべきではない費用を負担させたことは善管注意義務違反であると認め、かかる費用の損失補てんを行うことを決定したという連絡があった

ラ・ポルト青山を取得するときにすったもんだあって、本来ラサールジャパン投資法人が負担すべきじゃない費用を払ったから、その分を返してくれる、ってことですねえ。返してくれるのは資産運用会社のラサールインベストメントアドバイザーズ。金額は1100万と小さいけど、返してくれるものは喜んでもらいましょう。

何が面白いって、ラ・ポルト青山。

これはアーバンが開発した物件。「自信を持って」開発した、と言った方が正しいでしょうかな。テナント入居まで確かアーバンがやっていて、それから流動化したんじゃなかったかな?

今、こんな時期に、こんな所で、こういう形で、アーバンが思い出されるのは何とも面白いじゃないですか。

不動産・マンデベ・流動化
REIT アーバンコーポレイション ラサールジャパン投資法人 不動産

2008/11/06 22:10

アイディーユー、第三者割当中止で資金繰り大丈夫か

~ 株価が下げすぎて新株発行が中止になったんでしょう、資金繰り大丈夫? ~

アイディーユーの第三者割当が中止に。

第三者割当てによる新株発行の中止に関するお知らせ

国際航業ホールディングスに15億円買ってもらうはずだったのに、ここにきてドタキャンされた。発行価額9839円で中止発表日前日の終値が6340円。いきなり30%の含み益じゃやめたくもなりますな。発行価額を下げてもう一回ぐらいは挑戦してきそうな気配。

15億円で資金繰りをなんとかする予定だったとすれば、果たして大丈夫なんでしょうかねえ。株価はストップ安をつけながら激下げ中。

不動産・マンデベ・流動化
アイディーユー 不動産 新株発行

2008/11/06 22:10

任天堂の中間決算

~ 為替の影響で下方修正、配当は維持できない水準だろうか。 ~

任天堂の中間発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

通期業績の下方修正こそあるものの、数字は強い。基本的に円高という為替の影響での下方修正で、こういうのはあまり気にすべきじゃないですな。

200811041.jpg チャートはこんなふうになってます。暴落してズルズル下げて終わりになる?いや、反転の時期を探っている所じゃないかと。ある意味、日本のアップルなわけで、ここで終わってしまうとは思えないし思いたくない。バリュエーションもずいぶんこなれたしねえ。利回りはかなり高いが、維持できる水準ではない配当額ではあるような気がする。

こういう優良株はいろいろ考えるだけ無駄ってものです。動きに付いていくしかないですなあ。

娯楽・ゲーム銘柄
任天堂 指標銘柄

2008/11/06 22:10

ダイキサウンド、決算発表できず

~ 決算発表の延期は危険信号、近寄るべからず。 ~

ダイキサウンド、決算短信の発表が遅れている。

平成20年8月期決算短信の発表遅延に関するお知らせ

債務超過に陥ったのでしょうな、多分。9月末の下方修正で2.4億円の赤字予想を出したが、第3四半期末時点での純資産は2.9億。予想どおりの業績ならかろうじて債務超過は免れたけど、多分赤字が膨らんで債務超過転落じゃないか。

すったもんだと話し合わないとだめだから、決算発表ができないわけですな。

借入金の返済をスピード感たっぷりに進めてきているから何とかなりそうな雰囲気ではあるが。さてどうなる。

クサイ会社・エグイ企業
ダイキサウンド

2008/11/06 22:10

ノエル、やっぱりというか倒産

~ ずっと危なっかしかったノエル、ついに力つき逝ってしまった。 ~

ノエルが倒産。負債総額414億円。

破産手続開始決定のお知らせ

この会社は上場したときから危うい財務だった。もちろん不動産屋なわけだから株主資本比率は低いのが当たり前なのだが、そうい不動産会社の中にあっても資金繰りがおっかなびっくりだった。不動産マーケット全体がぐちゃぐちゃになる前からそんな状況だったから、今まで生き延びて来られたことに拍手をしたいですなあ。

会社の目指すところとしては、賃貸、売買、流動化、開発などなど、不動産業の全面展開を、しかもバランス良く、展開する事だったわけだが、そんな目標とはほど遠かった。

会社のホームページは既に消えてしまってアクセス不可。こういう所だけは素早い対応。不動産マーケットにもっと素早く対応してよねえ。

有報を確認する。売掛金の最大相手はエルカクエイ。以前倒産している会社で、ジョイントの子会社ですな。そういう所が最大売掛金先というのは危ない印でもあります。金額は2億と小さいので重要性は低いが。

借入先は、横浜銀行が一番大きく、関西アーバン銀行、オリックス、東京スター銀行、東京三菱UFJなどが続く。不動産会社の倒産にはよく顔をだす関西アーバン銀行。

監査法人はトーマツ。

代表取締役社長 金古政利

倒産・上場廃止
ノエル 不動産 倒産 流動化 関西アーバン銀行

2008/11/03 23:11

ユニ・チャーム ペットケア、ペット産業に不況はない

~ 子供の数より多いペットの数、ペット産業の将来性・可能性は大きく、すそ野も広い。 ~

ユニ・チャーム ペットケアの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

ペット産業に不況はありませんなあ。今や子供の数より多くなったペットの数。ペットにかけられるお金は子供と一緒。愛情の注ぎ方も同じわけだから、落されるお金も大きい。子供がいない世帯も増え、老人の生きがいに役立っているってこともありましょう。

決算短信にも説明があるように、ペットの4大潮流は、「室内飼育化」「小型犬化」「高齢化」「肥満化」。ユニチャームペットとしてはこの流れに沿った商品展開をしているわけです。例えば、肥満対策用に低カロリーのペットフードを開発するとか、高齢化に対応してシニアフードを出すとか、そういうことです。

ペットは子供と同じわけだから、そういうターゲットが絞られたものがあればついつい手を伸ばしてしまうのが親心。

最近は、犬種ごとのドッグフードも出ていますな。チワワ用フード、コーギー用フード、柴犬用フードみたいな。そういわれてしまえば、えっそうなの?じゃあうちの子にピッタリのフードじゃん、ってなるのが親心。

世はグルメブームだし、食の安全ブーム。宮崎産地鶏100%使用、有機栽培コーン使用、30種類のミネラル入り、なんて言われれば可愛い子に食べさせたくなるのが親心。

もはやとどまるところを知りません。

ホームセンターの業績はどこも厳しいけれど、唯一ぐんぐん伸びているのがペット関連だという事実もあるわけで、ペット産業はまさに花盛りなのです。

これからも続くか。ズバリ、続きますね。フードだけじゃない、ペット産業のすそ野はものすごく広い。

2400円まで下げた株価はまさにチャンスだったのではなかろうか。急落から即戻す株価はペット産業の足下の強さとこれからの期待の強さを表していると言えましょう。

食品・飲料・日用品
ペット ユニ・チャーム ペットケア 有望

2008/11/03 23:11

カカクコム、新興最後の株価がんばり企業

~ ランキングに頼る消費傾向で儲ける。新興では最後の株価が強い企業。 ~

カカクコムの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

いやはや、強いですなあ。本当に強い。

集客サポート業務とか販売サポート業務とかそれらしい名前を付けて業務区分をしてはいるものの、平たく言えばアフィリエイトですな。アフィリエイトリンクで儲けていたけど、集客力が強くてどんどん売れるものだから力が付いて、アフィリエイトの枠を飛び出して一つの販売サイトみたいになっている。という感じがしっくりくる。

価格COMみたいなサイトが人気なのは、まず第一に、自分で決めたくない・決められないと言う情けない消費者の姿があるんじゃないですか。グルメランキングとか人気ランキングとか、売れ筋ランキングとか、そういう順位付けされたものから選んでいくっていう人が多いわけだ。

自分に必要な物を自分で考えて、自分で決めていくっていう作業が苦手というか出来ないというか。大衆迎合的というか長い物には巻かれろというか赤信号みんなでわたれば恐くないと言うか。

マーケティングが成功して人気に火がつけば(良くないものでも)売れるってことですなあ。

そういう消費行動があっての価格COM。多分、これからもそういう行動なのだろうから、価格COMみたいなサイトはそれなりに媒体力を保つんじゃないかと。

株価は恐ろしいほど強い。DNAが失速した今、残ったのはカカクコムだけという感がしないでもない。いつまで、どこまで行けるだろうかね。

消費者サービス
アフィリエイト カカクコム

2008/11/03 23:11

セコム、不動産と有価証券で下方修正

~ 不動産や有価証券投資などやめて、セキュリティ一本でやりませんか。 ~

セコムの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

減額の理由は1000億ほど持っている販売用不動産。基本、売れない。売れないために減損もする。あとは2500億も持っている投資有価証券の減損。これだけマーケットが下がれば持ち株も下がるわけで、減損も77億と大きい。77億は営業理系の10%以上。

しかし、なぜ不動産屋をやって株を沢山持つのだろうかね。そんなことはやめて、セキュリティ一本でやってくれれば、ほんと、魅力的だと思う。防災事業、保険事業はそれなりに相乗効果もあるからまあいい。メディカル事業についてもある意味セキュリティだし、今あるインフラが使えるし、まあいい。

それでも評価は高いので株価もそれなりなんだろうけど。利回り5%を越えるような暴落があれば買いたい。ないだろうねえ。

ビジネスサービス
セキュリティ セコム 不動産 有価証券

2008/11/03 23:11

東急コミュニティ、底堅い中間決算内容

~ マンション管理、賃貸というストック型の収益で高利回りは魅力的。 ~

東急コミュニティーの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

増収減益。通期若干下方修正されたが、それでも前期比では増収増益の計画。いずれもう一度の減額修正が出てもおかしくない。

全体としては順調と言えましょう。管理部門、賃貸部門ともに業績は漸増。これが東急コミュニティーの目指すところのはずで、急増は必要ないですねえ。

今期の配当は72円の計画で利回りは5%を越えている。優待を含めれば7%を越える。株はアホらしいほど売られている。ストック型の収益を生み出す会社の株としてはさすがに下げすぎですな。株価は倍になっても納得できますねえ。

不動産・マンデベ・流動化
不動産 有望 東急コミュニティ 配当 高利回り

2008/11/03 13:01

チタン2社、大阪チタニウム、東邦チタニウムの中間決算

~ ボーイングの飛行機生産が軌道に乗れば復活の第一歩なのでは。 ~

チタン会社の中間決算。

最大手の大阪チタニウムテクノロジー。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

東邦チタニウム。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

両社揃って下方修正も発表していますな。その下方修正の理由だが、航空機向けがダメって事が大きい。つまり、ボーイングの飛行機。2週間に及んだストがようやく終わったっぽいが、いずれにせよB787の製造が遅れに遅れているわけです。チタンは飛行機でたんまり使われているわけであって、ボーイングの生産動向がチタニウム各社の業績に多大な影響を与える。

そんな状況で両社の業績はあまり良くない。しばらくは在庫調整も続くし販売量、販売価格共に苦しそうですねえ。

だからこそ、しばらくして受注をしこたま抱えたB787の生産が軌道に乗れば業績は回復する可能性が高い。

ボーイング以外にも需要先は当然ある。チタンは鉄鋼添加物として使われるので鉄の動向に左右される。今でこそ鉄会社の業績数字はよく見えているが、景気は悪くなるので鉄は重く沈んでいくのは間違いないですな。プラント関連も同じでしょう。

大阪チタニウムの場合は多結晶シリコンもやっているが、こちらも需要が弱くなっている。ここ数年の多結晶シリコン価格の高騰で増産を決め、設備投資し、プラントが完成し増産体制が整ったところで需要がゆるんだという、なんだかありがちな設備投資をしていますな。

スポンジチタン年産32,000 トン体制及び多結晶シリコン年産1,400 トン体制の完成に関するお知らせ

個人的には、チタンと多結晶シリコンというフォーカスは好きですけどね。

200811032.jpg

株価の動きは凄まじい。不動産流動化銘柄の株価も激しいが、チタンも負けていない。いずれまた上へ行く動きが出てくるに違いないので、それを逃さないように今から準備しおいて損はないんじゃないか。今の株価は業績が半分以下になるのを期待しているような感じがしますな。

チャートは、どれだけチタン銘柄が暴騰したかを分かりやすくするためにダヴィンチを加えてみた。いやはや、驚きですなあ。

市況株
チタン ボーイング 多結晶シリコン 大阪チタニウムテクノロジー 東邦チタニウム 航空

2008/11/03 12:12

燦キャピタルは一応順調だけど安心できない

~ 物件一つの成否で業績は大きく動くので安心はできない。 ~

燦キャピタルマネージメントの順調に見える中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

数字は確かに順調。だからといって、事業が順調だと思わない方が良いですな。たまたま物件が一つうまいこと売れれば業績が伸びるのが小粒流動化企業の性。裏を返せば、下半期に計画通り行かなければ下方修正は当然出てくるということ。

なにも小粒流動化企業に限ったことではなくて、倒産したアーバンコーポレイションだって1物件で500億円近い売上になっていたわけで、業績のブレは大きい。

安心しないことですゾ。

不動産・マンデベ・流動化
不動産 流動化 燦キャピタルマネージメント

2008/11/03 12:12

新興マーケットの指標銘柄ソフトバンクが安い

~ 通信会社で業績はそれほど激しく上下しない、けれど新興の指標になる。 ~

ソフトバンクの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

基本的にどの事業もじわじわと売上を落としている。唯一、ヤフーのオークションとかプレミアム会員費あたりが勢いがあるだけ。財務は相変わらずの先進的。

200811031.jpg

しかし、ソフトバンクで大切なのはそういうことじゃなくて、ソフトバンクの株価が新興マーケットの指標的な動きをすることではなかろうか。JASDAQとかマザーズ、ヘラクレス指数の振幅を3倍ぐらいにしたものがソフトバンクの株価の動きという感じですな。つまり、ソフトバンクが上がらないと新興銘柄はダメだし、ソフトバンクが上がれば新興銘柄は良いってこと。

当然だが、個別銘柄の要因があるので、ダメなときでも上がる銘柄もあれば良いときに下がる銘柄もある。全体マーケットを占う上でソフトバンクの動きを見るのが良いって事ですね。

これだけ巨大な通信会社になったのになぜそういう動きになるのか不思議なところはありますな。が、実際そういうものなのだから、そういう風に考えておくのがよいでしょう。これから徐々に新興マーケットの指標的な動きはなくなっていくかも知れませんがね。

それにしても株は安い。

消費者サービス
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2008/11/03 12:12

エタノール専業の最大手、ベラサンが倒産

~ 原料高騰と信用収縮による資金繰りで最大手が倒産するとはねえ。 ~

新エネルギーの一つがエタノール。エタノール専業ではアメリカ最大のベラサンが倒産。思わずうなる。

2008/11/03, 日本経済新聞 朝刊

米エタノール大手、破産法申請。

 【シカゴ=毛利靖子】米エタノール生産大手、ベラサン・エナジーは米連邦破産法一一条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の破産裁判所に申請した。原料のトウモロコシ高騰で事業採算が悪化していたうえ、金融危機の影響による信用収縮で資金繰りに行き詰まった。

倒産・上場廃止
アメリカ エタノール エネルギー トウモロコシ ベラサン・エナジー

2008/11/03 12:12

世界のREIT時価総額が激減している

~ 世界REITの時価総額は高値から70%OFF。 ~

REITの時価総額が激減しているというニュース。REITはこぎ続けないと倒れてしまう自転車。

2008/11/03, 日経速報

世界のREIT、時価総額7割減 07年5月のピーク時比。

 世界の不動産投資信託(REIT)市場が急速に縮小している。日米欧など主要国のREITの時価総額は合計で約30兆円と、昨年5月末のピークから7割近く減った。急速な円高もあり、金融危機が深刻化した10月だけで25兆円分が消失した計算。不動産市場への投資マネーの流入減が不動産価格の下落に拍車をかける恐れもある。

(中略)

 最大市場の米国では不動産価格の急落で、REITの時価総額は10月24日時点で16兆円弱と昨年5月末の約3分の1になった。投資家は、景気後退で賃料水準が低下し続ければREITの収益が悪化すると警戒している。米金融機関の体力低下でREITの資金調達環境が悪化し、不動産取引が一段と停滞するとの懸念もある。

 欧州も不動産価格は軟調。英国では10月の平均住宅価格(ネーションワイド調べ)が15%近く下落。REITの時価総額もピーク時の2割強の水準に落ち込んでいる。日本での時価総額も10月24日時点で2兆3000億円と昨年5月末の3分の1程度に減っている。東証REIT指数は昨年5月の算出来高値から一時、7割超下落した。東京都心5区のオフィス空室率が8カ月連続で上昇していることなどが、相場の重しとなっている。

不動産マーケット
REIT アメリカ ヨーロッパ 不動産

2008/11/03 12:12

REIT上場取りやめで利益が出ないってねえ

~ 自社物件を売るためのREITが上場できなくなれば利益が出ないのはどうなの? ~

大和ハウスがREITの上場を取りやめ。日経の記事にもあるように、「REITを自社物件の利益を確定させる売り先として想定」しているというのだから、嫌な話です。金融商品としての不動産の流れとしては、どうしもそうならざるを得ないのだが、はっきりとそう言われると心苦しいものがないですか。

2008/11/01, 日本経済新聞 朝刊

大和ハウス、REIT上場先送り。

 大和ハウス工業は二〇〇九年三月期中の系列不動産投資信託(REIT)の上場を断念する。自社開発物件の利益を確定させる売り先として想定していたが、金融・不動産市場の混乱が響いた。REITの上場先送りを受け、通期の連結営業利益は前期比二一%減の七百億円程度と従来予想(七%増の九百五十億円)から下振れする。

 通期の売上高は一兆七千億円に届かない公算が大きい。従来予想は一兆七千五百億円。経常利益は二%減の六百億円程度と、従来予想(五三%増の九百三十五億円)を三百億円超下回る。REITへの売却を想定していた分がなくなることで、売上高で五百億円、利益で百五十億円の減収減益要因となる。

 〇八年四―九月期の営業利益は前年同期比一四%減の三百五十億円前後となったもよう。

不動産マーケット
REIT 不動産 大和ハウス工業 流動化

2008/11/03 12:12

ノートパソコンが世界的にメインストリーム

~ ネットブック(500ドルパソコン)などもあってついにノートパソコンが50%以上。 ~

いよいよアメリカのパソコンもノートが半分以上を占めるようになった。日本ではもうとっくの昔の話だけど。日本はとにかく軽薄短小が好き。

2008/11/01, 日本経済新聞 朝刊

米パソコン出荷台数、ノート型、55%占める。

 米パソコン出荷台数 米調査会社IDCによると、七―九月期の米国でのパソコン出荷台数はノート型が全体の五五・二%を占め、初めてデスクトップ型を上回った。「ネットブック」「五百ドルパソコン」などと呼ぶ低価格品の販売が増えているとみられる。(シリコンバレー支局)

ちょっとニュース
アメリカ パソコン

2008/11/03 12:12

歴史をいくつも作った2008年10月の相場

~ 嬉しくない記録をいくつも作った2008年10月の相場は忘れられない。 ~

2008年10月はまさに歴史的な月だったといえましょう。

2008/11/01, 日本経済新聞 朝刊

日経平均再び9000円割れ、月間下落率23.8%、10月は最大に。

 日経平均株価が四日ぶりに急反落し、再び九〇〇〇円を割って終わった十月の株式相場は大荒れの展開となり、金融危機が実体経済へ波及するとの懸念から、日経平均の月間の下落率は二三・八%と過去最大だった。これまでの最大は「スターリン暴落」時(一九五三年三月)の二一・七%。

 日々の振幅も大きく、二十二営業日のうち日経平均が五%を超えて上下に変動した日が十一日に上った。一日当たり平均変動率は五・五五%(これまでの最高は九〇年八月の二・七一%)とこれも過去最高だった。

 一日当たりの変動率は昨年は一%程度。十月は大幅に相場が振幅、歴代の日経平均の一日当たり騰落率ランキングにも上位に十月の急落・急騰日が相次いで登場した。主要七カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議による異例の「行動計画」を受けて上昇した十月十四日の上昇率は一四%超と過去最高になった。

マーケットの歴史
下落率 変動率 日経平均 歴史

2008/11/03 12:12

日本、日銀政策金利

~ 政策金利は0.2%引き下げられて0.3%へ。 ~

日銀政策金利 2008/10/31 (金)

200811011.jpg

結果 0.30%、現行 0.50%。採決は4対4、議長決定。0.2%の中途半端な数字での引き下げ。もう一度引き下げられる余地を残したんでしょうな。連れて普通預金金利も下げられた。物価上昇を考えればマイナス金利。

2008/11/01, 日本経済新聞 朝刊

普通預金金利、大手銀が下げ、年0.12%に。

 日銀が政策金利の引き下げを決めたことを受けて、大手銀行は三十一日に普通預金金利の引き下げを発表した。

 三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行がそれぞれ現在の年〇・二%から年〇・一二%に引き下げる。実施日は三菱東京UFJと三井住友が十一月四日から。みずほは同十七日から。

統計・資料・調査
政策金利 日銀 金利 預金

2008/11/03 12:12

ヴォルクス・ワーゲンの急騰、倒産株じゃないよ

~ VWなんていう大企業でも踏み上げ次第ではボロ株のような動きをする。 ~

200810291.jpg

このチャート。200が2日で1000へ5倍になった。ストップ高のない欧米の小型株とか倒産寸前の株とか、そういう株でこういうことは起こりますね。だけど、このチャート、そういう類の株ではないんですな。

VW(ヴォルクス・ワーゲン)です。

VWは誰でも知ってるドイツの車屋さん。言ってみれば大企業で、規模的にはトヨタに近いものがある。そういう株が2日で倍になりますか、普通。

流れとしては、割高と見た機関投資家がしこたま空売りしていた。そこへ、大株主のポルシェが持ち株比率を74%まで高めたと発表した。慌てた空売り筋は一気に買い戻そうとした。もともとVWの浮動株は10%程度しかないし、その10%を投信やらETFやらがもちろん買っているわけで、実際の浮動株はもっともっと少ない。積み上がった空売り玉を買い戻す過程で株価は暴騰。

一時的にはエクソンを追い越して、世界一時価総額の大きい会社になった。ざっと37兆円。

しかし、VWの浮動株って10%しかないとは、何とも不思議ですな。浮動株が5%をきるとDAX指数から除かれるという。

車・自動車部品銘柄
ヴォルクス・ワーゲン 空売り 踏み上げ

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