アーカイブ: 2008年10月17日

2008/10/17 23:11

アイディーユーの決算発表、今期はずっと赤字の本業に集中

~ 債務超過も視野に入りそう。儲からない事業に集中してもどうにもならないのでは。 ~

アイディーユーの決算。

平成20年8月期 決算短信

大変なことになってますな。

不動産マーケットの低迷で不動産投資ビジネスからは撤退。それは間違ってはいないと皆さん思いますねえ。残りは本業の不動産オークションなわけだけど、これってビジネスになるんだろうか?いや、なるまい。

もともとの本業がずっと赤字なんですよ。しばらく前まではその赤字を埋めてもたっぷりお釣りが来るだけ不動産流動化マーケットが良かった。それでIDUも何とかやってきていたわけですな。今はそういうわけには行きますまい。

経営資源を有効活用すべく選択と集中を行い、不動産投資開発事業から完全撤退、不動産プロバイダー事業に専念し、様々なサービス(クローズドオークション、買取保証サービス、海外投資家向けオークションなど)を開始いたしました。しかしながら、不動産価格の下落を憂慮した買い控え等により、未だ物件の流通量の減少は著しく、ソリューションのコアとなるマザーズオークションの活性化には至っておりせん。

全然利益が出ない本業に集中してもどうにもならないと思うのは私だけ?不透明な不動産マーケットをオークションで透明にって言うコンセプトはよく分かるし賛成できる。しかし、ビジネスとしては成り立っていないのが実状ですな。

IDUもそんな事は百も承知なわけで、結果、

業績予想については慎重に精査する必要があると考え、第1四半期内を目処に、不動産業界を取り巻く環境、不動産プロバイダー事業の確立、ならびに国際航業ホールディングス株式会社グループとの資本業務提携が業績に与える影響および効果を見極め次第、発表させていただく予定でございます。なお、今後につきましては、これまで同様、投資家の皆様へ適時適切な開示をしてまいる所存でございます。

と、今期の業績予想は立てられない。そりゃそうですな。

自己資本は59億円で、自己資本比率は15%。棚卸資産は415億から96億へ激減。債務超過に陥りそうではない。しかし金目のものが全然なく、赤字の状況でどうやって借金を返していくのか、不思議ではありますなあ。

一言で言えば、非常に厳しい。厳しい折、退職者を募るのも生存のためには妥当といえましょう。

希望退職者募集に関するお知らせ

不動産・マンデベ・流動化
IDU アイディーユー 不動産



2008/10/17 23:11

アークコア、全く気にする必要なし

~ 敢えてこの株に手を出す理由は見あたりませんな。 ~

アークコアの中間決算。

平成21年2月期 中間決算短信(非連結)

アイケイコーポレーションの決算が発表されてますけど、アイケイコーポとは比べものにならないですな。さすがはセントレック銘柄でゲオ系。監査法人はコスモス。主幹事はSBI。

手出し無用。素直にアイケイコーポだけ見ておけば人生安泰ですな。

クサイ会社・エグイ企業
SBI アークコア ゲオ コスモス セントレック バイク

2008/10/17 23:11

アイケイコーポレーションの決算発表、順調+株安

~ 業績拡大を続けながら微妙にフォーカスをシフト。株はずいぶん安くなった。 ~

アイケイコーポレーションの決算発表。

平成20年8月期 決算短信

全然関係ないけど、コーポレーションはコーポレイションと書く会社もあって面倒くさい。より英語の発音に近いのはコーポレイションかと思う。統一して欲しいが、それは無理な相談でしょう。

今期の計画では、売上+12%、営利+14%、経利+14%、純利+32%を計画。悪い数字ではないけど、中間予想はあまり良くない。中間は売上こそ+10%を計画しているものの、利益は-10%。上半期と下半期では、上半期の売上が121億、経利5億、下半期の売上が153億、経利17億と極端な下期偏重。

もともとアイケイコーポレイションの業績は下半期偏重。これは、バイクを売る人は引越しが多い3月や4月に多くて、8月決算のアイケイコーポでは下半期にあたる。引越しを期にバイクを辞めようか、始めようかって人は多いんですな。個人的にもそういう経験アリです。それに冬は寒いのでバイクの季節ではないためです。

で、今期も同様なのだが、例年以上に偏りがひどい。その理由としては、今期は今まで以上にバイクの小売に力を入れるため、バイク在庫を増やすためというんですね。

この戦略はどうかと思う。今までのアイケイコーポのビジネスモデルは、現金買い取りしたバイクをすぐにオークションで売りさばき、資金を高回転させて儲けを出してきた。だから在庫が少なくて資金効率が高かった。小売に力を入れると、店頭にバイクが必要になるので在庫が増え、その分資金効率は落ちる。

利益面では、オークションで売るよりは小売の方が利益率は高いはず。

低利益率で高回転させるか、高利益率で低回転させるか、ということですな。今までは前者がほとんどだったけど、今期は後者に力を入れるわけです。これが吉と出るのか凶と出るのか、はてさて。

ちなみに、前期の小売は調子が悪かった。

子会社「株式会社アイケイモーターサイクル」におけるオートバイ小売販売が当初計画を下回って進捗したことにより、今後の展開を見据えた上で、のれんをはじめとする減損損失303,771千円を計上しております。

中古バイクの買い取りは順調と言えましょう。前期はバイク王の宣伝が強力でしたね。テレビCMから始まってラジオCM、ネット広告、それなりに強い露出だったと思いませんか?「バイクを売るならGoバイク王」で多分みんなの頭に残っているはずですな。とりあえずバイクを売るならバイク王に電話する人が多そう。認知してもらうのはこのビジネスが成功するための絶対条件ですからね。

買い取りの具体的な台数とかより詳細な情報はいずれ説明会資料として出てくるはず。その時に確認。

あとはバイク用駐車場ですな。これが赤字で足を引っ張っている。赤字は小さいの気にするほどでもないが、儲からないならやめた方がいいんじゃないの。確かに、バイクに乗る人はほとんどの場合バイクが好きな人だから、バイクを大切にするし専用の駐車場に停めたいと思うかもしれない。バイクは半分趣味みたいなものだし。原チャリは別ですよ。あれは足。

アイケイコーポは前期に駐車場数をほぼ倍増させてます。が、売上が2億(全体売上の10%未満)で営業損失が1億、プラス減損あり。前期は収益より規模の拡大を目指した感がありますが、今期は規模より収益と言ってますので、黒字化させるつもりでしょうな。

稼働率がどれぐらいか不明だけど、いずれ説明会資料に出てくるかもしれない。要チェック。バイクの駐車場に限らず、駐車場ビジネスは稼働率が命。パーク24とかも稼働率の低下で全然利益が出ないで困ってますでしょ。

財務は鉄壁。借入金がちょっぴりあるけど、これは銀行とのおつき合いでしょうな。資産の半分以上は現金。株主資本比率は70%超。キャッシュフローも贅沢で文句なし。

広告宣伝費が売上の13%。販管費の30%。デカイ。それでいて営業利益率は7.6%なので、その気になれば利益率は好きなように高くできる。ちょっとだけ広告宣伝費を削るだけで利益率は10%にも12%にもなる。そういう余裕があることは良いことですなあ。まあ、アイケイコーポとしては利益率が8%ぐらいになるように広告宣伝費をじゃんじゃん投入するんでしょうけどね。認知が大切なビジネスです。

株はずいぶん売られて安くなりましたなあ。かつて25万だった株価は現在25000円。10分の1。そのころは異常なプレミアムだった。今はこんなマーケットで叩き売られて安すぎですな。PERで5.7倍。増配予定なので配当利回りは3%超。今の相場環境ではなかなか手が出しにくいけど、業績予想が達成できるなら買いですな。あと、金があまってるんだからもっと増配して、配当性向30%ぐらいいしてくれよ。そうすれば利回りは6%超えて即買い出動できるしね。

あと、中期経営計画も同時に発表になっているので数字だけ確認しておくのも良いです。中計ってのは当たらないけどね。

中期経営計画(平成21 年8月期~平成23 年8月期)の策定について

消費者サービス
アイケイコーポレーション バイク 駐車場

2008/10/17 23:11

タケエイ、不動産マーケットの影響をもろに受けている

~ 環境銘柄でもマンション・建築業界の不況を被ってしまっている。 ~

タケエイは環境銘柄で業績も順調に伸びそうなイメージがある。が、建築現場関連の廃棄物処理をメインとするので、マンションが売れず、住宅も盛り上げらない不動産マーケットの煽りを受けて業績は低迷しているわけです。

業績予想及び配当予想の修正並びに役員報酬の削減に関するお知らせ

オフィスビル及びマンション等の新築・解体の建設現場が大幅に減少、さらには縮小した廃棄物市場を巡って競争が激化しており、当初計画した売上目標の達成が困難となりました。

オフィスビルにしても流動化が滞っている状況では、不動産を買って壊して新築して売りつける、というサイクルが滞るのでタケエイの業績も滞る。

環境銘柄といってもこんな風にある特定マーケットの好況・不況に影響されると株価も上がりませんなあ。

新エネルギー・環境
タケエイ マンション リサイクル 不動産 環境

2008/10/17 23:11

ファンドクリエーションの第3四半期決算

~ 不動産マーケットが厳しい折、まだまだ積極的?なんでしょうか。 ~

ファンドクリエーションの第3四半期決算。

平成20 年11 月期 第3四半期財務・業績の概況

資産の圧縮は全く進んでいない。ファンドクリエーションの場合、インベストバンク事業の不動産投資部門が流動化に該当するけど、ここまでで売上は12億しかない。前期は130億売り上げたので、残りの3ヶ月で110億以上売ってようやく前期並。この不動産マーケットで無理でしょうな。

アセットマネジメント事業はまあ良いでしょう。

棚卸資産は前期末比で+67%。そうなると営業キャッシュフローは当然大赤字。長期借入金が激減して、その分短期借入金が激増。リファイナンスは大丈夫なのだろうか?自己資本比率は13%とどんどん低下。厳しいですな。

不動産・マンデベ・流動化
ファンドクリエーション 不動産

2008/10/17 23:11

パーク24、稼働率は全然上がらない

~ 駐車場数は増加するも稼働率は低下で利益が出ない。 ~

パーク24の月次数字を確認。

2008年10月期 速報数値(収益の状況:月次ベース)

売上は前期比でずっと+5%ぐらいで推移してはいるものの、いかんせん利益がでない。駐車場数の増加以下しか売上が伸びないのは、稼働率の悪化が原因。この稼働率の悪化が諸悪の根元であり、これが改善しない限りは利益も改善しないし、株価も改善しませんな。

特に駐車場が今まで以上の使われるようになる要素もないし、稼働率向上は容易ではありますまい。数年前に成長産業と思われた駐車場ビジネスも、道路交通法(だったかな?違法駐車を取り締まるやつ)の改正の影響が一段落したら、実は成長産業ではなくて、特需だったという現実が見ている。まだまだ厳しい。

消費者サービス
パーク24 駐車場

2008/10/17 23:11

アセットマネジャーズ、相変わらず厳しい中間決算

~ 不動産、国内企業投資、海外企業投資、どれも全部うまく行っていない ~

アセット・マネジャーズの中間決算。

平成21年2月期 中間決算短信

ご多分に漏れず、資産を圧縮し有利子負債の返済を頑張っていると言うことです。

財務の健全性維持を最重要課題と位置づけ、保有する株式や不動産ファンドの出資持分等の売却、有利子負債の返済によるバランスシートの圧縮及び第三者割当増資による資本強化に努めて参りました。

しかし、数字としてはあまり状況は改善していませんなあ。自己資本比率は前期末より僅かに上昇してはいるものの、誤差の範囲と言えましょう。棚卸資産も減っていない。まあ、自己資本比率については、連結の範囲にのせいで低くなっている部分もあるので、アセットマネジャーズが参考指標として出している、調整自己資本比率の方が実体に近いともいえますが。それだと40%を越えますな。

資産の圧縮があまり進まないのは、あまりに激安価格でしか売れないから、売るに売れないからかもしれない。そうでなければ、資産圧縮を進めると思いませんか?売却損が巨大すぎて計上できなので売れないという、そんな状況。

海外投資案件についても売却益が計画ほど見込めないと書かれていますが、何かようやく海外投資がうまく行っていないと説明しだした感があります。海外投資についてはずっと強気でしたからね。

8月の第三者割当増資で発行済株式数は40%以上増加しています。希薄化がものすごい。いずれにせよ利益が出ていないのでEPSとかは考えようもないけど、いずれ(いつになることやら・・)利益が出るようになったとしても、一株あたりの数字は低迷が予想されますな。その前に倒産なんてないよね。

まだまだ苦しい展開は続きそうですな。

不動産・マンデベ・流動化
アセットマネジャーズ 不動産

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