アーカイブ: 2008年10月

2008/10/12 15:03

エムケーキャピタルマネジメントの決算発表

~ 小規模の流動化銘柄としてはかなり安全な部類に入る。 ~

エムケーキャピタルマネジメントの決算発表。

平成20年8月期 決算短信

決算数字自体は非常によい。ほぼ前期並ということなので。だけど、そんな事は全然重要ではないのは百も承知なわけですな。

今期の計画は、売上こそ微増なものの赤字転落ということで、これが本来の姿なわけです。

計画としては、アセットインキュベーション事業(自己投資ですな)の6プロジェクトを売却し、自己投資からは完全に足を洗う予定。こういう姿勢は好きです。その売却資金でもって有利子負債を完済する計画。うーん、こういう姿勢も好きです。

もともとMKキャピタルは有利子負債が少なく、自己資本比率も高い。前期は自己資本比率70%。これは不動産市況の状況を冷静に判断し物件売却を進めてきた会社の力量と言えましょう。

こういう状況であれば、バーゲンハンティングを目論んで、「他の不動産屋が苦しんでいるときに物件を安値で仕込む予定です」なんて事を言い出しそうですが、全くの逆。自己投資から撤退し、借金を全部返すと。

アセットマネージメントに集中していくわけだけど、ここも受託資産残高は減らしそうな雰囲気ですな。まあこれは仕方ありますまい。

BSを眺めてみると、販売用不動産が大きく減少して、借金が同様に大きく減少。一生懸命物件を売って有利子負債を返済している様子が分かりますね。営業キャッシュフローは当然プラス。今の状況であれば倒産からは最も遠い場所に位置する不動産屋の一つかと。特に、この規模の流動化メインの不動産屋では安全ですな。

不動産・マンデベ・流動化
MKキャピタル エムケーキャピタルマネジメント 不動産

2008/10/12 15:03

平和不動産とプロパストのプレスリリース

~ 賃料収入はやっぱりありがたい。特に今のような相場では。 ~

平和不動産とプロパスト。

平和不動産が減額発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

それなりに大きな減額だけど、赤字転落はない。平和不動産のように、賃貸がベースにある不動産屋はやっぱり安定感がありますな。流動化の部分は当然ダメなわけですが。

プロパストの第1四半期決算。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

取り立てて面白うそうな所もありませんな。保有資産の値下がりで減損、値下げで利益でず、棚卸資産を減らして有利子負債を減らして財務を好転させたいけどなかなか進まず、資金繰りが心配で株価は安い。他の不動産屋と全く同じ。

一応、会社の計画では今期も黒字を確保し、数字もそれなりに悪くない。しかし、株価はそうは言っていない。

不動産・マンデベ・流動化
プロパスト 不動産 平和不動産

2008/10/12 14:02

アセットマネジャーズの下方修正

~ 世界10指に入る投資銀行を目指していたのにね。 ~

アセットマネジャーズの業績下方修正。

中間期及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

期待通りというか予想通りというか、アセットマネジャーズの保有資産はどんどん値下がりし含み損が拡大している模様。売れば売るほど損が出る状況。不動産はもちろんのこと、企業投資の部分も大きく毀損している。国内の企業投資先は11億も減損。だけど、海外案件は減損がないので、海外はまだ自信を持っていることの現れでしょうか。

中国は株式市場こそ暴落し、経済全体にスローダウンと言われつつも、実際にはものすごいスピードで経済成長しているわけで、そういう背景を考えての減損なしなんでしょうな。つまり、投資先の業績自体は良いと理解できそうです。このあたりは全部想像。

かつて世界で10本の指に入る投資銀行を目指すと豪語していたアセットマネジャーズ。今では世界トップの投資銀行がバタバタと倒れ、最後のゴールドマンサックスとモルガンスタンレーも投資銀行の旗を降ろし、銀行になってしまった。そりゃアセットマネジャーズの業績だってボロボロになりますな。

アセットマネジャーズ自ら言っています。

当社グループの復活のために、事業の選択と集中、販管費の大幅削減を断行していく方針であります。

復活のために、ってことは今はボロボロ。ボロボロじゃなければ復活できない。正直で良いけど、笑えない。けど、保有資産の価値はマーケットが言うほど酷くないんだから、株価は安すぎですよ、とも主張。

当期におきましては多額の損失を計上いたしますが、純資産額は時価総額を大幅に上回っており、予想中間純損失調整後1 株あたり純資産は約66,000 円となります。

けどね、まだまだ売れば損が出るもの持ってるんじゃないですか?アメリカの金融機関じゃないけど、値段の付けようのないCDSに等しい資産とかみたいにね。

不動産・マンデベ・流動化
アセットマネジャーズ 不動産

2008/10/11 07:07

リサパートナーズが下方修正を発表

~ 減額ではあるけどプレスリリースでは資金ショートはという自信が見られる。 ~

リサ・パートナーズが下方修正を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

減額幅は大きいですな。リサパートナーズの場合、不動産一本槍ではくて、大別すれば企業投資、債券投資、不動産投資と3つの柱がある。基本、企業投資と債券投資は順調だけど、不動産がダメと言うこと。具体的には今期売却予定だった大型案件が実現できなくなったという、どこの不動産屋にもありがちな話し。

同時にリリースされた資料がなかなか面白い。特に下の方にあるQ&A。

当社業況に関するご説明

リサとしては、不動産屋ではなくて、投資銀行として見て欲しいという考え。売上や利益の貢献度合いとしてはずっと不動産が大きかったので不動産屋と見られがちだが、企業投資や債券投資もちゃんとやってますと。

棚卸資産の増加や借入金の増加、営業キャッシュフローのマイナス、そして何より銀行との関係、資金繰りの状況という、今投資家が一番気にしている点についてもコメントしていますね。

資金繰りについては、大丈夫、と断言。けどね、どこの不動産屋も大丈夫って言っていながら倒産している。リサの大丈夫は他企業の大丈夫より信頼感があるのは、リサは地方の銀行と太いパイプがあって、事業も一緒にたくさんやってるという事実があるからでしょうな。借入金利についても十分低いですと主張。

こんな相場環境のため中止になった増資については、今後予定はないと。

絶対にいくつか選ばないといけないと迫られれば、リサをそのうちの一つに自分であれば選ぶね。

不動産・マンデベ・流動化
リサパートナーズ 不動産

2008/10/11 07:07

日医工、ジェネリック薬で好業績で株は売られている

~ 後発薬は装置産業で競争は激しいけど伸びていくのは疑いようがない。 ~

日医工の第3四半期決算は素晴らしい数字です。

平成20年11月期 第3四半期財務・業績の概況

ジェネリック薬品は国策です。国策に売りなし、なんて言いいますが、まさに業績的にはその通り。しかし株価は苦しい。全てはこの暴落マーケットのなせる技。こんなディフェンシブな銘柄を叩き売るなんてどうかしてるよ、本当に。

平成20年4月に実施されたジェネリック医薬品の使用促進策である処方せん様式の再変更や診療報酬改定による後発医薬品調剤体制加算などの制度変更の実施により、調剤薬局を中心としたジェネリック医薬品の市場が拡大しております。

基本的にジェネリックは伸びるしかない。縮むわけがない。

ジェネリック薬品は新薬とは違って、開発費はかからず、装置産業の面が大きい。どんどん投資して、M&Aして、規模を拡大しないとダメって事ですな。日医工は日本国内ではそれなりの規模ですけどね、世界最大手のTEVAが日本に参入って先日ニュースになりました。日医工に限らず国内ジェネリックメーカーは戦々恐々としているに違いない。

いずれマーケットが落ち着けばこういう銘柄は不況に強いのは疑いない。

医薬品・医療品・調剤薬局
後発薬 日医工

2008/10/11 07:07

ナチュラムの9月月次数字は引き続き好調

~ セキュリティ問題も関係なくずっと好調を維持するスポーツ・アウトドア屋さん。 ~

ミネルヴァホールディングスの月次。ナチュラムという名前の方がしっくりくる。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年9月1 日~9月30 日)

既に発表された中間業績は好調。9月の月次も同様に良い数字。

セキュリティ問題などは全くなかったかの如くですな。アマゾンに出店したのだが、その取扱商品点数は相当なもののようです。アウトドア・スポーツ用品は元気な分野の一つですね。

専門小売銘柄
ナチュラム ミネルヴァホールディングス 月次

2008/10/11 07:07

不動産屋ではブッちぎりの好決算、毎日コムネット

~ 学生専用マンション=現代風学生寮、が普通のマンションより受けが良いのは。。。 ~

毎日コムネットの第3四半期決算。ブッちぎりの好決算ですな。

平成20年11月期 第3四半期財務・業績の概況

不動産屋とは言っても、流動化やマンデベではなく、学生マンション管理という狭い分野に特化している。賃料収入、管理収入というストック型ビジネスはやはり安定的で強いです。株価も堅調。この株価で堅調なんて言ったら怒られるが、他の不動産屋のありさまを見ればこれを堅調と言わずしてどうする?

しかし、学生マンションは人気があるんですね。なにも、学生専用のマンションじゃなくてもいいと思うんだけど、専用の方が人気があるということなのだろうか。学生マンションと呼んではいるが、昔風には寮でしょ。自由度が高い寮、というか完全自由の寮。

個人的には寮的なものより、普通のマンション・アパートの方が良いと思うのだが。だって、ご近所さんはみんな学生なわけでしょ、しかも同じ大学の可能性が高い。息苦しくないんだろうか?

大切な子どもに危険な一人暮らしをさせるのだから安心の学生マンション、という親のキモチをがっちり捉えたビジネスって事ですか。

200810101.jpg

しかし、毎日コムネットが調子良いって事はですよ、不動産投資するなら学生狙いのワンルームマンションが最適ってことじゃないですかね。少子化で子どもの総数は減る一方だけど、大学生の数は順調に増えるという予測。進学率はまだまだ上がるって事。全入時代なんだから納得ですな。

女性の割合が増えるのも大切かと。高校を出たばかりの若い女性を昔風のボロアパートに入居させたい親なんていない。セキュリティーのしっかりしたそれなりの所を探すし、周りが学生だけならなお安心という事でしょう。

そういうワンルームマンションを大学の近くに持てば高稼働率で良いって事。学生はサラリーマンの突然転勤・退職って確率も低いので、変な時期に空室になってしまうリスクも少ない。

不動産投資家は同じ事考えているんだろうけどね。

不動産・マンデベ・流動化
ワンルーム 不動産 毎日コムネット

2008/10/11 07:07

書画カメラのエルモ社

~ 需要は一定していそうだけど、そうでもなくて伸び盛りらしい。 ~

書画カメラって結構売れているんですね。それも世界的に。エルモ社は書画カメラで世界トップ。トップでシェアがどれぐらいあるのか分からないけど、そういうトップがいるっていう業界というのが意外。中小メーカーがみんなちょこちょこ作っていそうなイメージがある。

平成21年2月期 中間決算短信

ちょっとニュース
エルモ社

2008/10/10 20:08

アルバイトタイムス、相変わらずの悪決算

~ ビジネスモデルも業績も悪いけど、お金だけはたくさん持っている。 ~

アルバイトタイムスの業績悪化はどうにも止まらない。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、そんな面影は全くなくなってしまいましたなあ。フリーペーパーって言うビジネスモデルはダメだと言うことでしょう。

平成21年2月期 中間決算短信

売上は順調に減少。止まる気配はなし。営業利益段階で赤字。

この会社の決算短信は情報量が多い。いろいろデータが載せてあるし、グラフなどを使って見やすくしている。業績が好調の時はそういう事をして、業績が悪くなるとやめてしまう会社があるけど、アルバイトタイムスは良い時も悪いときも、ずっと積極的に情報開示している。その点は二重丸をあげたいですね。

求人広告件数は全国的に右肩下がり。前年比でマイナスが続いている。それ以上にアルバイトタイムスの売上は減少しているので、DOMOの集客力が弱くて媒体に魅力ないという証明かと。

売上減少に伴って人件費も減らしているが全然追いついていない。しかし、営業が全てといえる会社で人員を削減していくのは、まさに負のスパイラルといえましょう。

地域別の売上を見ると、どこもほぼ同じように減少。DOMOネットは全く商売になっていない。今のご時世、ネットが弱いって致命的じゃないですか。DOMOネットはDOMOと一体型のサービスで、単独での売上は見込んでいない、って話ですが、なんとも納得できません。

顧客としては、人材サービス会社からの仕事が減っている。そりゃそうですな。人材サービス会社の業績が悪化の一途をたどっていることからも明白です。

この会社の唯一素晴らしいのは、これだけ赤字を出してもまだまだ財務が強いって事です。この中間期はいよいよ営業キャッシュフローもマイナスになったけどね、それでも資産の半分は現金。同等物も含めれば70%近くがキャッシュなわけです。

借入金はゼロ。負債は資産のわずか20%。

倒産しないんだから、90円って株価は安いんじゃないですか。どうすればいいのやら分かりませんが、キャッシュを使って手を打てる可能性があることは良いことです。

ビジネスサービス
アルバイトタイムス

2008/10/10 19:07

ディフェンシブなスーパーマーケット銘柄

~ ディフェンシブ銘柄まで叩き売られるのが今の相場。 ~

スーパーマーケット各社の状況をまとめて。

食品を主に扱っているスーパーマーケットは基本的にはディフェンシブ銘柄。不景気だろうガなんだろうか、人間は食べていく。値上げがあっても食べていく。値上げすると一時的に消費は減るけど、いずれ食べたくなるのが人間というもの。

利益率は低くて、競争は超厳しくて、ぼんやりしているとあっという間にお客さんが逃げていく。そういう点はディフェンシブ銘柄といえども真にディフェンシブとは呼べない部分ではある。これは要注意ですな。

よって、経営がしっかりしていて規模の大きいスーパーマーケットはディフェンシブと考える。

ジェーソン。

中間業績予想の修正に関するお知らせ

既存店売上が+5%で、新店も好調。上方修正となりました。通期は増額無しだけど、中間発表時に増額される可能性が大きい。食品関連は売上の60%なので、スーパーではなくてバラエティストアなどと呼んではいるが、いろいろ売ってるスーパーである。

ベルク。

平成21年2月期 中間決算短信

業績が安定しているし規模もそこそこ大きい。イオン系というのが良い意味でも悪意味でも面白。株価は暴落しているけど、こういうディフェンシブを売るってやめてくださいよ。

丸久。

平成21年2月期 中間決算短信

山口の地方スーパーなのでいまいち出来高が細いし、聞いたことのない名前でもありましょう。業績は優良で好調。株価も堅調で、ディフェンシブ銘柄合格ですな。

マルエツ。

平成21年2月期 中間決算短

これこそディフェンシブの代表選手じゃないですか。それなのに株価は暴落。これじゃあまじめな人が救われない。マーケットは常に行きすぎる。そして行きすぎは修正される。

東武ストア。

平成21年2月期 中間決算短信

これだってマルエツに負けず劣らず業績は安定している。売らないでくださいよね。

セブン&アイ・ホールディングス。

平成21年2月期 中間決算短信

イオンと日本の総合小売を担う巨大企業ですね。イオンは先日ボロボロの決算を発表しましたが、こちらは堅調。イオンの超強気の大型店出店計画が裏目に出て、7&Iのコンビニ重視が良い結果を出した。

7&Iやイオンは子会社の数がものすごく、抱える業態も多種多様。業績のブレが大きいので、スーパーながらディフェンシブ銘柄とは言いたくない。

総合すると、ディフェンシブに十分値するスーパーマーケット銘柄まで今の相場ではたたき売り。

専門小売銘柄
ジェーソン スーパー セブンアンドアイ ベルク マルエツ 丸久 東武ストア

2008/10/10 19:07

マネースクウェアジャパンの9月月次、好調

~ 為替のボラティリティが高まりさえすれば儲かるのがFX業者。 ~

マネースクウェアジャパンの9月月次の数字が他のFX業者同様に好調。

平成20年9月度 月次概況(速報)に関するお知らせ

繰り返しになるけど、FXにはボラティリティが全て。

ボラティリティが高まった分、顧客取引高等の増加につながり

FX・為替
FX M2J マネースクウェア

2008/10/10 18:06

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産。REIT初。

~ ついに不動産マーケットの激震はREITまで到達しました。 ~

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産しました。負債総額は1120億。REITでは初の倒産。いよいよここまで来ました。

本投資法人の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

一応、帳簿上は総資産が2000億円ある。じゃあ、倒産したので資産を清算すれは負債は全部返して投資家にも900億円返ってくる事になりますが、誰もそんなこと信じてはいませんね。果たしていくらで売れるのか?半額としても1000億で負債をほぼカバー。

スポンサーはCBリチャードエリス。知らない人が多いかもしれないけど、アメリカの不動産最大手。ちょっと日本の大手不動産とはビジネスの比重の置き方が違うので、不動産最大手、という言葉は誤解を招くかもしれないけど、まあ、意味は分かってもらえましょう。

ちなみに、アメリカではCBリチャードエリス関連としても全くニュースになっていない。CBリチャードエリスが直でスポンサーではなくて、子会社か孫会社か、SPCか何なのか、よく分からんけど、それ系であることは間違いないんだから、少しぐらいニュースになってもいいんじゃない?

全世界で不動産を扱うCBリチャードエリスがこんなミスをするというか、見通しを大きく間違うというか、今の不動産マーケットの酷さが分かるというもの。

ここからは、REITが倒産するとどうなるのか、そういう過程が分かる良い機会ですな。

現在のREITの高配当利回り銘柄1位~5位。やっぱりニューレジデンスはトップ。ってことは、これは危ないリストといってもいいだろう。

  • 順位 コード  銘柄          配当利回り
  • 1  8965  ニューシティ・レジデンス投資法人  28.31%
  • 2  8962  日本レジデンシャル投資法人  20.87%
  • 3  3229  日本コマーシャル投資法人  20.83%
  • 4  8963  東京グロースリート投資法人  19.60%
  • 5  8980  エルシーピー投資法人  19.30%

パシフィック系2つが2位、3位というのが不気味ですなあ。

倒産・上場廃止
REIT ニューシティレジデンス 不動産

2008/10/10 18:06

ランドの中間決算発表は余裕がある感じ

~ 短信には何となく余裕がある言い回しが多い。 ~

ランドの中間業績はかろうじて黒字を確保。

平成21年2月期 中間決算

資産を圧縮し、自己資本比率は上昇、営業キャッシュフローを黒字化して、借金を返済し、財務キャッシュフローは赤字。方向性としては間違っていませんな。

通期に関しても十分な黒字を計画。特にシニア住宅事業が好調で、施設の稼働率は90%以上で黒字化が見込めると説明がある。なんとなく余裕を感じる言い回し。

1年以内に返済・借り換えしなければならないの300億。この金額が大きいとか小さいとかは重要ではなくて、銀行がお金を貸してくれるのか、物件買い主が突然キャンセルして資金繰りに困らないか、そういう所が重要ですな。

不動産・マンデベ・流動化
ランド 不動産

2008/10/09 09:09

現金修正PBRが1倍を割り、配当利回り4%以上の銘柄

~ グラハム先生も納得の激安大バーゲン株。 ~

10月6日の終値で現金同等物だけのBPSで考えたPBR1倍割れの銘柄。配当利回りは4%以上で、利益剰余金がプラス。連結決算の会社。

現金同等物は、現金+売掛債権×80%+有価証券×80%+投資等×50%で計算。固定資産や繰延資産は入れてないので、かなり保守的ですな。

この現金修正PBRが1倍割れで、しかも配当利回りが4%以上あるなんて、いかにマーケットがぐちゃぐちゃか分かると言えましょう。

とりあえずリスト。全部で20銘柄ある。

  • コード  社名  修正PBR  配当利回り
  • 1897  金下建設  0.92倍  5.48%
  • 2434  丸誠  0.97倍  4.68%
  • 3766  シスデザイン  0.83倍  4.64%
  • 3800  ビーエスピー  1倍  6.51%
  • 3838  AQインタ  0.57倍  5.12%
  • 4365  松本油脂製薬  0.83倍  4.11%
  • 4700  アクセス  0.9倍  5.17%
  • 6149  小田原エンジ  0.91倍  4.08%
  • 6337  テセック  0.91倍  4.52%
  • 6715  ナカヨ通信機  0.81倍  4.11%
  • 6907  ジオマテック  0.91倍  5.75%
  • 7598  ナイスクラップ  0.65倍  5.66%
  • 7874  スルガ  0.97倍  5.07%
  • 8068  菱洋エレクトロ  0.85倍  5.03%
  • 8767  ウェブクルー  0.91倍  5.55%
  • 9476  中央経済社  0.86倍  4.56%
  • 9648  ウエスコ  0.81倍  6.49%
  • 9651  日本プロセス  0.65倍  4.76%
  • 9748  NJK  0.94倍  5.69%
  • 9955  ヨンキュウ  0.41倍  4%

銘柄ピックアップで注意すべき事がいくつか。

  • ・営業CFが赤字ではない
  • ・監査法人がクサくない
  • ・大株主が変じゃない
  • ・特殊要因がない
  • ・売上がすごい勢いで減っていない
  • ・あまりに業績が悪くて減配の可能性がない
  • ・過去配当が大きくぶれていない

だいたいこれぐらいをチェックしてOKな銘柄は買っても良いですな。ざっとピックアップするのであれば、丸誠、システムズデザイン、ビーエスピー、松本油脂、小田原エンジニアリング、ナイスクラップ、スルガ、中央経済社、日本プロセス、NJK。20社のちょうど半分の10社。

明日、明後日、1ヶ月先に儲かるなんて言いませんが、やがて必ず儲かります。何より、こんな相場で心の安心感が非常に強く、精神的に優しい。

マーケットの噂
PBR 高配当

2008/10/09 00:12

マルマエの決算。受注とBS、CFに注目。

~ 粉飾なんかをする会社に、こういう傾向があることは間違いない。 ~

マルマエの9月月次数字。

平成20 年9月度 月次受注残高についてのお知らせ

この3ヶ月はスローダウンしたものの、受注残の伸びは凄まじい。

同時に発表された決算短信。

受注残の激増にも関わらず、売上微増&赤字で終わった。受注残が業績に載ってくるのは今2009年8月期からだという事ですな。

とにかく、液晶、太陽電池、半導体の製造装置が絶好調なわけです。太陽電池はともかく、液晶や半導体で景気の良い話って聞きますか?

BS。売掛金がおよそ3倍、仕掛品が15倍、未収入金はゼロから激増。固定資産も2倍。

CF。営業CF大赤字。

PL。売上は+9%。

どこかで見た光景ですな。粉飾決済で強制退場となったプロデュースを彷彿させます。直前の決算短信はこんなかんじ。

マルマエが粉飾決算しているって事じゃないですよ。その点勘違いしないで欲しい。マルマエの財務諸表は、粉飾とか悪さをする会社でよく見られるパターンだった事。マルマエのような財務諸表が正真正銘の真っ当な財務諸表で、ビジネスをグングン伸ばしていく会社もいっぱいある。

マルマエの監査法人は三優。主幹事はマネックス。

ハイテク・IT・テクノロジー
プロデゥース マルマエ 三優 受注残 粉飾

2008/10/09 00:12

チェルトの中間決算。安いですな。

~ これだけの配当利回りでも株価は叩き売られる相場って。。。 ~

うんざりするほど激安ですな。チェルトの中間決算。

2009年2月期 中間決算短信(非連結)

それほど成長率は高くないし、アスクル+ダイオーズを2で割ったビジネスを、親会社のイオン系列会社に提供しているという、あまり面白くない会社ではある。でも、業績は安定しているし、今期も順調で、予想配当の69円は確実だろうね。

だけど、株は売り込まれて、配当利回りは6.4%。

業績が悪くて減配がありそうな会社の配当利回りじゃないですよ。不動産屋の配当利回りではないんですよ。

しかし、チェルトに限らず、そんな株はゴロゴロしている。一体どうなってるんですかね、今の相場は。

ビジネスサービス
チェルト 高利回り


patch