アーカイブ: 2008年10月 6日

2008/10/06 23:11

イハラケミカルの上方修正、跳ねれば売り

~ 穀物がピークを打った今、農薬と肥料もピークを打つ。 ~

農薬は肥料と同じ流れで考えられるのだろうか?ちょっと分からない。過去数年の穀物高で肥料の企業はえらい儲かった。既にピークを打ったので、肥料も同時にピークを打った。アメリカに大きな企業が多いけど、先日は日本の肥料銘柄ではコープケミカルがぶっちぎりの上方修正だけど、もうおしまいです。

で、農薬も肥料と同様でいいのかな?農薬についてはなぜか今まで考えたことがなかった。今日のイハラケミカルの上方修正を見てハタと気が付いた。

業績予想の修正に関するお知らせ

コープケミカルと同じでブッちぎりの上方修正。売上の半分が海外向け、特にアメリカが多いので、穀物相場にやっぱり関連するはずだと思うんです。そうなればこれもまたおしまいですな。

この上方修正で飛び乗れって人がたくさん出るなら、そこは売りのチャンスじゃないですか。

市況株
イハラケミカル 上方修正 穀物 農薬



2008/10/06 22:10

どれだけ上方修正しても古野電気は船株

~ 船株の相場はもう終わってる、上方修正にだまされるな。 ~

船関連の株をどうするか?どうするかって、もうほとんどの人は売っていると信じてますが。まさかこの期に及んで船株だ!って人はいないはず。

古野電気が景気の良い上方修正を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

とりあえず中間期の業績を利益で+50%の増額。通期は不透明で修正はないけど、いずれ増額されると考えても不自然ではない。最終的に、前期比でも大きくプラスで終わるはず。

じゃあ、株は買いか?否、買っちゃダメですな。船株は終わりです。古野電気に限らず、船株はここ数年でこれだけの業績と相場を作って、今は下落の真っ最中。もう数年は忘れ去るべきだと思うんですね。

もしこの上方修正でストップ高にでもなろうものなら、空売りを仕掛けるべきですな。

市況株
上方修正 古野電気 空売り

2008/10/06 22:10

ゼクス、下方修正と第1四半期決算

~ 流動化は全然できていない、借金を返済できるのだろうか? ~

ゼクスの第1四半期決算が出た。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

数字はひどい。1Qだけじゃなくて、通期でもかなり悪い業績で、下方修正も発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

流動化事業では、

金融機関の不動産案件融資厳格化に伴い保有物件の売却交渉が長期化し、当初計画していた物件売却が延期となったため、当四半期においては保有する収益不動産の賃料収入が主な収益となりました。

ということで、1Qでは物件売却はほぼゼロの感じ。利益はゼロに等しい。

老人ホーム事業は相変わらずの赤字でどうにもならない。同様に、その他事業の温泉に関しても赤字。

B/Sを見ると、販売用不動産、仕掛り販売用不動産、仕掛品、どれも前期末より全然減っていない。まさか売却した分だけ仕入れたわけじゃないだろうから、やっぱり流動化では物件売却ができていないのですな。

その他についても前期末から変化がなく、結局のところ、ビジネスが全然動いてなくて、何もしなくても良い賃料収入だけが入ってきましたとなる。

借入金の一部については返済期限を過ぎていて、金融機関と延期を合意している。合意できるだけまだましか。しかし、赤字でキャッシュフローもないナスで、継続疑義の中期は相変わらず。

自己資本比率は6.2%まで低下。短期借入金270億と長期借入金190億で合計460億。現金18億、売掛債権11億、販売用不動産+仕掛品172億の合計201億。201億で460億を返済していくような事が果たしてできるのか。まさに綱渡り。倒産してしまっても不思議は全然なく、すっと受け入れられますなあ。

不動産・マンデベ・流動化
ゼクス 下方修正 不動産 流動化

2008/10/06 22:10

半期報告書を出せないジャパンシステム

~ 何か理由があるけど分からない、そういう不確かさは嫌われます。 ~

ジャパンシステムが半期報告書を提出できない。

平成20 年12 月期 半期報告書の提出遅延についてのお知らせ

当社平成20 年12 月期 中間会計期間(自平成20 年1月1日至平成20 年6月30 日)において、当社営業取引の内容について、当社会計監査人よりその詳細について調査の申し入れがあり、これに対し現在その事実関係を調査中であります。

ということで、何が問題なのかは不明。今ハヤリの循環取引とかじゃないよね?いずれにしても、今の相場では不確かなことはとことん嫌われるので、明日はストップ安じゃないかな。

マーケットの噂
ジャパンシステム

2008/10/06 17:05

飲料もディフェンシブなのに株価は全然違う

~ さすがにここで買えば中期的には損しない水準です。 ~

不況の時は食品関連がディフェンシブの代表だし、食品関連株の中では値を保っているものも結構ある。そんな中で、飲料銘柄はどれもこれもボロボロと言っていいですな。飲み物の売れ行きは天候に大きく左右されるという要因があるにせよ、そんなことは昔から分かり切ったことで、それをもってディフェンシブにならないというのは違うと思うね。

伊藤園の9月月次。

平成21年4月期9月度販売状況(単独・速報値)のお知らせ

200810061.jpg

売上は+1.9%増と、まさにディフェンシブ。第1四半期の段階では増収ながらも大幅に減益。理由は説明がないが、販管費が大きく増加したため。中間期までにはある程度回復し、通期ではほぼ横這いまで持っていく計画。第1四半期決算補足資料を見ても安定感がにじみ出ていると思いませんか。安定感がないのは株価だけ。

株価はほぼ2002年の水準。2002年の売上は2000億、2009年度の売上は3500億。これが食品株ではなくて、利益のブレがものすごく大きい企業なら、売上に関わらず2002年の水準でもいいと思うんです。けど、食品株ですよ。

伊藤園は日本国内型の企業なので、成長性がないというのは間違いない。そんな株は上がらないというのも納得できる話ではある。

でも、もうここで買っておけば中期的には絶対儲かる水準ですな。そういう投資をしたいかどうかは別として。

食品・飲料・日用品
ディフェンシブ 伊藤園 飲料

2008/10/06 16:04

アホらしいのでもう上場やめます、ユニバーサルホーム

~ 経営陣がうんざりするほどマーケットは行きすぎる。賛成します。 ~

ユニバーサルホームが公開買付けで上場廃止。

当社株式に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ

買付け価格は125000円で、今日の終値が58000円。倍以上の価格での買付けとなりました。そうは言うものの、儲かる人は少数ですな。少数の人はおめでとう。

BPSが15万円なので、買付けはBPS以下。株主資本は76%と厚く、借入金はゼロ。株価58000円ではバカらしくて上場している意味がない、って言いたいんでしょうな。全くその通りです。

M&A・MBO・公開買付け
MBO ユニバーサルホーム 公開買付け

2008/10/06 16:04

アパレル関連小売がなぜか堅調、例えばハニーズ

~ それほど業績が良いわけじゃないが、株価は上昇中。 ~

今日のマーケットで値上がり率上位を見ると、アパレル関連小売が多いのが分かる。ここところずっと言ってきているけど、なぜかそういう銘柄の株価が堅調。

東証1部の値上がり率上位(○はアパレル関連小売)

  • 順位  コード  銘柄
  • 1    8201  さが美  ○
  • 2    8921  シーズクリエイト
  • 3    2685  ポイント  ○
  • 4    5916  ハルテック
  • 5    4569  キョーリン
  • 6    2784  アルフレッサホールディングス
  • 7    8227  しまむら  ○
  • 8    9787  イオンディライト
  • 9    7421  カッパクリエイト
  • 10    4678  秀英予備校
  • 11    8387  四国銀行
  • 12    1951  協和エクシオ
  • 13    7545  西松屋チェーン  ○
  • 14    2792  ハニーズ  ○
  • 15    4911  資生堂
  • 16    8185  チヨダ  ○
  • 17    2726  パル  ○
  • 18    4725  シーエーシー
  • 19    9678  カナモト
  • 20    1852  淺沼組
  • 21    4956  コニシ
  • 22    4967  小林製薬
  • 23    4756  カルチュア・コンビニエンス
  • 24    7862  トッパン・フォームズ
  • 25    6421  キヤノンファインテック
  • 26    8281  ゼビオ
  • 27    3088  マツモトキヨシHLDGS
  • 28    1605  国際石油開発帝石
  • 29    8103  明和産業
  • 30    6820  アイコム

全然関係ないけど、値上がり率2位がシーズクリエイトというのがちょっと気持ち悪い。上場廃止前のトレーディングではありますが。

アパレル関連小売が業績良いかと言えば、そうでもない。業績がいいのは、ユニクロとかポイントとか、一握りだけ。この値上がり率上位銘柄の中でも、まともに業績がいいのはポイントだけ。

ハニーズの第1四半期が発表になったので見てみる。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

売上に関しては既に月次発表で分かっていたこと。利益はヒドイ。これから期末に向かって徐々に利益が積み上がって、最終的には前期比で-5%まで持っていく計画だけれど、下方修正は考えておいた方が無難ですな。

原価率が前期1Qの42%から44%へと悪化、販管費率も前期の45%から51%へ悪化。

大型店舗を中心に新設什器を順次投入し幅広い客層を意識した売場づくりに取り組みました。

というのが販管費増加の一つの理由かと。

中国の店舗が66店まで増加。いくら景気がスローダウン中とは言え、中国の個人消費は+20%で伸びているのでポテンシャルは相当高い。アパレル関連小売でこれだけ積極的に中国へ出ているのはハニーズだけでないかな?そんなこともない?

純利は8億だけど、営業CFは10億と立派な数字。1Qなので法人税の支払が13億。営業CF小計の段階では24億。

こういう感じの決算で、この決算が出るまで投資家はもっともっと立派な数字を期待していたのか?いや、そんなことはないでしょうな。

にも関わらず、株価は上昇率上位にはいるほど堅調なわけです。何もこれはハニーズに限ったことではなくて、アパレル関連小売全体的にこういう傾向がここのところ続いている。

一つの大きな相場になんかなり得ないけが、もうしばらくはあっちこっちで循環的に株価が堅調に推移する展開が期待できるんじゃないか。

アパレル・ファッション銘柄
しまむら ハニーズ パル ポイント 西松屋

2008/10/06 15:03

タビオが増額を発表したけど、無反応

~ それにしても評価が低い。マーケットが弱い証拠とですな。 ~

靴下屋のタビオが増額を発表。

業績予想の修正に関するお知らせ

強烈な業績成長を見せた前期だったので、当初、今期は減収の計画だった。蓋を開けてみれば増収増益を達成する計画に変更。一大ブームで終わるかと思われた足下ファッションもすっかり定着したって事かもね。

前期、既存店月次の数字が+20%を平気で越えていたことを覚えている人も多いとはず。そういう数字が基準になって、今期はさすがに既存店はマイナス傾向が続く。全店で横這いからちょい増収をうろちょろしている。こうなると利益が伸びず、ちょっと増収それなりに減収というパターンが多い。

タビオは増収を達成するらしい。

この上方修正は場中に発表されたけど、株価は無反応。ちょっと酷すぎやしませんか?確かに修正幅は小さいとはいえ、確実に増収って事になったんだし、ここまで売られた株価は反応しても言いように思う。

それが今のマーケットの弱さの全てを物語る。

ここのところ、アパレル関連の小売株が値を飛ばしているので、循環物色がもしかすればタビオにも来るかもしれない。けど、それを期待して買っていき得るほどヤワじゃないのよね、今の相場は。

アパレル・ファッション銘柄
タビオ 上方修正 靴下屋

2008/10/06 15:03

ジーンズメイトの自社株買い完了

~ 発行済株式数の9.5%を取得するも、株価は下落。 ~

ジーンズメイトの自社株買いの結果。

自己株式立会外買付取引(TdSNet T-3)による自己株式の取得結果に関するお知らせ

発表されていた自社株買いはほぼ計画通りに完了。

残念ながら、予想通りに株価は下落。のちのち効いてくる。

アパレル・ファッション銘柄
ジーンズメイト 自社株買い

2008/10/06 14:02

食料銘柄はディフェンシブの代表だけど

~ キューピーは万年割高だし、株価は20年間もレンジ内で妙味は少ない。 ~

今のマーケットではディフェンシブにかためることが大切。マイナス要素はどこにでも見つかるのに、プラス要素は全然見あたらない、そういう相場ではディフェンシブ銘柄を中心にするのが鉄則。食品セクターはディフェンシブの代表。

キューピーの第3四半期決算。

平成20 年11 月期 第3四半期財務・業績の概況

増収減益で、予想通りの決算という感じがする。減益の内容を考えるべきだ。

08年第3四半期決算 補足資料

この資料に営業利益の増減要因が分解されて載っている。価格改定とかコストの低減、販促費のカットが営業増益要因なんだけど、それ以上に原料、エネルギー価格の高騰が営業減益の要因として重いのです。

え、じゃあ、これは近いうち改善するじゃん、と思うかもしれない。大豆や小麦、コーンの相場がずいぶん高騰したけど、今はピークを打って下落している。多くの食品株はこの恩恵で、そのうち原料価格が下がる。けれど、キューピーはちょっと違うと思うんです。

キューピーの原料はそういうものより、卵とか野菜、そういうものが多い。ここ数年の利益が、他の食品株のようにがくっと下がっていないことからも分かる。

今、卵は高い。コーンが下げて、飼料が下げて、需給が緩和して、ようやく卵が安くなる。もちろん、いずれこのサイクルはやってくるけど、まだもうちょっと先。今は飼料のあたりにサイクルが届いた感じですね。

キューピーは万年割高株で全然安くなることがない。株主優待のおかげか、個人投資家もだまってじっと保有している人が多いみたい。カゴメと同じ状況ですね。過去20年間、時々レンジをはずれることがあるにしても、ほぼ800円から1200円の間を行ったり来たりしている。

こうなると、ディフェンシブ銘柄を持つにしても、キューピーはちょっと面白くないし、イマイチ上値がない。常に株を持っておかなければいけない機関投資家でもないんだから、下げが小さいだろうディフェンシブ銘柄は特に持つ必要もないのでは?

食品関連のディフェンシブ銘柄としては投資妙味にかけますね。

食品・飲料・日用品
キューピー ディフェンシブ

patch