アーカイブ: 2008年11月28日

2008/11/28 01:01

パシフィックの高塚社長の担保株が処分されている

~ 傘下のREITがパシフィックについてコメント出すのは良いのだけれど。。。 ~

パシフィックホールディングスから何やらプレスリリースが出されていますな。

株式会社中柏ジャパンによるパシフィックホールディングス株式会社への資本参加等についての投資契約書の締結に関するお知らせ

結局のところ、476.5億円の増資をしますよってことですね。引受先は中柏ジャパン。詳細は書かれていないけど、中国の大手上場不動産会社系。以前持ち上がった大和証券の出資はおじゃんになりました。しれっと書かれていますよ。

これでとりあえずの資金繰りは安心ですな。ホントに?この前のアーバンコーポレイションの例を思い出さずにはいられません。300億だか確保したといったのに、実際には全然お金は手元になく、倒産してしまった。そんなウルトラCはないですよね、パシフィックさん。

で、この増資を受けて、パシフィック系のREIT2社、日本レジデンシャル投資法人と日本コマーシャル投資法人がコメントを発表。

資産運用会社の親会社における資本政策に関する発表に関してのお知らせ

要は、パシフィックホールディングスの信用回復が期待できるし、REITへの影響はないし、万事OKですよということ。

それはいい。パシフィック系のREITなんだから、パシフィックの資本政策や株主構成についてコメントし、投資家に対していろんな情報提供するのは親切だし責務というものでしょう。

だけどさ、今回のパシフィックの資本政策についてコメントを出すのであれば、パシフィック社長の高塚さんの持ち株が、担保処分で売られている件についてもコメントすべきじゃないですか?それって投資家にしてみればものすごーく重要な情報ですよ、マジで。

高塚社長とその家族、関係会社(以降、高塚社長とする)は4月20日の時点で37.42%を保有する筆頭株主。10月21日には34.09%に減少。たったの3%とか言えませんよ。株数にすれば23000株で、日々の出来高からすれば結構な株数。さらに11月21日には高塚社長の持ち株比率は30.42%まで減少。

それでなんだけど、この減少の理由。高塚社長がパシフィックの株を担保に銀行から金を借りていて、その担保が処分されたというもの。パシフィックの株価が暴落して担保価値が下がり、強制的に売られたって事ですな。

これは重要な事実じゃないですか?株主に知らせるべき重要な情報ではないですか?中柏ジャパンの出資についてコメントするんであれば、高塚社長の持ち株が担保処分で売られたことにも言及するのが筋ってものですよ。

社長の持ち株が社長の借入金の担保になっていて、株価暴落で担保強制処分という流れはアーバンコーポレイションでも起きた。アーバンはその後BNPパリバから資金を工面したと言って倒産した。パシフィックも今のところ全く同じ状況ですな。

株価の動きも全く同じですな。下げに下げた株は資金提供で暴騰。その後アーバンは倒産。パシフィックは。。。。

不動産・マンデベ・流動化
REIT パシフィックホールディングス 日本コマーシャル投資法人 日本レジデンシャル投資法人



2008/11/28 01:01

SUMCO、半導体も太陽電池もウエハー需要は当分厳しい

~ 景気悪化で半導体はだめ、原油の暴落で太陽電池もダメ。 ~

SUMCOの第3四半期決算。

平成21年1月期 第3四半期財務・業績の概要

景気が悪ければ半導体を使う製品が売れないのは当たり前。シリコンウエハー出荷も減りますな。需要が弱ければ数量減に加えて単価減と泣きっ面に蜂状態になるわけで、利益は売上以上に激減する。これまで好調だとそれに合わせて設備投資も積極的にしてくるから、減価償却負担が大きくなりさらに利益は圧迫される。

もうどうにも逆回転が止まりませんな。

唯一の望みは太陽電池向けシリコンウエハー。

けどね、太陽電池についても厳しいのが現実。日本の太陽電池関連だと何かと良いニュースばかりが聞こえてくる。シャープが積極投資するとか、どっかの会社が参入するとか、政府が補助金を出すとか。世界に目を向けてみるとそんな状況じゃない。

中国の太陽電池プレーヤーの株は暴落。基本的にはアメリカ市場に上場しているADR銘柄で、LDK、YGE、STPを筆頭に沢山ありますな。こういうのとかドイツの会社が太陽電池では世界的なプレーヤーであって、日本のメーカーは井の中の蛙。世界的なプレーヤーを見れば、太陽電池も相当厳しいことがわかるってものです。

クリーンエネルギーだのなんだのともてはやされるが、それらは理想に過ぎない。株式市場では儲かるかどうか、ただそれだけなんです。基本的に、太陽電池は石油と比べてどうなのかってところで株価が決まる。ここまで石油が暴落した今、太陽電池発電なんて割高でどうにもなりますまい。

そういう部分で太陽電池向けのシリコンウエハーも厳しいわけですよ。10年という長期スパンは別として、目先まだまだ底じゃないですな。

新エネルギー・環境
SUMCO シリコンウエハー 半導体 太陽電池

2008/11/28 01:01

アムスライフサイエンスの優待改悪理由はもっともではある

~ 株主優待が株価の変動を大きくするのでは企業も嫌でしょう。 ~

アムスライフサイエンスの株主優待内容変更。

株主優待制度変更についてのお知らせ

変更理由が面白い。

また、株主優待を含めた実質配当利回りを高めることに努めて参りましたが(10 株以上20 株保有の株主様の実質配当利回り7.8%)、権利落ち日に想定以上の株価下落要因となっており、安定的株式保有に支障をきたしておりました。

これは仰るとおりですな。高優待利回り銘柄は権利落ちで暴落し、権利日に向かって上昇していくのは間違いないですから。それに加えて配当利回りが高い場合は、さらにその傾向が顕著になりますな。

これでは株主を増やして株価を安定的に伸ばしていきたいという希望は叶えられない。

200811273.jpg 一方、超ボロ株が高利回りの優待を提供している場合、優待はまさに株価の下支えになる。そういう会社が優待負担に耐えきれずに優待を改悪すると株価はまさに奈落の底。最後には上場廃止となるケースが結構ある。

例えばタスコシステムみたいにね。

アムスはボロ株でも何でもないので大丈夫ですよ。

株主優待
アムスライフサイエンス タスコシステム 株主優待

2008/11/28 01:01

トリドールの公募値決め、東証一部へ鞍替え上場

~ 3%ディスカウントで売出価格が決まり、東証1部への変更も決まった。 ~

トリドールの新株売出価格が決まった。

発行価格及び売出価格等の決定に関するお知らせ

1株260,445円。基準日26日の株価に対して3%のディスカウント。株価は強烈に強いので3%と最低のディスカウント率で決まりましたね。

同時に東証一部に指定替え。12月10日付け。

東京証券取引所 市場第一部指定に関するお知らせ

下げれば買いでいいんじゃないですか。

外食・レストラン・居酒屋
うどん お好み焼き トリドール 公募増資 外食 有望

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