アーカイブ: 2008年9月

2008/09/26 23:11

トヨタ紡績の下方修正

~ 下半期はさらに減速し、当分は上向きそうにない。 ~

今さら改めて言う必要もないけど、自動車は厳しい。トップのトヨタが苦しいんだから、他社はもっと苦しい。アメリカの車屋は瀕死の状態。

トヨタ紡織の下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

下期はさらに減速する予想。まだまだ自動車関連は上向きそうにない。

車・自動車部品銘柄
トヨタ紡績 下方修正

2008/09/26 22:10

ウェザーニューズ、上方修正&第1四半期

~ 気象サービスという可能性のありそうな市場でのトップ企業。 ~

ウェザーニューズが上方修正と第1四半期決算を発表。

業績予想の修正に関するお知らせせ

今の相場では貴重な上方修正で、業績は好調ですね。中間期のみの上方修正で、通期は据え置きです。要因としては、上半期に計上されるはずだった費用が下半期に移ったため、通期では変更なしというものです。売上の修正がないので、あながち控え目に言っているということもなさげ。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

ウェザーニューズによると気象市場の大きさは世界で6000億。意外に小さい。その市場で、ウェザーニューズはトップの売上高を誇るようなのだが、それでも売上は110億しかない。6000億は超巨大と言えないけど、トップが110億であればまだまだ伸びしろは相当大きい言えましょう。

気象情報というのはストック型のビジネスで、ウェザーニューズではトールゲート売上と呼んでいる。これはウォーレン・バフェットの言葉をぱくったのでしょう。いずれにせよ、気象情報をもらおうと思えば、ウェザーニューズを使わざるを得ず、いったん使えば使い続けることになるという、そういう事が言いたいわけです。

本当にウェザーニューズを使わざるを得ないのか?有力な競合はないのか?ちょっとよく分からない。

ウェザーニューズが説明する限りでは、売上のほとんどがストック型で、安定感は高そうである。

地域別に見ると、日本が75%以上で、残りは北米、欧州、アジア・豪州。日本の気象市場が他国に比べて大きいのかどうか、分からないけど、そんなことはないのではないか。そうであれば、日本以外での成長の可能性は高いかもしれない。ただ、第1四半期を見る限りでは売上は全然伸びていない。

意外と設備が必要なビジネスのようで、予想外に借金が多い。分析や情報配信などにシステムが必要になるのだろう。しかしながら、キャッシュフローはじゃぶじゃぶで、利益の質は高いと言える。だから財務は改善方向で丸。

会社計画は強気で、法人向け市場では前年比+10%、個人向けでは前年比+20%の成長を目標としている。そういいつつも、第1四半期の個人向けはマイナス成長。

面白そうですね。

ビジネスサービス
ウェザーニューズ 上方修正

2008/09/26 20:08

リベレステの第1四半期決算、安心感が強い

~ こんなに安心感のある不動産屋も珍しい。一点だけを除いて。。。。 ~

リベレステの第1四半期決算。

平成21年5月期 第1四半期決算短信

とても安心感がある。何と言っても株主資本が厚く、借入期が少ないので、今の不動産マーケットの状況ではものすごく安心できるんですね。資金繰りが大丈夫だ、という安心感。潰れない、という安心感。どこの不動産屋にもこれらがなくて大変なんです。

リベレステが今これだけ高財務でいられるのは過去に無茶しなかったからなんだろ。無茶しなかったからこそ2003年から2006年頃のどこの不動産屋も儲かって仕方なかった時期にそれほど儲からなかったのだろう。

決算短信を読むと、他の不動産屋とは少し違ったニュアンスが伝わってくる。

健全な財務状況を維持し、同業他社からの新築在庫物件を積極的に取得して、実体経済に沿った低廉な価格で販売することで、新たな需要を掘り起こし、かつ、回転を利かせ、売上高及び利益を確保する方針です。

他社には見られない積極姿勢ですね。実際、販売用不動産は前期末より増え、バランスシートは大きくなっている。それでも危なさは全然感じられない。

配当は5000円を予定していて、現在の配当利回りはなんと12%。

通常、今のマーケットでこれだけ配当利回りの高い不動産の場合、減配がほぼ100%ある。リベレステの場合、今のところ減配の雰囲気は全くない。優待ももらえるので、配当+優待利回りはもっと高くなる。

が、しかし。。。。一つだけ危険な香りが漂っている。それは、、、監査法人が創研合同なんですね。嬉しくないです。

不動産・マンデベ・流動化
リベレステ

2008/09/26 20:08

携帯電話が売れない

~ 新規需要はなく、買い換えサイクルもドンドン長くなっている携帯電話。 ~

携帯電話が売れていない。端末販売の奨励金が大幅にカットされ、割賦販売が一般的になってきて、買い換え需要が低迷している。機能は盛り込めるだけ盛り込んだ感があり、新機能による買い換え需要喚起も期待できない。買い換えサイクルは明らかに長期化している。新規需要はこれだけ携帯が普及した今、そんなにあるはずもない。

どれだけ売れていないかというのは、携帯販売大手の数字を見ればよく分かる。NECモバイリングの下方修正。

業績予想の修正に関するお知らせ

売上高も利益も前期比横ばい。「売れていない」といっても全然売れていないわけではなくて、前期比で横這い程度なのだけれど、今までぐんぐん伸びてきた携帯電話にとってそれはまさに売れていないという表現がふさわしい。

NECモバイリングがNTTドコモをメインということを差し引いても売れていない。

これから携帯はどんどん厳しくなる。

ちょっとニュース
携帯電話

2008/09/26 20:08

リビングコーポレーション、継続疑義あり。

~ SBIが親会社とはいえ、見捨てられたらおしまいだ。 ~

リビングコーポレーションに継続疑義の注記。

継続企業の前提に関する事項の注記についてのお知らせ

純損失が大きく、営業キャッシュフローが2期連続のマイナスとなり注記がつけられました。一応SBIが親会社なので、支援がありそうな雰囲気ではある。しかし、SBIだからね、どうなる事やら分かりません。切り捨てられる可能性は否定できませんなあ。

追加で恐ろしいのが専務取締役の辞任。

取締役の辞任に関するお知らせ

辞任理由は「一身上の都合」。どんな理由があれ、退職、辞任の時は「一身上の都合」と書くんです。こういう辞任は危険信号であることがとても多い。

不動産・マンデベ・流動化
リビングコーポレーション 継続疑義

2008/09/26 20:08

総和地所、滞納で差し押さえ

~ 上場企業が800万円を用意できないとはタダ事ではない。 ~

総和地所、法人税の滞納で差し押さえを受けた。

県税事務所からの差押えに関するお知らせ

滞納額はたったの800万円。一応10月には支払うということで決着しているみたいだが、それにしても800万円が払えないとは。そこまで資金繰りが厳しいということですな。

資金ショートして逝ってします可能性は非常に大きいものと推察されます。

不動産・マンデベ・流動化
エルクリエイト

2008/09/26 20:08

エルクリエイト、有報を提出できず

~ 資金繰りがどうにもならず、上場廃止・倒産も見えてきた。 ~

エルクリエイトが有価証券報告書を提出できない。

第11回定時株主総会の延期及び有価証券報告書の提出遅延に関するお知らせ

上場廃止、倒産の可能性が十分に高まったと言えましょう。

現時点におきまして資金の調達が図られておらず、今後の資金繰りが未だ不透明な状況であることから、現時点におきまして平成20年6月期財務諸表が確定しておりません。

資金繰りはどうにもならない状況のようです。債務超過で継続疑義の注記付きです。ついでに、時価総額も上場基準を満たしていない。

触らぬ神に祟りなし。

不動産・マンデベ・流動化
エルクリエイト 債務超過 継続疑義

2008/09/26 19:07

パシフィックの第3四半期決算

~ バランスシートは全然スリムにならず、まだまだ苦悩は続きそう。 ~

パシフィックの下方修正と第3四半期決算発表。それから特損のお知らせ。

まずは下方修正ですが、驚きはありますまい。

平成20年11月期(連結・個別)業績予想の修正に関するお知らせ

特損は有価証券評価損で、スポンサーになっている日本コマーシャル投資法人の評価損を計上した。41億円となかなか大きいですなあ。さすがにこれだけREIT価格が下がると減損しなければならない。これはないもパシフィックに限ったことではなく、REITをたくさん持っている地方銀行なんかも減損がじゃんじゃん出てきそうな雰囲気です。

平成20年11月期第3四半期末の有価証券評価損に関するお知らせ

第3四半期決算はこちら。

平成20 年11 月期 第3四半期財務・業績の概況

下方修正のプレスリリースの中でも強調しているように、資産を圧縮して資金繰りを改善することに力を入れているわけだけど、それが全然数字となって現れていない。販売用不動産が増えて、バランスシートは前期末より肥大化。

中間連結会計期間にバランスシートにて保有する固定資産について保有方針を変更し減損処理を行い

は販売用不動産が増えている一つの理由でしょう。これも資金繰りが厳しいので現金化しなければならないと推察。

当初パシフィックは流動化銘柄の中ではどちらかといえば堅実なイメージがあった。アセットマネジメントからのフィー、つまりストック型収益、を大切にして、それだけで経費がカバーできる体制を早急に整えると、まだ不動産市場が絶好調の時から言っていたはず。

それがいつからか、開発案件などを大量に抱え込み、現状に至る。まだまだ苦悩は続きそうです。

不動産・マンデベ・流動化
パシフィック 下方修正

2008/09/26 17:05

プロデュースが倒産

~ 粉飾決算で強制捜査を受け、1週間で倒産。 ~

プロデュースが倒産です。負債総額は74億円。

当社の民事再生手続開始の申立に関するお知らせ

つい先日、粉飾決済で強制捜査を受けたばかり。1週間で倒産ですな。これはヒドイ。社長はどこだ?

倒産・上場廃止
プロデュース 粉飾

2008/09/26 17:05

シーズクリエイトが倒産

~ 堅実経営を感じさせたにも関わらず倒産は残念な気がする。 ~

シーズクリエイトが倒産です。負債総額110億円。

民事再生手続開始の申立てに関するお知らせ

マーケットが悪くなるまでのシーズクリエイトは、完成在庫ゼロが売りで、堅実経営のイメージが強かった。ここまでたくさん倒産した不動産屋の中では一番残念というか、意外というか、そういう感を持った。

株価的にはシーズは万年割安株で、他の不動産屋が値を飛ばす中でもゆっくりとしか上がらなかった。そういう意味でも派手さがなく堅実で、爆発的な側面は全然持っていなかった。

流動化事業に乗り出したのも遅いほうだったと記憶している。正確には遅すぎたのだろうけどね。遅すぎたから仕入れは高値になって、売るに売れず、資金繰りの悪化につながった。

なんとなく残念な感じがするのは私だけ?

倒産・上場廃止
シーズクリエイト 不動産

2008/09/26 13:01

ジョイント、株主優待を廃止

~ 不意打ちの優待廃止ではないので許せますね。 ~

ジョイントコーポレーションが株主優待を廃止。

株主優待制度の廃止に関するお知らせ

もともとたいした優待ではないのでどっちでも良いんだけど、業績からすれば当然と言えましょう。救いなのは、9月末の優待は実行されて、来年3月の優待から廃止になること。最近は、権利落ち後に優待廃止するという全くもってけしからん会社が多いですからね。

株主優待
ジョイント

2008/09/26 13:01

~ 多業態の飲食店を成功させた企業はほとんどない。 ~

ダイヤモンドダイニングが上方修正を発表。

中間期業績予想ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ

飲食店を大規模展開するには、基本的にフォーマット化された店舗をマニュアルにしたがったサービスと組み合わせ、誰でもできるような仕事にすることになる。その結果が、同じ店なら味もサービスも同じ。これは居酒屋でもファーストフードでも変わらない。

同じ店でなくても、同じ会社がやっている店なら、同じメニューがあることに気がつくし、サービスもそれほど変わらない。つまり、結局は同じベースにちょこっとだけ手を加え、違った業態のように見せかけて店舗数を拡大する戦略というわけ。

ダイヤモンドダイニングは多業態を展開しているという点で面白い。基本は1業態1店舗で、その都度コンセプトを考え、メニューを作り、店作りを行う。ただ、Dダイニングの店には行ったことがないので、本当に全く違った店になっているのかどうか、わかりません。もしかすると、使い回しかもしれない。ホームページを見た感じでは、一店一店が違ったもののように思える。

このビジネスモデルはうまく行かないと思う。

飲食店は簡単そうで難しい。これだけ多くの飲食関連上場企業があって、どの会社もぐっと大きくなるときにはほぼ単一業態です。会社規模が大きくなるにつれて出店余地がなくなったりお店が飽きられたりしてくると、違った業態の開発に乗り出すわけです。

新業態の開発はうまく行くことがとても少ない。例えうまく行ったとしても、大成功する新業態を10個も20個も作り出すことはあり得ない。あり得るのかもしれないけど、今の上場企業の中には見つからない。強いて言えば、すかいらーくはずいぶん手を広げられたと思う。

で、成功しているように見えるのが、このダイヤモンドダイニング。しかし売上規模は100億と小粒である。本当にうまく行っているんだろうか?誰もなしえなかったビジネスモデルを成功させられるのだろうか?

いや、できないと思う。

最後に、ダイヤモンドダイニングの監査法人は優成、主幹事はSBI、大株主にはメディアシーク。いつ何が起きても不思議ではない組み合わせではある。

外食・レストラン・居酒屋
ダイヤモンドダイニング 優成

2008/09/26 08:08

セイクレストのえげつないファイナンス

~ 既存株主の利益を無視したファイナンスを実行。 ~

しかしえげつない。セイクレストがファイナンスを中止すると同時に実行を決める。なんだか分かりづらいが、

こちら(第三者割当による新株式及び第1回株式会社セイクレスト新株予約権の発行中止に関するお知らせ)で中止して、こちら(第三者割当による新株式及び第1回株式会社セイクレスト新株予約権の発行に関するお知らせ)で実行。

何がしたいかというと、以前決めたファイナンスは、それ以降株価が激下げしたので中止。通常ならこれで終わるわけだけど、セイクレストは株価が下がった分だけ新株の発行価格も下げ、しかも発行株数は2倍にしてファイナンスを練り直し。

既存株主のことなど全く眼中にない。まあ、ファイナンスができなければ資金繰りが悪化して多分倒産してしまうのでしょうなあ。監査法人は明誠。良い子は近づかないようにしましょう。

クサイ会社・エグイ企業
セイクレスト 増資

2008/09/26 08:08

米商務省、8月の住宅関連データ。

~ まだまだマイナスは続く。 ~

米商務省、8月の住宅関連データ。

新築一戸建て住宅販売件数46万戸、先月比-11.5%、前年同月比-34.5%。1991年以来の低水準。

在庫件数40,8000戸、前月比-4.4%。

販売価格中央値22.19万ドル、前月比-5.5%。

統計・資料・調査
米住宅

2008/09/25 22:10

有楽土地の下方修正

~ どう考えてもおかしい従来予想を下方修正するのは驚きなし。 ~

有楽土地が下方修正を発表。修正幅がものすごい。

平成21年3月期業績予想(連結・個別)の修正に関するお知らせ

もともとの計画数字が、前期比でプラスという今の不動産マーケットの状況では考えられないものだったので、下方修正には驚く人いないよねえ。それにしてもヒドイ修正幅で、通期の営業利益は、従来予想が120億、修正予想が-22億。140億円以上の下方修正。売上は800億で140億の利益修正だから、その大きさが分かりましょう。

販売の長期化は費用がどんどんかさむし、売れなければ値引きしなければならないし、資金繰りが苦しければ投げ売らなければならない。全てひっくるめて今回の超下方修正なんですね。

それにしても、今までの数字を出したというその事実が何とも情けないですなあ。

不動産・マンデベ・流動化
下方修正 不動産 有楽土地

2008/09/25 18:06

デザインエクスチェンジ、やめてください

~ そういう企業じゃ、そういう事も仕方ないか。。。 ~

すみません、適時開示情報サービスは街の宣伝看板ではないんですよ。

「コミック満タン」にて映画「宿命」のプロモーション用携帯マンガ配信に関するお知らせ

やめてください、デザインエクスチェンジ。継続疑義の注記、監査法人はウィングパートナー。それじゃあマンガの宣伝もしょうがないか。

いい加減にしてよ
ウィングパートナー デザインエクスチェンジ

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