アーカイブ: 2008年10月 1日

2008/10/01 18:06

ポイント、ワークマン、西松屋、しまむら、月次と決算

~ アパレル小売はどこも厳しい。しまむらのマイナス成長が物語る。 ~

アパレル関連小売の月次や決算発表をまとめて。

まずはポイント。全店売上高は出店でそれなりの伸びだが、既存店は厳しい。株価は意外と堅調だけど、割安感はない。出店数は19(月末店舗数513)と相変わらず積極的。

国内月次売上高前年比に関するお知らせ

次にワークマン。さすがに手堅い。作業着、作業用品には流行り廃りはないし、需要はなくならないし、どうしてもちょこちょこと行って買物をせざるを得ない。規模の経済が効いて、PBブランド品を増やしている。低価格なので受けているに違いない。作業着なんかはそんなに洒落る必要はないので価格と機能性が一番重要かと。

株価はずいぶん安いけど、成長力がイマイチ弱いし、爆発力もないのでこんなものか。非常に堅実で下値ががっちりしていそうではある。

平成21 年3月期 月次前年比速報に関するお知らせ

西松屋チェーンの中間発表。

平成21 年 2 月期 中間決算短信(非連結)

さすがに不景気の影響を受けている。消費が盛り上がらないとベビー・子ども用品もどうにも売れない。原材料高も利益を圧迫している。

西松屋の強さは、通常なぜか馬鹿げているほど高いベビー・子ども用品を安く売っている事。PB商品も多いのでその分利益率も高い。

通期では前期比横ばいを計画。まあ、妥当な線でしょうな。

中期経営計画はそれなりに強気で、2013年2月期には売上高1700億、経常利益210億、店舗数900を目標にしている。今のところ、計画線上で推移している、ということで、中計の数字は射程圏内のようです。ちなみに、2009年2月期の予想数字が、売上1180億、経常利益108億。中間期末で店舗数が625店。単純に、売上+44%、経常利益+94%、店舗数+44%。単純計算ではEPSは150円。今の株価でPER6.5倍。PERで倍になってもおかしくない。4年で倍の可能性はどうですか?

目先はとりあえず消費マインドが回復することが大切かと。

最後にしまむら。下方修正と中間発表です。

業績予想の修正等に関するお知らせ

下方修正幅はそれなりに大きく、中間期はマイナス成長に転落。しまむらがマイナス成長というのは、消費が猛烈に弱いことを意味すると思うね。通期では盛り返してプラス成長に持っていく計画だけど、さて、どうでしょうな。難しそうな気配はある。

平成21年2月期 中間決算短信

消費者の財布の紐はかたくて、NB品から低価格のPB商品に流れている。食品ではイオンのトップバリューが絶好調なことや、他のスーパーも続々とPB商品を拡充していることからわかりましょう。衣料にしたって同じ。景気が悪いのに誰が百貨店でNB商品を買いますか。

そういう流れのド真ん中がしまむらなわけであって、それがマイナス成長というのはいかに景気が厳しく消費マインドが低いかが分かりますな。まさしく、生活防衛。

しまむらは従来の主婦向け低価格業態だけではなく、若い女性向けの業態も開発している。このあたりがどう発展するかも大切です。しまむらの成功法則が通用するのか、見物です。

今期末の予定店舗数は1548店で、アパレル小売ではダントツの数字だと思われます。低価格品を欲しい主婦は日本全国津々浦々いるわけです。洒落て衣料品とはわけが違いますね。

既に売上は4000億を越えているので、ここからどれだけ成長余地があるのか?まだまだ成長するのであれば株は安いですね。

アパレル・ファッション銘柄
しまむら ポイント ワークマン 西松屋



2008/10/01 14:02

ナチュラムの週次、月次、不正アクセス

~ 不正アクセス問題を乗り越え、業績は堅調、業界も悪くない。 ~

200910011.jpg

不正アクセスで被害を被ったミネルヴァホールディング。ナチュラムと言った方が分かりやすい。不正アクセスが発覚した後、株価はストップ安の連続。50%以上も下落するという凄まじいものでした。信用をなくして売上が減り、対策費やら補償費やらで費用が増え、利益が圧迫されるという考え方だったはず。マーケット全体も弱かったのが追い打ちをかけた。

その後、週次発表と月次発表を重ねるごとに株価は値を戻し、中間発表をこなして、不正アクセスで株価暴落する前の水準までほぼ戻した。

結局、不正アクセスによる売上への影響はほとんどなかった。中間決算説明資料でも業績への影響は限定的と書いている。

平成21年1月期 中間決算説明会

月次は好調。9月の月次は10月10日頃。

Eコマース(インターネット通信販売)月次速報(平成20 年8月1 日~8月31 日)

月次を占う週次も好調。

Eコマース(インターネット通信販売)週次速報(平成20 年9月15 日~9月21 日)

業績が良いのはナチュラムに限った話ではなく、スポーツ・アウトドア関連の小売業は基本的に景気が悪くない。なかなか面白いんじゃないですか。

専門小売銘柄
アウトドア ナチュラム ミネルヴァ 有望

2008/10/01 09:09

8月のガソリン販売量

~ 下げ幅を拡大。 ~

資源エネルギー庁、石油統計速報。

8月の国内ガソリン販売量 前年同月比 -14.05。4,689,000キロリットル。

統計・資料・調査
ガソリン販売量

2008/10/01 08:08

7月のケース・シラー住宅価格指数

~ 前年同月比では引き続き大幅下落、前月比でも下落。 ~

前年同月比

主要20都市 -16.3%、主要10都市 -17.5%。

前月比

主要20都市 -0.9%、主要10都市 -1.1%。

都市別 前年同月比

ラスベガス-29.9%、フェニックス-29.3%、マイアミ-28.2%。前月比で上昇した都市数は6。

統計・資料・調査
ケースシラー住宅価格指数

2008/10/01 00:12

コープケミカルの超好業績は続かない

~ 絶頂上方修正で早まってお手つきしてはいけません。 ~

コープケミカルが目の覚めるような上方修正を発表してる。

業績予想の修正に関するお知らせ

数年前の不動産流動化銘柄も負けてしまうぐらいの絶頂上方修正と言えましょう。けれど、早まってはいけない、これは一過性です。

売上の増加は肥料価格が大幅に上がったのが理由で、数量はそんなに伸びていないはず。だから、需要が急激に増えてそれが続くというのは間違いなんですね。

利益の伸びは、原価率の改善。肥料原料の価格はここ数年で暴騰したわけだけど、コープケミカルはうまい具合にそれを見越して、暴騰する前に結構な量を仕込んだわけですね。今その原価が低い材料を使って製品を作っているわけだから、原価率は下がり、利益がものすごい勢いで伸びた。しかも、原価は安いのに海外製品が値上がりするものだから、コープケミカルも値上げできた。

そういう状況はもう続かない。

ここから肥料価格は下がる方向。なぜなら原料価格が下がってきているから。この原料価格の暴騰は、石油や食料などのコモディティの暴騰と同じように来た。下げるのも一緒。

ここが業績のピークですね。

市況株
コープケミカル 肥料

2008/10/01 00:12

サイバーファーム、ライフステージ、どちらもクサイ

~ どちらも強制退場になりそうな気配がする。 ~

相変わらずですなあ、サイバーファーム。半期報告書の遅延です。

平成20 年12 月期半期報告書提出遅延に関するお知らせ

なかなか上場廃止にならないサイバーファーム。今回もなんやかんやで上場維持されるのでしょうかね。監査法人は協和、筆頭株主はエフ・エム・シー・キャピタル、第二位株主は半田貞治朗、三位がCSK。

ライフステージは監査法人をアクティブに変更。

一時会計監査人の選任に関するお知らせ

大赤字で継続疑義の注記あり。資金繰りは相当苦しそうで、倒産が近いような感じもありますなあ。

クサイ会社・エグイ企業
サイバーファーム ライフステージ

2008/10/01 00:12

武井工業所、カウボーイ、上場廃止

~ 上場廃止が本日は2件。さようなら。 ~

上場廃止が2つ。武井工業所は時価総額が小さすぎて上場廃止基準に抵触。カウボーイは問題だらけで退場。

武井 上場廃止等の決定に関するお知らせ

武井は一応、フェニックス銘柄として今後も取引は可能。悪さしての強制退場ではないので、まあ今回は残念だったということで。

カウボーイ 上場廃止等の決定に関するお知らせ

一方のカウボーイの強制退場は遅すぎですなあ。

倒産・上場廃止
カウボーイ 上場廃止 武井工業所

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