アーカイブ: 2008年10月10日

2008/10/10 20:08

アルバイトタイムス、相変わらずの悪決算

~ ビジネスモデルも業績も悪いけど、お金だけはたくさん持っている。 ~

アルバイトタイムスの業績悪化はどうにも止まらない。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、そんな面影は全くなくなってしまいましたなあ。フリーペーパーって言うビジネスモデルはダメだと言うことでしょう。

平成21年2月期 中間決算短信

売上は順調に減少。止まる気配はなし。営業利益段階で赤字。

この会社の決算短信は情報量が多い。いろいろデータが載せてあるし、グラフなどを使って見やすくしている。業績が好調の時はそういう事をして、業績が悪くなるとやめてしまう会社があるけど、アルバイトタイムスは良い時も悪いときも、ずっと積極的に情報開示している。その点は二重丸をあげたいですね。

求人広告件数は全国的に右肩下がり。前年比でマイナスが続いている。それ以上にアルバイトタイムスの売上は減少しているので、DOMOの集客力が弱くて媒体に魅力ないという証明かと。

売上減少に伴って人件費も減らしているが全然追いついていない。しかし、営業が全てといえる会社で人員を削減していくのは、まさに負のスパイラルといえましょう。

地域別の売上を見ると、どこもほぼ同じように減少。DOMOネットは全く商売になっていない。今のご時世、ネットが弱いって致命的じゃないですか。DOMOネットはDOMOと一体型のサービスで、単独での売上は見込んでいない、って話ですが、なんとも納得できません。

顧客としては、人材サービス会社からの仕事が減っている。そりゃそうですな。人材サービス会社の業績が悪化の一途をたどっていることからも明白です。

この会社の唯一素晴らしいのは、これだけ赤字を出してもまだまだ財務が強いって事です。この中間期はいよいよ営業キャッシュフローもマイナスになったけどね、それでも資産の半分は現金。同等物も含めれば70%近くがキャッシュなわけです。

借入金はゼロ。負債は資産のわずか20%。

倒産しないんだから、90円って株価は安いんじゃないですか。どうすればいいのやら分かりませんが、キャッシュを使って手を打てる可能性があることは良いことです。

ビジネスサービス
アルバイトタイムス



2008/10/10 19:07

ディフェンシブなスーパーマーケット銘柄

~ ディフェンシブ銘柄まで叩き売られるのが今の相場。 ~

スーパーマーケット各社の状況をまとめて。

食品を主に扱っているスーパーマーケットは基本的にはディフェンシブ銘柄。不景気だろうガなんだろうか、人間は食べていく。値上げがあっても食べていく。値上げすると一時的に消費は減るけど、いずれ食べたくなるのが人間というもの。

利益率は低くて、競争は超厳しくて、ぼんやりしているとあっという間にお客さんが逃げていく。そういう点はディフェンシブ銘柄といえども真にディフェンシブとは呼べない部分ではある。これは要注意ですな。

よって、経営がしっかりしていて規模の大きいスーパーマーケットはディフェンシブと考える。

ジェーソン。

中間業績予想の修正に関するお知らせ

既存店売上が+5%で、新店も好調。上方修正となりました。通期は増額無しだけど、中間発表時に増額される可能性が大きい。食品関連は売上の60%なので、スーパーではなくてバラエティストアなどと呼んではいるが、いろいろ売ってるスーパーである。

ベルク。

平成21年2月期 中間決算短信

業績が安定しているし規模もそこそこ大きい。イオン系というのが良い意味でも悪意味でも面白。株価は暴落しているけど、こういうディフェンシブを売るってやめてくださいよ。

丸久。

平成21年2月期 中間決算短信

山口の地方スーパーなのでいまいち出来高が細いし、聞いたことのない名前でもありましょう。業績は優良で好調。株価も堅調で、ディフェンシブ銘柄合格ですな。

マルエツ。

平成21年2月期 中間決算短

これこそディフェンシブの代表選手じゃないですか。それなのに株価は暴落。これじゃあまじめな人が救われない。マーケットは常に行きすぎる。そして行きすぎは修正される。

東武ストア。

平成21年2月期 中間決算短信

これだってマルエツに負けず劣らず業績は安定している。売らないでくださいよね。

セブン&アイ・ホールディングス。

平成21年2月期 中間決算短信

イオンと日本の総合小売を担う巨大企業ですね。イオンは先日ボロボロの決算を発表しましたが、こちらは堅調。イオンの超強気の大型店出店計画が裏目に出て、7&Iのコンビニ重視が良い結果を出した。

7&Iやイオンは子会社の数がものすごく、抱える業態も多種多様。業績のブレが大きいので、スーパーながらディフェンシブ銘柄とは言いたくない。

総合すると、ディフェンシブに十分値するスーパーマーケット銘柄まで今の相場ではたたき売り。

専門小売銘柄
ジェーソン スーパー セブンアンドアイ ベルク マルエツ 丸久 東武ストア

2008/10/10 19:07

マネースクウェアジャパンの9月月次、好調

~ 為替のボラティリティが高まりさえすれば儲かるのがFX業者。 ~

マネースクウェアジャパンの9月月次の数字が他のFX業者同様に好調。

平成20年9月度 月次概況(速報)に関するお知らせ

繰り返しになるけど、FXにはボラティリティが全て。

ボラティリティが高まった分、顧客取引高等の増加につながり

FX・為替
FX M2J マネースクウェア

2008/10/10 18:06

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産。REIT初。

~ ついに不動産マーケットの激震はREITまで到達しました。 ~

ニューシティ・レジデンス投資法人が倒産しました。負債総額は1120億。REITでは初の倒産。いよいよここまで来ました。

本投資法人の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

一応、帳簿上は総資産が2000億円ある。じゃあ、倒産したので資産を清算すれは負債は全部返して投資家にも900億円返ってくる事になりますが、誰もそんなこと信じてはいませんね。果たしていくらで売れるのか?半額としても1000億で負債をほぼカバー。

スポンサーはCBリチャードエリス。知らない人が多いかもしれないけど、アメリカの不動産最大手。ちょっと日本の大手不動産とはビジネスの比重の置き方が違うので、不動産最大手、という言葉は誤解を招くかもしれないけど、まあ、意味は分かってもらえましょう。

ちなみに、アメリカではCBリチャードエリス関連としても全くニュースになっていない。CBリチャードエリスが直でスポンサーではなくて、子会社か孫会社か、SPCか何なのか、よく分からんけど、それ系であることは間違いないんだから、少しぐらいニュースになってもいいんじゃない?

全世界で不動産を扱うCBリチャードエリスがこんなミスをするというか、見通しを大きく間違うというか、今の不動産マーケットの酷さが分かるというもの。

ここからは、REITが倒産するとどうなるのか、そういう過程が分かる良い機会ですな。

現在のREITの高配当利回り銘柄1位~5位。やっぱりニューレジデンスはトップ。ってことは、これは危ないリストといってもいいだろう。

  • 順位 コード  銘柄          配当利回り
  • 1  8965  ニューシティ・レジデンス投資法人  28.31%
  • 2  8962  日本レジデンシャル投資法人  20.87%
  • 3  3229  日本コマーシャル投資法人  20.83%
  • 4  8963  東京グロースリート投資法人  19.60%
  • 5  8980  エルシーピー投資法人  19.30%

パシフィック系2つが2位、3位というのが不気味ですなあ。

倒産・上場廃止
REIT ニューシティレジデンス 不動産

2008/10/10 18:06

ランドの中間決算発表は余裕がある感じ

~ 短信には何となく余裕がある言い回しが多い。 ~

ランドの中間業績はかろうじて黒字を確保。

平成21年2月期 中間決算

資産を圧縮し、自己資本比率は上昇、営業キャッシュフローを黒字化して、借金を返済し、財務キャッシュフローは赤字。方向性としては間違っていませんな。

通期に関しても十分な黒字を計画。特にシニア住宅事業が好調で、施設の稼働率は90%以上で黒字化が見込めると説明がある。なんとなく余裕を感じる言い回し。

1年以内に返済・借り換えしなければならないの300億。この金額が大きいとか小さいとかは重要ではなくて、銀行がお金を貸してくれるのか、物件買い主が突然キャンセルして資金繰りに困らないか、そういう所が重要ですな。

不動産・マンデベ・流動化
ランド 不動産

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