アーカイブ: 2008年11月

2008/11/11 12:12

ユニクロのファーストリテイリング、既存店はマイナス成長

~ 昨年4月以来の既存店売上マイナスを記録するも、一人勝ちの状態ではある。 ~

ファーストリテイリングの月次数字。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

ユニクロの既存店売上がマイナスになったのは昨年の4月以来のこと。直営店のマイナスは昨年9月以来一度もない。昨年度の月次推移を一応確認。

200811092.jpg この数字でも発表翌日の株価はそれほど下落しないわけですから。ユニクロの業績は相当強いと考えるのが妥当じゃないですか。業績は知っての通り、まさにユニクロ一人勝ちといえる好調さ。とりあえず難しいことは考えずに株価の動きに素直に付いていくだけでいいと思うね。株はボラティリティが高くなってきている。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファーストリテイリング ユニクロ

2008/11/11 12:12

エスグラントコーポレーション、監査法人を明誠に変更

~ 素晴らしくクサイ連中が集まっているエスグラントコーポレーション周り。 ~

エスグラントコーポレーションの監査法人変更。

一時会計監査人の選任に関するお知らせ

アークから明誠に変更するということで、正直どーでもいいですな。クサイ会社はクサイ会社のまま。

名証セントレック上場で主幹事がインヴァスト(旧KOBE証券)、監査が明誠、大株主はユニマット系、自己資本比率は4%。これ以上何を求めましょう。。。

念のため、アークと明誠を使っている企業の一覧。

アーク監査法人

  • 1711 省電舎
  • 3316 東京日産コンピ
  • 5381 日本ミクロコー
  • 6150 タケダ機械
  • 6274 新川
  • 6942 ソフィアHLD
  • 7520 エコス
  • 7748 ホロン
  • 7846 パイロットC
  • 8291 東日カーライフ

明誠監査法人

  • 2130 メンバーズ
  • 2667 イメージ ワン
  • 6993 森電機
  • 7491 OAシステム
  • 7834 マルマン
  • 7954 ジャレコHLD
  • 8073 MAGねっと
  • 8597 SFCG
  • 8900 セイクレスト
  • 9611 Dワンダランド

クサイ会社・エグイ企業
アーク インヴァスト エスグラントコーポレーション セントレック ユニマット 明誠 監査法人

2008/11/11 11:11

10月のマーケット激震で売買を積極化する個人投資家

~ 優良銘柄を黙って長期持つには絶好の機会と感じた個人投資家。 ~

このエントリーこちらのエントリーで10月暴落時の個人投資家の全体像を把握したが、今回はミクロ的にネット証券の数字を確認。松井証券の月次数字。

平成20年10月の月間売買実績・口座数等(速報値)のお知らせ

確かに10月の数字は急激に上向いている。売買代金や注文件数、約定件数は9月比でだいたい+20%。口座数の伸びも大きい。

信用売買高が伸びていないのは納得できますな。10月暴落局面で参入したいのは新しい個人投資家と長期投資を考えながら優良銘柄に投資する個人であって、そのような人達は信用で売買しませんからねえ。

ボラティリティが高いのでデイトレ組も多く参入していそうではあるけが、松井でデイトレしている人は少なそう。カブコムでは信用も増えているので。(下記参照)

ついでに、為替相場のボラティリティも恐ろしく高かったわけだが、松井のFX取引高も急増している。

面白いですなあ。

この状況は何も松井証券に限ったことではなく、ネット証券はどこも同じ。

例えばカブドットコム。

平成20年10月 委託手数料等及び業務計数の開示(速報値)

傾向は松井と全く変わらない。

ちょっとニュース
カブドットコム 個人投資家 松井証券

2008/11/10 00:12

ワタミ、外食で大きく増益は貴重、介護が順調なのか

~ 介護と農業の業績の順調さが上方修正の主な理由か。 ~

ワタミの上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

いやはや、見事じゃないですか。売上こそ僅かながら減額されていますが、利益はだいたい50%も計画を上ぶれますね。外食産業、特に居酒屋業態、は苦しいのに、立派なものです。通期こそ今回は修正されていませんが、中間決算発表で上方修正される可能性は高いと言えましょう。

居酒屋とは言うものの、介護や農業もあり、そちらの利益が向上したのかもしれない。外食事業はずっとやってきている本業であって、今さら大きくコストカットできる部分なんてそう多くはないはずですな。そう考えれば、経費コントロールの余地が大きくて、利益を生み出せそうなのは居酒屋以外の事業と考えるのが自然でしょう。

前期の事業別割合。売上比の貢献比率は外食が89%、介護が10%。営業利益の貢献比率は外食が78%、介護が18%。

200811091.jpg 株価は恐ろしいほど強い。10月の急落前の水準まで戻している株は多くないですね。特に外食企業では少ないですな。割安さは全然なさそうだけど、EPSが150円とかまで急増するっていう前提なんでしょうかね。数年間にわたる介護事業の拡大と見込んでいるとか?まさか、今の相場でそんなのないよねえ。

外食・レストラン・居酒屋
ワタミ 介護 外食 居酒屋 農業

2008/11/10 00:12

ダイキサウンド、監査法人を新日本からかがやきへ変更

~ 債務超過一歩手前で踏みとどまるものの、監査法人の顧客を眺めてみると。 ~

ダイキサウンド、先日の決算発表の延期で債務超過転落かと予想したが、そうではなかった模様。

平成20年8月期 決算短信

業績はボロボロだが債務超過にはなっていない。

決算でもめたので現在の監査法人である新日本は首。新しい監査法人はかがやき。

会計監査人の異動に関するお知らせ

ありゃりゃ、クサイですなあ。かがやき監査法人が監査する企業は、クリムゾン、中日本鋳工、フォトニクス、大運。見事に赤字に会社ばかりじゃないですか。類は友を呼ぶ。

クサイ会社・エグイ企業
かがやき ダイキサウンド 監査法人

2008/11/10 00:12

ファンケル、優待改悪+増配+自己株償却、強弱入り交じり

~ 良いニュースと悪いニュースがあるが、全体としては若干マイナスという感じ。 ~

ファンケルのプレスリリース。良いものも悪いものも。まずは良いニュースで、自己株式の償却。

自己株式の消却に関するお知らせ

500万株の自己株を償却する。500万株は発行済株式数の7.1%。決して規模の小さいものじゃありませんな。償却後も390万株の自己株を持っているわけだが、これが増えて発行済株式数の10%を越えてくるようだと、また償却される予定。そういう資本政策になったというニュースも出ている。

利益配分に関する基本方針の変更に関するお知らせ

このリリースの中では、配当政策の変更も書かれていて、配当性向は40%とするとある。それって、今までより低くなる可能性があるって事ですか?前々期の配当性向は60%、前期は41%、今期予定は55%ですからね。

今期は増配です。

剰余金の中間配当(増配)および配当予想の修正に関するお知らせ

前期24円が今期34円なので、思い切った増配といえましょう。財務は強固で余裕があるので当然と言えば当然。配当性向40%っていう数字はいずこへ?まあ、正確には40%以上だからいいのかね。

それから、株主優待の改悪。

株主優待制度の一部変更に関するお知らせ

これは頂けませんな。1万円の優待を3千円に大幅カット。これまでファンケルの優待利回りは高くて8%を越えていた。配当を加味すれば総合利回りは10%以上。3千円では優待利回りが2.5%、配当利回りの2.8%とあわせて総合利回りは5.3%と激減。優待派にとっては魅力激減ですな。

あとは中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績は横這いですが、金は貯まってしかたない。化粧品屋さんはキャッシュフローが贅沢でどんどん金が貯まるビジネスですからねえ。だったら優待改悪なんてせこいこと止めてよねえ。

専門小売銘柄
ファンケル 株主優待 自己株償却

2008/11/10 00:12

歴史的暴落の2008年10月に大きく買い越す個人投資家

~ 外国人の売りを個人が吸収、暴落で長期投資に耐えられる水準まで下落したから。 ~

つい先日のニュースの際も書き込みしましたが、10月に口座開設した個人投資家が多いのに加えて、個人投資家は10月には1兆円に迫る買い越しを見せている。

なかなかやるじゃないですか。10月の歴史的暴落の局面で口座開設する個人投資家が急増し、しかも全体として大きく買い越し。この買い越しは外国人投資家の売り越しを吸収しているわけですな。

普通に考えて安すぎるから優良株を買っておけ、という長期投資戦略なのだろうけれど、まさに個人投資家に許される最大の武器ではないでしょうか。こういう場面でそれを使わないでどうするって感じですな。

しかし下記の記事にもあるように、そういうお金は積極的に上値を追っては行かないので、株価をぐいぐい上げていく力にはならない。最後は景気が良くなって業績数字が伸びて、大きなマネーが動き出さないとねえ。

2008/11/08 日本経済新聞 朝刊

株、個人の買い越し最高―10月、1兆円に迫る(景気がわかる)

 株式市場で「個人投資家」と「年金」が買い手として浮上してきた。歴史的な株安局面を迎え、長期的には割安な水準との判断から、下値を拾う動きが活発になっている。日経平均株価が月間で過去最大の下落率を記録した十月は個人が過去最高となる一兆円近い買い越しとなり、年金も買越額が十年ぶりの高水準となった。下げ局面で買いに動くこうした投資家の存在は、株式相場の動きを左右している。(1面参照)

 「キヤノンの二千円台はさすがに安いと思った」。十月下旬の急落局面で東京都の六十歳代の男性は買いに動いた。一九九〇年代に同社株を千七百円で買って長らく保有、五千円で売った経験がある。現在は業績の悪化が警戒されているが、長い目で見れば収益環境は好転すると考えている。

 主力株が歴史的な安値となり、投資の好機とみる個人が増えている。七日の東京証券取引所の発表によると、十月の個人の買越額は九千九百二十七億円と前月の四・七倍に急増。月間ベースでこれまでの最高だった九〇年三月(八千八百四十一億円)を上回った。  十月は大手ネット証券の口座開設数が九月の二倍になるなど「株式投資の経験がない新しい投資家が入ってきている」(大和総研の土屋貴裕ストラテジスト)。楽天証券では三年以上取引がなかった顧客が売買を再開する例も多い。

 年金の買いも活発だ。統計上は「信託銀行」となり、十月の買越額は一兆一千八百八十七億円に達した。九八年四月以来の高水準。特に公的年金の買いが多いとみられ、市場では「急落局面で買いに動く株価の下支え役」との見方が広がっている。企業の自社株買いも多く、事業会社も二千億円超を買い越した。

 一方、売りの主役は外国人。十月は一兆六百九十六億円売り越した。一―十月累計では一兆九千億円近い売越額で、年間で売り越しになれば八年ぶりだ。ヘッジファンドの換金売りなど世界的な金融不安の影響で日本株を手放す動きが加速した。統計上の「証券会社」の売りにも、先物と組み合わせた外国人の現物売りが多く含まれている。

 ただ個人や年金は上値を積極的に買う投資家ではなく、上昇相場のけん引役になりにくい。東京市場の売買の六割を占めるのは外国人。「外国人が買いに転じないと、株価の本格回復にはつながらない」との声は多い。

ちょっとニュース
個人投資家

2008/11/09 23:11

英政策金利、欧州政策金利、スイス政策金利

~ ヨーロッパ各国の政策金利引き下げ。資金供給を急速に拡大。 ~

英中銀政策金利 3.0%

4.5%から150ベーシスポイント引き下げ。3%まで下がるのは1955年以来の53年ぶり。

欧州中央銀行政策金利 3.25%

3.75%から50ベーシスポイント引き下げ。10月8日に続き2ヶ月連続の引き下げ。

スイス国立銀行政策金利 2.0%

2.5%から50ベーシスポイント引き下げ。予想外の引き下げ。

統計・資料・調査
政策金利、英、欧州、スイス

2008/11/09 23:11

スルガ、原油価格が下がって利益回復するはず、高配当に高優待

~ 原価率の向上が期待できるはず、それまでは配当と優待でじっくり待てる。 ~

スルガの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

200811087.jpg 売上は増えても利益が出ていないですな。原油価格の高騰で原材料価格が利益を圧迫しているのがその原因。ご存じの通り、原油価格は140ドル超えの高値から60ドルまで下落した。いずれこの恩恵はスルガに及ぶと考えるのが自然でしょうね。

ここまで、原材料価格が上がったからといって製品価格にそれを転嫁できなかったわけだが、スルガのビジネス的には仕方ない部分多い。売上の半分以上は100円ショップ向け。100円ショップは100円で売らなきゃいけないんだから、仕入値を上げるわけには行きますまい。100円ショップはもともと超薄利なわけで、仕入値アップなんてあり得ない。

逆にスルガはもともと超高利益なわけで、原材料価格の上昇は自分のところで吸収する力があるのだから、吸収しないわけにはいかない。

スルガの経常利益率の推移。

17%(2003年)→15%(04)→14%(05)→14%(06)→12%(07)→8%(08)→6%(09予想)

この経常利益の減り具合と、原油価格の上昇具合を比較すると、まさに逆相関にあるというか、利益は原料である原油価格に大きく関係があることが分かる。原油が下がった今、スルガの利益率も回復するんじゃないんですか。

100円ショップへの商品は値上げできないので、100円ショップ向けの売上比率は年々減少していますな。実際、短信には儲からない100円ショップ向けの販売や止めたとあります。そういう姿勢は好きですねえ。儲からないけど売上確保で売るってのは嫌いです。

100円ショップ向け売上割合の推移

67%(2001年)→79%(02)→82%(03)→61%(04)→50%(05)→50%(06)→48%(07)→47%(08)→45%(09中間)

100円ショップ向けの売上のうちだいたい50%は100円ショップ最大手の大創産業向け。

それ以外の、ホームセンターとかスーパーとか、雑貨屋とか、いろんなところで売られているプラスチック用品の売上を強化しているってこと。そういう商品は100円である必要はないので、比較的値上げもしやすく、仕入値=スルガの売値も上がりやすいんでしょうな。

200811088.jpg 財務は強烈に強いくて、利益は下がってもキャッシュフローはじゃぶじゃぶで金はたまる一方。配当は維持されると考えていいですね。配当利回りは5%を越え、優待利回りも5%を越えているので合計利回りは10%越えの高配当。優待は誰でもつかえるVISAギフト券。

PERは12倍。PBR0.4。現金同等物修正PBR1.1倍。

化学銘柄
100円ショップ スルガ 優待 原油 有望 高利回り

2008/11/09 23:11

日東電工、いずれ業績は回復する、それだけで十分かも

~ 株価はあまりに悲観的すぎる。20年ぶりの安値になれば黙って買う。 ~

日東電工の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

とにかく、いろんな工業用材料、電子材料、機能材料を作っていて、ニッチ分野で首位品が多数あるということ。液晶は半導体が弱いし、景気はこれからますます悪くなるので業績はガクンと落ち込む事は分かる。

それ以上知らないし、考える必要もないでしょう。

いずれ景気が良くなる。いつかは予想も付かないけど。その時、日東電工の業績が回復することだけは確か何じゃないですか。

200811086.jpg 株価は前回の底値2001年の水準まで売られている。今期は50%減益の予想。株価は来期も50%減ぐらいを織り込んでいるのではなかろうか。それならいずれ1000円を割るのだろうか?そうなれば20年ぶりの安値になる。そこまでは行かなくても目をつぶって買うような水準になるんじゃないか。

ハイテク・IT・テクノロジー
半導体 日東電工 液晶

2008/11/09 23:11

藤和不動産、低い自己資本比率でも三菱地所の力がある

~ 9%の株主資本比率でも問題なく借入ができるのは三菱地所の子会社だから。 ~

藤和不動産の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ついに赤字に転落。通期でも赤字の予定。自己資本比率は9%まで低下。とにかく、マンションのを売っても利益が出ない。売れば売るほど損をする、までは行かないが、それに近いものがありましょう。いかに高値で土地を買っているのか分かるというものです。

三菱地所の子会社なので、まさか倒産はないと思う。いざとなれば三菱地所への第三者割当とか、三菱地所の債務保証付きで銀行借入とか、なんとかするでしょうね。

平成20年9月30日付けで、当社と三菱東京UFJ銀行をはじめとする6金融機関との間で、総額280億円のシンジケートローン契約を締結しました。当融資は、当社の新規マンションプロジェクト資金に利用します。

と短信に説明があるので、借入もなんなくこなせている様子。三菱地所という後ろ盾がなければ難しそうですなあ。

不動産・マンデベ・流動化
三菱地所 不動産 藤和不動産

2008/11/09 23:11

トリドールの資料からうどん市場の可能性を考える

~ うどんは1兆円市場で寡占がなく出店余地が大きい。成長の可能性は大きい。 ~

トリドールの中間決算発表は既に終わっている。説明会資料がでたので確認しておく。

平成21年3月期第2四半期決算説明会資料

200811081.jpg 特に興味を引かれるのはうどん・そば市場は1兆円規模だってところですね。1兆円市場はデカイ。比較としてハンバーガー市場が6000億円、牛丼市場が2200億円。いかにうどん・そば市場が大きいか分かると言えましょう。

あまり考えたことがなかったけれど、確かに街を歩けば、ハンバーガー屋や牛丼屋よりうどん屋・そば屋の数は全然多い。しかも、うどん屋・そば屋は個人経営の食堂がとても多いんですね。

その辺りも資料に載っていて、うどん・そば屋の大手3社の市場シェアが7%しかない。ハンバーガーは大手3社で96%、牛丼は大手3社で91%。既に満杯。うどん・そば市場でシェアを拡大する余地は計り知れないものがありますなあ。

200811082.jpg 店舗数でも同じ事が言える。牛丼は大手3社で全国に2500店舗、ハンバーガーは大手3社で全国に5800店舗。うどんはトップのトリドールが270店舗。出店余地は大きい。トリドールの独自計算では、1700店の出店は可能ということですね。

うどん・そばの強みとしては、年代・性別を問わずよく食べられるという店もありましょう。お年寄りがハンバーガー食べていたり、若い女性が牛丼食べていたりする事は少ない(最近はそうでもないかな)けれど、うどん・そばは年代・性別が関係ない。抵抗もない。そういうこともあって、市場規模が1兆円と巨大なのでしょう。

200811083.jpg トリドールに限って考えれば、トリドールの出店地域で一番大きいのは関西。これは人口規模・市場規模からして、いずれは関東が最大地域になるのは目に見えている。2倍ぐらいはへっちゃらですな。つまり、どんなに最低でも関東圏の店舗数は2倍はいける。もちろん、それだけで終わるはずもない。現在も関西、関東問わず全国でじゃんじゃん出店しているのだから。要は、出店余地は大きいのが分かる。

200811084.jpg 計画、というか出店イメージという言葉を使っているが、では2010年3月期に370店舗(前期比+37%)、2011年に490店舗(+32%)。店舗数にあわせて売上が増えていくことが予想できましょう。店舗増加率と同じぐらいの年30%ぐらいで増収していくイメージでよろしいのではないですか。うどんと天ぷら、にぎりめしぐらいしかメニューがないのでコスト管理も簡単で、利益も同じように伸びていくと予想。楽観的ではあるが、まあいい。

200811085.jpg 株価は決算発表翌日の30日、説明資料発表翌日の4日にはほぼ無反応。2日遅れて6日、7日と急騰。まだ出来高を伴っていないのでもう一段の上昇があって、直近高値の3110円が視野にはいるのではなかろうか。って、チャートはよく分からんです。外食企業では数少ない成長企業ですねえ。

外食・レストラン・居酒屋
うどん トリドール 外食 有望

2008/11/09 23:11

PLANT、下方修正の常連、今回は汚名返上なるか

~ オオカミ少年が本当のことを言えばインパクトは大きく株価は上昇しそう。 ~

PLANTの決算発表。

平成20年9月期 決算短信(非連結)

前期は終わったことなのでもういいとして、今期予想は大増益のEPS74円。株価は200円でPERは2.7倍。自己資本比率がたったの16%しかなく、財務がヨワヨワなことを考えても、2.7倍は激安ですな。

もし、っていう大前提がありますけどね。そう、もし予想業績が達成されるなら。もしEPSが本当に74円になるならば。

なりますか?ならないでしょうな。

PLANTは下方修正の常連。毎年毎年、期初には大幅な収益回復を計画し、何度も下方修正を繰り返して、結局は僅かな利益で年を終える。その繰り返しなわけです。さすがにオオカミ少年になっていて、今期予想を信じている人は誰もいないでしょう。

過去の大ほら吹きな数字を確認してみる。

2005年度

  • 期初予想 売上67500 経利850 純利445 EPS64
  • 通期結果 売上63800 経利420 純利301 PES44

2006年度

  • 期初予想 売上78000 経利550 純利290 EPS43
  • 通期結果 売上77500 経利80 純利3 PES0.6

2007年度

  • 期初予想 売上85000 経利300 純利160 EPS24
  • 通期結果 売上82500 経利479 純利-1136 PES-168

2008年度

  • 期初予想 売上84600 経利700 純利460 EPS68
  • 通期結果 売上83131 経利470 純利267 PES39

2009年度

  • 期初予想 売上90000 経利1000 純利500 EPS74
  • 通期結果 売上????? 経利???? 純利??? PES??

まさに嘘八百でやってきている。救いは、それでも売上はずっと増加してきていること。それだけは信用して、今期も増収を達成するのでしょうねえ。

じゃあ、やっぱり今期もオオカミ少年と言うことで、株価は低迷を続けるでしょうかね。それが難しいところ。

万が一、会社計画通りに業績が推移したらどうなるか?株はぐぐぐぐっと上がるでしょうな。嘘つきが本当のことを言うのだから、インパクトは大きい。僅かながら大儲けするチャンスがあるって事じゃないですか。

時々チェックしてみる価値はありそうですな。

専門小売銘柄
PLANT

2008/11/08 23:11

フジ住宅、通期の数字は100%達成すると自信満々

~ ここまで強気に言い切るわけだから通期予想は必達ですねえ。 ~

フジ住宅の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

業績数字は良くないのは言うまでもなし。短信の中で面白い所を抜粋。

株主アンケートの回答者への「スダチ1㎏」プレゼントの継続実施は実質的な株主還元として個人株主に人気を得ました。

酢橘をもらえるのは嬉しいですな。短信に書くほどの人気という事でしょう。

当社の大株主でありましたタワー投資顧問株式会社は、平成20年9月19日付の大量保有報告書の提出により、同社が保有しておりました当社株式を全て売却処分したことが判明いたしました。

敢えてこれを書くと言うことは、会社としてもタワーの保有と売却が株価の重しになっていたという考えなんでしょうな。もう大口の売り圧力はありませんので、その点は安心してね、という意思表示。素直に喜びたい。それにしてもタワー投資顧問、ボロボロになってるのが予想されますな。

そして何より気になる記述がこれ。

公表致しました平成21年3月期通期の業績予想数値は達成できる見通しではあるものの上方への変更は行っておりません。各事業セグメントの受注契約が順調に推移しているため、第2四半期末の受注契約残高のうち当期売上予定分を含めますと、通期売上計画の82.5%が見込まれ、さらには10月以降の中古住宅や小規模建売住宅の受注契約と賃貸及び管理事業セグメントの売上が当期の売上に加わりますので、通期の売上・利益は達成確実な状況となっております。

業績達成には相当の自信があるらしい。

ついでに、同時に発表された決算短信補足資料の文章も引用したい。

当上半期の売上実績に、第2四半期末の受注契約残高のうち17,869百万円の下半期売上 計画分を加えた36,812百万円が既に当期の売上に見込まれており、年間売上計画の82.5%に達しています。これに上半期に3,188百万円を売上げた賃貸・管理と上半期に順調な受注実績を計上した中古住宅・小規模建売一戸建住宅の10月以降来年2月までの受注契約分の売上が加わることで売上目標が達成できる見通しの他、売上総利益率、販管費も計画通りに推移していますので通期目標は達成できる見通しです。

どうやら今期の業績予想数値は100%の確度で達成できる模様。利回りは7%超え。

これで未達とかになったら詐欺って言われても仕方ないですな。

不動産・マンデベ・流動化
フジ住宅 不動産 住宅 建て売り

2008/11/08 23:11

トーカイの中間決算、調剤薬局業界は順調なのを確認

~ 薬価や調剤料の低下でも原価率はOK、調剤薬局は順調といえる。 ~

トーカイの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

見かけ減収だけど、これは前期に譲渡した子会社分の減収。実質的には7%の増収。調剤薬局の新店は3。

薬価改定や調剤料の低下などあるけど、原価率は悪化していない。この傾向はどこの調剤薬局も同じですな。なんだかんだと業績成長を邪魔する要因として説明されるけど、数字としては現れていないですねえ。

とりあえず調剤薬局はオッケーと言うことが分かればそれでいい。トーカイには興味は無いので。

医薬品・医療品・調剤薬局
トーカイ 調剤薬局

2008/11/08 23:11

日本エスリード、財務に余裕があって利回りは10%

~ ローリスク経営の日本エスリード、利回りと取りながらじっと持つか? ~

日本エスリードの中間決算。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

ローリスク経営というか、保守的経営というか、危うさが全然ない経営が自慢のエスリード。自己資本比率は49%と、天下のゴールドクレストよりも高い。もちろん、業績はゴルクレには遠く及びはしませんが。

さすがにマンション不況の現実には勝てず、大幅減収で赤字ですな。通期では黒字を確保する計画ですが、黒字幅も小さい。上場来で最低の利益。

業績悪化にも関わらず、増配の予定ですな。資金繰りに余裕があればこそ。減配しないでね。優待も廃止しないでね。配当+優待の総合利回りで10%近いんだから。

財務に余裕があるので、この不動産マーケットを切り抜けることはできましょう。今こんな状況で不動産屋に期待するのは、それだけで十分じゃないですか。10%近い利回りを取りながら不動産市況の改善を待つにはエスリードですな。

監査法人が太陽ASGであることには注意が必要ですが。

不動産・マンデベ・流動化
マンション 不動産 日本エスリード 株主優待 高利回り


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