アーカイブ: 2008年10月24日

2008/10/24 01:01

コシダカがカーブスをベンチャーリンクより買収

~ 業績インパクトは大きそうだが、買収費用はどうするのか。まさか新株? ~

コシダカがカーブスをベンチャーリンクから取得。

当社子会社による株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ

もともとコシダカは規模は小さいながらもカーブスのフランチャイジーで7店舗を運営してきた。今回は、カーブスの全株式を取得するので、8月末時点での277店全部を手に入れるわけです。

カーブスの2007年12月期の売上は48億、営業利益4億、経常利益4億、純利益3億。2008年12月期の業績予想は、売上41億、売上総利益14億、営業利益2億。コシダカの2009年8月期の業績予想は、売上170億、営利8.8億。カーブスの比率は、売上で24%、営利で23%。インパクトは大きい。

カーブスの取得価格は20億円。総資産が20億以上あるのでのれん償却はないはずで、業績へのマイナスインパクトはなし。OK。買ったはいいけどうまく行かず減損という可能性はあるけどねえ。

買収金額の20億をどうやって用意するのか?現金は8億しか持っていない。他に金目のものはない。単純に20億の借金をすれば、株主資本比率は40%から29%に低下する。カーブスの資本金は1億と少ないので無視。現在の総資産が57億なので20億はでかい。新株発行するのか?いや、株価は新株発行には安すぎる水準だ。まさかこれで新株発行したらエグイ。

カーブスの店舗数は全国672。2005年にベンチャーリンクが立ち上げたとき、日本全国津々浦々2000店にするとぶち上げたけど、ほら吹きベンチャーリンクらしく全然実現していない。

コシダカの2008年8月期決算については先日のエントリーの通り。

その内容+今回のカーブス買収で、個自適には非常に気になる会社となった。株価は無反応。マーケットはプラスともマイナスとも思っていのか。それとも小粒企業なので機関は投資しないし、個人は気づいていないのか。それとも全体マーケットがこんな状況だから上がるわけもないのか。

いずれカーブスを連結での業績予想を発表するだろうけど、その時の反応も見てみたいですな。

消費者サービス
カラオケ カーブス コシダカ ベンチャーリンク 有望



2008/10/24 01:01

アメリカ、新規失業保険申請件数

~ 新規失業保険申請件数の上昇は止まらない。絶対数もとても高い。 ~

アメリカ、新規失業保険申請件数(10月18日までの週)

結果 478千件、 前回 463千件(461千件から修正)

統計・資料・調査
アメリカ 新規失業保険申請件数

2008/10/24 01:01

ライトオンと西松屋の月次数字

~ どちらも順調に推移。激下げマーケットで株価も堅調と言えそう。 ~

アパレル小売の月次等をまとめて確認。

ライトオンの10月

月次売上高前年比情報に関するお知らせ

前年同月比で、全店が108.2%、既存店が101.4%。8月決算なので、ここまでの2ヶ月では全店109.9%、既存店103.6%。

順調といえましょう。株価も順調。要チェック。

西松屋の10月

平成21年2月期前年比速報(10月度)

前年同月比、全店103.2%、既存店96.8%。こちらも順調といえましょう。株価についてもライトオンほどではないにせよ、今の激下げ相場では順調。要チェック。

アパレル・ファッション銘柄
ライトオン 月次 西松屋

2008/10/24 01:01

シダックスの優待改悪?改善?

~ 内容は改善されているけど金額は改悪されている。差引マイナスか。 ~

シダックスの優待変更のお知らせ。

株主優待制度の変更に関するお知らせ

今までは1050円のカラオケ割引券を年間30枚(31500円分)くれた。これからは、525円の割引券を5枚(2625円分)しかくれない。

金額的にはものすごい改悪ですな。ただ、これまでの優待はルーム料金のみに使えたわけだけど、新しい優待は飲食代金にも使える。ほとんどの場合、カラオケボックスで飲食するだろうから、使い勝手はかなり良くなりますね。

全体としてはやっぱり改悪と言うことになりましょう。

シダックスの配当金は1500円。利回りは4.6%。優待利回りが8%。合計12.7%。ヤフオク売却利回りも8~9%はあるはず。かなりの高配当利回り。株主資本比率は低いけど、配当は継続されそう。

株主優待
カラオケ シダックス 優待

2008/10/24 00:12

金融危機、落日ビッグ3に痛撃 創業90年GM工場閉鎖

~ GMが潰れれば街が消える。時価総額以上にインパクトは大きい。 ~

今や三菱自動車よりも時価総額の小さくなってしまったGM。株式市場的にちっぽけな会社がなくなってしまってもインパクトはないけど、そこで働く人の多さを考えるとGMはやっぱりきょだいなんです。そういう状況を物語る朝日新聞の記事。

朝日新聞 2008年10月23日

金融危機、落日ビッグ3に痛撃 創業90年GM工場閉鎖

 米国の北東部、五大湖にほど近いウィスコンシン州ジェーンズビル。人口6万人のこぢんまりした街を走ると、「GM」と書かれた灰色の煙突が見えてくる。ゼネラル・モーターズ(GM)にとって、1919年から操業を続けた最古の工場だ。敷地には古ぼけた線路が走る。

 今月13日、予定より2年ほど早く、12月下旬の閉鎖が決まった。全従業員1300人が解雇される。7月にやはり同じ人数が解雇されたばかり。大恐慌の10年前、第1次世界大戦後の好況のなかで開業した工場は、「100年に1度」の危機とともに消える。

 GMは日本車との競争やガソリンの高騰で、大型車を中心とした販売不振が続いていた。そこへ、金融危機で資金繰りが急速に悪化。リストラを余儀なくされた。この工場でも大型SUV(スポーツ用多目的車)を生産してきた。

 部品会社の工場も相次いで閉鎖が決まった。市内の部品工場で働くクリスさん(41)は16日、職場で上司から12月下旬の解雇を告げられた。中国製品との競争におされる家具業界から転じて、3年。「こんなに早く首を切られるなんて」

 市によると、GMの工場閉鎖で市内の就業者の6%に当たる2千人以上が職を失う見通しだ。工場の閉鎖は地域に大きな影響を及ぼす。米自動車工業会によれば、自動車産業には米国の労働者の10人に1人が関係する。米政府は9月末、総額250億ドル(約2.5兆円)の低利融資の保証を決め、救済に乗り出した。

 だが、資金繰りをしのげても、見通しは明るくない。米調査会社JDパワーによると、08年の米国の新車販売が前年より16%減の1360万台の見通し。92年以来16年ぶりの低水準で、09年にはさらに40万台減ると予想。2年で、世界5位の自動車大国である英国一国分を上回る販売台数が消えてしまう。

 ミシガン大交通研究所のブルース・ベルゾウスキ副所長は「米国市場の回復が遅れれば、(このままでは)ビッグ3のいずれかは2年以内に資金が足らずに経営破綻(はたん)する可能性が高い」と指摘する。

 大規模なリストラを繰り返すGMは6月末時点で570億ドル(約5.7兆円)の債務超過。社債の格付けは「投資適格」とされる水準を下回る。それでも何とか持ちこたえてきたのは、「カネ余り」に沸く米金融市場の恩恵に負うところが大きかった。リスクは高いが「高リターン」を狙う投資家の購入意欲が旺盛で、カネが回った。その循環がほころび始めた。

 金融危機と市場の縮小が、ビッグ3を業界再編へと駆り立てる。GMとクライスラーとの合併交渉は、近く結論を迎えるとみられている。フォードも保有するマツダ株の一部の売却を取引先などに打診し始め、金融危機の余波は業界構図を変える勢いだ。

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 世界の自動車業界をリードした「ビッグ3」は80年代以降、日本車の台頭など国際化の荒波にもまれ、米国という一地域の代表にすぎない「デトロイト3」と揶揄(やゆ)されるまで地位を下げた。今回、大手2社の「デトロイト2」まで追いつめられつつある。

 「『デトロイト病』は、製造業が疫病にかかっていることを示している」と、今月10日の米紙ワシントン・ポストは警告した。すでに金融とITなどソフト事業中心に移った米経済だが、ビッグ3の落日は米国の伝統的な製造業の「終焉(しゅうえん)」を示唆している。(ウィスコンシン州ジェーンズビル=寺西和男、ニューヨーク=丸石伸一)

マーケットの歴史
GM 自動車

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