アーカイブ: 2008年11月11日

2008/11/11 22:10

セントラルスポーツ、会員減少で減益も利回りは高い

~ 減配されたが高額な優待で総合利回りは10%を超えている。 ~

セントラルスポーツの下方修正と減配。

業績予想の修正に関するお知らせ

スポーツクラブはどこも厳しい。会員の減少とより低価格への会員カテゴリへのダウングレードが同時に起こっていますな。ダウングレードとは、いつでも使えて月6000円の会員から、午後だけ使えて4000円の会員へ変更って事。スポーツクラブはしばらく行くと、自分が行く時間帯が分かり、いつでも会員の必要はないことが分かる。

固定費が巨大なスポーツクラブは、会員の減少、単価の減少は、それらの減少数字より大きくなって利益に響いてくる。ま、これは逆もしかりだが。高固定費ビジネスの性ですな。

この問題は、会員費をちょっと値上げすれば済むことでもある。原油が高い、人件費が高い、いろんな嘘ではない理由はありましょう。そういうタイミングで値上げしちゃえばいいんですよね。

数百円の値上げで退会する人は少ないはず。健康は大切だと強く思う人とか、スポーツが好きな人などなど、それなりに理由があって行ってる人が多いからね。別のスポーツクラブ行くにも、距離的に面倒だったりするし。これって、まさに自分の事じゃないですか。。。

減配はいただけませんな。

平成21年3月期 配当予想の修正に関するお知らせ

利益が出ないのだから仕方ないが、中間12.5円で期末5円というアンバランスは何とかならんかね。

セントラルスポーツは株主優待に魅力がある。いろんな事に使える優待券をくれる。使いたい人は使えばいいが、使わない人もヤフオクで売れる。年間で言えば9000円ぐらいで売れるわけで、これで計算すれば優待利回りは10%を越える。

配当利回りと合わせた総合利回りは13%以上。減配後でもこの数字は魅力的ですな。仮に来期も業績が悪化して再減配になったとしても、優待利回りは相変わらず高いわけですよ。

消費者サービス
セントラルスポーツ 健康 優待 高利回り



2008/11/11 22:10

アサックス、減額、減配、優待改悪、へぼ発表を連発

~ 悪リリースばかりではあるが配当と優待の魅力は十分に高い。 ~

アサックスのプレスリリース。下方修正、減配、優待改悪、中間決算。悪いニュースばっかりじゃないですか、困ったもんだ。

平成21年3月期 業績予想の修正に関するお知らせ

ここまでサブプライムローンもんだから始まった金融危機をそれなりにうまくこなしてきたアサックスもいよいよ下方修正。減額幅は小さいのが救い。前期比でも増収増益を達成するのは褒めてあげたいですな。

サブプライムローン問題に端を発した金融危機の影響により、資金調達環境が変化したこと、及び地価下落の影響により新規貸付が減少し、当社の想定した営業貸付金残高を下回る公算が高くなりました。

資金調達環境の変化とは、具体的には、借入金利の上昇ですな。新規貸付の減少・営業貸付残高が想定以下とは、営業収益が予想以下って事ですな。ズバリ書いてよねえ。

業績未達になれば当然配当はカットされる運命にある。

剰余金の配当及び配当予想の修正に関するお知らせ

当初3300円の予定だった配当は3150円に減額。減額幅は業績下方修正幅と同じく小さいのがせめてもの救い。しかし3150円でも配当利回りは5%を越える。既に今期の業績は見えたので、配当についても考えるべきは来期になる。基本、横這いから多少減ぐらいで、配当についても同じと予想。そなれば5%は悪くないですね。

配当カットと同様に優待もカットされた。

株主優待制度の変更に関するお知らせ

変更に理由が気に入りませんなあ。

今般、公平な利益還元の観点から検討を重ねた結果、今回の変更に至りました。

ってねえ、そんなことは優待導入時に考えれば分かるんじゃないの。それを承知でついこの前優待を導入したところじゃないですか。そういう尤もそうな理由を付けるが、結局は業績が未達になったので、その分優待も減額って事でしょうが。

で、年間1万円だったクオカードが6千円に大きく減らされた。これまで優待利回りが15%もあったのに、減額後は9%まで低下。それでも9%はデカイが。

配当+優待の総合利回りは14%と超高利回り。来期の業績が最悪でも少し減額、希望として横這いなら、文句なしに買っておきたい利回りじゃないですか。

最後に短信。

平成21年3月期 第2四半期決算短信(非連結)

気をつける点は当然ありますな。

そもそも、こんな情勢の中で誰がアサックスに金を貸してくれているのかって事。この情報は本来、有価証券報告書に書かれるべきだが、書かれていない。なんで?

そしてその借入の金利の動向はどうなのかって事。下がってることはあり得ないが、どのぐらい上がり気味なのか。

不動産マーケットがボロボロの今、担保に取っている不動産が不良債券化しないのか。多分、担保価値を相当低く見積もって貸しているのだろう。それでも大丈夫かと不安は残りますな。

どうでもいいが社長はものすごくまじめな人物に見える。少なくとも悪人には見えない。関係ないが。。。

銀行・証券・ローン
アサックス 不動産 優待 配当 高利回り

2008/11/11 21:09

セキュアードキャピタル、フィービジネス中心と言っても実状は

~ 自己投資分の減損、成功報酬の減少で利益は急減。 ~

セキュアード・キャピタル・ジャパンの下方修正と第3四半期決算。

減額修正が全てを語る。

平成20 年12 月期通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ

200811111.jpg セキュアードは基本的に自己資金を使って不動産流動化をするわけではなく、フィービジネスを展開している。その点で不動産屋の中ではディフェンシブよりと言えましょう。運用資産残高が増えさえすれば手数料が増加するわけだから。ダヴィンチと同じ形。

しかし業績は下がりますな。フィービジネス以外のところが大きい証拠ですねえ。

平成20年12月期 第3四半期財務・業績の概況

ファンドへの出資がだいたい5~10%あるので、ファンド組み入れ資産の価値が下がれば出資分については減損がある。資産取得時や売却時のフィーや投資収益に連動するインセンティブ・フィーもある。

そういうところが今回は厳しいって事ですな。

実際、受託資産残高は増加している。前年度末で+10%。結果、アセットマネジメントフィーは前年比で増加と好調。つまり、それ以外で前年ほど利益が出ていない。そりゃそうですわな。

第4号不動産オポチュニティ・ファンドは、出資目標10億ドルに対して調達したのが432万ドル。わずか4.3%。セキュアードはこれを立派なことだと評価している。さて、どうでしょうな、立派かどうか。いずれにせよ、ファンド資金募集の進捗は当初計画より遅れに遅れているわけで、その点はセキュアードも認めている。仕方なし。

良いニュースは全然見つかりませんなあ。

不動産・マンデベ・流動化
セキュアード・キャピタル・ジャパン ファンド 不動産 流動化

2008/11/11 21:09

バリューコマース、株価は現金価値以下まで売られている

~ 現金修正PBR我まで売られるのは赤字と言っても明らかに行き過ぎじゃないですか。 ~

バリューコマースの第3四半期決算。

平成20 年12 月期 第3 四半期財務・業績の概況

アフィリエイトサービスプロバイダーはどこも業績は頭打ち。稼ぎ頭だった消費者金融系やクレジットカード系のお客さんがいなくなったことも大きいですな。

それはいいが、バリューコマースで気になるのは売られすぎじゃないかと言うこと。

BPSは19200円、現金修正BPSは10700円。株価は9500円なので、PBRは0.5倍、現金修正PBRは0.9倍。

赤字ではあるものの、キャッシュフローは豊富で黒字。借金はなく財務は極めて強い。

個人的にはPBRそのものを投資判断に使うことはまずないけど、現金修正PBRはさすがに底値の見極めには使えると思っているわけですね。

ビジネスサービス
PBR アフィリエイト バリューコマース

2008/11/11 13:01

NTT都市開発、オフィスビルの需要と賃料は下がる方向

~ 賃貸などのストック型を中心とする不動産屋の業績は悪くないが、株価は悪い。 ~

NTT都市開発の中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

賃貸オフィス市場においては、東京都心5区のオフィスビルでは、平均空室率は4%台に上昇し、平均賃料の上昇傾向が弱まっております。また、地方圏における平均空室率は、上昇あるいは高止まりといった傾向が見られております。

200811096.jpg 右のグラフでも分かるとおり、東京都心5区のオフィスビル空室率は上昇基調にあり、それにあわせてNTT都市開発の所有するビルの空室率も上昇している。さすがに景気悪化が ボディーブローのように効いてきていますな。都心がだめなら地方がダメなのは火を見るより明らか。

それでもNTT都市開発のバリュエーションはかなり高い。NTTの子会社なので絶対潰れないという安心感プレミアムですな。外国人も安心して所有していて、外国人持ち株比率は高め。

そうは言っても高値からの下落は他の不動産屋と全然変わらず厳しいものがありますなあ。

不動産・マンデベ・流動化
NTT都市開発 オフィスビル 不動産 空室率 賃貸

2008/11/11 13:01

プレサンスコーポレーション、中間好調、通期本当なら安い

~ 業績見通しが本当とすれば、配当+優待利回り10%は投資に値する。 ~

プレサンスコーポレーションの中間決算発表。

平成21年3月期 第2四半期決算短信

最近の不動産屋の決算ではなかなか見ることのできない数字が並んでますなあ。前期比で大幅な増収増益、通期でも増収増益を確保する計画。これは前期が大きく減収減益だったから今期はちょっと回復して増収増益になるってこじゃなくて、ずっと増収増益を続けてきて、今期も増収増益。立派ですねえ。

現在の不動産市況において、当社グループの健全な財政状態を活かし、他社が開発した物件のうち、顧客のニーズに合致した立地、価格及び仕様を備えた物件を買取り、販売する事業(買取再販事業)を展開しております。

まさにそう言うことができる財務体質と言えましょう。自己資本比率は55%、営業キャッシュフローはプラスでさらに借金を減らしている。

200811095.jpg なぜプレサンスだけが好調を維持できるのか。ワンルームとシニア向け、投資用がメインだから?そんなところは他にもあるでしょ。社長の不動産マーケット感が良くて、目利きが効いているんですかねえ、ゴールドクレストみたいに。

借入先の銀行は、最大が三井住友銀行で、りそな、東京三菱UFJ、みずほと続く。全然怪しさがない。監査法人とか主幹事とか、そういう部分でもクサイ香りは全くしてこない。

これで配当利回りが5%以上、優待利回りも5%以上、合計利回りが10%以上。潰れることはないから気長にもっておくこともできますな。バリュエーションも極めて安い。業績予想が本当ならね。

不動産・マンデベ・流動化
プレサンスコーポレーション マンション 不動産 高利回り

2008/11/11 13:01

ユナイテッドアローズ、減額ではあるもののいずれは回復

~ 前期比で業績は悪化しているけど、ボロ企業ではないので回復する時が来る。 ~

ユナイテッドアローズの業績予想修正。

平成21 年3月期第2四半期累計期間および通期の業績予想の修正に関するお知らせ

中間期のみの減収増益修正で、通期は減収修正。修正幅は大きくないですな。

前期比で考えればUAの業績は悪い。増収計画ではあるものの、減益幅は15%とそれなりにある。じゃあ株は買ってみる価値がないのかといえば、そうでもないように思うわけですな。

200811094.jpg いずれUAの利益率は改善し、EPSで100円近くまでは伸びてくるんじゃないですか。増収がそのうち利益に結びつくという単純な考え方。基本、こういう考え方をボロ企業に当てはめるのは危険ですが、UAはボロ企業じゃないですからねえ。そうじゃなければ株はもっともっと売られてますよ。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ユナイテッドアローズ 有望

2008/11/11 12:12

ポイントの月次数字、既存店が苦しい

~ 全店は順調で株価も順調、勝ち組のアパレル小売に入る。 ~

ポイントの月次数字を確認。

国内月次売上高前年比に関するお知らせ

既存店売上93.5%、全店売上112.2%。既存店が苦しくなってきた。

200811093.jpg それでも株価は恐いぐらいに堅調ですな。業績数字が悪くないのが何よりの強気材料。ユニクロには全然及ばないものの、ファッション小売企業の中ではユニクロについで勝ち組といえるわけですな。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ポイント

2008/11/11 12:12

ユニクロのファーストリテイリング、既存店はマイナス成長

~ 昨年4月以来の既存店売上マイナスを記録するも、一人勝ちの状態ではある。 ~

ファーストリテイリングの月次数字。

平成21年8月期 国内ユニクロ事業 売上推移速報

ユニクロの既存店売上がマイナスになったのは昨年の4月以来のこと。直営店のマイナスは昨年9月以来一度もない。昨年度の月次推移を一応確認。

200811092.jpg この数字でも発表翌日の株価はそれほど下落しないわけですから。ユニクロの業績は相当強いと考えるのが妥当じゃないですか。業績は知っての通り、まさにユニクロ一人勝ちといえる好調さ。とりあえず難しいことは考えずに株価の動きに素直に付いていくだけでいいと思うね。株はボラティリティが高くなってきている。

アパレル・ファッション銘柄
アパレル ファーストリテイリング ユニクロ

2008/11/11 12:12

エスグラントコーポレーション、監査法人を明誠に変更

~ 素晴らしくクサイ連中が集まっているエスグラントコーポレーション周り。 ~

エスグラントコーポレーションの監査法人変更。

一時会計監査人の選任に関するお知らせ

アークから明誠に変更するということで、正直どーでもいいですな。クサイ会社はクサイ会社のまま。

名証セントレック上場で主幹事がインヴァスト(旧KOBE証券)、監査が明誠、大株主はユニマット系、自己資本比率は4%。これ以上何を求めましょう。。。

念のため、アークと明誠を使っている企業の一覧。

アーク監査法人

  • 1711 省電舎
  • 3316 東京日産コンピ
  • 5381 日本ミクロコー
  • 6150 タケダ機械
  • 6274 新川
  • 6942 ソフィアHLD
  • 7520 エコス
  • 7748 ホロン
  • 7846 パイロットC
  • 8291 東日カーライフ

明誠監査法人

  • 2130 メンバーズ
  • 2667 イメージ ワン
  • 6993 森電機
  • 7491 OAシステム
  • 7834 マルマン
  • 7954 ジャレコHLD
  • 8073 MAGねっと
  • 8597 SFCG
  • 8900 セイクレスト
  • 9611 Dワンダランド

クサイ会社・エグイ企業
アーク インヴァスト エスグラントコーポレーション セントレック ユニマット 明誠 監査法人

2008/11/11 11:11

10月のマーケット激震で売買を積極化する個人投資家

~ 優良銘柄を黙って長期持つには絶好の機会と感じた個人投資家。 ~

このエントリーこちらのエントリーで10月暴落時の個人投資家の全体像を把握したが、今回はミクロ的にネット証券の数字を確認。松井証券の月次数字。

平成20年10月の月間売買実績・口座数等(速報値)のお知らせ

確かに10月の数字は急激に上向いている。売買代金や注文件数、約定件数は9月比でだいたい+20%。口座数の伸びも大きい。

信用売買高が伸びていないのは納得できますな。10月暴落局面で参入したいのは新しい個人投資家と長期投資を考えながら優良銘柄に投資する個人であって、そのような人達は信用で売買しませんからねえ。

ボラティリティが高いのでデイトレ組も多く参入していそうではあるけが、松井でデイトレしている人は少なそう。カブコムでは信用も増えているので。(下記参照)

ついでに、為替相場のボラティリティも恐ろしく高かったわけだが、松井のFX取引高も急増している。

面白いですなあ。

この状況は何も松井証券に限ったことではなく、ネット証券はどこも同じ。

例えばカブドットコム。

平成20年10月 委託手数料等及び業務計数の開示(速報値)

傾向は松井と全く変わらない。

ちょっとニュース
カブドットコム 個人投資家 松井証券

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