アーカイブ: 2008年10月

2008/10/17 23:11

タケエイ、不動産マーケットの影響をもろに受けている

~ 環境銘柄でもマンション・建築業界の不況を被ってしまっている。 ~

タケエイは環境銘柄で業績も順調に伸びそうなイメージがある。が、建築現場関連の廃棄物処理をメインとするので、マンションが売れず、住宅も盛り上げらない不動産マーケットの煽りを受けて業績は低迷しているわけです。

業績予想及び配当予想の修正並びに役員報酬の削減に関するお知らせ

オフィスビル及びマンション等の新築・解体の建設現場が大幅に減少、さらには縮小した廃棄物市場を巡って競争が激化しており、当初計画した売上目標の達成が困難となりました。

オフィスビルにしても流動化が滞っている状況では、不動産を買って壊して新築して売りつける、というサイクルが滞るのでタケエイの業績も滞る。

環境銘柄といってもこんな風にある特定マーケットの好況・不況に影響されると株価も上がりませんなあ。

新エネルギー・環境
タケエイ マンション リサイクル 不動産 環境

2008/10/17 23:11

ファンドクリエーションの第3四半期決算

~ 不動産マーケットが厳しい折、まだまだ積極的?なんでしょうか。 ~

ファンドクリエーションの第3四半期決算。

平成20 年11 月期 第3四半期財務・業績の概況

資産の圧縮は全く進んでいない。ファンドクリエーションの場合、インベストバンク事業の不動産投資部門が流動化に該当するけど、ここまでで売上は12億しかない。前期は130億売り上げたので、残りの3ヶ月で110億以上売ってようやく前期並。この不動産マーケットで無理でしょうな。

アセットマネジメント事業はまあ良いでしょう。

棚卸資産は前期末比で+67%。そうなると営業キャッシュフローは当然大赤字。長期借入金が激減して、その分短期借入金が激増。リファイナンスは大丈夫なのだろうか?自己資本比率は13%とどんどん低下。厳しいですな。

不動産・マンデベ・流動化
ファンドクリエーション 不動産

2008/10/17 23:11

パーク24、稼働率は全然上がらない

~ 駐車場数は増加するも稼働率は低下で利益が出ない。 ~

パーク24の月次数字を確認。

2008年10月期 速報数値(収益の状況:月次ベース)

売上は前期比でずっと+5%ぐらいで推移してはいるものの、いかんせん利益がでない。駐車場数の増加以下しか売上が伸びないのは、稼働率の悪化が原因。この稼働率の悪化が諸悪の根元であり、これが改善しない限りは利益も改善しないし、株価も改善しませんな。

特に駐車場が今まで以上の使われるようになる要素もないし、稼働率向上は容易ではありますまい。数年前に成長産業と思われた駐車場ビジネスも、道路交通法(だったかな?違法駐車を取り締まるやつ)の改正の影響が一段落したら、実は成長産業ではなくて、特需だったという現実が見ている。まだまだ厳しい。

消費者サービス
パーク24 駐車場

2008/10/17 23:11

アセットマネジャーズ、相変わらず厳しい中間決算

~ 不動産、国内企業投資、海外企業投資、どれも全部うまく行っていない ~

アセット・マネジャーズの中間決算。

平成21年2月期 中間決算短信

ご多分に漏れず、資産を圧縮し有利子負債の返済を頑張っていると言うことです。

財務の健全性維持を最重要課題と位置づけ、保有する株式や不動産ファンドの出資持分等の売却、有利子負債の返済によるバランスシートの圧縮及び第三者割当増資による資本強化に努めて参りました。

しかし、数字としてはあまり状況は改善していませんなあ。自己資本比率は前期末より僅かに上昇してはいるものの、誤差の範囲と言えましょう。棚卸資産も減っていない。まあ、自己資本比率については、連結の範囲にのせいで低くなっている部分もあるので、アセットマネジャーズが参考指標として出している、調整自己資本比率の方が実体に近いともいえますが。それだと40%を越えますな。

資産の圧縮があまり進まないのは、あまりに激安価格でしか売れないから、売るに売れないからかもしれない。そうでなければ、資産圧縮を進めると思いませんか?売却損が巨大すぎて計上できなので売れないという、そんな状況。

海外投資案件についても売却益が計画ほど見込めないと書かれていますが、何かようやく海外投資がうまく行っていないと説明しだした感があります。海外投資についてはずっと強気でしたからね。

8月の第三者割当増資で発行済株式数は40%以上増加しています。希薄化がものすごい。いずれにせよ利益が出ていないのでEPSとかは考えようもないけど、いずれ(いつになることやら・・)利益が出るようになったとしても、一株あたりの数字は低迷が予想されますな。その前に倒産なんてないよね。

まだまだ苦しい展開は続きそうですな。

不動産・マンデベ・流動化
アセットマネジャーズ 不動産

2008/10/15 23:11

コシダカの決算発表は好調で株は安い

~ 20%で成長する会社の利回りが6%以上、優待入れれば15%以上。 ~

コシダカの決算発表。

平成20年8月期 決算短信(非連結)

業績数字は順調。前期は売上・利益共に20%以上の成長、今期も同様に20%以上の成長を計画。営業キャッシュフローは純利の2倍ほどあり、利益の質も高い。ほぼ営業CFに等しい額を投資に回して出店を継続。原価率の悪化分は販管費の改善で取り戻して、粗利はほぼ一定を確保。

カラオケにはもう10年以上も行っていない。自分にとっては、カラオケはものすごい衰退産業のイメージが強いですね。店舗がじゃんじゃん潰れて、カラオケ人口も減って、飲んだ後にカラオケ行く人の方が珍しい、みたいなイメージがある。

でも、実際はそうではないようです。カラオケの市場規模は僅かながらの減少傾向が続いていると言うことで、国民的娯楽として一定の需要は根強い。

10年以上も行かないと今のカラオケがどうなっているのか、知る由もないけど、多分、高機能なカラオケ機器で、サービスも充実して、快適さもアップしているに違いない。そうじゃなければお客さんは来ない。

そうなると中小のカラオケ屋さんは設備投資の面で厳しくなるので、結局大手の寡占状態にどんどんなっていくわけですな。

だから、市場規模がじわじわ小さくなっていても大手には業績拡大のチャンスはいくらでもある。コシダカの場合はまさにそういうパターン。シダックスなんかも一緒ですな。残念ながら成長産業ではないので業績の爆発力はないし、派手さはないし、セクター的にもイマイチだし、投資家受けも良くないはず。そればっかりは仕方ない。

それにしたって株は安過ぎやしませんか。業績発表を受けてストップ高したものの、PERはたったの3.4倍。とても20%で成長している会社の評価じゃありません。100歩譲って、今のマーケットはPERとかPBRとかEV/EBITDAとか、そういう指標は全然効かないし意味がないというのは納得しましょう。けどね、配当利回りが6%。優待(ヤフオクで売るとして)も入れれば15%を越える。

株価が倍になったって全然おかしくないし、むしろ自然と言えませんか。負けない投資じゃないですか。

消費者サービス
カラオケ コシダカ

2008/10/15 23:11

アトリウムのBSは全然スリムになっていない

~ クレディセゾンの後ろ盾があるから積極的な仕入を続けるのか? ~

アトリウムの中間決算。

平成21年2月期 中間決算短信

前期比で大きく減収減益なのは全然驚く事じゃありませんが、BSが全然スリムになってないのはちょっと意外ですな。

将来の成長性を維持していくためにも、当面は短期的な成長性や収益性は保守的な水準に抑えながら、安定性強化に絞った経営方針に切替えていくことにいたしました。具体的には、各案件における利益率の目標水準を引き下げ、より早期の物件売却を促進し、営業キャッシュフローの増大に傾注してまいります。

と言いつつも、物件売却は進んでおらず、逆に増えている。棚卸資産は不動産だけではないにせよ20%増、自己資本比率は15%まで低下。

他の不動産屋さんがこんな状況なら倒産リストに入りそうですけど、アトリウムの場合はクレディセゾンがついているからね。そういう面では倒産の心配はない。潰せないでしょう。

ということで、クレディセゾンの資金援助があるからどこまでも仕入を続けそうな気配です。不動産市況が回復した折りにはもしかするとぐっと業績を伸ばすのかもしれませんなあ。いつになることやら。

不動産・マンデベ・流動化
アトリウム 不動産

2008/10/15 23:11

携帯は売れない=ITCの減額修正

~ 構造的に新規も買い換えも弱い携帯需要、期待はできないです。 ~

携帯電話が売れない。これだけ携帯普及率が高くなれば、需要はほぼ買い換え。買い換えの場合は携帯本体の価格が新規より全然高い。販売奨励金も出なくなったし、高機能化で高くなるし。なにも買い換えに限った事じゃなくて、新規とか乗り換えとか、状況は変わらないですな。

アイ・ティー・シーの下方修正。

平成21 年3月期 第2四半期・通期業績予想の修正に関するお知らせ

当然このような結果となる。通期では利益の修正はなし。

なぜなら、

今年10 月にはモバイルナンバーポータビリティ(MNP)開始から2年目を迎え、お客様の流動性が高まるタイミングに合わせた各通信キャリアの販売促進強化が想定されます。

いや、それは期待しすぎというものでしょう。

通信キャリアが第2世代サービスの新規契約終了や終了時期の発表をしたことにより、お客様の第3世代サービス対応端末への買替えが加速化することが予想されます。

嘘ではないけど、インパクトは大きくない。

携帯端末は高価格帯に集中しているので、シンプル携帯を低価格で売ってくれれば売れるんじゃないか?少なくとも個人的にはそういうものが欲しい。まあ、それは端末メーカーが自らの首を絞めることを意味するわけで、なかなか起きそうにない動きではありますなあ。

専門小売銘柄
アイ・ティー・シー 携帯

2008/10/15 22:10

コスモスイニシアとタカラレーベンの下方修正

~ 超高配当利回りの不動産株はちょうど良くなるまで業績が悪化する。 ~

マンデベの下方修正を2つまとめて。

コスモスイニシア

平成21 年3 月期(連結・個別)業績予想の修正及び優先株式の償還計画変更に関するお知らせ

大きく減額ですな。マンションが売れないのは分かり切ったこと。高値で仕入れた在庫の減損が重い。

業績悪化で償還予定だった優先株の償還を中止。仮に下方修正がなかったとしても、資金繰りは厳しいので果たして償還できたかどうかは疑問ですね。

しかし株価は倒産価格だけど、どうでしょうな。

タカラレーベン

業績予想の修正に関するお知らせ

中間期のみの減額で、通期は変更なし。そんなわけはありませんな。いずれ減額は必死でしょう。さもなければ、配当利回り11%になってしまう。ここまで、超高配当利回りだった不動産屋はことごとく下方修正&減配(無配転落)で、それなりの配当利回りに落ち着いてきた。まさかタカラレーベンだけ例外って事はありますまい。

不動産・マンデベ・流動化
コスモスイニシア タカラレーベン

2008/10/15 22:10

エステの会社?富士バイオメディックスが倒産

~ 一体どこへお金を流しているのか、セントレック銘柄だから仕方ないか。 ~

富士バイオメディックスが倒産。負債総額218億円。

民事再生手続開始申立に関するお知らせ

CRO会社がいつの間にやらエステの会社になって、最後は倒産でした。本業が変わるのは余り好ましくない兆候。

平成20年9月末日に入金を予定していた多額の未収入金の回収ができず、同月の資金は急遽他社からの支援により乗り切りましたが、その後、この未収入金の存在自体に疑義が生じたため、平成20年10月末日の資金を調達する目処が立たず

未収入金の最大は広瀬伸次。ワキガとか多汗症に関する本も出している医師なんだけど、医師免許停止を食らった事があるらしい。免停になった医者なんて、どう考えてもダメですな。

次が医療法人瑞穂会。どんなのか分からない。

多分、このうちのどちらかからの回収が出来なかったものと推察。

そもそも名証セントレック上場と言うことで投資不適格ですな。主幹事は東洋。監査法人は大光。大光が監査するのは富士バイオとメデカジャパン。メデカジャパンなユニマット系。

大株主は医薬品卸の大手、東邦薬品。変なものつかまされちゃったね。メデカジャパンが第二位株主。

倒産・上場廃止
セントレック 富士バイオメディックス

2008/10/15 22:10

忘れてヒドイ目にあわないように

~ 次から次へと終わることのない香ばしい匂い ~

どうでもいいけど、どこの会社だったか忘れてしまって将来地雷を踏んでしまわないようにメモ。

ルーデンホールディング

旧アライブコミュニティ。菱和ライフクリエイトの社長(西岡進)の実兄が社長。継続疑義の注記。監査法人は霞友。大株主はイースタン・アライアンス・エンタープライズ。社長は西岡なのにイースタン。

本日のプレスリリース

セイクレスト

第三者割当による新株予約権の払込完了に関するお知らせ

そうですか、資本増強ができて良かったですね、って、総額75万円。75万円て、社長の給料より少ないんじゃないですか?

第三者割当による新株式の失権に関するお知らせ

なに?たったの5千万円の資金繰りがつかないと。それで、

50,000 千円の調達は厳しいものとなり、会社存続の危機となってしまいますが、以前より交渉を継続しておりました間接金融における資金調達を実行することにより会社存続の危機を回避するとともに

とても上場企業とは思えませんな。倒産最前線。

プロジェ・ホールディング

平成21年2月期 中間決算短信

大赤字。通期ではもっと赤字が拡大するんじゃないですか?監査法人はフロンティア。親会社はステラ・グループ。旧アポロインベストメント。

ワールド・ロジ

会計監査人の退任ならびに一時会計監査人選任に関するお知らせ

アスカが退任して大阪が新任。

クサイ会社・エグイ企業
セイクレスト プロジェ・ホールディング ルーデンホールディング ワールド・ロジ

2008/10/12 15:03

ダイセキ環境ソリューションがずいぶん安くなった

~ マーケットに引くずられて安くなったけど、環境関連は期待できる。 ~

ダイセキ環境ソリューションの中間決算発表。

平成 21 年 2 月期 中間決算短信(非連結)

200810124.jpg

この株は今までずっと高い高いと思ってきていたが、今日見たらなんだえらい安くなってるじゃないですか。11万円ですか、ついこの前50万円につっかけたと思っていたんだけどね。11万はちょっと安すぎやしませんか?

業績数字の方は順調。環境意識はどんどん高まるし、今までのように杜撰な方法で産業廃棄物するのもできなくなるし、環境関連の法律も厳しくなり、まさにダイセキ環境には追い風が吹いていると言えましょう。ダイセキ環境のメインは土壌汚染調査・処理だけど、これにしても状況は全く同じですな。

景気が悪くなるとお金に余裕がなくなるので、環境汚染とか目に見えにくい、ややもするとちょんぼしやすい部分でごまかす企業が出てくる可能性はある。食品偽装が最近流行っているけど、それにしてもお金がないから、もっと儲けたいからということ。偽装してもばれにくい。環境に関しても同じことが言える。

マンションが売れないのも一つのマイナスかと。マンションって建てるときに土壌調査とかするでしょ。結構大きな需要先何じゃないかと。

借入金が前期末の36億(総資産の42%)から16億(総資産の22%)まで20億の激減。その分キャッシュが23億減った。無駄なキャッシュを持っていても仕方ないので借金を返済するのは良いことですね。設備投資も一段落ということでしょう。

今のマーケット激震が落ち着けば復活すると期待できる銘柄ですな。

ビジネスサービス
ダイセキ環境ソリューション 環境

2008/10/12 15:03

エヌ・ピー・シーのブッちぎり決算発表

~ PL、BS、CF、受注、ビジネス、全然スキがない。復活も早そう。 ~

ブッちぎりの決算を発表したエヌ・ピー・シー。

平成20年8月期 決算短信

分かっていたことではありますが、それにしてもすごい数字が並んでいます。せっかくなので列挙してみる。

  • 2007年8月期 売上+56%、営利+28%、経利+33%、純利+33%、EPS+21%
  • 2008年8月期 売上+45%、営利+68%、経利+81%、純利+78%、EPS+52%
  • 2009年8月期予想 売上+47%、営利+42%、経利+38%、純利+30%、EPS+26%

伸び率という点ではこの株を買わずしてどの株を買おうという状況ですな。

作っているのは太陽電池製造装置。現在の主流である結晶系シリコン太陽電池のみではなくて、これから期待される薄膜系太陽電池にも対応した製造装置。まさに今一番盛り上がっている分野の製造装置で、ビジネス的にもこれを買わずしてどれを買おうという状況。

200810122.jpg

発電量ベースでの太陽電池の生産量。NPCの決算短信より。EUとひとくくりにされてしまっているので内訳が分かりづらい。今までの情報から判断すれば、ドイツとスペインがほとんどのはず。その他の内訳が気になる。

受注から出荷までに小さいもので4~5ヶ月、大きなものでは7~9ヶ月かかるので、その間のファイナンスにどうしても資金が必要となる。でも、NPCの場合は前受金を取ることにしていて、これが資金繰りに大きく貢献している。この前受金を取るというのは、中国で商売する場合には普通のことで、中国の太陽電池セルメーカーに装置を販売する際には当然前受金をたくさん取っているはず。その他の海外向けでは多分、交渉次第なんだろうね。

BSの数字をチェック(前期比)。

  • 現金 2.9倍
  • 売掛債権 2.8倍
  • 棚卸資産 2.8倍
  • 固定資産 3倍
  • 買掛債券 2.4倍
  • 前受金 4.1倍
  • 有利子負債 0円

CFの数字をチェック(前期比)。

  • 営業CF 3.7倍 (純利益比1.4倍、棚卸資産増加分はほぼ前受金の増加分と同じ)
  • 投資CF 1.9倍 (設備投資4.4倍)
  • 財務CF 6.2倍 (プラスは新株の発行のみ。新規借入なし。)

受注の状況(前期比)。

  • 受注高 1.9倍
  • 受注残高 2.1倍

いやはや、素晴らしいですな。文句なしじゃないですか。売掛債権や棚卸資産の激増が怪しいかな?って最初は疑うかもしれませんが、キャッシュフローや前受金を見ればほぼ大丈夫って分かると思うんですね。

200810123.jpg

株価の方は、どさくさに紛れてずいぶん売られてますね。今期予想PERで29倍。安くはないけど業績の伸びを考えれば悪くない。このマーケットが落ち着けば買われていくんだろうと思うね。

新エネルギー・環境
NPC エヌ・ピー・シー 太陽光発電 太陽電池 有望

2008/10/12 15:03

ビジョンメガネ、もうどうにも止まらない

~ 業績悪化のスピードがあまりに早く、債務超過は時間の問題。 ~

ビジョンメガネの業績悪化は止まらない。

平成21 年3 月期 9 月度売上実績のお知らせ

前年同月比で-20%の減少が続いている。これだけ急速に売上を減らすのも珍しい。メガネトップが眼鏡市場ブランドで始めた、いわゆるワンプライス眼鏡が日本を席巻した影響ですな。

今となっては、普通の眼鏡はワンプライス(ツープライス、スリープライスもあり)、そうじゃなければよほどの高級品で富裕そう狙い、のどちらか。どっちつかずのビジョンメガネはどうにもなりません。愛眼、三城、メガネスーパー、全滅です。まさにメガネトップの一人勝ち。

ビジョンメガネは前期末の段階で株主資本比率が4%。今期は債務超過確実かと思われます。なにがしかの資金調達ができないと倒産も視野に入って参りましょう。誰かビジョンメガネを買ってくれるか?いや、だれも買いたい人はいないんじゃないか。怪しい資金に手を出すかもしれないけど、そうじゃなければ。。。

専門小売銘柄
ビジョンメガネ 眼鏡

2008/10/12 15:03

不景気には強いマクドナルド

~ 何かとお得なマクドナルドは、いずれ日本でもディフェンシブの代表に。 ~

マクドナルドの月次数字。

月次 IRニュース

外食各社はどこも非常に苦しいにも関わらず、マクドナルドは好調。マクドナルド以外で好調と言えば、サイゼリヤぐらいか。両社に共通するのは低価格。まさにこれがキーワードではなかろうか。

国民皆さんの懐は寂しいんです。財布の口はかたいんです。少しでも安く済ませたいんです。

マクドナルドの去年の既存店がものすごく良かったのは、24時間営業や長時間営業の店が増えた影響が大きい。もちろん、それ以外の要因でも好調ではあったけど。今期はどこも長時間営業になった感があるので、時間の影響は比較的少ないのではないかと。

しかし、マクドナルドは魅力的なメニューを繰り出すと思いませんか。魅力的なメニューというか、値段といった方が正確かも。

9月1日~10月2日限定で月見バーガー、チーズ月見バーガー、ダブル月見バーガーを販売。9月19日から新レギュラーメニュー「シナモンメルツ」を開始。9月19日~9月28日は夕方5時以降フィレオフィッシュが100円。

なんかこう、いつ行っても何かお得な商品とかある感じ。

200810121.jpg

ちょっと株価を見てみたい。ずいぶん下げたけど、割安さ的にはちょうどいい感じじゃないですか?今まで評価が高すぎたと思うね。ハンバーガーの本場アメリカではマクドナルドはディフェンシブ銘柄の代表みたいなもので、不況に強い。そりゃそうですよ、景気が悪くたってバーガー食わないわけには行かない。

実際、不景気風がびゅーびゅー吹いているアメリカでマクドナルドの株価は堅調。ここ1週間の歴史的マーケット激震ではさすがに連れ安したけど、それまでは株価は上げ調子で上場来高値だったわけですよ。

日本でもいずれそういう風になるんじゃないかと。若い頃からバーガー食べてきた世代がおじさんおばさんになって、老人になり、子どもも今までよりバーガー食べるからね。

ところで、なぜマクドナルドは9月のこの時期に月見系バーガーを出すかと言えば、この時期は卵が安いからですね。一年で一番卵が安いのはもちろん夏なんだが、夏に出してもあまり食べたくないでしょ。くそ暑い中でハンバーガーより、秋のキモチ良い季節にバーガー食べたくなる。秋から冬にかけて卵の値段が上がっていくので、秋に発売って事ですね。

外食・レストラン・居酒屋
アメリカ ディフェンシブ マクドナルド

2008/10/12 15:03

靴下屋のタビオ、中間決算数字をチェック

~ 業績数字は好調、国内生産という強みでこれからも強いのか。 ~

タビオの中間決算発表。

平成21年2月期 中間決算短信

決算数字は先日の上方修正があったので分かっていたこと。

タビオは足下ファッションが定着したと言うけど、さて、どうでしょうね。ファッションほど移ろいやすいものはなし。特にタビオが成長したのはオーバニーやレギンスというアイテムで、タビオ的にはこれらは定着したと言うことですが。

店舗増加は少しずつではあるものの順調。靴下文化がない欧米での展開を頑張っているけどあまり進んではいない様子。開拓できればでっかいこと間違いなし。

タビオの靴下は基本的に国内生産で、海外生産品がほとんどの日本では珍しいですな。これが特徴でもあり、強みでもあるわけです。で、なぜに国内生産にこだわるかと言えば、第一に品質となる。残念ながら靴下屋で靴下を買ったことがないので分からないんだけど、質は良いらしい。そういうウワサはよく聞くね。

靴下ってすぐにヨレヨレになってしまう消耗品のイメージが強い。強いというか、実際そういうものですね。けど、靴下屋の製品はちょっと違うんですかね?大事に長くはけるというか。

あと、縫製とかも輸入品とは違って、靴下屋の靴下をはいて靴を履くのと、輸入品の靴下をはいて靴を履くのでは、快適さが違うらしい。これまた、らしい、だけど。

そういうこともあって、靴下が足下ファッションとして定着したのであれば、他にもいっぱい靴下屋ができて競争になりそうなものだけど、今のところタビオの靴下屋が製品品質では一歩先を行き、強いらしい。これまた、らしい。

ところで、靴下屋はタビオのお店の名前でもあるけど、一般的に靴下を売る店の事でもある。なんか、このエントリーでもどっちの事を言っているのか、分からないところがありそうではある。

アパレル・ファッション銘柄
タビオ 靴下屋

2008/10/12 15:03

ドラッグストア各社の業績から考えると

~ 2000億以上の売上規模がドラッグストアの目安になるのではないかと。 ~

大中小が林立するドラッグストア業界。これだけ競争が激しいと規模がものを言うようになってくる。どうやら売上規模で2000億が最低線という状況ではなかろうか。最近の各社の業績発表からそんな感じです。

薬王堂。売上規模1000億以下。

平成21年2月期 中間決算短信

売上は上がれど利益は伸びず。新規出店で売上は増加しているけど、出店費用はかかるし粗利は悪化するし販管費も増えるし、利益は全然出ない。

コスモス薬品。売上規模1000億~2000億。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

増収増益。積極的に出店しコストも抑える。

ミドリ薬品。売上規模1000億以下。

業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ

スクラップアンドビルドの費用、積極販促の費用、既存店の不振。厳しい。

クリエイトエスディー。売上規模1000億~2000億。

平成21年5月期 第1四半期決算短信(非連結)

増収増益。順調。

スギホールディングス。売上規模2000億~3000億。

平成21年2月期 中間決算短信

増収増益で好調。既存店も100%越えを維持。純利は減少だけど、これは買収費用を一括償却なのでOK。

ということで、売上規模が小さいと苦しい状況がよく見て取れる。ここにあるのはたまたま同じ日にリリースされた企業だけど、これら以外の各社でも傾向は全く変わらない。規模が大きいほど業績は順調。

ドラッグストアは業界的に厳しいんです。これから薬はコンビニとかスーパーで売られるようになる。イオンなんかかなりの数のドラッグストアに出資していますね。え、ここもイオン系?なんて事がよくあります。

結局、スーパーとドラッグストアの垣根はどんどん低くなるんじゃないですか?だって、ドラッグストアにあるものなんて、薬と化粧品以外はほぼ全てスーパーにあるわけで、法的な規制さえなければ同じになれるわけ。

免許を持った人材がどうだ、ノウハウがどうだって、なんだかんだ障壁があるような言い方もされるけどね、不動産屋が薬を売ろうとしているのとはわけが違う。スーパーが薬を売るなんて、多少いろいろあったってお茶の子さいさいに決まってますな。

ドラッグストアは大手ほど有利、中小はM&A狙いで、そういう流れじゃないですか。そのうちドラッグストア業界をまとめてみなければいけないなあと思う今日この頃。

専門小売銘柄
クリエイトエスディー コスモス薬品 スギ薬局 ドラッグストア ミドリ薬品 薬王堂


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