アーカイブ: 2008年9月

2008/09/25 18:06

合同製鐵、春を謳歌する上方修正?

~ シクリカル株の代表、鉄銘柄。もう春は終わって冬が来ようとしている。 ~

合同製鐵の大幅な上方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

この不景気な世の中で、これ以上望めないと程の上方修正を発表。まさに我が世の春。

だけど、ここで間違っちゃいけない。鉄はもう終わり。世界の景気を見渡してみれば、どこもスローダウンは間違いない。景気の方向が下向きなのに、鉄が上向きでいけるというのはどう考えても矛盾している。

今回は原料の鉄スクラップ価格が急落し、原価改善でぐっと上方修正が出たけど、原料価格の下落は製品価格の値下げに必ず結びつく。需要かもバカじゃない。

我が世の春を謳歌してきた鉄関連は今が最後なんじゃないか?

市況株
上方修正 合同製鐵

2008/09/25 17:05

ジェネシステクノロジーが倒産

~ 必要とされない技術では生き残ることができない。 ~

ジェネシステクノロジーが倒産。負債総額は110億。

当社の民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

ビジネスが右肩下がりで、とうとう力つきたんですね。希望退職やら事業の集中やら、万策尽きた感があります。半導体の市況が悪いと言うことなんだけど、多分、ジェネシスの提供する技術がどんどん必要とされなくなっているのだと思うね。どれだけ市況が悪いと言っても、テストが必要であれば半導体を作っている限りテストの需要はあるはず。

ビジネスには安泰はないんですね。新しいものを生み出していかないといずれは終わってしまう。横這いなんて企業にはなくて、成長か衰退か、二つに一つ。厳しいです。

倒産・上場廃止
倒産

2008/09/25 17:05

アトリウムの下方修正、減配、劣後債

~ 劣後債の金利が高いのか低いのか。高いように思うけど。 ~

アトリウムが下方修正を発表。ついでに減配。

業績予想及び期末配当予想の修正に関するお知らせ

減配で、今日まで13%あった配当利回りは5%へ低下。だれも不動産会社の高配当利回りは信用していないけど。

下方修正と減配は、まあ、意外でも何でもなく、他の不動産屋と同じ。気になるのはもう一つのプレスリリース。

企業の競争優位性強化のための劣後債・劣後ローンによる資金調達のお知らせ

アトリウムはクレディセゾン系なのでそれなりに信用というかつながりというかがあり、それほど資金繰りに困っていそうな雰囲気はない。あくまで雰囲気であるところが怪しいが。

それでもやはり資金繰りは苦しいのだろう、今回の劣後債での資金調達です。金利が円Libor+3.75%と高い。平成25年以降は円Libor+4.95%とさらに高い。円Liborは0.85%~0.9%ぐらい。REITなどが2%以下で資金調達しているのを考えるとね。

劣後債ってそういうものなのだろうか?劣後債の発行が一般的にどういう感じなのか、知識がないので金利が高いのか妥当なのか、判断がつかないです。でも高いような気がする。

劣後債だけあって、償還期限は平成70年と、実に50年先。

不動産・マンデベ・流動化
アトリウム 下方修正 劣後債

2008/09/25 11:11

パンタレイ証券がFX業務停止命令

~ 少しでも信頼のあるFX業者に大切な資金を預けましょう。 ~

パンタレイ証券が業務停止命令を受けた。決済を除きしばらくの間はFX取り引きできません。

あまり多くはないんだろうけど、こういう業者に大切な資金を入れている人もいるわけです。しかしまあ、これだけFX業者の問題がいろいろ出ている中で、敢えてこういう業者を選択する人は何を基準にしているんだろうね。100%安全ではないにせよ、なるべく信頼あるところにお金を預けましょうよ。

パンタ・レイ証券、平成11年設立、代表取締役社長 川島亮太郎。株主は100%ジャレコ。

ジャレコですよ、ジャレコ。資金を入れちゃってる人はできるだけ早く引き出し推奨。

FX・為替
FX ジャレコ パンタレイ

2008/09/24 23:11

エスティック、上方修正を発表

~ 下期も好調で通期もいずれは上方修正されそうではあるが・・・ ~

この株は安い。エスティックなんだけど、上方修正が出たので跳ねるかもしれない。ただし、自動車関連というのが非常に重たい。

業績予想の修正に関するお知らせ

中間業績の上方修正だけで、通期は修正せず。それを鵜呑みにすれば、下半期は実質下方修正になってしまう。しかし、文面からはいずれ通期の上方修正が出てきそうな気配ではある。

車を作るときのネジ締め付け機器を小さいものから大きなものまで作っている。華々しさはないし、まさに地味な企業の代表選手みたいな感じですな。しかし、いくら車関連とはいえ、バリュエーションは相当に低くなっている。

PER5倍、PBR0.56倍、株主資本比率82%、配当利回り5%。上方修正が出ればさらに安くなる。

心配なのは、やっぱり車関連なので、セクター全体の業績が下向きなのにエスティックだけ上向けるはずがないという事。来期には大きく減速してしまうのか?それとも今下期で減速してしまうのか?自動車関連で業績が良くなっていくはずがないという疑心暗鬼があるのは間違いない。

小さい会社なので、業績の方向が変わればすぐに利益半減、とたんにバリュエーションは跳ね上がる。

自動車関連であること、結局これが全てなんだろうねえ。

車・自動車部品銘柄
エスティック 上方修正

2008/09/24 22:10

リプラスが倒産です

~ どんどん潰れる不動産企業。一体いつまで続くのか? ~

リプラスが倒産しましたね。負債総額は325億円。

破産手続開始決定のお知らせ

資金繰り。リプラスに限らず不動産会社の倒産はこの一言に尽きる。金融システムがおかしくなってしまった昨今、一番影響を受けているのが不動産屋さん。もちろん、プチ不動産バブルという理由もありましょう。

リプラスがスポンサーを務めるリプラス・レジデンシャル投資法人は、存続自体には影響がない。が、組み込まれている不動産の大部分が、リプラスの家賃保証サービス「レントゴー保証」を受けているため、これがなくなる。家賃滞納などがあったときに穴が開くことになる。下記、リプラス・レジデンシャルのプレスリリース。

スポンサー企業の破産手続開始の申立てに関するお知らせ

リプラスの大株主であるアトリウムはとばっちりを受ける。まあ、株主責任だから仕方がない。

投資有価証券の評価損に関するお知らせ

倒産・上場廃止
リプラス 不動産 倒産

2008/09/24 21:09

フィンテック、FXOnlineを売却

~ 売却益45億は損失を埋めても余るほどの成功投資と言えそう。 ~

フィンテックグローバルがFXOnlineを売りに出しました。

子会社の異動に関するお知らせ

FXOnlineの売却で45億円の特別利益が出る。同時に発表された、「子会社清算結了に伴う損失の計上に関するお知らせ」で16億の損失が出るけど、穴埋めしてもお釣りが来る。

異動の理由で最もらしいことを言っているけど、売らざるを得ないと言うのが実状じゃないかと。赤字で資金繰りも苦しそうなので、売れるものから売っている感じがしないでもない。

いろいろ手を広げてきたフィンテック。いまいちどれもうまく行かないが、今回のFXOnlineが一番手っ取り早く儲かったようだ。

不動産・マンデベ・流動化
フィンテック

2008/09/24 20:08

モリテックスの公開買付けは漏れ漏れ

~ インサイダー情報で儲ける悪い人達を捕まえて! ~

モリテックスが買収されるというニュース。

ショット・アーゲーと株式会社モリテックスとの資本業務提携に関するお知らせ

200909242.jpg

公開買付けの価格が740円で、今日の終値522円に対して36%のプレミアム。これが安いか高いか、良い買収なのか悪い買収なのか?そういうことは今回はどうでもいい。何が問題って、情報が漏れ漏れで、インサイダーで儲けた人がいっぱいいるでしょってこと。公開買付けの発表は京菜のに、このチャートはどう見てもおかしいですなあ。ちゃんと調査してね。

いい加減にしてよ
インサイダー 公開買付け

2008/09/24 19:07

プロデュース、監査法人が逃げていった

~ 有価証券報告書が期限内に提出できず、上場廃止になるかも。 ~

プロデュースの監査法人が逃げていきました。さすがの隆盛も愛想を尽かした、というか、やばいので今のうちにということでしょうか。

会計監査人からの監査契約の解除通知書受領に関するお知らせ

こうなると当然有価証券報告書は作れないわけで、提出期限の9月30日を守ることは困難と予想されますな。上場廃止も視野に入って参りましょう。

個人でやっているような小さな監査法人に無理矢理お願いするんだろうか?

粉飾決算・犯罪行為
プロデュース 隆盛

2008/09/24 19:07

MJがプラネックスの子会社に

~ 自分のお金を預けるFX会社は大丈夫? ~

FX業者のMJがプラネックスコミュニケーションズの子会社になることが決定。

簡易株式交換による株式会社MJの完全子会社化に関するお知らせ

しかしまあ、プラネックスには継続疑義の注記があるわけで、そういう親会社を持つFX業者にはおっかなくてとてもじゃないけどお金を預けられない。もちろん、顧客の資産は分別保管されているんですよ、決まりとしては。だけど今までたくさん見てきたじゃないですが、それが守られてなくて泣き寝入りになってしまったケースをね。

FX・為替
FX MJ プラネックス

2008/09/24 19:07

米連邦住宅公社監督局、7月の住宅価格指数

~ もう少しで前月比プラス圏に突入。 ~

米連邦住宅公社監督局(OFHEO)。7月の住宅価格指数。

前月比-0.6%。前年同月比-5.3%。西海岸だけをみると前月比-1%、前年同月比-17.7%。

統計・資料・調査
住宅価格指数

2008/09/24 19:07

世界の製薬会社、売上ランキング

~ 今の事業規模では世界に太刀打ちできない武田薬品。 ~

世界の製薬会社の医療用医薬品売上高。2007年。出所はNBオンライン

20090924.jpg

日本最大手の武田薬品も世界最大手のファイザーの4分の1しかない。これでは太刀打ちできません。世界で10本の指にも入らないという厳しい現実。考えて見てください、日本で17番目に大きい製薬会社が日本の機関投資家の対象になりますか?ならないですなあ。ってことは、世界で17番目に大きな武田は、世界の機関投資家の投資対象にはなりにくいと言う事じゃありませんか?

以下もNBオンラインより。

武田の現在の業績を牽引する4つの新薬のうち、抗潰瘍薬の「タケプロン」の特許が2009年に、糖尿病薬の「アクトス」の特許が2011年にそれぞれ米国で切れる。これを受け、同じ成分の後発医薬品(ジェネリック医薬品)が発売されるようになると、一般的に、売り上げは特許失効以前の2~3割に激減する。その影響を食い止める役割を期待されているのが2つの新薬だ。

統計・資料・調査
武田 製薬

2008/09/23 18:06

マイクロソフトの株主還元を見習って

~ 必要ないお金は株主に返すという資本主義の基本。 ~

マイクロソフトが4兆円の自社株買いを決めたというニュース。2004年にも4兆円の自社株買いを設定し、全部使い切っての今回の設定。自社株買いの他にも配当をしてきたので、過去5年では12兆円を株主に還元した。

ちなみに、現在のマイクロソフトの時価総額は24兆円。自社株買いは時価総額の17%と大きいですな。

必要ないお金は株主に返す。

現金を貯め込んで、必要最低限のIRリリースだけをしながら黙って仕事している日本の企業も見習って欲しい。

ちょっとニュース
マイクロソフト 自社株買い

2008/09/23 18:06

新生銀行+ほのぼのレイク=赤字

~ 買収のプラスがあっても赤字で、サービス低下はやめてね。 ~

新生銀行がGEコンシューマー・ファイナンスの買収を完了。GEコンシューマーなんちゃらは、レイクという名前で消費者ローンをしているので、ほのぼのとお世話になっている人も多いのではないかと。

この買収が業績に与えるインパクトは、300億円の利益という。5800億も払って買収するだけのことはあるインパクトですなあ。

と同時に、新生銀行は下方修正の発表もしているわけだけど、通期では500億円の損失なんですね。つまり、ほのぼのレイクの300億があっても尚かつ赤字なわけで、今ある事業は大赤字。もちろんリーマン向け債権の引き当てもありましょう、サブプライムで被った損失もありましょう。しかし、赤字はいただけない。

私たちの心配事はただ一つ。無料振り込み回数がさらに減ったりしないよね?

銀行・証券・ローン
新生銀行 消費者ローン

2008/09/23 18:06

たばこを買う少年で溢れるコンビニ

~ 良くない売上で喜んでいるならよーく調べてください、お役所さん。 ~

コンビニの売り上げが8月は前年同月比で5.3%増と好調。7月は12%増だったのでスローダウンしてはいるものの、好調を維持していると言えましょう。

理由は簡単で、Taspo導入でたばこを自販機で変えなくなった未成年がコンビニへ押し寄せているのだ。たばこを買うついでにコーヒーとか弁当とか買うこともあるよねえ。

しかしです、そのタスポで増えた分は、法律違反の売上なわけで、これは誰が管轄なのか知らないけど、強制調査する!と言われてもおかしくないんじゃないの?たばこを未成年に売ることが法律違反かどうかは知らないが、間違っている商売であることだけは疑いない。

新聞も、タスポのために売上が伸びたと書いてるけど、それは問題なんじゃないの?という視点はないのかなあ?

京都でコンビニの24時間販売を規制するなんてバカなこと言ってないで、ここら辺から始めるのが良いと思いますよ。

ちょっとニュース
コンビニ タスポ

2008/09/23 17:05

東栄住宅、赤字転落、無配

~ 高値で買った不動産をじゃんじゃん減損して赤字。 ~

東栄住宅が下方修正で赤字に転落。配当もゼロへ。

特別損失の追加発生の主な要因および平成21 年1 月期中間業績予想との差異に関するお知らせ

要するに、高値で買いあさった不動産がとてもじゃなくて売れないので、損するまで値下げして売らないといけない、だから減損する、ということ。できればいくらで買ったものをいくら減損するのか教えて欲しいが、そこまで教えてくれるはずもあるまい。

もちろん、通期も下方修正で赤字へ。

平成21 年1 月期通期業績予想の修正および中間配当の決定ならびに期末配当予想の見通しに関するお知らせ

中間決算短信も発表している。

平成21年1月期 中間決算短信

赤字ながらも営業キャッシュフローを黒字化させているのは好感が持てますなあ。在庫をぐっと減らして身軽さを目指す。

恐いのは、財務制限条項に抵触している借入金があること。これが理由で継続疑義の注記がついてしまった。東栄住宅としては、金融機関と協議して何とかなりそうだと言うことだが、さてどうでしょうねえ?

不動産・マンデベ・流動化
下方修正 不動産 東栄住宅

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