アーカイブ: 2008年10月 9日

2008/10/09 09:09

現金修正PBRが1倍を割り、配当利回り4%以上の銘柄

~ グラハム先生も納得の激安大バーゲン株。 ~

10月6日の終値で現金同等物だけのBPSで考えたPBR1倍割れの銘柄。配当利回りは4%以上で、利益剰余金がプラス。連結決算の会社。

現金同等物は、現金+売掛債権×80%+有価証券×80%+投資等×50%で計算。固定資産や繰延資産は入れてないので、かなり保守的ですな。

この現金修正PBRが1倍割れで、しかも配当利回りが4%以上あるなんて、いかにマーケットがぐちゃぐちゃか分かると言えましょう。

とりあえずリスト。全部で20銘柄ある。

  • コード  社名  修正PBR  配当利回り
  • 1897  金下建設  0.92倍  5.48%
  • 2434  丸誠  0.97倍  4.68%
  • 3766  シスデザイン  0.83倍  4.64%
  • 3800  ビーエスピー  1倍  6.51%
  • 3838  AQインタ  0.57倍  5.12%
  • 4365  松本油脂製薬  0.83倍  4.11%
  • 4700  アクセス  0.9倍  5.17%
  • 6149  小田原エンジ  0.91倍  4.08%
  • 6337  テセック  0.91倍  4.52%
  • 6715  ナカヨ通信機  0.81倍  4.11%
  • 6907  ジオマテック  0.91倍  5.75%
  • 7598  ナイスクラップ  0.65倍  5.66%
  • 7874  スルガ  0.97倍  5.07%
  • 8068  菱洋エレクトロ  0.85倍  5.03%
  • 8767  ウェブクルー  0.91倍  5.55%
  • 9476  中央経済社  0.86倍  4.56%
  • 9648  ウエスコ  0.81倍  6.49%
  • 9651  日本プロセス  0.65倍  4.76%
  • 9748  NJK  0.94倍  5.69%
  • 9955  ヨンキュウ  0.41倍  4%

銘柄ピックアップで注意すべき事がいくつか。

  • ・営業CFが赤字ではない
  • ・監査法人がクサくない
  • ・大株主が変じゃない
  • ・特殊要因がない
  • ・売上がすごい勢いで減っていない
  • ・あまりに業績が悪くて減配の可能性がない
  • ・過去配当が大きくぶれていない

だいたいこれぐらいをチェックしてOKな銘柄は買っても良いですな。ざっとピックアップするのであれば、丸誠、システムズデザイン、ビーエスピー、松本油脂、小田原エンジニアリング、ナイスクラップ、スルガ、中央経済社、日本プロセス、NJK。20社のちょうど半分の10社。

明日、明後日、1ヶ月先に儲かるなんて言いませんが、やがて必ず儲かります。何より、こんな相場で心の安心感が非常に強く、精神的に優しい。

マーケットの噂
PBR 高配当



2008/10/09 00:12

マルマエの決算。受注とBS、CFに注目。

~ 粉飾なんかをする会社に、こういう傾向があることは間違いない。 ~

マルマエの9月月次数字。

平成20 年9月度 月次受注残高についてのお知らせ

この3ヶ月はスローダウンしたものの、受注残の伸びは凄まじい。

同時に発表された決算短信。

受注残の激増にも関わらず、売上微増&赤字で終わった。受注残が業績に載ってくるのは今2009年8月期からだという事ですな。

とにかく、液晶、太陽電池、半導体の製造装置が絶好調なわけです。太陽電池はともかく、液晶や半導体で景気の良い話って聞きますか?

BS。売掛金がおよそ3倍、仕掛品が15倍、未収入金はゼロから激増。固定資産も2倍。

CF。営業CF大赤字。

PL。売上は+9%。

どこかで見た光景ですな。粉飾決済で強制退場となったプロデュースを彷彿させます。直前の決算短信はこんなかんじ。

マルマエが粉飾決算しているって事じゃないですよ。その点勘違いしないで欲しい。マルマエの財務諸表は、粉飾とか悪さをする会社でよく見られるパターンだった事。マルマエのような財務諸表が正真正銘の真っ当な財務諸表で、ビジネスをグングン伸ばしていく会社もいっぱいある。

マルマエの監査法人は三優。主幹事はマネックス。

ハイテク・IT・テクノロジー
プロデゥース マルマエ 三優 受注残 粉飾

2008/10/09 00:12

チェルトの中間決算。安いですな。

~ これだけの配当利回りでも株価は叩き売られる相場って。。。 ~

うんざりするほど激安ですな。チェルトの中間決算。

2009年2月期 中間決算短信(非連結)

それほど成長率は高くないし、アスクル+ダイオーズを2で割ったビジネスを、親会社のイオン系列会社に提供しているという、あまり面白くない会社ではある。でも、業績は安定しているし、今期も順調で、予想配当の69円は確実だろうね。

だけど、株は売り込まれて、配当利回りは6.4%。

業績が悪くて減配がありそうな会社の配当利回りじゃないですよ。不動産屋の配当利回りではないんですよ。

しかし、チェルトに限らず、そんな株はゴロゴロしている。一体どうなってるんですかね、今の相場は。

ビジネスサービス
チェルト 高利回り

2008/10/09 00:12

クリードの第1四半期決算、順調に見える

~ 決算を見る限りでは全然悪くない。が、そんなことは関係ないのが今の不動産。 ~

クリードの第1四半期決算発表。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

意外と順調ですな。通期の予想に至っては十分すぎるほど好業績。全体的なトーンにしても他の不動産屋とはちょっと違って、それほど悲壮感は感じられない。

不動産投資事業の売上が72億で、利益がトントンなのは褒めてあげたい。大赤字でも投げ売って資金繰りを何とかしたいという会社も多い中で、立派ですなあ。この流動化の内訳は説明資料に載っている。

2009年5月期(第13期)連結第1四半期決算の概要

これによると、国内5物件61億、ドイツ1物件2億、韓国2物件25億を売却。どうやらこれにはファンド事業での売却も含まれている。ドイツ58物件は既に売買契約が終わっていて、2Qに計上される予定。ほぼドイツからは撤退と言うことになりましょう。

棚卸資産は順調に減っていますな。前期末810億あったものが680億まで減少。有形固定資産に振り替えたりする裏技は使っていない。短期借入金が560億から510億へ減少、長期借入金が270億から250億へ減少。順調です。

棚卸資産の評価減を合計41億計上。このために最終利益は赤字だけど、3億の赤字と小さい。

CREPIIは年内の運用開始を目標、と、今のマーケットではあまり聞かれないような言葉が書かれている。CREPに関しては、期中45億を取得、11月までにはさらに62億を取得して投資を完了させる見込みという。いやー、なかなか景気が良いですな。

ということで、この1Q決算を見る限りではかなり順調に見えますね。しかし、順調見ている不動産屋が突然バタバタとニュースを出し、あれよあれよと倒産しているのが今の不動産マーケット。油断はなりません。

不動産・マンデベ・流動化
クリード 不動産流動化

patch